ISHAZARD6 |
レオン編1
SIDE レオン、ヘレナ
「止まって下さい」
レオンはある人物を止めていた。
しかし、その人にはもう届いていなかった。
「大統領!」
アメリカ合衆国大統領、アダム・ベンフォードは、ゆっくりと、レオンの隣の女性に向かって、歩いていた。
「やめて下さい・・・」
しかし、生きる屍(ゾンビ)と化した彼は止まらなかった。
「アダム!」
叫び声と同時に銃声が鳴った。レヲNの銃から放たれた銃弾は、大統領の頭を貫通し、そのまま倒れた。
「私がやったの」
「私が…この事態を引き起こしたの」
突然の発言に、レオンは戸惑った。
「どういうことだ」
「トールオークス協会」
「そこですべてを話すわ、レオン・S・ケネディ」
SIDE レオン、ヘレナOUT
日本:IS学園 6/28
ISを起動させた2人めの男子、カイル・バーランド。
彼は今、恋人でありドイツ軍の特殊部隊の隊長,ラウラ・ボーデヴィッヒと自室で雑談をしていた時、通信が入った。
「はい?」
『カイル、突然だけど緊急事態なの!』
「どうしたんだ急に?」
カイルに連絡をしてきたのは、FOSのメンバーであるイングリッド・ハニガンからであった。
『レオンとの通信が途絶えたの・・・』
「!?」
「嫁、どうしたんだ?」
「・・・レオンが行方不明になった・・・」
「!?」
レオン・S・ケネディ、二人にとって彼の存在は、大切なものであった。
「通信リンクが最後に途絶えた場所はどこだ」
『・・・トールオークス大学よ』
「・・・!? 確かそこは」
『ええ、ラクーンシティに関する演説が行われる場所よ』
「・・・ハニガン、今すぐ俺達をトールオークスに向かわせてくれ」
『・・・どうするの?』
「嫁、どうするというのだ?」
「レオンを助けにいってくる!」
To Be Continued
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