魔法少女リリカルなのはTime Leapなの? ?過去に戻った高町なのは? 【A's】 第六十一話 |
投稿した日に更新すると絶対に忘れないな。
いつも通りに投稿できるようになりましたので、本当に書き溜めはしたくないですね。
それで内容の方に入りますが、A's編の本格的な始まりは12月ですので、たぶん当分は【無印〜A's】みたいな感じかと。はやてちゃんメインで。
そんな感じで進んでいきますので。そのおかげでフェイトちゃんはかなり先の登場になりそうですが。
それではどうぞ!!
そして日付が変わるまであと数分、私は先ほどまではやてちゃんと話していましたが、時計で残りあと何分なのか確認します。
はやてちゃんは私が時計の時間を見ているのに気付き、はやてちゃんも時計の方を見ました。
「……もうそんな時間になっておったのか」
「そのようですね。結構話していると時間も忘れてしまいまいましたし」
「ほんまやな。とりあえず今日はありがとうな。なのはちゃんがおらんかったら一人で誕生日を迎えるところやったし」
はやてちゃんは私に感謝をしてきましたが、正直それについてあまり喜べませんでした。
純粋に感謝してきたことが私にとっては辛かったのです。私には思惑もありましたし、誕生日の日に闇の書が起動したことを知っていたからこそここに居るような感じでしたから。
ここまで胸が苦しいと思ったのは今までなかったかもしれません。こんな私に感謝される筋合いは私にはないと思うぐらいでしたから。
「……別に、感謝されるほどではないですよ。はやてちゃんの誕生日だって数日前に知っただけですし、今回の事だって思いだったらすぐに行動していただけですから……」
「それでもええんや。私が感謝したいって言ってるんやから」
その言葉が尚更私を苦しめて辛くなっていた。感謝されるような人間ではないし、はやてちゃんを救うためだとしても、はやてちゃんの感謝をそのまま受け取れなかった。
「ん、なんか急に元気がなさそうになったけど、どうしたん?」
「い、いえ、何でもありません」
「ならええけど、何かあったら私が相談に乗るからな」
どうやら顔に少し出ていたようですね。余り気を付けていなかっただろうと思いますが、感づかれたら困りますので何とか誤魔化します。
はやてちゃんは何かあれば相談に乗ると言ってきましたが、多分それは無いでしょう。これから先も。あったとしても些細な事でありそうですし。
とりあえず、そんな会話していましたらあと一分くらいで日付けが変わるところまで来ていました。
「そろそろ日付けが変わるな」
「そうですね。ちなみに明日は夜まで家に居ますから」
「ほんまにありがとうな。明日は私が料理を作るから楽しみに待っててくれな」
「……えぇ、分かりました」
本当は私が作ろうと考えていましたけど、多分私の美味しさを見てはやてちゃんは譲ってくれなそうでしたので、ここは潔くはやてちゃんに任せることにしました。
そして残り十秒となったところで、私はカウントダウンを始めました。日付が変わった瞬間に遮られるのは知っているのですけどね。
「10、9、8、7――」
「わ、わざわざそんな事をしなくてもええのに……」
はやてちゃんは恥ずかしそうにしていましたが、私は気にせずにカウントダウンを言っていきます。
「――3、2、1、0。はやてちゃん誕生日おめで――」
そして私が日付が変わった瞬間にはやてちゃんの誕生日を祝おうとした刹那、突然闇の書が光だし、突然家が揺れ始めました。
「い、一体何が起こってるんや!?」
「わ、分かりません。それより、どうしてあの本が光っているのですか!?」
「わ、私にも分からへん!! あの本は幼い時からずっとそこに置いてあったもので、一度も開けられなかったから」
私は闇の書について知っているのですけど、知らないふりをしておきます。ここで私が知ってたら驚きますしね。
闇の書は勝手に宙に浮かび、部屋の中央当たりで鎖で閉じてあった物を中から怖し、勝手に闇の書が開いていました。
はやてちゃんは私の体に寄せて、震えていました。はやてちゃんも何が起こっているのか全く理解出ておらず、どうすればいいのか分かっていないような感じでした。
そして起動した闇の書は封印を解除すると言い、起動していました。突然はやてちゃんの中に会ったリンカーコアだと思われるものが宙へと浮かび、闇の書とはやてちゃんの間でかなりの光を灯しました。
私もまぶしくて目を瞑ってしまい、光が収まって周りを見ると、目の前に四人の人が現れていました。はやてちゃんもすぐに気づいて、驚いていましたね。
「闇の書の起動を確認しました」
「我ら、闇の書の収集を行い、主を守る守護騎士にございます」
「夜天の主に集いし雲」
「ヴォルケンリッター。何なりと命令を」
……っていうか今初めて知りましたけど、夜天の主ってこの時言ってるじゃないですか。多分、分かっていないのでしょうけどね。
ちなみにはやてちゃんですが、絶賛気絶中です。まぁ、魔法を知らないはやてちゃんにとっては驚きですし、気絶してしまうのも分からなくないのですが。
「主の命であれば、隣の方から魔力を収集することも可能」
「我らは思いのままに命令を受けてさせあげます」
なんか、シグナムさんとシャマルさんがとんでもない事を言ってきたし、私が狙われかねないような気がしてきたので、そろそろはやてちゃんが気絶している事を言いましょうか。
「あの、話を挟むのは何なのですが――」
「なんだ、主以外の命令は受け入れないぞ」
「それは分かっているのですが、その主であるはやてちゃんなんですけど私の隣で気絶しているのですが……」
「え、嘘っ!?」
シャマルさんが立ち上がり、本当に気絶している事に気づきました。
シグナムさん達も立ち上がり、はやてちゃんが気絶している事を確認しました。
「とりあえず、はやてちゃんが意識回復するまで待っててください。はやてちゃんが目を覚ますまではどうしようもないと思いますので」
「しかし、我らは主以外の命令は」
「今はそんな事は後回しです。誰かがはやてちゃんを見てくれるとありがたいです」
「貴様はどうするんだ?」
シグナムさんはそのように聞いてきましたが、私はすぐに答えます。
「リビングで待ってます。私もはやてちゃんの近くに居てもいいとは思ったのですが、あなた達が気に食わないだろうと思いますし、逆にあなた達をリビングに行くようにしても、断るでしょうからね。ってなわけで私がリビングで待っているという事にしました。それでも心配ならば誰か私を見張れ場良いと思いますし」
「……気が利くな。まるで私たちの事を知っているかのように」
「まぁ、ちょっとありましてね。多分あなた達はもう気づいていると思いますが、私は魔導師ですしちょっとあなた達の事を知っているという事だけです。それじゃあ、私はリビングにいますので」
さすがにちょっと焦りました。さすがに気が利きすぎましたかもしれませんね。
さて、日付けは変わってしまったので今日と言いますが、私は今日は帰るまでは寝ないでリビングで待っているつもりです。一回夜更かししても全然平気ですからね。
とまぁ、私ははやてちゃんが意識を回復するまで日が昇って少しするまで待つのでした。
説明 | ||
新暦85年、高町なのははある任務の途中で死亡する。 任務は全て嘘であり、全てはなのはを殺害するための一部の管理局員による計画だった。 なのははその計画通りに殺されるが、その任務に向かう途中に偶然何故か落ちていた拾ったジュエルシードによって、なのははタイムリープをするのだった!! しかも、タイムリープしたのはなのはが生まれた頃だった!! 要は、魔法の知識や記憶を持ったなのはがタイムリープをし、無印、A's、STSと原作ブレイクしていくものです。 予定だと無印、A'sまでは原作通りに進み、STSはなのはの立ち位置を変えようと思ってます。 原作ブレイクは初めてなので正直うまく出来るか心配だったり^^; とまぁ、読んでくれると嬉しいです♪ |
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