インフィニット・オンライン
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プロローグ

 

 一夏SIDE

 

(きっ、きつすぎる!)

 

 現在俺こと織斑一夏は左右後ろから無数の視線を浴びてます。それも全て女子。なぜならこの学校は俺を除いて全ての生徒、教員が女性だからだ。

 

 なんでそんなとこにいるかだって?それを話すには少し前の話をしなければならない。

 

 

 

 

 

 二ヶ月前 回想

 

 (ちくしょう。何で学力テストなんかのためにこの真冬の中歩かなければならないんだ)

 

 えっ!普通受験じゃないのかって?俺はとある理由で受験しなくても高校に行けるんだよ。

 

 そう今から約二年前に起こった忌まわしきデスゲームによって。

 

 

 二年前、あるゲームが世界をいろんな意味で驚かせた。 

 

 男子なら一度は思ったことのある「ゲームの中に入りたい」

 

 そんな夢をある一人の男が叶えた。その名は 茅場 晶彦

 

 彼は世界初のフルダイブシステム、つまり仮想世界に行けるものを発明した。

 

 その名は「ナーヴギア」ゲームの名前はSAO(ソードアート・オンライン)

 

 そんな夢のようなゲームを俺はしたいと思いつつも我慢した。なぜなら俺には両親が居らず年の離れた姉と二人暮らしだからだ。

 

 姉ががんばってくれているのに俺がゲームなんかをしていいはずがないので俺は必死にバイトをして気を紛らわせていた。

 

 そんな時新しい友人「五反田 弾」が「先にやらせてやる」と言ってきたので少しだけと思いつつしてみた。

 

 しかし運がいいのか悪いのかこのゲームはログアウト不可、ゲームでの死=現実での死となってしまった。

 

 生きて帰る方法はただ一つ100階層もあるこのゲームをクリアすることだった。

 

 ゲームは死者を出しながらも進んでいった。

 

 そして第75層で、ラスボスになる予定だった最大ギルドの団長「ヒースクリフ」こと茅場 晶彦が俺がもっとも尊敬するプレイヤー「黒の剣士」ことキリトさんによって倒された。

 

 ラスボスを倒してくれたおかげで俺たちは残っていた全員がゲームから脱出できた。

 

 キリトさんとキリトさんがもっとも愛した女性、「閃光」の異名をもつアスナさんの死を持って。

 

 俺は帰ってからひたすら自分を鍛えた。目の前で消えていくキリトさんとアスナさんになにも出来なかったのが悔しかったからだ。

 

 弾は泣きながら俺に謝ってきた。千冬姉も普段見せない涙を見せながら「よく無事で帰って来た」と言ってくれた。

 

 その時ようやく帰ったと実感でき俺は泣いた、大声で泣いた、千冬姉は黙って俺を抱きしめてくれた。

 

 その後自分を鍛え、遅れた分の勉強をした。そして何ヶ月が経った後SAO生存者のための学校が出来るらしくてそのために学力を測るために今こうして歩いているわけだ。

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 そこでまた俺の人生を変える出来事が起こった。会場で迷ってしまいそこにおいてあった物

 

    IS(アイエス)を起動させてしまったのだ

 

 IS、正式名称 インフィニット・ストラトス  詳しいことは知らないが、篠ノ之 束によって作られた世界最強の兵器である。

 

 そしてISには致命的な欠点がある。それはISは女にしか起動できないのである。

 

 言っとくが俺はちゃんと男だぞ?

 

 それはともかく男である俺が起動させたので世界中大騒ぎである。

 

 そしてお偉いさん方は俺を生存者学校からISの教養機関である通称IS学園に入れることにしたのだ。

 

 回想終了

 

 そんなことを考えながら辺りを見回すとふと見覚えのある人と目が合った。

 

 (箒か?)篠ノ之 箒 ISの生みの親である篠ノ之 束の妹である。

 

 そして、プイッ、そんな擬音がつくような感じで顔ごとそらされた

 

 (俺、嫌われているのかな?)

 

 「…ら…ん」(ん?)「織斑一夏君」「はっ!はいっ!?」

 

 いきなり呼ばれて少し声が裏返ってしまった。見てみると周りが少し笑っている。

 

 「あのっ、自己紹介して欲しいのだけどだめかな?」

 

 目の前め童顔、巨乳の副担任、山田 真耶先生 (先生?なんか高校でも通じそうだな。)

 

 そんなことを思いながら「わかりました。」とだけ答えて教卓の前に立つ

 

 (うっ!)

 

 クラス全員の視線を受け少し引いてしまう。

 

 「えっと、織斑 一夏です。趣味と言えるかわからないけど主に鍛錬をしています。ISのことはまったくと言っていいほどわからないので教えてくれると助かります。 」

 

 無難に済ませたはずが無言のプレッシャーを感じる。具体的には「もっと話してよ!」という視線。

 

                ・

 すると突然入り口が開いて三人の男女が入ってきた。

 

 俺はそれをみて固まった。

 

 なぜなら一人は俺の姉こと織斑 千冬であったこっと。

 

 だけどそれ以上にその男女に俺は驚いた。

 

 なぜなら二人は「…キリトさん、アスナさん。」そうあの時死んでしまったと思った二人だったからである。

 

 黒目、黒髪の男子は少しふて腐れながら(白い制服が嫌だから)

 

 明るい茶髪と茶色の瞳をもつ女子はそれを苦笑いしながら

 

 「「久しぶりナツ」」(君) 

 

 そう言った

 

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あとがき 

プロローグが長いきがする。

まあいいか

 

 感想、誤字、脱字があれば報告してください

 

 

説明
できれば昨日中に出したかったorz
早速のコメありがとうございます。
設定に書き忘れてたけど和人と明日奈は確実にメインで無双。他はサブでは出しますがどうしても出番が減ります。
ちなみに黒猫団生存です。助けたのは勿論...
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コメント
SAO組きたー!(biohaza-d)
黒猫団生存という事はもしかしてサチがヒロイン?(トウマ275)
誤字がありました。帰るが変えるになっていました。「生きて変える方法はただ一つ」のところです。(やぎすけ)
結局一夏はハーレムたがらこその一夏なんだよ!とっいう訳で更識姉妹とGGOが解決してるならシノンしてないならシリカあたりを(kaito)
ルファイトさん楯無先輩です。漢字間違っています。確かに楯無先輩ならありですね。簪と仲良くなるために簪が買ったSAOを勝手にやってしまってですゲームに取り込まれたとかいうストーリーもありですよね。(竜羽)
ヒロインは一人とは限らない。一夏は多数に想われてこそ一夏。GGO解決してるなら個人的にSAO側からシノンさん、IS側から敢えて盾無先輩を!とかいってみる(ルファイト)
ヒロインはやっぱりリーファですか?でも、簪もSAOをやっていそうですよね(竜羽)
やはり一夏のユーザー名はナツでしたか。ヒロインはIS側ではなくSAO側でお願いします(土下座)(アインハルト)
長い・・・・? 自分的にはちょっち短い感じが・・・・(ディヴァン)
誰と一夏がくっつくのかだ楽しみです^^  個人的にはリーファ(直葉)とくっついて欲しいです。(ジン)
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ソードアート・オンライン クロスオーバー インフィニット・ストラトス 一夏 和人 明日奈 不定期更新 

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