超次元ゲイムネプテューヌmk2 緑の妹と見せかけた弟? その7「黒の死神(笑)」
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世の中には全ての言動や行動が白々しく見える者がいると姉が言っていた事がありましたのですがそれはきっとこの神父の事を言っていたのではないかと僕は思います。

 

「降参しましょう。」

 

何故ならこの犯罪組織を名乗る神父は顔には薄ら笑いを貼り付け両手を自らの頭の高さまで上げて降参の意を表していたのだから。

 

「……嘘っぽいです。」

 

「怪しすぎます。」

 

無論僕も広乃さんも槍を下ろす事も拳を収める事が出来る筈がなかった。

 

例えクレジットを幾ら積まれたとしてもこの神父が素直に降参するなど到底素信じる事などできない。

 

普通の常識の持ち主なら劣勢に追い込まれ命乞いや降参は打倒と考えられるだろう。

 

「これは困りました。全く私ときたら日頃の行いが祟るとはこのような事を言うのですね。いやはや。」

 

 

だがこの男は違う。自らの命の可愛らしさに保身に走る事等ない筈だ。

 

寧ろ頭を働かせ知謀をあらゆる策謀を展開させてこちらがその術中に嵌まるのを端から薄気味悪い笑みと共に眺めているだけの……一番闘いたくない部類の存在だ。

 

奴の今までの行動を見ていればそれは容易に想像出来る。

 

だからこそ僕は奴の術中に敢えて……。

 

「武装を解除して手を頭の後ろに回して下さい。」

 

 

踏み込んだ。

 

 

 

神父side

 

目の前で槍を構えていた少女の様な容姿の少年はこちらを暫く見据えた後にその槍を下ろす。

 

無論の事それは停戦の意味を表しているのでしょう。

 

「武装を解除して手を頭の後ろに回して下さい。」

 

予想通りですがさてはて彼は私を過大評価している様ですね。

 

今の私には策などない。

 

なら何故こんな所にいるのか……。

 

(まぁ、そんな事は決まっているのですがね。)

 

 

ここは彼の指示通りに自らの手を頭の後ろに回してついでに地を膝にでもつけておくとしよう。

 

「おぉ、寛大なる処置に感謝致します女神候補生様。」

 

 

(貴方は栄えある幼女の前菜に選ばれたのですよグリーンシスター。少しはその感情を隠した能面を狂わせて楽しませてもらいましょう。)

 

愉悦につり上がりそうになる唇を必死に抑え込むのがこれ程辛かったの果たしていつ以来だったでしょうか?

 

 

広乃side

 

 

「おぉ、寛大なる処置に感謝致します女神候補生様。」

 

 

手を頭の後ろに回し膝を着いた神父はユウ様を小馬鹿にしたような白々しい台詞を吐く。

 

この状況故に拳を握りしめる力は増すばかりで油断も躊躇さえも許されない。

 

(だけど絶対にユウ様だけには指一本触れさせない。)

 

 

そんな決意を固めていたせいかもしれない。

 

神父の唇が一瞬だけつり上がったのを見逃してしまう愚行を犯した原因は。

 

 

 

 

???side

 

「その必要はないわよ。」

 

 

長谷川広乃が例えどんな愚行を犯したとしても彼が死ぬ事は有り得ない。

 

 

「ユウの事は何時でも黒の死神さんが見守っていてあげるから……なぁんてね。」

 

 

スナイパーライフルのスコープから見えた風に揺れるユウの金髪に見とれながらも自らの気配を遮断する事を忘れずに動くべき状況の流れをただただ見定めていた。

 

「あれ?もしかして今の私ってカッコイイ……やべっトイレ行きたくなってきた。」

 

 

色々と世の中上手く行かないものね。

 

 

 

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・黒の死神さんの今日のひと叫び

 

 

死神「実はユウは胸がCカップあるぅぅぅぅ!!」

 

 

ユウ「何で知ってるんですか―!?」

 

 

 

終わり

説明
神父遭遇戦の続きです。あと2話ほど続く予定です。
ちなみにトマト畑は病み上がりな為変態です。
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コメント
デバッカ「あのバカはユウザに言ったんだよ。あいつ、ホモにトラウマがあって・・・男の娘なら平気なんだが・・・」ユウザ「・・・・・・(ガクブル)」チータ「流石に男は趣味じゃない。(キッパリ)」ユ「・・・(ホッ)」デ「ようやく落ち着いたか・・・」(ヒノ)
ユウ(GS)「SHの胸のサイズはオトメガ(男の娘な女神様)の次更新をお待ちください。」 ユウ(SH)「とりあえず引きはしないけど距離は取らせてもらおう。」 ユウ(GS)「一緒じゃないですか。」(トマト畑)
チータ「・・・・・・」デバッカ「なんだ?珍しく考え事なんて」チ「銀色の方のユウ君は何カップあるんだろうなーって」デ「お前・・・ナンパに失敗しまくってついに見境が・・・」ユウザ「・・・ッ!(警戒)」チ「ちょっと待って!そうじゃねぇから!ちょっと気になっただけだから!引かないで〜(泣)」(ヒノ)
風音ツバキ様>死神「その場のノリで付けただけだから特にきにしないで(汗)。」 ユウ「図星だったんですね。」 神父「フウちゃんペロペロ。」 コメントありがとー。(トマト畑)
柏中ロージュ&ミヤウエ様>死神「ストーキングなんてしないわよ。ストッキングは履くけどねww」 ユウ「寒いです。ちなみに作者の好きな死神は鎌持ったガン〇ムだそうです。あとデスノ。」(トマト畑)
アリス「黒…ラステイション関係者でしょうか」 フウ「…死神…人々の寿命がその眼で視る事が出来、その物がしっかり死に、その魂を無事に冥界へと送り届ける存在…」 アリス「ウチの機能するかもわからない裏設定持ち出さないでくださいフウちゃん」 フウ「…大鎌のせいで稀に敵から白い死神と呼ばれます…」 アリス「あぁ、敵地で無双してたりすると言われてますね」(風音ツバキ)
何者だ、黒い死神(笑 の前に死神ってばだいたい黒)。叫びたかっただけか、黒い死神(よく考えると一般的なイメージでの死神はストーキングするのがお仕事)(柏中ロージュ&ミヤウエ)
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黒の死神 幼女の前菜主人公 神父 超次元ゲイムネプテューヌmk2 

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