魔法少女リリカルなのは ダメ人間の覚悟 |
俺は2日後なんと主人公である高町なのはが通う私立聖祥大附属小学校に転校、さらにはその高町なのはと同じクラスになってしもうた。
まぁあんま関わらんでええやろ、と思っちょったら休み時間に俺の所に二人組の男子がおった。
???「おい、言っとくけど俺のなのはに手を出したら容赦しねぇからな!」
???「ちげーよ!俺のなのはだ、テメェはすっこんでろ!!」
???「んだと?!」
何か俺に喧嘩を振るだけ降って、今度は自分らで喧嘩しだした。
後で近くの座席の奴に聞いてみると、あの2人は榊 凶夜と緋村 修というらしい。
あの2人はここに入学してから男子全員に「俺の女共に手を出したら許さねぇ」と公言したらしく、当の本人たちは非常に迷惑しているらしい(主人公勢)
あの2人は完璧に転生者っつーのがよく分かるわ。
そーそー、見慣れん奴であと1人おったけど、アリサ・バニングスや月村 すずかじゃなく高町とよく攣るんどるもう1人の女子。彼女のことも聞いてみると。
中村 ハルカというらしく、なんとあの高町 なのはと幼馴染らしい。まぁこの世界が原作通りか分からんけぇな、あーゆーイレギュラーもあるんかもしれん。
まぁ主要人物を知ったところでどーこーするわけでもなし、まぁせめて学校ではのんびり過ごすかねェ。
そんなある日、ちょっと修行で出来た傷が体育の授業で開いてしまい昼休みに保健室で絆創膏を取りに行こうとしたら、目の前に高町が足を引きずっていた。
足でも挫いたんやろな、体育の授業中そんなそぶりを見せんかったところを見ると授業中にやっちまったんやろな。
透「おい、どしたんや?」
知らんぷりしてそのまま立ち去って行くのは俺の性格上無理なんで一応声を掛けた。
高町「え、あぁ井上君・・・・ううん何でも「足、痛ぇんやろ?」!!・・・・うん」
やっぱの、こいつ人に迷惑かけたくないけぇって変なところで遠慮しとるの。
透「歩ける・・・・訳ねぇよの」
高町「だ、大丈夫だから!」
そーいやー確かこいつって頑固な性格じゃったっけぇ。
透「・・・しゃーない。前もって謝っとくけど、悪ぃね」
高町「え、キャッ!」
俺はこれ以上高町が何か言う前に、おんぶした・・・・・お姫様抱っこじゃねぇぜ。あんな恥ずいもん出来るかぃ。何か背中の方で高町が何か言っとるけど、まぁ無視やな。
んで俺達は保健室に行き先生に高町の事を任せ俺は絆創膏を貰ってさっさと教室に帰ろうとしたら、
高町「い、井上君!」
透「ん?」
高町「その・・・・ありがと」
透「ん」
まぁこの保健室の事を期に知り合った・・・・訳もなく、そっからなーんもなく過ごしたわ、もちろん修行しながら。
あとちょいで無印の開始時期じゃが、ジュエルシードが海鳴市にばら撒かれるかどうかも分からんしが、警戒は十分にしておく。
そんで、俺は現在図書館に来ている。理由は、医療関係と歴史関係、スポーツ関係とオカルト系の本を読むため。今の俺の頭は一度覚えた事は大概忘れないため、本を読むだけでも即効で覚える。
応急処置ならティオの治癒魔法を使えばいいと思うが、万が一魔法とは無関係な人が巻き込まれた時の為。
まあ、関わらんですむんならそれに越したことは無いんじゃけどねぇ。
てな感じで本を探していると、車椅子の少女が少し高い所にある本を取ろうと手を伸ばしているではないか。
まさか、こんな所で八神はやてと遭遇するとは。まあ、見て無ぬ振りはカッコ悪いので行こうとしたら、
緋村「俺が取ってやるよ」
なんと緋村が八神の本を代わりにとろうとしとった。
驚いたはやては緋村の方を向いた。
八神「おおきに」
そう緋村にお礼を言った。
そこで終われば八神は緋村に惚れるんじゃろうが、
八神「な、何?」
緋村「俺、緋村 修っていうんだ。」
八神「あ、私は八神 はやていいます」
緋村「はやてだな、よろしくな」ニコッ
八神「はぁ………」
あぁほらぁ、いらんことするけぇ。見てみぃ八神メッチャ引いてとるで……まぁ気付いてないじゃろうけどのぉ。
俺はとりあえず本を読むための机に向かおうと歩いていくと、
ドゴッ!!!
八神「キャッ!!!」
透「どうわぁ!!!」
いきなり後ろから何かがぶつかって来た。ぶつかった瞬間俺と女の子の声が聞こえたけぇそちらに顔を向けると、そこにいたのはさっきまで緋村に言い寄られてたやがみじゃった。
八神「す、すんません!!だいじょうぶですか??!!」
透「あぁ、だいじょぶやけぇ。ちょい静かにしようや」
八神「え??……あっ「の?」は、はい//////」
そこでやっと八神は周囲の状況を理解したようじゃった。
透「しっかしどしたんや?何を焦っとったんや?」
まぁ大体予想はつくけど、
八神「いえ、あの…実は変な男の子に「俺とデートしようぜっ!」ってメッチャ言われて断ってもしつっこく言うてきて、そしたら司書の人が来てその男の子に注意してる隙に急いで逃げて来たんです」
車椅子でここまで来たっちゅーことかい…八神、恐ろしい子。なんつって。
透「あぁ、大体予想出来るわ。たぶんうちの学校の奴やわ…すまんね、あのアホが迷惑かけて。あと敬語はいらんよ」
八神「ははっ、何で君が謝るんや?」
透「いや、同じ学年じゃしあいつがおらんけぇとりあえず俺が謝っとこうかなぁと」
八神「え!あの子と同じ学年ってことは私と同い年?」
透「俺7歳」
八神「私8歳やねん、1つお姉さんっちゅーことやね」
うわぁ嬉しそうやなぁ……
八神「あ、私は八神 はやていいます」
透「うぃ八神」
八神「はやてでええで」
透「いや、いきなりやな」
八神「私は気にせぇへんよ」
いや気にせぇよ。
透「そうかい、あっ俺井上 透」
八神「透君やな。よっしゃ、覚えたで」
透「早ぇって、いきなり下の名前で呼ぶんか?」
八神「せやから私は気にせぇへんって」
透「お前さんが気にせんでも俺が気にするっての」
八神「ええから私の事ははやてって呼んでや」
透「無理なもんは無理やってやg「はやて」………やg「は・や・て」……すいません。はやて様」orz
こやつ、俺が八神のがを言い切る前に挟んでくるとは……つーか超恐ぇ〜〜〜〜。
八神「それはそうと、透君私みたいなしゃべり方やね。ちょっと親近感湧くわ♪」
透「どぉも……ありがとうございます」
俺たちはそう言いながら本を読むための机に向かう。呼べるかのぉ……、前世でも親戚以外を下の名前で呼んだことなんて一度もないけぇのぉ。
まだヴォルケンリッターは出てきてないはずだし、もし襲われたとしても、今なら余裕で返り討ちにできるじゃろう、それでも襲われたくは無いけどな。
八神「うわっ!透君難しそうな本読んでるな」
八…はやてが、俺の読んでいる本を見てそう言った。
まあ、応急処置の為に、医療関係の本。んで野球の変化球の事が載っとる本と修行に適してそうないわくつきな場所が載っとる本とちっと勉強しようと思い日本史の資料(平安〜鎌倉辺り)
透「まぁのそういう…は、はやては何読んどるん?」
あぁ〜〜〜〜〜〜!!!やっぱ恥ずかしぃ〜〜〜!!//////////
はやて「私は料理の本やで。私、料理が趣味なんや」
透「そうか・・・・・」
はやては、明るく振舞っているが、俺と同じく両親がいないんだよな。
俺にはリニスやヤクモとライラ・リコがおるけど、はやてはずっと1人なんよな……
足悪いっつーことは、闇の書の主だろうし………
まあ、下手なことして世界滅亡なんて洒落にならんけぇ、今は放置しとくしかないだじゃろう。
透「そろそろ帰るかいのぉ・・・・・」
はやて「え、もう帰るんか?」
そういうはやての顔は少し寂しそうじゃった。
俺は軽くため息をつくと、
透「はやて、俺を見かけたときは気軽に声掛けてええからの」
その言葉を聞くと、はやては驚いた顔をして顔をあげる。
はやて「うん!」
まぁなんていい笑顔。うちのクラスの……というか大抵の男子なら堕ちるの
俺は、本を返して図書室を出ると、軽く頭を抱えた。
透「あ〜〜〜。いきなりはやてと知り合っちまったけど、どぉすかねぇ」
軽く嘆いた。
ヤクモ『透様ははやて様の事がお嫌いですか?』
透「いんや、むしろ好感は持てるやろうなぁ」
ライラ『マスターは自分で思ってるほど冷たい人間ではありません』
リコ『そうです。マスターは優しい人なんですから』
3つの相棒がそれぞれそう言ってきた。
透「俺が優しいねェ、どぉじゃろ」
ヤクモ『気楽に行きましょう、透様』
相棒の言葉に苦笑すると、まだ寒い2月の空を見上げた。
その夜、海鳴市全体に降り注ぐ魔力反応を感じた。来たかってあれ?やっぱジュエルシードは落ちてきたんか。
リニスがその魔力反応について聞いてきたが、前世のアニメの事を話し、少し様子見すると言っとおいた。
下手に首突っ込んで被害が大きくなったら洒落にならんからのぉ。
更に深夜。
(………誰か……僕の声を聞いて……力を貸して………魔法の………力を…)
ユーノの念話か。とりあえずは原作通りだな、とりあえず安心したわぁ。じゃがあんま関わって原作を変えるのものぉとりあえず今日は寝るか、ユーノ君すまんね。
翌日。
とりあえず、何事も無く1日が終わった。
まぁ相変わらず榊と緋村の両名は高町達に言い寄りまくっとるけど、ユーノの様子を見に行くという選択肢もあるが、高町達が見に行こうみたいな事を言ってたのを聞いたので止めた。
その夜。
再び魔力反応を感じる。そろそろかのぉ……、
ヤクモ『透様……どうしますか?』
ヤクモから聞かれ、
透「様子を見に行く、ただし隠れての」
原作通りならあまり変えたくない……ただでさえややこしいんじゃけぇ。
透「んじゃ、行くかねぇ。ヤクモ、刀の用意の」
ヤクモ『了解』
一応出る前にリニスに声をかけとくかの
透「リニスゥ、ちょい俺出てくるわぁ」
リニス「透が言ってたやつのとこにですか?」
透「おぅ」
リニス「分かりました。気を付けてくださいね」
リニスに出てくることを伝え靴履こうとしたら
リニス「あ、あとお醤油が切れそうなんでついでに買って来てもらえませんか?」
とのこと………家の主にパシリを要求してきやがった、まぁしゃーない明日の弁当の為じゃと自分に言い聞かせて。
透「まだ接触まで時間あるけぇ先に醤油買ってこぉ」
俺は、夜の街に出た。
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第4話 知り合いと始動 | ||
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小学校が原作組と同じって、女神に操作されてんじゃないの?それか、作者の悪意?(Takeru Kumabe) | ||
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