魔法少女リリカルなのは ダメ人間の覚悟
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アリサ Side

 

気付いたら、広い部屋みたいな所に居た。私の隣にで友達のすずかが心配そうな目で私を見ていた。

 

すずか「だ、大丈夫?アリサちゃん」

 

アリサ「・・・大丈、夫よ・・・まだ頭がはっきりしてないけど」

 

すずか「たぶんまだ薬が抜けきってないからだと思うけど、そのうち直るよ」

 

薬?・・・・っ!、そうだ思い出した!あたし達は習い事に行く途中で変な連中に連れ去られたんだった。その時睡眠薬か何かを嗅がされたのね。

 

あたし達を連れ去った連中ってどんな奴らかしら?どうせ金目当てでしょうけど、こういった犯罪は成功したって例はないんだから。

 

アリサ「大丈夫よすずか、こんな奴らすぐに捕まって終わりよ」

 

すずか「う・・・ん」

 

あたしはすごく不安そうな顔をしているすずかを励まそうと声を掛けたけど、この子何か様子がおかしい・・・・まさか!

 

アリサ「すずか、どうしたの?まさかあいつらに何かされたの?」

 

すずか「ううん・・・・大丈夫、何もされてないよ」

 

確かに抵抗した痕は見当たらない、それにこの子の目を見て嘘を言ってないことが分かる。

 

じゃぁ、一体どうして?そんなことを考えてたら突然扉が開いた。

 

???「おやおや、お目覚めですかぁ〜?」

 

あたし達を連れ去ったであろう犯人が現れた。それにしてもこいつ嫌な奴、しゃべり方といい態度といい、家のあの馬鹿二人みたいで嫌になってくる。

 

アリサ「アンタがあたし達を連れ去ったやつね!!」

 

???「えぇそ〜ですよぉ」

 

イライラしてくるこいつと話してると。

 

アリサ「アンタねェこんなことしてタダで済むと思ってんの?!どうせお金目当ての事なんでしょうけど、そんな事しても無駄「ンフフフフ   フ!」・・・な、何よ気持ち悪い!?」

 

犯人「おやぁこれは失礼ぃ。いやしかし、とんだ勘違いですなぁ」

 

アリサ「何の事よ」

 

犯人「我々が金如きでこんなことしませんよぉ」

 

アリサ「はぁ?じゃぁ何なのよ」

 

犯人「夜の一族」

 

すずか「!!!!!」ビクッ!!

 

アリサ「すずか?!!どうしたのぉ?!」

 

犯人「おやおやぁ、そちらの御嬢さんは我々の目的が何なのかがお分かりで」

 

アリサ「どーゆーことよ!!」

 

犯人「いいでしょぉ、せっかくですからお友達にご説明して差し上げましょう」

 

そう言うと犯人は得意気に説明し始めた。

 

犯人「夜の一族とは普通の人間とは違うのですよぉ。人の生き血を吸い体の一部を再生したり相手の心を操つる者、まぁ早い話吸血鬼もしく   はヴァンパイアと言った方が分かりやすいですねェ」

 

アリサ「ぇ?吸血鬼・・・・って、どういう・・・・こと??」

 

犯人「まぁ吸血鬼の噂の始まりは我々夜の一族ですからねぇ」

 

すずか「や・・・やめて」

 

すずかが泣きながら犯人に止めるよう言う、けど犯人はすずかに構わず話し続ける。

 

犯人「つまり、あなたのお友達は生まれた時から化け物というわけですよぉ」

 

アリサ「う・・・嘘よね?すずか・・・・嘘よね?」

 

犯人「そ〜そ〜、我々の目的を聞かれてましたがすごく簡単なことですよぉ」

 

アリサ「な・・・何よ」

 

犯人「我々はただ当主の座を譲っていただきたいだけですからねぇ、もし邪魔が入っても私にはこぉれがありますからねぇ」

 

聞いたにも関わらず私はすずかの正体に驚きを隠せていなかった。もちろんこのとき犯人が持っていた宝石にも目を向けていなかった。

 

犯人「まぁあなたを捕まえたのは手違いでしたが、まぁ交渉材料としていてもらいますよぉ・・・あぁっとあんまり騒がないでくださいね」

 

すずか「ッ!!」ダッ!

 

いきなりすずかが犯人に向かって走り出し体当たりをしようとしたが、

 

犯人「あんまり手間を取らせないでくださいよぉ」

 

犯人の取り巻きに取り押さえられ私の所に放り投げられ、取り巻きの一人にお腹を蹴られた。

 

すずか「うっっ!!」

 

アリサ「すずか!!!」

 

犯人「面倒を掛けないでください、こいつらも血の気が多いのでさっきの以上の事をするかもしれませんのでェお気をつけて」

 

犯人は嫌な笑みをこちらに向けて警告をしてきた。

 

すずか「・・・・ごめんね、アリサちゃん・・・・アリサちゃんだけでも逃げられればって思ったんだけど・・・・やっぱり上手くいかない   ね」

 

すずかは涙を流しながら私に向かって謝ってきた。

 

何で・・・・こんな状況で・・・・。

 

そんなことを思ってたらふと怒りが湧いてきた。犯人に対してだけじゃない、自分自身に対しても。

 

私は何でちょっとでもこの子を疑って怖がってしまったの?!

 

犯人「さて、しばらくここでおとなしくしててください「あのぉ」・・・はいぃ?」

 

取り巻き「あ、あの・・・・・俺達この子らと「遊んで」いいですか?」

 

取り巻きの一人が犯人に何かを頼んでいた。その目はちょっと変だった。

 

犯人「はぁ・・・・あまり「遊び」過ぎないようにお願いしますよ?」

 

取り巻き「は、はい!」

 

犯人の言葉に答えると取り巻きが全員こちらに向かってきた。

 

私はこの時恐怖した。

 

アリサ「ヒィッ!!」

 

取り巻き「怖くないよ〜、俺達と楽しいことするだけだからね〜」

 

そう言いながらあたし達に近付いてくるこいつらの目は異常だった。

 

誰か・・・誰かぁ、あたし達を助けてよぉ、お願い誰かぁ・・・・・

 

そぉ願っていたらあたしの脳裏にある男の子が浮かび上がってきた。

 

なのはのお兄さんと互角以上渡り合った実力を持ち、そして試合の最中活き活きとした顔がいまだに忘れられないでいた。

 

アリサ「助けてよ・・・・」

 

自然と口から出たそして、

 

アリサ すずか「「透(君)!!!」」

 

すずかもあたしと同じことを考えていたらしく、あたし達は同時に透の名前を出した。

 

犯人「おやおや、お決まりで知り合いの名前を出しますか・・・・実際来てくれればよかったですねぇ」

 

犯人はそう言うと私たちに背を向け出て行こうとした。その時、

 

シュンッ!!

 

アリサ すずか「「えっ?!」」

 

いきなり私達の目の前に黒い着物を着た、今一番来て欲しい奴がいた。

 

そして両手にソフトボールくらいの奇妙な球を私たちに近付いていた取り巻きの男二人に押し当てようとしながら、

 

透「ほいじゃぁ、これもお決まりっちゅーこじゃな?」

 

そう言いながら両手にある球を押し当てた。

 

透「      螺  旋  連  丸!!     」

 

押し当てられた男二人は犯人の両脇を回転しながら通り過ぎて壁に激突した。

 

 

 

Side Out

 

さぁてとなんとか間に合ったかのぉ?じゃけど今まさに危ない状況じゃったようじゃけど。

 

俺は飛雷神の術で移動して、目の前にいたいかにも怪しい男二人に事前に用意していた螺旋丸を急遽2個に増やし相手にぶつけた。ちゃんと技名を叫ぶことは忘れちょらんよ。

 

この男たちとアリサ達の怯えきった顔をしちょるからして・・・・ヤバいことしようとしとったようじゃのぉ。このクソ野郎ども・・・

 

アリサ「あ、アンタ本当に透?というかどうやって現れたのよ?!」

 

俺が来たことに多少安心したのかアリサが本当に俺かどうかを確認してくる。

 

透「んあ?オメェさんから見たら俺は何に見えるんじゃ?いきなり現れたのは前に渡したアレで移動したんじゃい」

 

俺はそう茶化し半分説明しながら2人を縛り付けてた縄を飛雷神の術がマークしてある苦無で切った。

 

すずか「あ、ありがとう透君ッ!ゴホッ!エホッ!」

 

!!??すずかが腹を押さえながら咳き込んじょる・・・・これはもしかして・・・。

 

透「すずかどうした、大丈夫か?」

 

アリサ「すずか、あたしを逃がそうとあいつらに飛び込んで行ってそれでお腹を蹴られたのよ!」

 

プッチンと来たぞごらぁ・・・・こいつら俺の嫌いなものの一つを穢しやがったなぁ・・・。

 

犯人「おやおや、本当に現れるとは思ってませんでしたねェ」

 

主犯格っぽいやつがメンドクサイしゃべり方で話しかけてきた。

 

犯人「君がどこの誰かは知ぃりませんけどぉ、あまりぃ我々に関わらない方が身の為ではないでしょうかぁ?」

 

透「ど〜も〜、ご遠慮なさらずぅ・・・痛い目見るのはクソガキの俺じゃぁのぉて、あなた方出来損ないですからねぇ」

 

ピクッ!と主犯格の男の眉が動いたのがわかった・・・・そりゃぁそーじゃ、相手と同じしゃべり方+嫌味を言われたら反応するじゃろうのぉ。

 

犯人「大人の好意は素直に受け取った方がぁよかったのに」

 

透「人はぁ選ぶ方なんでねぇ」

 

ピクピクッ!

 

犯人「そぉですか、では君には消えてもらわ無くてはいけませんねぇ」

 

そう言うと今まで黙って突っ立っとった取り巻き達が一斉に俺に向かってきた。

 

ちなみに俺はデバイスを展開、死覇装&ライラ(籠手バージョン)を装備している。

 

分かると思うけど無手で行こうとしている。

 

取り巻き1「んのガキ、さっきはあいつらに妙なことをしたようだが」

 

取り巻き2「あまりこういう事には首を突っ込まないよう俺達が教育してやろう」

 

取り巻き3「授業料は命をもらうがな」

 

それらってある意味フラグやぜ・・・・

 

透「そう・・・・かい!」

 

ドゴッ!と取り巻きの一人の腹を蹴り飛ばしてやった。

 

取り巻き4「ふぐっ!!」

 

透「ちょーそこで待っちょれぇよ」

 

アリサ達に待つよう言っておく。

 

アリサ「う、うん」

 

すずか「気を付けてね」

 

これで心置きなくこいつらをボコれるようになった。

 

取り巻き1「こいつ・・・・もう許さねぇ!?」

 

取り巻き2「いい加減にしやがれ!!」

 

あぁ??んだぁ??

 

透「いい加減にすんのはテメェらの方じゃボケがぁ!!!」

 

ドゴッ!ガスッ!

 

一気に二人を蹴り飛ばした。

 

アリサ すずか「「!!!」」

 

アリサとすずかはいきなり俺がキレたのにビビってしもぉとった。

 

透「テメェらが俺の大事なもんを傷付けたんじゃろぉが!!」

 

透「五体満足で病院送りにせんけぇのぉ!!」

 

透「一生ベッドの上で生活させちゃるわぁ!!」

 

透「もう後悔しても遅すぎじゃけぇのぉ!!」

 

俺は次々と蹴ったりたまに殴り飛ばしたりしながら叫び続けた。叫んじょる最中アリサとすずかがメッチャ涙目じゃった、たぶん怪我じゃぁない。

 

恐怖心じゃろう、あいつらに対する恐怖ではなくたぶん俺に対する恐怖じゃろう。

 

気付いたら取り巻き連中は数人しか残ってなかった。しかし、

 

ダァン!チュイィン!

 

轟音が鳴り響いたと思ったら取り巻きの一人が銃を持っていた。

 

取り巻き2「ガキィィィ!!もう許さねぇ」

 

そう言うと他の奴らも銃口を俺に向けてきた。

 

透「俺が許してくれって頼んだと思い込んじょるなら、脳みそ治してからこいや」

 

俺は嫌味全開で相手を挑発した。

 

取り巻き3「このガキィィィ!!!」

 

透「   ジ  ケ  ル  ド  !!  」

 

俺は撃つ前にガッシュの呪文ジケルドを放った。すると取り巻きの一人に当たり、そいつに向かって他のやつの銃がジケルドが当たった奴めがけて飛んでいった。

 

そして俺はジケルドを当てた奴を思いっきり蹴り飛ばし、

 

透「  リ オ ル ・ レ イ ス  !!  」

 

残った二人の取り巻きに向けてブラゴの呪文、リオル・レイスを放った。

 

両手から螺旋状のものが相手に当たり、壁にぶつかり気絶した。

 

ピュンッ!

 

俺の横を魔力のレーザーが通り過ぎた。

 

おいおいありゃぁジュエルシードじゃね?あいつみたいなやつがもっとったんか・・・・まぁちょうどいいわ。

 

つーか今更気付いたけどあいつ魔力がありやがる。つっても大体Cくらいかのぉ、まぁそれよりアレが暴走する前に、

 

犯人「おぉっと動かないでくださいよ?動くとこの子達が死ぬことになりますよ?」

 

こいつをちゃっちゃとぶっ飛ばして回収するか・・・・って、

 

すずか「きゃぁっ!」

 

アリサ「ちょっとやめなさいよ!!」

 

これまたお決まりで二人を人質に取った。

 

犯人「いやぁまさか君のような子供が大の大人を赤子同然にしてしまうとは驚きましたよぉ」

 

俺はこの間に輪廻眼を発動しておいた。

 

犯人「ですが、君には「万象天引」何??!!」

 

俺は主犯格の男が喋っちょる最中に万象天引を発動してアリサとすずかを俺の所にまで引き寄せた。

 

透「君には・・・何ですかいのぉ?」

 

犯人「・・・・・どうやら君には生きることを放棄」

 

シュンッ!!

 

犯人「!!なぁ!!」

 

透「遅いんじゃ!!螺旋丸!!」

 

俺はまた喋っちょる最中に男の懐に螺旋丸をぶち込んだ。まぁ見事に回転してったのぉ。

 

会話の最中に救出や攻撃すんなって??馬鹿こくでねぇ、こんな卑怯な相手に正攻法で行くなんぞ俺はせんよ。容赦しねぇし。

 

とりあえず倒したのを確認すると俺はアリサとすずかのもとに戻ると、

 

アリサ「い、今あいつ回転しながら壁にぶつかったけど・・・・」

 

すずか「大丈夫なの?・・・・それにさっきのボール見たになのって何?」

 

さっきの螺旋丸が気になったようで、

 

透「今のは螺旋丸っつー技でのぉ、扱いが難しゅうて俺しかできんのじゃ・・・・それにちゃんと手加減したけぇ死んでねェよ、まぁしばらくは流動食決定じゃけど」

 

そう軽く言うと、二人を連れてここを出ようとすると、

 

アリサ「ちょ、ちょっと」

 

すずか「何?!あれ?!」

 

俺は二人の言葉を聞いて振り向いてみると、先程の男が持っていたジュエルシードが暴走していた。

 

しかも1つだけじゃない、6つのジュエルシードが男めがけて飛んで行った。つーかあの野郎7つも持ってやがったんかい。

 

ちなみに6つのジュエルシードは先程の取り巻きとの戦闘の時にジケルドを放った時一緒に男に張り付いたアタッシュケースから出てきた物じゃった。

 

7つのジュエルシードが集まり男を中心に強い光を放った。

 

しばらくすると光が収まり、改めて男を確認すると・・・・そこにいたのは、

 

 

 

 

 

 

 

『グランドフィッシャー(初期)』だった

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょっと待て、ここは・・・この世界は『リリカルなのは』じゃろ?・・・・何で『BLEACH』の敵キャラが出とんじゃ?

 

俺の混乱をよそにグランドフィッシャーはこちらに向かって飛んできた。俺は咄嗟に輪廻眼を発動させ、

 

透「神羅天征!!」

 

神羅天征を放ち吹き飛ばし二人と一緒に外に出た、念の為結界を張っておきグランドフィッシャーに対して警戒した。

 

するとそこに、

 

なのは「透くぅーーーん!!」

 

フェイト アリシア「「透ーーー!!」」

 

さっきまで反対方向でジュエルシードを回収作業をしちょったなのは達が駆けつけてくれた。見ればプレシアさんもおる・・・やっぱ仕事がはえぇーわ。

 

ハルカ「ちょっとどーしたのよ、まさか誘拐犯に魔術師でもいたの?」

 

透「あぁ、魔術師ならどんだけ楽か・・・・・敵はあいつじゃ」

 

俺がそう言ったときグランドフィッシャーは皆に姿を見せた時、

 

なのは「な、何?!」

 

フェイト「何、アレ?!」

 

アリシア「うぇー、変なの」

 

プレシア「あれは一体」

 

アルフ「何だい?あの変なの」

 

リニス「一体何が起こっているのですか?!」

 

皆反応はそれぞれ、しかしハルカは

 

ハルカ「う、嘘!?アレってグランドフィッシャー!!??」

 

やっぱ知っちょったかぁ、まぁ当然と言えば当然じゃけど

 

なのは「ハルカちゃん、アレが何か知ってるの?!」

 

ハルカ「えぇ、知ってるわよ・・・・油断しないでよ!油断してると「「ヒャッハー!!」」・・・はぁ」

 

ハルカが皆に対して警戒を呼び掛けていたのに、何か聞き覚えのある声が聞こえてきよった。

 

お馴染み榊&緋村の馬鹿コンビじゃった。馬鹿どもはグランドフィッシャーに突っ込んで馬鹿でかい魔力砲をぶっ放した。『ただ』でかいだけの魔力砲を

 

榊「どうだこれで、所詮雑魚がオリ主に敵うわけねぇんだよ・・・・見てたかなのは、フェイト、アリシア、ハルカ、アリサ、すずか、プレ   シア、アルフ、リニス」ニコッ

 

緋村「黙れ榊、テメェはどっか行ってろ・・・・・大丈夫か?なのは、フェイト、アリシア、ハルカ、アリサ、すずか、プレシア、アルフ、   リニス、もう大丈夫だぜ」ニコッ

 

いきなり出てきてまた変な顔をしていやがるこのアホ共、じゃが俺とハルカはグランドフィッシャーに警戒していた。

 

すると、さっきグランドフィッシャーがいたところから赤い魔力砲のようなものがアホ二人に直撃した。ちなみに二人はふっ飛ばされて気を失った。

 

しかし、今のは完璧に虚閃(セロ)じゃった。原作じゃぁ奴は虚閃を使うことは無かったのに・・・・まぁジュエルシードのお陰かいのぉ。

 

俺はさっきのアホ共みたいに先手必勝でグランドフィッシャーに飛びかかった。

 

ハルカ「ちょっ!!あんた何突っ込んでんのよ!!」

 

透「馬鹿!!こいつが原作通りか分からんけど、こいつが女を襲うって忘れとんか?!・・・・それにこいつは卑怯な戦い方をするの   も!!」

 

ハルカ「!!??」

 

そうこいつは記憶からその敵が攻撃することのできない相手を読み取り、その姿を疑似餌にとらせることで相手に動揺を誘うことが出来る技を使う卑劣な奴じゃ。

 

透「ライラからヤクモへ変更、刀でぶった切る!!」

 

ライラ ヤクモ「「了解!!」」

 

透「ぜぇぇいっ!!」

 

グランドフィッシャーに斬りかかった俺はまず牽制の為軽く刀を振って奴を避けさせた、そこに・・・

 

透「ゾニス!!」

 

魔物の子・バリーの呪文を放ち奴を仰け反らせる。

 

透「万象天引!!・・・・ザケルガァ!!」

 

万象天引で勢いよく引き寄せ、至近距離でガッシュのザケルガを放った。流石にこれだけの攻撃を受けてグランドフィッシャーはふらついた。

 

俺は奴に思いっ切りダッシュし刀でトドメを刺そうとした。だが、奴のふらつきはフェイクでここぞとばかりに毛を伸ばしてを俺に攻撃しようとした。

 

皆「「「「「「「「「透(君)!!」」」」」」」」」

 

なのは達が心配そうに俺の名前を叫んだ。だが、

 

シュンッ!!と俺は瞬歩を使いグランドフィッシャーの背後に回って、

 

透「テオザケル!!」

 

テオザケルを放った。ようやくグランドフィッシャーを倒しなのは達に封印を任せた。

 

すると、ヤクモからこっそり魔力感知と転移反応を知らせてもらった。そこに・・・・

 

???「全員動くなッ!!!」

 

という声が聞こえてきた。こいつはもしかして、

 

???「僕は時空管理局執務官 クロノ・ハラオウンだ。詳しい事情を聞かせて貰おう」

 

やっぱクロノやん・・・しかも管理局かぁ・・・・。

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あとがき

 

今回グランドフィッシャーを出させてもらいました。犯人が卑怯な手を使ってくる奴だったんで同じ卑怯な手を使うグランドフィッシャーにしました。

これからもちょいちょいこういうやつらを出していこうと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

説明
第9話 救出と異変
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コメント
いちいち能力の説明しなくていい、情報漏らしすぎや、その時点でこのオリ主、致命的なんだよなあ。(Takeru Kumabe)
なぜ、そこで透くんという名前なのかな〜、アリサくんとすずかくん助けに来た人が透くんじゃなかったら、ガッカリしますよ。(Takeru Kumabe)
リンディさんとの再会はどうなることやら(日隠 夜行)
伝説のKY野郎が来た。これでかつる(古手雅樹)
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