魔法少女まどか☆マギカ 神速の戦士たち パターン、自由な風とやり直すこと
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病院

 

「また、駄目だった。」

 

そう言いながらむくりと起き上がる黒髪の少女…暁美ほむら。

 

彼女は、彼女が居るベットの周りを見回す。

 

すると、小さいテーブルに横たわる茶色い帽子によれよれの服を来た男がいた。

 

ウイィーンと扉が開き、一人のナースが入ってくる。

 

「あ、暁美さん!

 目をさましたのね!

 風間さん!

 暁美さんが目をさましたわよ!」

 

風間と呼ばれた男は、慌てて起きる。

 

「え、よかったぁ。」

 

「じゃあ、私はまだ仕事があるので。」

 

そう言うと、ナースは部屋を出ていった。

 

「それで、あなたは?」

 

暁美が風間に質問する。

 

「俺の名前は風間大介。

 道端で倒れている貴女を見つけたんで近くの病院まで運んだんです。」

 

「あ、ありがとうございます。」

 

暁美はあったことのパターンに驚きを隠せず、動揺する。

 

「良いんですよ。

 綺麗な花が汚れている時に手入れをするのと同じです。」

 

「は、はぁ。」

 

「それに貴女は綺麗な…綺麗な…えーと…。」

 

そこで黙り込む。

 

「花?」

 

「そうそうそれそれ。」

 

どうやら正解だったようだ。

 

「やっぱり似ている。」

 

「誰にですか?」

 

「…昔一緒にいたあの子にね。

 まぁ、無事だったから良いか。

 では、仕事があるので。」

 

そう言って、彼はこの場を去る。

 

一人部屋に居る暁美は、心の中で呟く。

 

(違うパターンだっただけか…。

 ちょっとでも期待した私って、馬鹿ね。)

 

 

 

 

 

 

 

夕方

 

「今日の魔女は、アイツね。」

 

そう言い見た方向は、黒い錆びた塊…銀の魔女だった。

 

その周りには無数の使い魔がいた。

 

「動かないで。」

 

そう言うと、彼らの動きが止まる。

 

いわゆる時間停止だ。

 

時が動き出すと、彼らは爆風に包まれる。

 

「終わりよ。」

 

だが、銀の魔女は、起き上がった。

 

「なっ…!」

 

銀の魔女の錆が使い魔になり、魔女は銀色になる。

 

そのまま、銀の魔女は彼女に突撃する。

 

「きゃっ!」

 

あまりの速さだったため、そのまま、彼女は吹き飛ばされる。

 

「ぐっ!」

 

起き上がろうとするが、足が折れているらしい。

 

その間に、使い魔に囲まれていた。

 

使い魔が、暁美を鉄の塊で殴り付けようとする。

 

本来、魔法少女は願いによって魔法を得られるが、彼女の場合は魔法は時間停止と強そうだか、それだけだ。

 

他は全て兵器で補っている。

 

銀の魔女は、受けた爆発の所を錆と共に落とし、ダメージを軽減している。

 

そのため、魔法以外身体的特徴がない彼女にとって、この魔女は厄介だ。

 

時間停止をして、逃げることも可能だが、グリーフシードの予備もなく多大な魔力を使うのを二回もは危険すぎる。

 

なので、今彼女にはなすすべがない。

 

「くっ…!」

 

(まどか…!)

 

鉄の塊が降ってくる。

 

その時だった。

 

突然、使い魔が銃弾で吹き飛ばされる。

 

「な、何…!」

 

銃弾が来た方向を見ると、一人の見覚えのある人がいた。

 

「全く、仕事帰りだというのに。」

 

「風間さん…!」

 

風間だった。

 

「暁美さん!?

 なら、話しは別です。

 花を潰すやからは倒さなければなりませんね!」

 

すると、何処からか機械的な蜻蛉がやって来て、銃に接続される。

 

「変身!」

 

《HENSHIN》

 

すると、彼の体がみるみる装甲に覆われる。

 

そして、一人の気まぐれな戦士…仮面ライダードレイク・マスクドフォームが佇む。

 

「貴方は一体!?」

 

使い魔に銃弾を放ちながら、暁美の側に行く。

 

「隠れていて下さい。」

 

「え、えぇ。」

 

自分の足を考慮し、物陰に隠れる。

 

「罪を償って頂きますよ!」

 

そう言って、銃のグリップを引く。

 

「キャストオフ!」

 

《CAST OF》

 

すると、装甲が弾け飛び、スマートな体型の仮面ライダードレイク・ライダーフォームになる。

 

「はぁ!」

 

銃を一秒間に何十発も撃つ。

 

どうやら、効いているようだ。

 

だが、銀の魔女も負けずに突撃してくる。

 

「クロックアップ!」

 

《CLOCK UP》

 

次の瞬間、ドレイクは銀の魔女の後ろにいて、巨大な銃弾を放っていた。

 

突撃する銀の魔女はかわせず、なすすべ銃弾に当たり爆散する。

 

 

空間は戻り、グリーフシードを残したので、それを拾う。

 

変身を解除した風間は、暁美の所に駆け寄る。

 

「大丈夫ですか!?」

 

「貴方の持っているそれを貸して…。」

 

グリーフシードを渡された暁美は、自らのソウルジェムに近づける。

 

すると、ソウルジェムの穢れが取り除かれる。

 

次に、自分の骨折した足を出し、魔法で足を直し、変身を解く。

 

「…すごい…。」

 

風間は、素直に驚く。

 

「着いてきて、私の家に行くわよ。」

 

「えっ、ですが…。」

 

「あいつらのことも私のことも聞きたいでしょ。」

 

「わかりました。」

 

「後、ハイ。」

 

暁美は、風間にギターケースを渡す。

 

「これは…。」

 

「結界内で無くなった物は、取り戻せないから気をつけて。」

 

「ありがとう。」

 

「じゃ、行くわよ。」

 

そして、彼を自宅へと連れていく。

 

(イレギュラーな存在…か。

 もしかしたら、今回は…。)

 

心に希望を照らしながら。

説明
孤独の中で戦う少女たち。

そんな彼らと共に戦う運命を背負った戦士たち。

天の道を往き、総てを司る!

part3
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仮面ライダー カブト 魔法少女まどか☆マギカ まどマギ マミらない 魔女らない 

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