IS?インフィニット・ストラトス?黒獅子と駆ける者?
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episode85 衝撃の事実

 

 

 

 

「隼人!?」

 

そして一夏は呆然と浮かんでいる隼人を見て驚く。

 

「余所見をしている場合か!」

 

するとジアスがソードを突き出してきて、一夏はとっさにGNソードUを交差させてソードを受け流した。

 

「ぐっ!」

 

一夏はすぐにジアスを押し返すとGNソードUをライフルモードにしてジアスに向けてビームを放って牽制する。

 

(隼人…何が起きたんだよ!?)

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんで・・・」

 

シャルロットもバンシィの金色のフレームの輝きを失い、呆然として浮かんでいる隼人を見て驚く。

 

「あら。どうやらお気づきのようですわね」

 

「一体何をしたの!」

 

「王が相手をしているのは・・・妹として見ていた私たちの同胞ですよ」

 

「妹・・・?まさかあれに颯が!?」

 

「確かそんな事を言っていましたわね」

 

「何でこんな酷い事を!」

 

「そうでしょうか?むしろ滑稽な物ですよ。自分の敵と知っていながら彼女を妹として見ていた」

 

「・・・・」

 

「これほど愚かなことはないですよ。むしろ兄妹仲良く殺し合えるのですから、彼も本望でしょう」

 

 

 

「っ!!」

 

そしてシャルロットは堪忍袋の緒が切れて、ミサイルハッチを一斉にすべて展開して無数のミサイルを放った。

 

シスターは全武装の一斉射撃を行ってミサイルの大半を撃ち落して残りをかわした。

 

そしてシャルロットはスラスター全開で飛び出すと右腕のアーミーナイフを展開してシスターに切り掛かるもシスターは左掌の銃口からビームサーベルを出して受け止めた。

 

「このっ!!」

 

そしてシャルロットは強引にシスターを押し返すと、左腕の二連装ガトリングをシスターに向けて放つも、シスターはスラスター全開で弾丸をかわし、背中のキャノンを放ってシャルロットに直撃させた。

 

「ぐっ!」

 

シャルロットは直撃を諸共せずに再度ミサイルを放った。

 

「っ!」

 

そしてミサイルはシスターに直撃して爆発し、その間にシャルロットは飛び出してアーミーナイフを振るうもシスターはガトリングガンからビームサーベルを出して攻撃を受け止めた。

 

「許さない!」

 

 

「・・・・」

 

 

「お前だけは許さない!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「くっ・・・」

 

千冬はガーベラストレートを握り締めて、サイレント・ゼフィルスを見る。

 

(こんな時に厄介なやつが現れたものだ)

 

そしてちらっと隼人の方を見る。

 

(何が起きたんだ・・・。やつが戦闘中に立ち尽くすなど)

 

 

 

 

 

「この時を待っていた」

 

「・・・・」

 

するとサイレント・ゼフィルスのパイロットはボソッと呟く。

 

「姉さんと合間見える・・・この日を!」

 

そしてサイレント・ゼフィルスは一気に飛び出すとシールドビットを射出してレーザーを放っていくと、スターブレイカーを放った。

 

千冬は軽く動いてレーザーをかわし、かわしきれなかったレーザーをガーベラストレートで切り裂いた。

 

そしてサイレント・ゼフィルスは千冬に一気に接近して左手にナイフを展開して千冬に振り下ろしたが、千冬はガーベラストレートを前に出して斬撃を受け止める。

 

「くっ!」

 

千冬はサイレント・ゼフィルスを押し返してガーベラストレートを振るうが、サイレント・ゼフィルスは宙返りをするように斬撃をかわして至近距離でスターブレイカーを放つが、千冬は首を横に動かしてレーザーをぎりぎりでかわす。

 

そしてそのままガーベラストレートを振り上げてスターブレイカーを切り裂いた。

 

「これだ!この戦いを私は待っていた!!」

 

パイロットはむしろ喜び、スターブレイカーを捨てるとシールドビットを前面に展開してレーザを放つが、千冬はスラスターを噴射して後退しながらレーザーをかわす。

 

「っ!」

 

千冬はかわしきれなかったレーザーを切り裂き、次のレーザを横に飛んでかわす。

 

(近づくことすらままならないのか!)

 

千冬はレーザーをかわして行くと、突然背後の海面からウロッゾが飛び出てきた。

 

「しまった!?」

 

 

 

 

しかしその直後に遠くからビームが飛んできてウロッゾを撃ち抜いた。

 

「っ!」

 

そして撃ち抜かれたウロッゾは爆発し、千冬はビームが飛んできたほうを見る。

 

 

 

 

 

『待たせたな!千冬!』

 

そして遠くより改修されたAGE-1が飛んできた。

 

その姿は以前とは大きく異なっており、ほぼ全体に紺色に近い増加装甲が施されており、両腕には二枚の板のバレルとシールドを持つ『シールドライフル』を装備しており、防御力はもちろん脚部と両肩の増加装甲に内蔵されている増加スラスターによって機動力も上がり、火力もアップした『ガンダムAGE-1グランサ』である。

 

「兄さん!」

 

そしてシールドライフルを放って海面から出てきたウロッゾを撃破した。

 

「調整が速く終わったんでな。学園に残っていた情報を頼りに飛んできたんだ」

 

「・・・・」

 

「まぁ細かいことは気にするな。それより―――」

 

そして輝春はサイレント・ゼフィルスを見る。

 

「どうする?」

 

「…やつは私との一騎打ちを望んでいる。兄さんは山田先生の援護を」

 

「了解した」

 

そして輝春は貨物船の方を向くと・・・

 

 

 

「気をつけろよ」

 

「あぁ」

 

そして輝春は貨物船の方に飛んでいき、千冬はガーベラストレートの柄を握る手の力を増す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・颯・・・なのか」

 

隼人は目の前の現状が信じられなかった。

 

 

 

「何で・・・こんな・・・」

 

 

 

そしてギラーガはビットをXトランスミッターから放つと周囲に展開する。

 

 

「颯!」

 

しかし隼人の言葉に反応せず、ギラーガはビットを隼人に飛ばした。

 

「っ!」

 

隼人はスラスターを噴射してビットをかわしていくが、スピードが出ずに、大半のビットが左手に持つエクスカリバーに直撃して爆発した。

 

 

「ぐぅ!」

 

それによって左手のエクスカリバーが破壊されて、爆発の衝撃で吹き飛ばされた。

 

更に追撃を与えるようにスピアの先端からビームを放ってバンシィに直撃させた。

 

「ぐっ!」

 

隼人は体勢を立て直すとスラスターを噴射して飛び上がって颯の方を向く。

 

「颯!俺が分からないのか!!」

 

 

 

しかし颯は隼人の声を聞かずにスピアの先端からビームを放ってきて、隼人はとっさに横に飛んでかわす。

 

(俺の声が聞こえないのか。連れ戻されて再調整を受けて記憶が無いのか。それとも口が聞けないようにされているのか)

 

隼人は残ったエクスカリバーを両手で持ち、身構える。

 

「・・・・」

 

 

 

しかしその直後に背後から攻撃を受けて背中の左側のブラスタービットのコンテナが破壊された。

 

「ぐああぁぁっ!?」

 

 

それによってバランスを崩して墜落しそうになるが、隼人は海面ギリギリで飛び上がって一気に飛び上がった。

 

「なに・・・!?」

 

隼人は攻撃が来た方を見ると、そこにはトリコロールカラーの全身装甲のIS・・・・・・レギルスが居た。

 

「あいつ・・・あの時の・・・!」

 

 

 

そしてレギルスはスラスターを噴射して隼人に接近して右手のビームライフルを放ってきたが、隼人は左腕にシールドを展開して受け止める。

 

隼人は頭部のバルカンをレギルスに向けて放ったが、レギルスはスラスターを噴射して弾丸をかわす。

 

その直後に背後からギラーガが胸部のビームバスターを放ってバンシィの左肩を掠った。

 

「くっ!」

 

隼人はすぐにスラスターを噴射すると背中にマウントしていたビームマグナムがさっきの攻撃で破壊されたので、隼人は左手にハイパーバズーカを代わりに展開してレギルスに向けて放つ。

 

レギルスはビームライフルを放ってバズーカの弾頭を撃ち抜くと、すぐに隼人に接近してシールドの上面を下にスライドすると下のフレームからエネルギー状の球体型ビットを放って、同時にギラーガもXトランスミッターから同様にビットを放って隼人に向けて飛ばした。

 

「っ!」

 

隼人はスラスター全開で飛び上がると、右腕にビームガトリングを二門展開して装着し、ビットに向けてビーム弾を連続で放っていくも、ビットは細かく動いていきビームをかわして行く。

 

その直後にハイパーバズーカを放って弾頭が弾けて散弾を放ったが、いくつかのビットしか撃ち落せなかった。

 

隼人は飛んでくるビットをかわして行くが、いくつからバンシィに直撃して爆発する。

 

「バンシィ!最大稼動で行く!」

 

《yes sir(了解!)》

 

そしてエネルギーが充填される音がするが、すぐにエネルギーが落ちた。

 

「なにっ!?」

 

《An error occurs in a system. Output decline(システムにエラーが発生。出力低下)》

 

「こんな時に!」

 

《The tuning rate with the Saiko frame decreases, too. I seem to be the output decline with it(サイコフレームとの同調率も低下。それに伴う出力低下と思われます)》

 

「サイコフレームの・・・」

 

そして隼人はデストロイモードのままサイコフレームの輝きが無いバンシィを見てあることに気づく。

 

 

 

 

(俺が・・・こんな状態だから、か)

 

隼人は二体の攻撃を何とかかわしていく。

 

(何に絶望しているんだ。颯が目の前にいるじゃないか。助けるチャンスだって言うのに、何を躊躇うんだ!)

 

 

 

そしてレギルスが左掌よりビームサーベルを出して勢いよく振るい、バンシィの右腕のビームガトリング二門を切り裂いた。

 

(こんな所で・・・迷っている暇があるか!!)

 

そしてギラーガがスピアの先端より鎌状のビーム刃を出して背後より隼人に切り掛かるが、隼人は左腕のシールドを出して攻撃を受け止めた。

 

「うおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

 

隼人はギラーガを押し返すとエクスカリバーを振るってレギルスの左肩の表面を切りつけた。

 

 

その直後にバンシィのサイコフレームより金色の輝きが戻ってきた。

 

「颯ぇぇぇぇぇぇ!!」

 

そして隼人はギラーガに向かっていくが、颯は胸部のビームバスターを放ったが、隼人はエクスカリバーを前に出してビームを切り裂いて行った。

 

「届いてくれ!!」

 

隼人はスラスターを全開にして強引に突き進んでいき、ビームを切り払った。

 

「俺の声が!!」

 

そしてギラーガはスピアを振るうと、隼人もエクスカリバーを振るって両者の武器が激しくぶつかり合った。

 

「颯!!!」

 

 

 

「っ!」

 

するとギラーガが少し反応を示した。

 

「颯!」

 

 

しかしその直後に右からレギルスが突っ込んできて隼人を突き飛ばした。

 

「ぐぅ!」

 

それによって大きくバランスを崩し、レギルスは腹部のビームバスターを放とうとした。

 

「っ!?」

 

 

 

 

 

 

 

「っ!」

 

 

しかしその直後に遠くから高出力のビームが飛んできて、レギルスは発射を中断してとっさにかわした。

 

「今のは!」

 

そして隼人はビームが飛んできたほうを見ると――――

 

 

 

『大丈夫か、隼人!』

 

そこにはダークハウンドが飛んでやって来ていた。

 

「ダークハウンド・・・アーロン!」

 

そしてアーロンはバンシィの腕を掴んでそのまま引っ張って飛んでいく。

 

「なぜ俺を…」

 

「少しばかり事情が変わったのでな。援護する」

 

「援護?」

 

「助けたい人がいるのだろ。なら、全力を持って助けてやれ」

 

「・・・・」

 

「あの白いやつは俺に任せろ。お前は気にせずに戦え」

 

そしてアーロンは腕を放してレギルスの方に向かっていく。

 

 

 

 

「・・・・」

 

隼人は少し疑問に思ったが、ギラーガのほうを見る。

 

 

(手応えはあった。俺の気持ちがどこまで颯に届くか)

 

そして少し焦げているエクスカリバーを両手で持ち、ギラーガに向かっていく・・・・

 

 

 

 

 

アーロンはリアアーマーから『ハイパービームライフル』を左手に持つとレギルスに向けて放つが、レギルスはビームをかわして左掌からビームサーベルを出してスラスターを噴射して飛び出し、ビームサーベルを振るうがアーロンは右手のランスを前に出して受け止める。

 

そしてそのままレギルスを押し返すと、ランスの根元の銃口からビームバルカンを放ってレギルスに直撃させると、ハイパービームライフルをリアアーマーにマウントしてビームサーベルを抜き放つと勢いよく振るうもレギルスはシールドで受け止めた。

 

 

(さすがは束だな。以前よりも動きがいい。ダークハウンドの性能も全体的にアップしている)

 

そしてレギルスを押し返すとビームバルカンを放つが、レギルスはスラスターを噴射してかわすと、シールドを展開してビットを放ってアーロンに飛ばしたが、アーロンはビームサーベルを勢いよく上に放り投げてとっさに左肩のバインダーからアンカーガンを取ってアンカーを伸ばすと、高速回転させてビットを弾き消した。

 

その直後にアンカーガンをバインダーに戻してランスのビームバルカンを放ちながら落ちて来るビームサーベルを左手でキャッチしてビーム刃を出してレギルスに向かっていく・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「くっ!」

 

山田先生は海中から飛び出てきたウロッゾにビームライフルを放って撃ち抜くと、次々と飛び出てくるウロッゾを撃ち抜いていった。

 

そして海面から出てきたウロッゾが両腕よりミサイルを放ってきたが、山田先生は頭部のバルカンで撃ち落してビームライフルを放ったが、ウロッゾは海中にもぐって逃れる。

 

(一体何所からこんな戦力を。組織が用意できるレベルじゃないですよ・・!)

 

 

 

その隣で鈴がドラゴンハングを射出してウロッゾを挟み込むとそのまま真っ二つに切り裂いた。

 

「更に増援なんて!どんだけ戦力を持ってんのよ!?」

 

 

 

 

「・・・・」

 

簪は両肩のハッチを開いてミサイルを放ち、海中にいるウロッゾを数体撃破した。

 

「敵の数が多すぎる・・・!」

 

そして飛び出てきたウロッゾを右肩のガンランチャーを放って蜂の巣に撃ち抜いた。

 

 

 

 

「うおぉぉぉぉぉぉ!!」

 

輝春はシールドライフルからビームサーベルを出して海面から出てきたウロッゾを切り裂いて撃破した。

 

そして海面から出てきてウロッゾが両腕からミサイルを放ったが、輝春はミサイルをかわして左腕のシールドライフルを放って潜ってまだ浅い海中にいるウロッゾを撃ち抜いて撃破した。

 

「さすがにこれじゃ気が滅入るぜ」

 

すると離れた海面から次々と多数のウロッゾが出てきた。

 

「おいおいマジかよ。冗談きついぜ」

 

輝春は増援を見てから千冬の方を見る。

 

(少し苦戦を強いられているか。まぁ相性があるからそれに苦しめられているか)

 

 

そして増援の方を見るとシールドライフルを向けた。

 

 

 

 

 

しかしその直後に高出力のビームが海面を払うといくつかのウロッゾを撃破した。

 

「なんだ!?」

 

そして飛び出てきたウロッゾを一体の機体が飛んできて手にしていた武器で切り裂いた。

 

「あれは・・・!」

 

そして輝春の目の前に二体のISが近づいていく。

 

 

 

左のISはシンプルな形状であったが、額と胸部にドクロがあり、背中にはX字にバインダースラスターがあった。ISにはボロ布のようなマントを羽織っていた。右手にはドクロが施された側面を持つ海賊の剣を模した武器を持って、左手には形状は違うが海賊の剣を模した『ビームザンバー』を持っていた。カラーリングは白をメインに黒に一部赤と言うカラーリングであった。

 

右のISは形状こそ左とほぼ同じであったが、各所の形状が若干異なり、バインダースラスターの先端にはフィンが追加で取り付けられていた。センサーカラーが左は緑に対して右は赤であった。両手で持つようにして大型ビームランチャーを持っていた。そして左のISと同様のボロ布のマントを羽織っていた。カラーリングは黒をメインに各所に暗い紫が施されたカラーリングとなっている。

 

 

 

(ドクロ?まさかあいつらは!)

 

 

 

『またお会いしましたね。ガンダム』

 

そして黒い方のIS・・・フェイから通信が来た。

 

「やはり・・バシリスタか」

 

『・・・少し前まではそうでしたね』

 

「なに?」

 

輝春はフェイの言うことが理解できなかった。

 

『ですが、今回はあなた達を援護します』

 

「援護だと?」

 

『それがマスターの命令ですから』

 

と、今度は白い方のIS・・・フィアより通信が入る。

 

「待て!少し前まではってどういうことだ!?」

 

『こちらにも事情と言うものがあります』

 

『その点に関してはご遠慮を』

 

そしてフェイとフィアはウロッゾの方に振り向いて向かっていく。

 

 

 

 

(どうなっていやがる?あいつらのISが変わっているのはそうだが、何よりなぜ三体しかやって来なかったんだ?)

 

輝春は相手の意図が理解できなかった。

 

 

「だが、海賊と言っても援護には正直に感謝だな」

 

輝春は納得がいかないも、貨物船に近づくウロッゾにシールドライフルを放って撃破していく。

 

 

 

 

 

 

 

フェイは両手で持つ大型ビームランチャーを放って海中のウロッゾを撃破して、更にそのまま横になぎ払って二、三体撃破した。

 

その隣でフィアが右手に持つ『ムラマサブラスター』からノコギリのようにビーム刃を出すと飛び出てきて両手の爪を突き出してくるウロッゾの両腕をムラサメブラスターを振るって切り落とすと、左手に持つビームザンバーを振り上げてウロッゾを切り裂いた。

 

そしてウロッゾが海面から出てくると胸部のクリスタルからビームを放ったが、フィアはマントを前に出してビームを弾いた。

 

その直後に後ろからフェイが飛び出て大型ビームランチャーの代わりに展開した『ショットランサー』の先端の刀身を射出してウロッゾに突き刺して貫いて撃破した。

 

「フィア!」

 

「姉さん!」

 

そしてフィアは左手に持つビームザンバーをフェイに投げ渡すと、フェイは後ろから近づいてくるウロッゾを切り裂いた。

 

フェイはショットランサーに次弾を装填して直後に後ろに投擲してウロッゾに突き刺すと、直後にフィアが飛び出してショットランサーを引き抜くと、左側から飛び込んできたウロッゾにショットランサーを突き刺した。

 

そしてショットランサーを引き抜くと同時に後ろに放り投げて、それと同時にフェイがウロッゾを切り裂いてそのままビームザンバーを放り投げて、お互い放り投げた武器を受け取る。

 

フィアはムラマサブラスターを振り下ろしてウロッゾを切り裂き、フェイはショットランサーの刀身を射出してウロッゾの胴体に突き刺した。

 

そしてショットランサーを収納して再度大型ビームランチャーを展開して高出力のビームを放って海中に潜むウロッゾを数体撃破した。

 

 

 

「「っ!」」

 

そして二人は遠くからの攻撃に気付いてとっさに回避した。

 

 

「今のをかわしたか」

 

「さすがと言ったところです」

 

そこにはゼダスRCを纏うアインスと改造されたゼダスMを纏うツヴァイクが居た。

 

基本形状は変わってないが、いくつかの形状はゼダスRCのようにブレードアンテナが二本に増設されて脹脛にスラスターが追加されていた。最も特徴的なのが背中の武装で、ブレード状のウイングを持っており、尻尾に当たる部分には半透明の黄緑の刃を持つソードを装備していた。更に両手の五本の指一本一本が尻尾のソードと同様の素材の爪になっていた。格闘戦仕様に改造された『ゼダスMS』である。Cがキャノンの略であれば、Sはソードの略である。

 

 

 

 

「あの時の借りをきっちりと返させてもらうぜ!!」

 

そしてツヴァイクは尻尾のソードを切り離して両掌の銃口に差し込むと、フィアの方に向かって行き、アインスはキャノンを前方に向けてフェイの方に向かっていく・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

説明
トラックに轢かれそうになった女の子を助けて俺はお陀仏になった・・・。・・・って!それが本来の死じゃなくて、神様のミスで!?呆れている俺に、その神様がお詫びとして他の世界に転生させてくれると言うことらしい・・・。そして俺は『インフィニットストラトス』の世界に転生し、黒獅子と呼ばれるISと共にその世界で戦うぜ!


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コメント
クロスボーンですか、確かに海賊ですね。(mokiti1976-2010)
タグ
バンシィ ガンダム インフィニット・ストラトス IS 

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