魔法少女リリカルなのは ダメ人間の覚悟 |
今日は日曜日でお店とか以外は全部休み、じゃけど俺は只今絶賛アリシア達とのお遊びでメッチャ忙しいぃ!
アリシアったらムッチャ元気でフェイトがストッパーになろうとしちょるけどあんま意味ないぜ、とりあえず公園でアリシアのその有り余る元気を発散させちゃらにゃいけん。
フェイト「透、ごめんね?姉さんが迷惑掛けて」
透「うんにゃ、それは別にいいんじゃけど・・・・いつまたジュエルシードが出てくるか分からんけぇ、あんま疲れん方がいいんじゃけど」
フェイト「あ、うん・・・・そぉだね・・・」
フェイトが前の事を思い出したのか不安そうな顔をして俯いた。あ、そーじゃ、
透「そーいやぁ、前に俺が行けれんかった時にさぁ」
フェイト「うん」
透「二人の女の子がおったじゃろ?」
フェイト「あぁ、ハルカとなのは?」
透「おりょ?もう名前知っとん?」
フェイト「うん、透の所に行く途中でお互いに名乗った方がいいってハルカが」
ハルカめぇ、流石〜分かってるねェ。
透「どうよ?仲良くやれそうか?」
フェイト「うん!なのはは優しい子だったし、ハルカはなんだかお姉さんって感じだった」
そらぁあいつも転生してっからねぇ・・・・
フェイト「あとアリサとすずかとも仲良くなったよ!」
透「おぉ!そぉかぁ、まぁ皆いい奴ばっかだからねぇ」
フェイト「姉さんも喜んでたよ・・・・けど」
透「んあ?」
フェイト「その後変な二人がいきなり私と姉さんの名前を呼んで笑ったかと思ったらいきなり頭撫でようとしてきた」
あんの馬鹿コンビ・・・・性懲りもなくニコポ・ナデポやってきたんか・・・・アホやなぁ
透「あぁ、あの2人はどう接するかはフェイト達に任せるわぁ」
純粋なこの2人にあんま強制とかしたくねェし、これって兄心ってやつ?・・・・・んなわけねぇか
透「でも、1日でいきなり4人も友達が出来るってスゲェことやぞ?!よかったやんけぇ」
フェイト「うん、姉さんも友達が出来て喜んでるし、あの子達と会わせてありがと透」
透「あ〜ま〜今回は偶々アリサ達もおったってだけじゃけぇさぁ、まぁ仲良くしてくれりゃぁ俺も嬉しいけぇなぁ」
フェイト「・・・・ねぇ、透は何で私たちにここまでしてくれるの?」
それは原作の為です。って言えねェーーー!
透「んなもん、決まっとろぉが」
フェイト「え?」
透「お前やアリシアぐらいの年にはあんぐらいの友達が1人2人いてもおかしゅうないじゃろう、じゃけぇよ」
フェイト「・・・・そうなんだ」
そう言うと俺達は暫くアリシアを見ていた・・・・・ちゅーか元気やのぉ。
ドクンッッッ!!
透 フェイト アリシア「「「!!!!」」」
ほい、お出でなすった・・・・・けど、何じゃかちょい重い感じがすんのは何でやろ?
透「アリシアーーー!帰るぞーーぃ!」
一応周りには親御さん方がいるんで帰るっつー形で家に戻った。
家に戻った俺達は急いでジュエルシードの反応の場所に駆け付けた。途中なのは達と合流した・・・・近くに馬鹿コンビとクロノもいた。
そーいやぁ、昨日はグランドフィッシャーに気ぃ取られて全然気付かんかったけど、ハルカのデバイス展開時の格好ってFF7のエアリスなんやな。FFのふぁんなんか?
つーか、ハルカの奴顔が強張っとんのぉ。まぁ無理もないかねぇ・・・・・けど、俺はそれと同時にある奴のことを考えとった。
アイツじゃろうか・・・・・アイツじゃったら・・・・。
そして俺達がやってきたのはさほど遠くない山だった、そこに居たのは竜巻やら木の化け物でもなかった。居たのは・・・・
尾獣一尾・守鶴じゃった。
・・・・・なんつーか鬱じゃぁ、尾獣って、出てきて欲しゅうない奴でトップ5に入る奴じゃん
あ、やっぱハルカのやつもビビッちょるか・・・・馬鹿二人は余裕そうやなぁ、つーか今まで普通にやられとんじゃけぇちったー学習せぇや。
ハルカ「ちょっとヤバくない?確かアイツって、我愛羅の中にいた守鶴でしょ?」
透「正解」
ハルカ「あんな奴どうやって倒せばいいのよ」
ハルカがそんなことをぼやいている間に守鶴は技を放ってきた。風遁・練空弾じゃ。
クロノ「まずい!皆避けろ!!」
クロノの言葉で各自避けていた。モチ俺も、だって吹き飛ばす暇ねェもん。
そんな中アルフが守鶴の練空弾を避けつつ守鶴に近付き攻撃をしようとしていた。
透「あんのアホ!」
俺も後を追ったが一足遅く、アルフの攻撃は守鶴には効かず逆に尾のほうで攻撃されそうになっていた。
透「万象天引!!」
俺はアルフを助けるため万象天引をアルフに掛けた。こっちに引っ張る時アルフから「ふぉ!!」て聞こえた気がしたしたような。
アルフ「すまないね、透」
透「無闇に突っ込むな、アイツは体中砂で覆われ取って一撃必殺の攻撃じゃねェと上手く通らねぇんよ」
アルフ「じゃぁどうするんだい?!」
ハルカ「それなら大丈夫よ」
いつの間にかなのは達が俺達の所に来ていた。
アルフ「どういうことだい?」
ハルカ「一撃必殺ならなのはが持ってるじゃない」
なのは「ふぇ?!わ、私?!!」
ハルカ「アンタのスターライトブレイカーであいつをぶっ飛ばしちゃえばいいのよ!」
透「そんな軽く言うけどよ、守鶴の奴は待っちゃくれねぇよ・・・・そこもちゃんと考えとんよの?」
ハルカ「そりゃもちろん皆でなのはを護りながらに決まってんでしょ」
はぁ、軽いねェ。
透「護り方はどうするんや?皆で集まって護ってもいい的になるだけやぞ?それにたとえ撃てるようになってもあいつが動かんって保証はどこにもねぇぜ?」
ハルカ「ぐっ・・・・・・」
ハルカは俺の畳み掛ける質問に答えられず、唸るしかできなかった。
ハルカ「駄目か・・・・」
あ〜、メッチャ落ち込んじょる。でも内容はアレじゃけど護るそのものは俺も賛成じゃね。
透「んじゃこーしよーや、なのははハルカが言ったように俺達が護っちゃるけぇ撃てるようにしといてくれや」
なのは「え・・・・でも・・・・私・・・出来るかな」
透「出来る!ハルカもお前なら出来るって思ったけぇ言ったんじゃろうし俺もお前さんなら出来ると信じちょる。じゃねぇとそのデバイス、レイジングハートもお前さんを選んじゃくれてないわ」
レイジングハート『Yes,My Master』
レイジングハートの同意も得てなのはの目に意志が見えた。
なのは「・・・・うん!!私やってみるよ!!」
透「おっしゃ!!」
俺もなのはの決意に気合が入り、
透「んじゃぁ、俺らはハルカが言ったようになのはを護るで」
ユーノ「でもさっき透が否定してたんじゃ」
透「否定はしとらんよ、ただ具体的にどう護るかが分からんかっただけじゃ」
ハルカ「じゃぁあんたならどうすんの?」
透「まずなのはの近くにユーノ、んで残りはアイツの囮役兼足止めの攻撃役」
アリシア「ちょ、ちょっと待って。なのはにはユーノだけでいいの?」
透「おう、だって大勢で仰々しく護ってたら”どうぞ狙ってください”って言っちょるようなもんじゃけぇな、あ・え・て1人だけにする」
フェイト「それでもユーノが危ないんじゃない?」
透「その為の俺達やん、アイツの注意を俺達に向けさせて少しでもなのはやユーノを楽させちゃらにゃぁ」
プレシア「それでも相手の攻撃がなのはちゃん達の方に行ったら?」
透「そこら辺はユーノに任せるしかないっすね、男の根性で」
クロノ「そんな無責任な!」
透「どうするユーノ?出来るかぃ?」
ユーノ「・・・・やる!やってみるよ!」
透「うっしゃ!つってももしヤバい攻撃が来たら俺も仲介に入るけぇ」
ユーノ「うん!」
透「さてぇ?他に何かいい案があるんなら聞くけど、どうよ?」
俺が聞くと皆は黙っていた。これ以上は意見が無いからか?
透「ほいじゃぁ、行くか!」
ハルカ「えぇ!!」
なのは「うん!!」
フェイト「やろう!!」
アリシア「おー!!」
プレシア「皆、無理はしないようにね」
リニス「それは我々が注意すればいいでしょう」
アルフ「だねっ!」
クロノ「はぁ、無茶苦茶な」
各々気合いれるか愚痴るかしたら行動開始、まず3つの班に分かれる。
1つ目はなのはの大砲班、テスタロッサ一家の班、んで残った俺とハルカとクロノの少数班・・・・あとの二人?知らん勝手に気絶しとるけぇ。
最初は皆固まって移動し途中からなのはとユーノは別れスターライトブレイカーの準備に入る。んで残ったテスタロッサ一家と俺達は守鶴にある程度近付いたら全員バラバラになる。
その後は個人で攻撃していくだけ、もちろん動きながら。そーしていかないと守鶴に狙い撃ちされてしまうけぇねぇ。
ハルカの戦い方はやっぱFFみたいじゃけど何か別のものも入っとるのぉ、あれはなのは達の戦いを真似とんか?まぁ戦い方のバリエーションが多いのは別に悪いことじゃねぇけぇな。
透「リコにチェンジ!!二丁拳銃でいくで!!」
リコ『了解』
俺は接近戦より遠距離にするため、銃で行くことにした。
守鶴は狙い通り俺達に的を絞ったようじゃ、幸か不幸かアルフの攻撃で俺達が自棄になったと思っちょるようじゃ。
しかし、守鶴の攻撃が変わり砂の砲弾を無数にしかも全方位に放つ皆避けるより防ぐ方を優先していく中、テスタロッサ姉妹に砂の砲弾が迫っていく。
アイツらまだ気付いとらんのか!?チィッしゃーねぇ!
プレシア「アリシア!!フェイト!!」
アルフ「危ない!!」
アリシア フェイト「「えっ!!??」」
気付いたが砂の砲弾がもう目の前に迫っており防御も間に合わん、じゃけど・・・
透「 マ ・ セ シ ル ド!!! 」
ドォォォォォン!!!と姉妹がいたところに砲弾が当たったが、姉妹は無傷。俺が瞬歩でアリシア達の近くに行き咄嗟にティオの防御呪文を放ったけぇ。つーかちょい重いの今の攻撃。
フェイト「・・・・透?」
透「おう、大丈夫かい?」
アリシア「う、うん大丈夫!」
プレシア アルフ「「アリシア(フェイトー)!!」」
プレシアとアルフ、リニスが駆けつけて来た。更にハルカとクロノも・・・・・・って、集まったらアカンやろ?!
でも、なのははあともうちょいって感じやなぁ・・・・・しゃーない、刀使うかぁ。
透「しかし、このままじゃぁ埒があかんなぁ・・・・ちょっちやってみるかねぇ」
ハルカ「やるって何をよ?」
透「あいつを拘束する」
ハルカ以外「「「「「「ハァ!!!」」」」」
流石に驚くわな。まぁ無策って訳じゃぁないんじゃけぇねぇ、ハルカは俺が何をしようとしとるか分っとるねェ
ハルカ「・・・・出来るの?」
透「どうじゃろ?少なくとも俺だけじゃとあんま時間は稼げんけど・・・・フェイト」
フェイト「え?!な、何?!」
透「お前とアリシアってどっちが拘束魔法に長けちょるん?」
アリシア「拘束魔法だったらフェイトの方が上手だよ」
透「んじゃ、俺・フェイト・クロノ・プレシアさんであいつを拘束、ハルカ達は援護頼む」
ハルカ「分かった」
んじゃ行こっかねぇ・・・・・って守鶴の奴なのはに目を付けやがった、練空弾をなのはに向けて撃ちやがった。
けど、ユーノがきっちりガードした。今まで攻撃せずにずっと防御に備えて魔力を溜めとったんやな、じゃけど守鶴の奴練空弾をもう1発撃ちやがった・・・さすがのユーノもいきなりじゃぁ防げんじゃろ!!
俺はまた瞬歩でなのは達の近くに行き、さっきと同じように『マ・セシルド』で防いだ。
ユーノ「ご、ごめん透」
なのは「ありがとう!透君!!」
透「おう、気にすんなや・・・じゃけどすまんけど俺ら今からあいつを拘束するけぇ、もしかしたらさっきみたいな攻撃がまた来るかもしれんけぇ」
ユーノ「大丈夫!!さっきみたいなことはもうしないよ!!」
なのは「私もあともうちょっとだから!!」
透「おう、すまんの」
そして俺は勢いよく守鶴に向かって飛びその途中でフェイト達に合流し一緒に守鶴に向かった。
透「最初は俺がやるけぇ、奴の動きが止まったら一斉に拘束してくれや!!」
フェイト「分かった!!」
プレシア「ええ!!」
クロノ「あぁ!!」
んじゃ、刀での実践はこれが初めてかい・・・・虹霞は姿を隠すに打って付けじゃけぇちょい違うねェ・・・・・行くで!!!!
透「 霜天に坐せ!!『氷輪丸』!!!! 」
俺は十番隊隊長 日番谷 冬獅郎の斬魄刀・氷輪丸を解放した。
辺りの空気が一気に冷え、所々ダイヤモンドダストっぽいのが見える。俺は氷輪丸を守鶴の足元ら辺に放ち下半身と尻尾を凍らせた。
透「その尻尾がちょい危険じゃけぇの」
俺は独り言を呟いてフェイト達の様子を見たが、俺に驚いて拘束をしていない。その間にも守鶴の奴はもがきながら練空弾を放とうとしていた。
透「何やっとんじゃぁ!!!早ぅ拘束せぇや!!!」
俺の言葉にビビってやっと守鶴の拘束に成功した。流石に3人に拘束されればあんま動けんじゃろ。
そして、ようやくなのはのスターライトブレイカーの準備が整い俺達は少し離れた。そして
なのは「スターライトォォォォッ!!!!」
なのは「ブレイカーァァァァァ!!!!!」
散々溜めていた魔力を一気に解放した集束砲撃魔法・・・・おいおい、これって。
ハルカ「うわぁぁ」
フェイト「う、嘘」
アリシア「すごーい!」
プレシア「ジュエルシード大丈夫かしら?」
リニス「おそらく心配ないかと」
アルフ「あたしもあれは食らいたくないね」
ユーノ「す、すごいここまで威力があるなんて」
クロノ「呆れた能力だな」
皆の感想はそれぞれ、まぁ俺だってあんなん吸収出来るかどうか分からんしの。怖ぇぇぇぇ。
しかし、これでジュエルシード事件は終わったの・・・・次は闇の書かい・・・それまでに更に強くなっとかんにゃぁの。
もぉ誰も死んで欲しゅうないけぇな。
あとがき
どーでしょうか、11話。
敵にはNARUTOの尾獣の守鶴にしてみました。あと刀の解放に氷輪丸を出しました。
これからもこんな感じに刀とかを出していきますので、期待して下さい。
あと後日談みたいなものも入れようかと思っております。
説明 | ||
第11話 襲撃と解放 | ||
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ジュエルシードの事件には関わらないって言わなかったっけ?(Takeru Kumabe) | ||
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