落日を討て――最後の外史―― 真・恋姫†無双二次創作 20 後篇 |
【20】
3
にゃあと猫が鳴いた。
「おお、おまえは風の言っていることが分かるのですか。しゅんらん」
そう言うと、縞猫は途端にそっぽを向いて首を傾げる。
「こりゃこりゃ、気まぐれにもほどがあるのですよ、しゅんらん」
昼下がり、陳留の街の一角で、風は野良猫の集まりを見つけた。朝方には孫家との会談があり、いささか疲れていた。少しのんびりしてみようと、猫の会合に顔を出してみた次第である。
猫には適当に名前を付けてみた。
縞柄がしゅんらん。
ぶち柄がけいふぁ。
まだらもようが、りんちゃん。
白いのがかりん。
黒いのが――おにいさん。
「ですから、お兄さんは風に隠し事をしているのですよ、おにいさん」
黒猫がまるい目でこちらを見上げている。
「こちらのおにいさんは分かり易いのです。その目は……『とっとと喰いもんよこさんかい、わりゃ』という目なのです」
風は干し魚取り出すと、指先で裂いて猫たちに与える。
のんびりしていた猫たちは、途端、狂ったように魚に飛びついた。
「ふふふ。いじきたないのです、けいふぁ。おお、かりんは意外と気弱なのです。しゅんらんは、やっぱりあつかましいのですー」
そんなことを言いながら、猫たちに恐る恐る手を伸ばすが――。
「おおっ、りんちゃんが威嚇するのです。こっちのりんりゃんも根性きついのですー」
けれども、代わりに黒猫がすり寄って来た。
「こっちのおにいさんは……お兄さんなのです」
黒い猫の頬は温かかった。
「なあーご」
辺りに誰もいないのを確かめて、鳴きまねをしてみる。
すると黒猫から、穏やかな返事が「なぁお」と返ってきた。
「おお、『まだ魚が欲しいんかい、わりゃ』と言ってみたのですが、どうやらつうじたようなのですー」
黒猫は屈んだ風の膝を前足でつんつんと叩いて、魚を催促する。
「にゃぁあーご」
再び鳴きまねをしながら、黒猫をいじくりまわすと、黒猫は観念したようにごろりと横になった。
「またまた通じたのです。『魚が欲しくばおとなしゅうせんかい、わりゃ』と。言ってみるものなのですねー」
仰向けになり、こちらに腹を向ける黒猫の前に、魚をぷらぷらさせてやると、黒猫はそれを捕まえようと、前足をひょこひょこさせる。
「おお、おにいさんの黒豹さんが丸見えなのですよ。はじらいもなく股を開くとは、おにいさんは他の雌猫たちをさそっているのですかねー」
「馬鹿なこと言わないでくれよ」
突然の声に胸が跳ねたのは内緒だ。
「それから、猫に不穏な名前を付けるのも禁止」
「気配を決して風に近づくとは、お兄さん、風を襲うおつもりでー?」
「……襲わんよ」
苦笑しながら、虚は屈むとまだら模様の猫を途端にてなづけた。
「おお、行きずりの男に身体を許すとは、りんちゃんはとんだめすぶたなのです」
「これは戯志才さんなのか」
禁止などと言いながら、虚は虚で楽しそうだった。
「あんなことの後だ。風、街に出るなら護衛くらいつけてくれ」
「では、お兄さんは風を探しに来てくれたのですね」
猫から視線を上げて、虚を見る。
虚はこちらの視線に気づきながらも、まだ猫を見ていた。
「そうだよ」
「ふふふ。見つかってしまったのですね、風は。お兄さんは雌猫の匂いに敏感なのです」
「嫌な言い方だな」
「敏感なのは、お兄さんの黒豹さんなのです?」
「こりゃ」
つんと、指先で額を突かれた。
「あう。お兄さんの指先でなす術もなく躾けられてしまったのです」
「だから言い方をだな」
困ったように笑う虚の肩に、まだら猫がぴょんと飛び乗った。
風はそれをついと捕まえると、白猫にべしゃと押し付けた。
「これは風のお兄さんなのです。めすぶたのりんちゃんは、かりんとくんずほぐれつしていればいいのです」
白猫は華琳な訳か、と虚はさらに笑った。
風は黒猫を抱えて、話を切り出す。
「朝廷に行ってしまうのですね、お兄さん」
「ああ。明日孫尚香の所在をあちらさんに知らせたら。彼女らの出立の後に出るよ」
「風は。――風のことは、連れて行ってくれないのですね」
「風には陳留の留守を任せたい」
虚の視線は真剣だった。
「ずるい、言い方なのです」
「――だな」
「どうして朝廷がお兄さんを呼び出したのか、お分かりですか」
そんなことを訊く。
虚に分からぬわけがないのに。
「朝廷と『別の天』を許すわけにはいかないのだろう。俺を呼び出し、天ではないと認めさせるか、或いは天を騙った不届き者として処刑するつもりか」
「お兄さん」
そっと手を伸ばして、虚の着物の袖をつまんだ。
「昼休みが終わるぜ、風」
虚は風の手をそっと振り解いた。
彼は――。
この男は何も言ってはくれないのだろうか。
虚はすっと立ち上がると、こちらにも立つよう促す。
「軍師程cが仕事サボったんじゃ、色々回らなくなる。桂花も病み上がりだ。さあ、城に帰ろう」
虚は淡く笑んでいる。
他に、何か云うことはないのか。
処刑されるかもしれないと分かっていて、それでも行くというのなら。
もう明日、行ってしまうというのなら。
何か、何か。
――風に、何か言ってはくれないのですか。お兄さん。
けれども、そんな心の声を知ってか知らずか、虚はするりとこちらに背を向けて歩き出してしまった。
風の腕の中で、黒猫の『おにいさん』が情けない声を上げた。
何も言ってくれないのなら。
もう、言葉はいらないと思った。
4
「出立の前日が風呂の日とは、これも何かの巡り合わせか」
湯船に身を沈めて、ため息交じりに虚は言った。
夜はすっかり更け、雲一つない濃紺の空には、白い月が上がっていた。
薄らと明かりの灯った湯殿には、淡く湯気が充満していた。
書類は纏め終えた。
なるべく詳細に、孫尚香の軟禁環境を書き記したつもりである。自ら作った組織ながら、改めて御庭衆の優秀さを思い知った。
「まあ風呂は、華琳が入りたかっただけだろうなあ」
そう言いながら、虚は肩を竦めてひとり笑う。
風呂場での独り言は、結構好きだった。
実際言葉にすると、考えは良く纏まるものである。華琳がわざわざ用意した男湯を使用するのは、虚だけであるから、ひとりごとも言い放題だった。
万徳などには入っても良いと言ってあるのだが、あれは遠慮ばかりして決して入ろうとはしなかった。お硬い男なのである。
「時代が、動く――か」
明日は出立である。
洛陽まではさして掛かるまい。
そしておそらく、時代は反董卓へと流れて行く。
否、恐らくもう流れ始めているかもしれぬ。
董卓は既に何進に呼ばれ朝廷入りしたと聞く。とすれば、そろそろ何進と十常侍の対立が激化し、何進が暗殺されてもおかしくない。
「まあ、殺されるかもしれんのは俺もだがな」
すっと、心が冷徹になる。
軍師の心情になる。
何進の方には――話は伝えてある。向こうが承諾するか否かは、五分と五分だ。
こちらが到着するまで生きていてくれればいいのだが、と虚は空を見上げた。
が、すぐに視線を下ろす。
人の気配がした。
知っている、気配だった。
女が。
少女がひとり、湯殿に歩み入ってくる。
恥じらうように、白い布で華奢な裸身を際どく隠し、けれども真っ直ぐな足取りでこちらに向かってくる。
「風――何してる」
虚の問いに、風は答えない。
ただ、白い足取りでこちらに向かい、そろりと湯船につかる。
「風、待て。どういうつもりだ」
返答はない。
風がさらに歩を進め、布を手放す。
少女の裸身が完全に露わになる。
細い鎖骨が。
ささやかな双丘が。桜色の先端が。
白い腰が、腿が。
全てが虚の眼前にさらけ出される。
それだけは――許されない。
風が何をしようとしているのか。
死地に赴こうとする己を相手に、どのような行為に及ぼうとしているのか。
それが分からぬ虚ではない。
だが、それだけはだめなのだ。
「――お兄さん」
そして、その時が来たのだと、そんなことを思ったりもした。
「よせ、風。突然何なんだ」
「お兄さんは、風がお嫌いですか。風には魅力がありませんか。身体の幼い女の子はお好きでないですか」
「そんなことは――」
風はそっと虚の手を取り、それを己の乳房にあてがった。
吸い付くような柔肌は、熱く上気していた。
「よせっ」
慌てて手を引く。
「お兄さんは、どうして何も言ってくれないのですか」
零すように言った。
「必ず帰ると、言ってはくれないのですか」
「――」
「お別れの言葉も、言ってくれないのですか」
「――」
「お兄さんは分かっているのですか。朝廷に行くと云うことがどれだけの重みをもっているのか。殺されてしまうかもしれないのです。幾らお兄さんでも、二十万の禁軍をひとりで相手にすることは出来ないのです」
「分かっている」
「冗談でなく、死んでしまうかもしれないと分かっているのですか」
賭けになる。
五分と五分の賭けになる。賽は投げている。
「分かっていて、風に何も云うことはないのですか」
考えぬようにしていた。
風に嘘はつけぬ。ゆえに、必ず帰るとは言えぬ。
風に別れは言えぬ。自分のものにするといった以上、主としての地位を放棄することは出来ぬ。
策は打ってある。考えられる以上、最善の一手である。
しかし、それも十割成功するとは言えぬ。
だから――何も言えぬ。
八方ふさがりだった。
だから考えぬようにしていた。
「俺を、信じてくれ」
白々しい台詞だった。
「信じているのです」
風は身を投げ出すようにして、虚の胸に飛び込んだ。
女の体温が触れる。
甘く汗っぽい体臭が、虚の鼻孔を撫でた。
「落ち着け、きみらしくない」
「風は、風なのです」
「だから――」
「信じているのです。風はお兄さんを信じているのです。だから、もう言葉はいらないのです。代わりに」
お兄さんが欲しいのです、と風は言った。
「嫌ですか。お兄さんは、風を抱きたくはないですか」
「そんなことは」
ない。
ないのだ。
だが、出来ぬ。
風が清く、美しく、魅力的に見えるほど、虚は彼女を抱くことが出来なくなる。
まざまざと見せつけられてしまうからだ。
己が薄汚いものだと、知らしめられてしまうからだ。
己の醜悪な部分が浮き彫りにされてしまうからだ。
「俺は、帰、る。だから」
しどろもどろになる。こんな自分は久し振りだった。
「風も」
風も、女なのですよ。
彼女はそう言った。
「信じていても、欲しいと思ってしまうのが女なのです」
「……出来ない」
声が震えはじめる。
押し込めていた。
これまでずっと。
けれども、風に迫られるほど、それが涌き上がってくる。
「――お兄さん」
「風」
虚は短く彼女を呼んだ。
「きみは、汚物にまみれた両手で、穢れない赤ん坊に触れることが出来るか」
「……お兄さん?」
「きみは魅力的だ。美しい。だが、俺がきみを抱くということはそういうことなんだ」
ああ、言う時が来たのだ。
こういうひと時は、得てしてまるで心の準備が出来ていない時に、やってくる。
「俺は薄汚い人でなしなんだ」
「お兄さん」
風が手を伸ばし、虚の頬に触れようとする。虚はそれを優しく制した。
彼女の主でいることは出来る。
彼女を守ることも出来る。
けれども彼女を抱くことだけは出来ない。
「俺は」
俺は。
悪鬼。人でなしの化生である。
「俺は」
その所以は。
その理由は。
「――親殺しなんだ」
風の表情が固まる。
「俺は向こうの世界で選ばなければならなかった。全てを堪え耐え忍び、負け犬として人間に留まるか。復讐の悪鬼と化して、両親を殺すのか」
「……復讐、なのですか」
「俺の親は家柄ばかり気にする馬鹿な親だった。名家北郷家の御曹司として俺を狂愛していた。その延長線上のつもりだったんだろうな。俺の親は、俺の友達を嬲り殺しにした」
風が息を呑んだ。
「俺の家のためには邪魔だったらしい。俺のためを思えばこそなのだと、親は言った。だが――俺は許せなかった」
――俺は。
「俺は、親と親の狗ども七人を殺して、この世界に来た。どうしても、どうしても許せなかったッ。両親は死の瞬間まで、俺に愛していると言っていた。だが、俺はそれでも許すことが出来なかった」
殺したんだ。
「やつらは、『俺の目の前で』友達を嬲ったんだ……ッ!!」
言ってしまった。
儒教世界において親殺しなど禁忌中の禁忌である。
侮蔑すべき悪行である。
だからこそ。
北郷一刀は、悪鬼なのだ。
恨んだとはいえ、最後の瞬間まで愛の言葉を口にしていた親を殺したのだ。
薄汚れている。
ああ、本当に。
美しい風を前にすると、思い知らされる。
己の醜悪さを見せつけられるのは、恐ろしいことだ。苦しいことだ。逃げ出したいことだ。
だが、それだけは許されぬ。
だから北郷一刀は北郷一刀(にんげん)を捨て、虚(おに)となった。
残った一刀の残り滓は、真名の返礼にと配っている。形見分けのようなつもりだった。
「触れられない」
虚は言った。
「俺は男として、女のきみに触れられない。抱けないんだ」
風を。
「真っ白なきみを――汚したくない」
瞬間、息が詰まった。
唇を塞がれている。
押し付けるだけの、不器用な口づけだった。
「お兄さんは、ひとりぽっちだったのですね」
「――」
「どれだけみんなを大切に思っても、いつも一歩退いているのは、そのせいだったのですね」
「――」
「深く入り込もうとしないのも、深く入り込ませようとしないのも、そういうことだったのですね」
風は再び、唇を押し付けてきた。
「孤独は、人を殺します」
「俺は――」
「風は、お兄さんを失いたくありません」
初めだけなのです、と風は言った。
「恐いのは初めだけなのです。初めの風は白いから、きっとお兄さんは怖いと思うのです」
だから。
と風は続ける。
「真っ黒に、汚してください」
「――なに、を」
「真っ白な風を、黒いお兄さんの色に染めてください。外側も内側も、少しも余白がないようにしっかりと、お兄さんの色で彩ってください」
そうしたら。
「何も、怖くはないのです。汚れるところが、白いところがなくなってしまえば、もう汚すことを恐れなくてもいいのです。風は、お兄さんと同じ色になりたいのです。――風は」
お兄さんのものなのです。
風は淡く、優しく笑んだ。
「風を抱いてください。お兄さんを下さい。風は、絶対にお兄さんをひとりにしないのです。お兄さん、風にお兄さんを刻み込んでください。そして、お兄さんも約束してください。絶対に――」
絶対に。
風をひとりにしないで、一刀さん。
風が優しく、虚の目元を拭った。
肩が震えていた。
胸がつかえて、鼻の奥がつんとなった。
しかし、縋ってはならない。
だから、抱きしめようとしてしまったその手を、ぐっと押しとどめて、風を引き離そうとした。
けれども、その直前。
風が虚の頭を抱きかかえる。
風の細腕からは信じられないほど力強い抱擁だった。
もう――抗えぬ。
情けなかった。
鬼だ悪魔だ魔王だとうたわれている男は、たったひとりの少女にすら抗えぬ。
けれども、あやすように虚の髪をすく彼女の指は、慈愛に満ちていて。
虚は、溺れそうになる。
空虚なはずの。
空虚にしたはずの己の中に、風が染み入ってくる。
矮小な悪鬼は虚勢と小細工の塊だ。
本当は誰かに縋ってしまいたい、寂しがり屋の小僧だったのだ。
だが、露わになったその本性を風は受け止めようとしてくれている。
否、もしかしたら見抜かれていたのかもしれぬ。
「約束する」
意図せず、言葉が口をついていた。
「きっときみのところに帰ってくる」
「――はい」
「どんな危機があっても。必ず乗り越えて、きみのもとへ戻るよ」
風は清廉な雫をその眦から流していた。
「一刀さん――風は、あなたを、『北郷一刀』を、心からお慕いしています」
「誓う。俺は決して、きみをひとりにはしない。風は、程仲徳は――俺のものだ」
瞬間、風の表情がくしゃくしゃと歪み、そして湯殿に嗚咽が広がる。
今度抱きしめるのは、虚の役目だった。
虚の白い胸の中で、風は膨れ上がった感情を露わにし、大きな声で泣きじゃくっていた。
※
翌朝、孫家の面々が出立したのち。
華琳と虚は、万徳、涼伯を伴って陳留を後にした。
見送りに来た風と、虚は特に言葉を交わさなかった。
風も、虚も、共に何か言おうとはしなかった。
ふたりの間には誓いがあった。
それだけで、十分だった。
《あとがき》
ありむらです。
まずは、ここまで読んでくださっている読者の皆様、コメントを下さったかた、支援をくださった方、お気に入りにしてくださっている方、メッセージをくださった方、えっとそれから……兎に角応援して下さっている皆様、本当にありがとうございます。
皆様のお声が、ありむらの活力となっております。
風さんの回でした。
展開として唐突かなあと思いつつ、原作では突然朝駆けを仕掛けてくる風さんなので、風呂場突撃くらいはお手の物なのです。
虚さんと風さんの間に何があったのかはご想像にお任せします。
さて次回から洛陽篇。
あの人やあの人がやっとこさ登場。
ふう……赤い髪の大食い怪獣に餌付けする作業に戻るお……。
ありむらでした。
コメントなどどしどしください。
説明 | ||
良い感じのところで、あさきゆめみしを聴きながら読んでください笑 | ||
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コメント | ||
親友って乃川のことか!乃川のことかぁぁあああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(心は永遠の中学二年生) この展開好きです(ぴちゅかみ) 風さんさすがやでえ(山本) なるほど、なるほど。友達の名が明かされることはあるのでしょうか、と思いつつも、どうやら「現代」も原作とはだいぶ違ったご様子なので、諸々の「明かし」を大人しく待つことにします。朝廷も楽しみです(Yosuyama) 恋姫内では、孫堅と馬騰、紫苑が親の立場として象徴的ですから、一刀の立場からするといろいろ複雑な感情があるでしょうしね。(lei) なるほど、いい展開ですね。こうしてみると、孫堅との会談を風の視点で書いたのもよかったですね。(lei) 本郷様 自分でも重すぎるかなあと思っていたんですが、書きはじめ当初からの設定なので、その通りに行きました(ありむら) グリセルブランド様 笑(ありむら) 虚の、一刀の闇が垣間見ることができました・・・親殺しとはこれまたヘビーですね。(本郷 刃) 風 「にゅふふ〜、我が策成れりなのですよ〜(いつものノリ)」(グリセルブランド) |
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