真・恋姫無双 三人の天の御遣い 第二章『三??†無双』 其の八
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第二章  『三??†無双』 其の八

 

 

 

【緑一刀turn】

 朝。

 俺たちは赤ん坊達と母親達、そして現在妊婦となって頑張っているみんなに朝の挨拶をするため後宮に向かっていた。

「赤ん坊の顔を見ると今日もガンバローって気になるよな♪」

 

「ちんきゅーーーー!三段きーーーーーっく!!」

 

 俺が右にいる赤の方を振り向くと同時に聞こえた声。

 俺の視界にはねねのキックを顔面に喰らっている赤の姿が有った。

 そしてねねはキックの反動を利用し俺の頭上を越え紫の顔面にキック!

 更に同じ要領で俺にキックを放ってきた・・・・・と、理解したのはねねの靴底が視界いっぱいになった時だった。

「ぶきゅるぱっ!」

 俺たちは見事に吹っ飛ばされて廊下に転がった。

 しかし耐久力の上がった俺たちはこの程度では気絶などしない!

 ・・・・・ただ、気絶はしなくても充分痛いぞ。っていうか、気絶できない分余計に痛いんですけど・・・・・。

「このちOこう帝共!今日という今日はお前たちを!おまえたちを・・・・うぅ・・うわああ〜〜〜ん!!」

 さっきの陳宮三段キックとは違い、今度は泣きながらの駄々っ子パンチ・・・う〜ん、この攻撃の方が罪悪感という精神攻撃を受けるので破壊力があるな・・・身に覚えが無くても。

「「「お、おいねね、どうしたんだいきなり?」」」

 俺たちは殴られるままになりながら、ねねの頭を撫でて話を訊く。

 そこに親衛隊で変態仲間の董の兄ぃが後宮の方から走ってきた。

「あぁ・・・遅かったか・・・」

「ん?兄ぃはこの状況の原因を知ってるの?」

 

「北郷様・・・・・陳宮様を泣かせるなんて見損ないましたよ・・・」

 

「ちょ、なに溜息混じりで呆れてるの?兄ぃは俺たちの親衛隊だよね?ていうかさっきの質問は無視ですか!?」

 尻好きに兄者と弟者、そしてインテリと態度が冷たくなっていく中、追っかけと董の兄ぃは前のままだったというのに・・・・・。

 

「まあまあ、一刀。そう責めんでやってや。こいつは董卓軍でも古株なんで、その気持ちも汲んだげてな♪」

 

 下駄を鳴らして現れた霞が笑っている。

「いや、気持ちを汲めと言われても事情がまるで解らないんだけど?」

 俺が答えると霞は眉間に皺を寄せて溜息を・・・・・って、霞まで!

「なあ一刀・・・・・最近あんたら仕事のしすぎで頭がおかしくなったって噂になっとったけどホンマにイってしもたんか?ねねがこれだけ取り乱すっちゅうたら恋の事以外に無いやろ。」

 久々の陳宮キックだったから忘れてたが・・・・・。

「「「という事は恋が懐妊したのか!!」」」

 俺は泣きべそをかいているねねを抱き上げると、そのまま後宮へ向かって走り出した!

 赤と紫もそれに続き・・・・・あ、追い越された。

 とにかく恋のもとへと突っ走る!

 今会っておかないといつもみたいに『先に話が有るから』って何時間も待たされるに違いないからな!

 有無を言わさず突っ込んじゃえば後はどうとでも出来るさ♪

 

 

「「「恋っ!!懐妊したって聞いたぞ!具合はどうだ!?」」」

 後宮の入口から恋の居る部屋まで、ねねの案内のもと一気に駆け抜け、途中衛兵の女の子達が何か言っていたけど、すまないと思いつつ無視して押し通って来た。

「ふぁ、こひゅひんはま。おふぁおう・・・もぐもぐ。」

「「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」」

 え〜と・・・・・まず、恋のいた部屋は個室ではなく談話室。そして恋は朝ごはんの真っ最中。口に肉まんを咥えてのお出迎え・・・・・朝から肉まん?

 そしてテーブルの上には食べ物の山、恋の周りには華琳、桃香、蓮華、思春、愛紗、風、桂花、雪蓮、冥琳、祭さん、紫苑、大喬、小喬、月、詠、華雄が取り囲んでいた・・・・・みんな手に食べ物を持って立っていて・・・なに?みんな立食式で満漢全席でも始めたの?

「「「・・・・・・具合はいいみたいだね・・・・・みんなもおはよう・・・・・」」」

 みんなが口々に挨拶を返してくれた所で、何故こうなったか訊いてみる。

「これってどういう状況なの?恋が懐妊・・・・・したんだよね?」

 ここで俺は『恋が懐妊した』とはっきり聞いた訳ではないことに気が付き疑問形になってしまった。

 華琳が俺の態度に苦笑して話し始めてくれる。

「恋が懐妊したのは間違いないわ。華佗が確認したから。」

「そ、そうか!良かった・・・・・で、今のこの状況は?」

 今度は桂花が目を吊り上げながら詰め寄って来る。

「朝早くにやって来た恋が私をたたき起こしたのよ!」

「・・・・・・なんで?」

 話の出だしなんだよな?それだけじゃまるで判らん。

「眞琳様を見に来たけど華琳様がまだ寝ていらしたから私に頼みに来たのよ。でも、顔が赤くて熱があるみたいだったから華佗を呼んですぐに妊娠の確認をさせたわ。」

 自分もそうだったからそこまで気が回ったのか・・・・・華佗に後でお礼を言っておかないと。朝早くに叩き起こされて、華佗も災難だったな。

「風邪って可能性は考えなかったの?」

「恋が風邪とか流行病になってたら、今頃この都は全員死に絶えてるわよ!」

「恋殿を馬鹿にするのですか!?」

 俺の背中からねねの怒りの声が聞こえた。抱えて走り出したねねを途中でおんぶに変えたんだけど、今まで下ろすのを忘れていた・・・・・軽いんだもん。

「違うわよ。恋の体力なら有り得ないっていう話。そっちの意味で風邪をひかないのは春蘭でしょ。あいつが風邪をひくときは馬鹿だけがひく風邪が流行る時よ!」

 自分の処の将軍なのに相変わらず容赦ないな、桂花。

「わ、わかっているではないですか・・・・・恋殿の武は世界一な」

「それは今いいから。で、妊娠が判って早速お祝い?俺たちにもすぐ教えてくれたら良かったのに・・・」

 いくらここに俺たちが来るのが解ってるからって、そんなのあんまりだ。

「別にお祝いじゃないわよ。華佗が来るまでの間に恋が『お腹すいた』って言うから用意させたの。」

 するとこの食べ物の山は桂花の計らいなのか?これが王佐の才の一端なのか・・・いや、あの桂花が華琳以外のためにここまでするって事の方が驚きだ。

 桂花も妊娠してから何か変わったって事か・・・。

「音々音が来たのは華佗の診察が終わってからよ。血相変えて飛び出して行ったからあんたたちの所に行ったと判ったし、使いを出す手間が省けたわ♪」

 いかにも『一計を案じてやった』という嗤い・・・・・・・桂花は俺たちが陳宮キックを喰らうのも見越していたな。やっぱり変わってないのか?

「みんなが恋にご飯を食べさせているのは・・・・・いつもの事か。でもなんでこんな大人数に・・・大喬と小喬は祭さんと一緒に来たからか。月と詠は?」

「私と詠ちゃんは厨房から連絡を受けて・・・」

「ボク達はさっきまで料理の手配で大変だったのよ!」

 月はいつもの様にニコニコと、詠もいつもの様にツン全開。手に持っている料理は恋に食べさせる為の物だろう。疲れた処に癒しの存在が目の前に居れば自然とこうなるよな。

「華雄は・・・月の付き添いか。」

「当然だ。お嬢様をお守りするのが私の存在意義なのだからな。」

 カッコイイ事を言い切る・・・・・でも、その手には取り皿と箸が握られていて少々説得力に欠けるぞ。

「ほんで、ウチは華琳に用があって来とったんや。」

 いつの間にか霞が俺の隣に立っていた。

「走って出て行ったねねを直ぐに追いかけたけど・・・間に合わんかったな♪」

「まあ、それはもういいよ。結果的に一番早く俺たちに知らせに来てくれたって事だし、陳宮キックは無かった事にするよ。」

 恋は突然食べるのを止めてねねを困った顔で見た。

「ねね・・・・・陳宮キックは禁止って言った。」

「恋、今回は特別だ。気にしなくていいよ・・・・・・・それよりも」

 俺たち三人は恋の手を取りその顔を見つめる。

 

「「「俺たちの子供を身籠ってくれて、ありがとう♪」」」

 

「うん♪・・・これで完成形♪」

 恋が満面の笑顔で応えてくれた。

「あはは♪ひとまずはね。今度は赤ちゃんが生まれて完成形だ♪」

「うん♪」

 恋は溜め無しで首を縦に振った。

 

 

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 丞相の朱里にもこの状況を伝えた処、今日は仕事を休みにして恋と一緒に居ていいという事になった。

 恋の朝ごはんが終了してから、恋のために充てられた個室へ移動。

 そこで落ち着いて話をしよう・・・・・と、思っていたんだが・・・・・。

「そんな顔せんくてもええやん♪ウチらかて改めてお祝いを言いたいんや♪」

 俺の肩をポンポンと叩きながら霞が笑っていた。

 霞以外にも、月、詠、華雄、あと当然ねねもいる。

「なんせ元董卓軍で最初のおめでたやからな。」

 あ・・・・・そうか・・・すっかり忘れていたけど、今いるメンバーは・・・・・。

「ほんじゃ月、まずは代表して一言贈ったり。」

 霞に背中を押されて、月が恋の前に出る。

「え、えっと・・・まずは恋さん。ご懐妊おめでとうございます♪」

「うん♪」

 少し緊張しているのか、月が顔を赤らめて・・・でも満面の笑顔でお祝いした。

 恋も寝台に座って笑顔で応えている。

「あの動乱の時を涼州からずっと一緒に戦ってきました。一番苦しかった洛陽での頃も、恋さんは事前に危険を感じて私たちを助けてくれました。そして反董卓連合に攻められた時も・・・・・恋さんは最良の選択をしてくれました・・・ふふ♪兵の中には今でもその時のことを私に語ってくれる人達がたくさんいるんですよ♪・・・・・でも、もし恋さんがご主人様に降るのが一日でも遅れていたら・・・私と詠ちゃんは今この場に居なかったかもしれないんです・・・・・・・だから私は・・・恋さんが元董卓軍の中で最初に・・・・・身ごもってくれたのを・・・・・心から祝福しています。」

 語っていた途中から月は目に涙をためていた。最後の方は言葉が詰まりがちになるくらいに・・・・・でも、その顔は常に笑顔だった。

「う〜ん!やっぱり月の言葉は重みがちゃうなぁ♪ほんじゃ次は水関であっさり負けた華雄♪行ってみよか♪」

「張遼・・・・・耳の痛い事をズケズケと・・・・・」

 うわぁ・・・策を考えた当人としては居心地悪いんですけど・・・・・。

「虎牢関で恋が華雄の仇とる言うて、めっちゃ怒っとったもんなぁ。初戦で袁家軍の相手した時なんか、危のうて味方の兵を下がらせて、恋を単騎で行かせなあかんかったくらいや。」

 あの時の恋ってそんな感じになってたんだ。遠目で見てても凄まじかったからなぁ。

「そこまで憤ってくれたのか・・・・・武人冥利に尽きるな・・・・・ありがとう、呂布。」

「・・・・・・・・(フルフル)」

 ん?何で恋は首を横に振るんだ?

「家族が死ねば悲しい・・・殺されれば怒る・・・・・・・当然のこと。」

「・・・家族・・・か。ふふ、あの頃の私は自分を董卓様の将としか考えていなかった・・・・・だが今なら呂布の言いたい事は解る・・・・・陛下たちのお陰だな。」

 うん・・・華雄は以前に比べて穏やかになったよな。

「但し!お嬢様がご懐妊なさった時は私も陳宮の様に、また『屁以下』と叫んで一発ぶん殴ると思うがな♪」

「殴られるのは・・・死なない程度に手加減してくれるならいいけど、『屁以下』はやめて!」

 説明聞いた時マジで涙が出たよ・・・。

「では呂布、懐妊おめでとう。元気な子供を産めよ。」

「うん♪」

「次は賈駆っち、行ってみよか♪」

 促された詠の表情は穏やかだ。

「えっと・・・うん、恋、懐妊おめでとう♪動物達の子供の世話が得意なあなただから心配はいらないと思うけど、して欲しいことが有ったら何でも言ってね。」

「子供は好き・・・・・かわいい♪」

「なんや詠?えらく優しい言葉が出るやんか♪」

「祝福なんだから素直に言うわよ!霞はボクをなんだと思ってるわけ?」

「素直な詠いうのんは、なんや調子が狂うやん。一刀たちもそう思わへん?」

「いやいや、普段がツン子だからこそ、こういう時に萌えるんだよ♪」

「な、なに馬鹿なこと言ってるのよ!」

 あはは、すっかり普段の詠に戻ってる♪

「さて、次はウチからや。恋、おめでとうな♪先越されたけど、ウチも早う一刀の子を授かれるよう頑張るわ。そんで、子供が大きゅうなったら手合わせさせようやん♪」

「うん、楽しそう♪」

 二人共、もう武人にするのは決定事項なのか?なんか子供が心配になってくる・・・俺、過保護なのかな・・・・・・?

「ちょっと、霞。あんた今、サラッと流したけど・・・・・その・・・頑張るってことは・・・」

 頑張るって・・・・・・・・つまり!

「そやなぁ♪なんなら今晩・・・は、恋から一刀を取り上げるみたいで気ぃ引けるから明日にでも・・・」

 

「そんな話は今ここでしないでっ!!」

 

 詠・・・・・そこで俺たちを睨まないでよ。

「冗談や、冗談・・・・・・・半分は・・・・・さ!最後はねね、自分の番やで♪」

 半分・・・・・いかんいかん!期待してしまった。

 あれ?ねね?・・・・・・・そういえばさっきから黙ったままで・・・。

 

「・・・ねねは・・・・・・いやなのです・・・・・」

 

「「「え?」」」

 ねねの目には再び涙が浮かんでいた。

 

「仲間はずれは嫌なのですっ!おまえは恋殿とねねはいつも一緒にと言ったではないですか!なのに!なのに・・・・・ねねだけ・・・・・・・ねねは雪蓮と冥琳みたいに恋殿と一緒がよかったですっ!!」

 

 このねねの叫びで俺たちはようやく理解した。

 ねねが俺たちに陳宮キックをした理由を。

 なんて鈍さだよ!

 でも・・・・・・。

 

「ねね・・・その気持ちは判るし、俺たちにも問題が有ったと思う・・・・・だけど仲間はずれっていうのは違うぞ!」

 

 これだけはねねに伝えなければいけない!

「なにを・・・」

 言い返そうとするねねを遮ってでも俺は言う!

 

「ねね!ここに居る月達は仲間じゃ無いのか!?『家族』なんじゃないのか!?」

 

「あ・・・・・」

「それに桃香達、華琳達、蓮華達、『晋』の旗の下に集っているみんなが『仲間』で『家族』だろ♪俺たちはみんなが掛け替えのない『家族』だと断言できる。勿論ねねもだよ♪」

 ねねだって頭が良いんだ。俺の言った事の意味を直ぐに理解してくれる。

 ただ感情でそれを割り切れないんだろう。

 困っているねねを恋が優しく抱きしめた。

「ねね・・・・・一人は寂しい・・・・・恋も一人は嫌・・・でも、ご主人様が言った通り、今は家族がたくさんいる。これからどんどん家族は増えるよ・・・・・今日は恋に順番が来ただけ。ねねの順番も必ず来る♪」

「恋殿・・・・・でもねねは・・・やっぱり恋殿と一緒が良かったのです・・・・・」

 ねねも恋に抱きついて、そして涙声で訴えた。

「それは天が決めることだから・・・・・でも恋はねねに赤ちゃんができるの楽しみに待ってる。だから今は我慢。」

「・・・はい。恋殿のご命令とあらば・・・・・ねねは従うのです・・・」

 恋は別に命令したわけじゃない。だけどねねが自分を納得させる為に言った事だと、この部屋にいる全員が解っていた。

 その証拠にみんな優しい微笑みを浮かべていた。

 

「恋殿・・・・・遅くなりましたが・・・ご懐妊おめでとうなのです♪」

 

 

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ひと月後         (時報:桂花 一人目妊娠五ヶ月)

本城中庭

【緑一刀turn】

「((恋々|れんれん))?それが恋の子供の真名!?」

「うん♪」

「どうですか!恋殿の真名を連ねる実に素晴らしき真名なのです♪」

「わんわん♪」

「ばう♪」

 ねねだけじゃなくセキトと張々にまで同意されてしまった。

 しかし『恋々』かぁ・・・・・この名前覚えがあるんだよなぁ。

 前の外史で、当時魏領になっていた洛陽に俺と恋だけで間諜をしたことがあった。

 飯店で晩飯を食ってる時に偶然華琳達がやって来て、正体を隠すため咄嗟に使った恋の偽名が『恋々』だったのだ。

 恋にもその記憶が在るのだろうか?

 恋とはそういった話はしてないからな・・・・・華琳も恋には外史の事話してないって言ってたし。

『釈迦に説法するほど、私は間抜けでは無いのよ。』

 との事だ。

 炙叉も

『恋ちゃんはウチらに近いんだと思う。知識ではなく感覚で理解できちゃうんでしょ♪』

 なんて言ってたし。

 そんな訳で真名も恋が自分で決めるだろうから、後で教えてくれと頼まれていたのだが。

「う〜ん・・・・・」

「なんですか?まさか気に入らないとでも言いやがるですか!?」

「い、いや!そんな事はないぞ!うん、『恋々』。実にいい真名だ!」

「そうでしょう♪ねねの真名も母上から頂いたので、恋殿が考えてお付けになったという事がとても嬉しいのです♪」

 へえ、ねねが得意気なのはそんな事情も有ったからなのか。

「因みに、ねねのお母さんの真名って何ていうの?」

「むむ?本当ならお前に教えたくは無いですが、特別に教えてやるのです。母上の真名は『((音々|おとね))』というのです。」

「・・・・・・・・・・へ、へえ。良い真名だな・・・・・じゃあ、もしかしてお祖母ちゃんの真名って『((音|おと))』さんかな?」

「何故判ったですか!?」

 なんか凄え驚かれた・・・・・普通はそう連想するだろ・・・・・。

 っと、恋が袖を引っ張ってる。

「ん?どうしたの、恋?」

「・・・・・・・じゃあ恋の次の子の真名は『((恋々恋|れんれんれん))』にする。」

「・・・いや、それは流石に呼びづらいと思うぞ。」

 すると恋は少し考えて、また何か閃いた様で・・・。

「・・・じゃあ『((恋々恋|こここ))』♪」

「それじゃあニワトリみたいだよね・・・・・」

 九州の本家にじいちゃんと行った時を思い出してしまった。

 あの時も親戚のばあちゃんに「こっこっこ〜」とか言われて、何でいきなりニワトリの真似をするのか不思議に思ったっけ。

 あの時は「こっちにおいで」って意味だったけど。

「真名は子供ができたら考えよう。今は恋々が元気に産まれるのを楽しみにしような♪」

「うん♪」

 俺が『恋々』と自然に呼んだのを判ってくれたんだな。

 恋は素敵な笑顔を見せてくれ、触覚の様に飛び出した髪の毛をピコピコと揺らしていた。

 

 

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おまけ壱

恋の娘 ((呂刃|りょじん))  真名 恋々

四歳

房都繁華街

【緑一刀turn】

 今日は久々に繁華街に視察に来ている。

 同行してくれているのは董の兄ぃと追っかけ。

 二人共恋に鍛えられて以前よりもさらに逞しくなってる。

 今なら龍も以前より早く倒せるんじゃないかって気がするな♪

 街の様子も活気があっていいね♪

「やはりこの辺りが一番賑わっていますね。」

 兄ぃが辺りを警戒しつつも、街の人達に笑顔が在るのが嬉しいらしい。

 兄ぃは月に従いて洛陽にいたって聞いたことある。

 やっぱり比べてしまうんだろうな・・・・・。

「だけどちょっと手狭になって来てるかな?新しい市を造るのを急がせるか・・・」

 活気が有るって事はそれだけ人が多いという事だ。

 人が多ければ喧嘩なんかのトラブルやひったくりなんかの犯罪も増える。

 実際、その手の問題が増加しているとの報告が上がっているので、どんな感じか見に来た理由なのだ。

 

「主さまぁ!主さまー!!」

 

「ん?この声は美羽?どこだ?」

「北郷様、あそこッス。」

 おっかけが示した方向に美羽の手を振る姿があった。

 この数年で美羽はスラリとした美少女に成長した。そして胸も見事に・・・。

 その姿は『お姫様』と言うより、敢えて『プリンセス』と表現した方がしっくりくる。

 う〜ん。名族の血、侮りがたし!

 背後に居るのは護衛の兄者と弟者か・・・・・相変わらずこの二人、喋ら無いとどっちがどっちか分からんな。

 そしてもう一人、美羽の腰辺までしかない背丈の・・・恋々!?

 

「・・・・・・あ、みどり??だ・・・」

 

 母親の恋と同じ紅い髪、触覚の様に飛び出した二本の髪までそっくり、そして服まで白と黒をメインにした恋の服と似たデザインの物を着ている。

 母親に似て表情に乏しい所は有るが、俺には微妙な表情の違いは読み取れ・・・・・なんだ?横向いちゃったぞ?あ、またこっち見て・・・・・また・・・。

 何キョロキョロしてるんだ?とにかく俺の方から近付いてみる。

「今日はどうしたんだ、美羽?」

「うむ、実は主さまが今日は街の視察に出ると聞いておったのでの。妾も一緒に視察がしたくて一足先に来ておったのじゃ♪」

 こうもあっさり白状されては苦笑するしかない。

「ほほう♪でも、何で恋々が一緒なんだ?」

「妾が出かける準備をしている時に見つかってしまっての。ついてくると言って放してくれない上に、恋にまで頼まれてしまったから連れて来てあげたのじゃ。」

「へえ、恋々って美羽にそんなに懐いてたんだ♪いつからなんだ?」

「((参月|みつき))ほど前から・・・・・今の困った状況もその時の所為なのじゃが・・・・・」

「え?困ってたの?」

 美羽は溜息を吐いて肩を落とした。

「実は四半刻ほど前からここを動いてくれなくての・・・・・ほとほとどうしたものかと・・・ここに居れば主さまが通りかかってくれるとこの者たちも申すのでな、恋々と妾の我慢比べになっておった。」

 さっきから恋々が気にしているのは・・・肉まんを蒸している((蒸籠|せいろ))・・・・・成程。

 昔、恋も同じような事をしてたっけ・・・・・母娘だなぁ。

「・・・・・・・・にくまん・・・」

 恋々が指を咥えて俺と美羽を見上げる。

 まあ肉まんくらいなら・・・。

 

「だから買い食いはダメじゃと言うておるじゃろ。恋々は主さまの娘、つまりは立派な姫じゃ。姫たる者がその様なはしたない事をしてはいかん。」

 

 まさか美羽からこんな言葉が出ようとは・・・・・教育って素晴らしい。

「・・・・・なんじゃ主さま。その笑いは?」

「い、いやあ・・・・・昔の美羽を思い出して・・・・はは♪」

「主さま。妾はもう((童|わらべ))の頃とは違うのじゃぞ・・・・・・・(妾だっていい加減赤子を・・・・)」

 美羽にジト目で睨まれてしまった。こりゃご機嫌を取っておくか。

「おやじさん、蜂蜜水は作れるかい?」

「へい、甘味用の材料に蜂蜜を仕入れてありますからお作りできますが。」

「だってさ♪」

 俺が美羽に笑いかけると美羽は赤い顔でプルプル震えている。

「うぅ〜・・・主さま卑怯じゃ・・・・・」

 その目は蜂蜜水を飲みたいと雄弁に語っていた。

「お店の中で食べるなら問題無いだろ♪」

 結局全員で店に入り飲茶を始めてしまった。

 そして・・・・・。

「・・・にくまん、おいしい♪」

「これじゃ♪この恋々が食べる姿が愛くるしくてついつい食べさせてしまってからじゃ。恋々が妾に懐いてくれるようになったのは・・・・・はふ〜♪」

 美羽は蜂蜜水を片手に恋々の食事姿を見てほわ〜んとなっていた。

 そんな所だろうとは思っていたけどね。

 小説の三国志とかで袁術が呂布の娘を嫁にしようとする話があったからなぁ。そんなのもこの外史に影響してるんだろう。

「さて、恋々は美羽に任せて・・・・・みんなの所はどうなんだ?子供、そろそろじゃないのか?」

 ここに居る近衛の四人は去年結婚している。

 相手は後宮警備の女の子兵士やメイド隊の子。

 何度か俺たちが合コンをセッティングしてあげたのだ。

「いや、まぁ・・・それはぼちぼち・・・」

「それよりも北郷様。蜀のいんてりッスけど・・・」

「ああ・・・・・あいつにも早く嫁を探してやらないとなぁ・・・」

 今ここにいないインテリだけが未だに結婚していない。

 

「あいつ・・・俺たちの娘を見て我が世の春みたいな顔をしやがって♪いくら同志でもなんかしたらタダじゃおかないぞお♪」

 

 ん?なんかみんな青い顔してるけどどうしたのかなあ♪

 う〜ん♪恋々の肉まんを食べる姿は恋とそっくりで癒されるねえ♪

 

 

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おまけ弐

番外編『((姐姐|ねえねえ))†無双』

璃々(黄敍)

本城前庭 鍛練場

【緑一刀turn】

 俺たち三人と華琳は子供達の鍛錬の様子を見に来ていた。

「てりゃあああああっ!」

「いい気迫だよ、愛羅ちゃん♪」

 愛羅の振う青龍刀を璃々ちゃんが槍で弾いていく。

 かつては北郷軍のマスコットだった璃々ちゃんも、戦乱の頃の鈴々や季衣、流琉と同じ背丈になり、今では部隊を任される立派な武将の一人に成長した。

「えええええいっ!!」

「ほら、がんばれ、がんばれ♪」

 五歳の愛羅はガムシャラに突っ込んで行くが、璃々ちゃんはただ励まし、打ち込ませるに任せていた。

 今は武器を振う感覚を覚え、体力を付ける事が目的なので特に技を教える必要はない。

 璃々ちゃん自身がかつて教わった事を妹達にしているのだ。

 璃々ちゃんの師は基本母親の紫苑だが、紫苑が忙しい時は手の空いている誰かに手ほどきを受けていた。

 弓は桔梗、祭さん、秋蘭。槍は愛紗、鈴々、恋。剣は雪蓮、思春、春蘭。馬術を翠、霞、白蓮。体術を凪、亞莎。

「・・・・・恋々もいく。」

「二人同時ね♪あと二人混じってもいいわよ!わたしに武器を当てられたら、明日お菓子を作って来てあげる♪」

 料理に関しては武術よりも早く手ほどきを受けてたっけ。紫苑に始まり、斗詩、祭さん、大喬、小喬、朱里と雛里、そして今では流琉と華琳を師としている。

 その腕前を知る子供たちが色めき立つ。

「おっと、烈夏ちゃん♪後ろからこっそりじゃなく、ちゃんと名乗りを上げないとダメだよ♪」

「!」

 愛羅と恋々の攻撃を捌いた槍の石突きで、後ろから気配を殺して近付いた烈夏の動きを牽制した。

「・・・烈夏も、烈夏もやる!」

 素直に名乗りを上げた烈夏に振り向いてニッコリ微笑む。

「さあ、あと一人は誰かな!?」

「わたし!蓮紅がお相手します!璃々お姉さま!」

 母親譲りの生真面目な蓮紅は、真っ直ぐに立って剣を両手で構えた。

「蓮紅ちゃんか♪よぅし!いらっしゃい!!」

 たとえ五、六歳児とはいえ、この四人を同時に相手するのは難しい。しかも怪我をさせないように手加減をしながらでは相当の実力を要求される。

 しかし璃々ちゃんは余裕の表情であしらっていた。

 

「璃々ちゃん、強くなってたのは知ってたけどここまでとは・・・・・」

「見事だなぁ・・・・・」

「しかも動きが滑らかだよな。ホント『舞を舞うよう』って表現がピッタリだ。」

 鍛錬の様子を端で見ていた俺たち三人は感嘆の声を漏らしていた。

「ここまでの逸材に育つとは、私も予想外だったわ。この曹孟徳の目も節穴だったって事かしら。」

 俺たち三人と一緒に見ていた華琳は、言葉とは裏腹に嬉しそうだ。

 そして十分ほど経った辺りで子供達に疲れが見え始めた頃。

 

「あいたあぁ!」

 

 よろけた愛羅の青龍刀が璃々ちゃんのお尻をひっぱたく形でヒットした。

「イタタ、油断したぁ♪」

 愛羅、恋々、烈夏、蓮紅の四人は初めポカンとしていたが、自分たちが勝ったと判りはしゃぎ出した。

「璃々お姉ちゃん!さっきの約束!!」

「はいはい♪判ってるよ♪」

 叩かれたお尻をさすりつつ、笑って明日のおやつ作りの約束をしていた。

 俺は子供達に聞かれないように囁く。

「(なあ、華琳。璃々ちゃん、ワザと敗けたろ。)」

「(あら、あなたにも判ったのね)」

 だが華琳の顔は『本当に判ったの?』と笑っていた。

「(俺たちだってそれくらいの眼は持ってるよ。璃々ちゃんも甘いなぁ♪)」

 そんなやり取りしていた俺たちの所に璃々ちゃんと子供達が笑ってやってくる。

「ご主人様たち、華琳お姉ちゃん、お腹空いちゃった♪」

「ちゃんと用意させているわよ。早く手を洗って来なさい♪あなた達もよ♪」

「ようし!今度は井戸まで競争だ♪行くよー!」

 璃々ちゃんはちびっ子達と一緒になって目を輝かせながら井戸へと走って行った。

「武術もそうだけど・・・」

「何より驚かされたのは・・・」

「あの食欲だよな・・・」

「璃々があんなに食べるようになるとは思わなかったわね♪」

 璃々ちゃんが昔の鈴々や季衣と同じになったのは身長だけでは無く、その健啖ぶりも同じになっていた。

「今にして思えば、小さい頃から兆候は有ったんだよなぁ・・・あの当時は鈴々の真似だと思ってたけど。」

 

 その日用意した昼食の九割は璃々ちゃんと恋々と恋の胃袋に収まり・・・・・恋・・・今更だけど、いつの間に現れたんだ?

 

 

 

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あとがき

 

 

今回は『ずっと緑一刀のターン』でしたw

 

『恋と家族』を今回はテーマにしました。

ねねが恋ばかりを見ているので

もう少し周りを見る機会をあげたかったというのも有りましたが。

 

恋々という真名の話

一刀の言っていた前の外史の話は

無印のCDドラマ魏編の「無中生有の巻」の事です。

以前にも書いた気がしますが

このドラマCDシリーズは唯一『北郷一刀の声』が聞けるので雷起は気に入っています♪

 

 

おまけ壱のこと

呂布の子供って調べても娘がいたとしか判りませんでした。

そこで名も創作で『刃(じん)』と付けました。

呂布の娘と言えば袁術との政略結婚ネタと思い

美羽に登場してもらいましたw

 

 

おまけ弐のこと

アルヤ様のリクエストにより

やっと登場できました『璃々お姉ちゃん』w

アルヤ様!ありがとうございます♪

 

番外編タイトルの姐姐ですが

本当の発音は『じぇじぇ』となるんですが

ここは敢えて『ねぇねぇ』と読まさせて頂きますm(_ _)m

 

璃々ちゃんの健啖ぶりは真・恋姫にそれを匂わせる話がありましたので、やってしまいましたw

武力が強化されているので、この外史では華琳に次ぐ完璧超人二号となりそうですw

 

因みに声が倉田まりあ様なので脳内再生で季衣と混線しておりますw

 

 

《次回のお話&現在の得票数》

 

☆雪蓮+冥琳6票

という事で次回は雪蓮+冥琳に決定しました。

以下、現在の得票数です。

 

蒲公英+翠6票

美羽   6票

紫苑   6票

麗羽   4票

朱里+雛里4票

凪    3票

桂花   3票

蓮華   2票

猪々子  2票

穏    2票

桔梗   1票

 

※「雪蓮と冥琳」「朱里と雛里」「蒲公英と翠」は一つの話となりますのでセットとさせて頂きます。

 

引き続き、皆様からのリクエストを募集しております。

リクエストに制限は決めてありませんので、何度でも何人でもご要望いただけるとありがたいです。

よろしくお願い申し上げます。

 

 

 

説明

得票数5の恋のお話です。
懐妊確認後とそのひと月後の真名決め+おまけ二本(一本は璃々ちゃんのお話)です。

引き続き、どの恋姫メインの話が読みたいのかリクエストを募集しております。
リクエストの多い恋姫(TINAMI、Pixiv双方の合計)を優先的に書きたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
リクエストに制限は決めてありませんので、何度でも何人でもご要望いただけるとありがたいです。
ご意見、ご感想、ご指摘などもご座いましたら是非コメントをお寄せ下さい。

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コメント
@take様  仕入れる食材が質より量になったら、華琳が全力で知恵を絞ると思いますw取り敢えず酒呑み達が懐妊すると酒代が浮くのでそこで補填ですかねぇw麗羽と美羽に追加、七乃が参戦〜___φ(。_。*)カキカキ(雷起)
(下段から続き) 作者の執筆スピードを殺さない為、多用してしまっていたと思います。今後も勉強し、精進したいと思います。ご指摘の『♪』が一部なのか全体を指すのか判断出来なかったのですが、他の読まれた方のご意見も参考に今後の執筆に生かして行きたいと思います。(雷起)
ハクオロ様 ご意見ありがとうございます。何分拙い未熟な小説書きな者で、表現方法や文体等の試行錯誤を繰り返しております。ご指摘の有りました『♪』ですがキャラの表情や台詞のイントネーション、表情に『笑』が有る時に使用しておりました。(雷起)
hiro様  今回は敢えて『武』を強調しましたが、今後は遊びや躾けでもお姉ちゃんなところを書きたいと思います。朱里&雛里と美羽に追加〜___φ(。_。*)カキカキ(雷起)
ロードスネーク様  インテリの趣味に合う女の子はメイド隊の中からでも探すのは大変なようですねw  麗羽と穏に追加&白蓮、亞莎、流琉が新たに参戦〜___φ(。_。*)カキカキ(雷起)
神木ヒカリ様  一刀の企画した合コンは親衛隊への懐柔策の一つですw後宮警備隊、メイド隊共に選考に華琳も関わっている裏設定があるので実は可愛い子が揃っています。なぜその描写が無いのか?それは一刀がフラグを立てない様にする為ですw  美羽と桂花に追加〜___φ(。_。*)カキカキ(雷起)
アルヤ様  姐姐†無双の初回が恋の話と重なった不運ということで・・・・姐姐†無双は不定期でおまけにつける予定です。 四人の食料消費ですか・・・・考えると恐ろしいです。取り敢えず開墾農地拡大が急務ですね。(雷起)
殴って退場様  新外史伝の璃々も雷起は大好きです!被らない様に考えてたらチートになっちゃいました(^^; 紫苑と翠・蒲公英に追加〜___φ(。_。*)カキカキ(雷起)
ぎてぃー様  雷起も恋姫やるまではマンガの横山三国志くらいでした。三国志関連のマンガや小説読むと恋姫の元ネタとか発見できてニヤニヤしますよw紫苑と桔梗に追加〜___φ(。_。*)カキカキ(雷起)
rin様  お待たせしました。 紫苑と桔梗に追加〜___φ(。_。*)カキカキ  綺麗なお姉さんだ好きなんですねw雷起も大好きです(゚Д゚)ノ (雷起)
メガネオオカミ様  このネタ雷起は横山三国志のイメージが一番強いです。他にも呂布の妻が貂蝉というのもあるそうです・・・・・恋姫で想像すると怖いですねw西涼姉妹に追加〜___φ(。_。*)カキカキ(見れました♪現在二十九話です。2828しながら見ています♪)(雷起)
後宮のエンゲル係数はこのままだと加速度的に増えていくねぇ   麗羽と美羽と七乃に1票ずつ(@taka)
♪←いらない(ハクオロ)
璃々ちゃんしっかりお姉ちゃんしてますね。朱里&雛里と美羽に一票お願いします。(hiro)
インテリェ・・・いつもどうりの麗羽と穏にあと白蓮、亞莎、流琉でお願いします。多くてすみません(ロードスネーク)
親衛隊も結婚したのか、インテリにも早く良い人が見つかりますように。 美羽と桂花に一票でお願いします。(神木ヒカリ)
璃々ちゃんの話のオチを恋が持ってった・・・・・・にしても季衣や鈴々並みの食欲か・・・・・・鈴々、季衣、恋、璃々の四人で一般兵あたり何人前だ?(アルヤ)
璃々もそれだけの師匠に囲まれたら強くなるよな…。恋の娘はやはり親似でよく食べる。リクエストは前回と同じく紫苑+翠・蒲公英で。(殴って退場)
袁術と呂布の娘の関係は知らなかった・・・基本的に原作の知識無いからな〜・・・投票は紫苑さんと桔梗さんの1票づつ、美羽をまくれ紫苑、もっと頑張れ桔梗・・・(ぎてぃー)
ヤッタ〜。しかしそうすると次は誰に入れたものやら。・・・・・・・・・紫苑、桔梗に一票づつお願いします。(rin)
袁術(美羽)と呂布(恋)の娘……そういえばそんな関係でしたね。こういう正史、演技絡みのネタは見ていて面白いです♪ リクエストはいつも通り西涼姉妹と猪々子に!(追伸、比率逆転思春は見れましたか?w)(メガネオオカミ)
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