貴方と人生を共に クローン編・後編 |
試合会場ロビー
華琳「着いたわね。私達はスポンサーとして
貴方達のサポートに回るわ。」
一刀「分かった。」
炎蓮「久しぶりに血が激ってきよった!」
雪蓮「私も出たかったな〜」
炎蓮「ブツクサ言うでない!」
コチンッ
雪蓮「ブーブー暴力反対〜」
一刀「・・・取り敢えず、部屋に行こう。」
一同『おお!』
ホテル スイートルーム
華琳「ここなら、全員で寝れるでしょ」
一刀「ナイスだな」
鈴々「果物なのだ!」
冥琳「これ!鈴々!・・・はぁ〜」
サリー「一刀〜」
ぎゅっ
一刀「久しぶりだな。」
サリー「私が今回貴方達のサポートに付くわ。
ボイマン達もこのホテルで待機してるから挨拶してくると
良いわ。」
一刀「ホントか!じゃあ、ちょっと行ってくるよ」
サリー「601号室よ」
一刀はそのまま、6Fへ
一刀「ここら辺かな?・・・!」
カキンッ
一刀「誰だ・・・」
???「ほう・・・俺のオリジナルなだけは
あるな。」
一刀「おお〜お前が出来損ないか?
真似しかできない臆病ちゃんだね。」
K一刀「何とでも言うがいい。」
スッ
一刀「・・・やっぱり、居たか・・・」
一刀はそのまま、ボイマン達の部屋へ
ボイマン「一刀・・・大変な事になったな。」
マイク「俺は今から奴らの情報をハックしてみるわ」
一刀「頼むぞ。それと、この印を覚えておいてくれ」
ボイマン「了解。今日は飲むか?」
一刀「俺はSeedだし、本戦は明後日だし、
いいぞ」
マイクは情報をハックする事に集中し、
残り2人は盛大に酒盛りをしていた。
予選は北郷グループからは全員通過した。
本戦開始
司会者「これより!本戦を開始します!選ばれた16名
は!北郷グループ総帥にして、世界最凶の怪物!北郷一刀選手だ!」
観客席『おおお!』
一刀「・・・怪物って」
司会者「続いて!常に総帥の傍に居ると言われる守護神!北郷恋選手だ!」
恋「・・・ども」
司会者「次々と行きましょう!総帥は私が守る!総帥の
弟子!夏侯春蘭選手だ!」
春蘭「総帥の為に散ってくれ!ははははっ」
司会者「歳は・・・」
バコンッ
司会者「しっ失礼しました。数え役満シスターズの鉄壁の壁事
北郷炎蓮選手!(ただ、読み上げているだけなのに;;)」
炎蓮「ワシはまだ若い!」
司会者「では!続いて!お兄ちゃんは鈴々が守る!北郷鈴々選手だ!」
鈴々「にゃはは〜照れるのだ〜」
司会者「続いて!暴走族姉さんにして、最速の北郷霞選手!」
霞「誰が暴走族やねん!」
司会者は次々に紹介して行き・・・
司会者「最後の選手は、K選手!」
K「・・・・」
司会者「では!対戦表を上のスクリーンで決めさせていただきます!」
そして、次々に倒して行き、8名に絞られた。
2回戦A 霞 VS R
霞「本気で行かせてもらうで!」
R「・・・来い」
カキンカキンカキンッ
霞「(さっきの喋り方と良い、声と良い・・・
こいつが恋のクローンか?)」
風「(あの動きは・・・恋ちゃんですか・・・ですが
・・・子供の様な感じもしますね〜)霞ちゃん〜」
霞「なんや!」
風「短期で決めるのがいいですよ〜おそらく
・・・」
カキンカキンカキンッ
R「・・・弱い」
ザシュッ
霞「クッ(恋よりは弱いけど・・・うちよりは
はるかに上やな)なめんなやー!」
カキンッ
風「霞ちゃん!下です〜」
R「・・・そこ!」
ボコッ
霞「かはっ(不覚をとったわ・・・
すまん・・・一刀)」
バタンッ
司会者「勝者!R選手!」
一刀「!アイツから殺気が!」
R「・・・シネ」
ヒュッ
カキンッ
恋「やらせない・・・」
カキンッ
恋はすかさず裏拳を決めた。
R「くっ」
レフリー「R選手!反則とみなしますよ?」
R「・・・・」
Rはそのまま出て行った。
恋「・・・・」
一刀達は直様霞の元へ
一刀「目が覚めたか?」
霞「・・・うち、負けたんやな・・・
一刀!Rはおそらく・・・恋のクローンや」
一刀「ああ。俺もあの殺気でピーンと来た。」
霞「すまん!力になれんかった・・・」
一刀「いや、bestfightだったぞ」
霞「勝つんやで!一刀」
一刀「もちろん!」
霞はそのままタンカで医務室に。
Bブロック 恋VS炎蓮
月下「予想はしていましたが・・・」
雪蓮「まさか、ホントに身内同士で
戦うなんてね〜」
月下「ここは手出し無用がいいですね。」
雪蓮「そうね。」
炎蓮「では・・・行くぞ!恋!」
恋「・・・コクッ」
カキンカキンッ
カランッ
炎蓮はすかさず、サブミッションに切り替えるが。
恋「・・・甘い!」
小手返しをくらい・・・首に画戟が突きつけられていた。
炎蓮「まいった!」
Cブロック 鈴々VS k
k「・・・来い!」
鈴々「行くのだ!うりゃりゃりゃりゃ!」
カキンッ
冥琳「鈴々!気お付けろ!」
K「一撃一撃が重いな・・・だが!」
カキンッ
鈴々「クッ・・・(手がしびれたのだ!)」
k「終わりだ!」
冥琳「鈴々!飛べ!」
スカッ
鈴々「うりゃ!」
カキンッ
k「クッ!」
kが体制を崩した。
冥琳「もう一撃だ!」
鈴々「くらえー」
k「鈴々」
鈴々「!」
鈴々は一刀と重ねてしまい・・・
k「隙有り!」
ボコッ
鈴々「クッ」
バタンッ
冥琳「鈴々!」
レフリー「勝者!k選手!」
k「ふんっ」
kもまた、その場を去って行った。
そして・・・師弟対決が始まる・・・
Dブロック 一刀VS春蘭
一刀「う〜む良いカードだけどな・・・
琉流、秋蘭!手は出すな!」
2人「コクッ」
春蘭「まさか・・・こんな組み合わせになるなんて・・・」
一刀「春蘭!全力で教えた事をぶつけてこい!」
春蘭「はいっ!全力で行きます!師匠!(貴方はいつも、優しい眼差しで
見てくれる。私をいつもこんな風に受け止めてくれる。)
カキンカキンカキンッ
一刀「そうだ!だが、周りも見よ!何が聞こえる?」
春蘭「・・・!風の音?」
一刀「そうだ、お前にも言った事がある。大気がこの世界にはある。
時には癒してくれたり、時には力をくれる。もうわかったな?」
春蘭「はいっ!では!全身全霊を持って、行きます!」
観客達は素晴らしい戦いに見出されていた。
リング外
琉流「兄様と春蘭さんが笑ってる感じと言うか・・・
楽しんでる感じですね。」
秋蘭「ふふっそうですね(ちょっと焼けるがな)」
一刀「脇が甘いぞ!もっと締めろ!」
春蘭「はいっ!」
一刀「足が遅い!さらに早く!」
春蘭「はいっ!(私はこの人を超える事が目標でもあり
・・・守りたい人でもあるんだ・・・無様な戦いはできん!)」
春蘭回想
一刀「内気功ってあるんだけど、春蘭なら
使えると思うんだ。」
春蘭「内気功とは?」
一刀「内気功とは、自分自身の中にある気の事だ。
自分の身体能力を上げれたり、治癒効果を発揮したり、
使い方は人それぞれだが・・・
自分の武器に気を送るイメージを送りながら武器に集中してみ」
春蘭「はいっ!」
春蘭は集中し、獲物に気を送ると・・・
春蘭の獲物が赤い光を発した。
春蘭「おお!」
一刀「それを継続したまま体が固くなれとイメージをしてみろ。」
春蘭「・・・・・」
一刀「そう・・・そのまま気を落ち着かせて・・・よし!そのまま来い!」
春蘭「はいっ!」
カキンッカキンッ
一刀「ナイス!春蘭!」
回想2
SP1「泥棒がいたぞ!」
泥棒「ひぃ〜」
春蘭「ここに土足で入るとはいい度胸だ!死ね!」
カキンッ
一刀「これ以上はダメだ。こんな奴でも人間だ。
罪を償う必要がある。断罪人にはならないでくれ。」
春蘭「・・・はい」
泥棒「・・・・」
一刀「何故、泥棒しようとしたんだ?」
泥棒「・・・借金を返す為だ!金持ちはいつも
俺達の事を見下している!」
一刀「でも、君にも家族は居るんだろ?」
泥棒「いるさ!だから金が必要だったんだ!
後1週間までに支払わないと娘や妻まで取られちまう!
こうするしかなかったんだ!」
一刀「不正な取立てって事?」
泥棒「ああ・・・」
一刀「ふむ・・・分かった。
俺がなんとかしてやるから、これ以上罪を
作るな・・・自主すれば、罪も軽くなる。
俺は告訴しない。後は弁護士に任せろ。」
泥棒「うう・・・すいませんでした!」
泥棒はその後自主をし、執行猶予で
出所した。
その後、不正行為があった店は、
直様、裏付けを取り・・・潰したのだった。
夜
庭
春蘭「はぁ〜・・・つい、頭に血が上っちゃうんだよな・・・」
ピトッ
春蘭「うぉっ」
一刀「よっ」
一刀は缶ジュースを差し出した。
春蘭「一刀様!夜に出歩くのは危険です!
いつ刺客が現れるかもわかりません!」
一刀「大丈夫さ・・・それより、まだ根に持ってるのか?」
春蘭「いえ!・・・そんなことは・・・」
一刀「じゃあ、どうして?」
春蘭「私は昔から、頭に血が上がりやすい体質
なんです・・・いつも突っかかって親や妹にまで心配を
掛ける事がしばしでして・・・」
一刀「春蘭はさ、何の為にここに入ったの?」
春蘭「それは!・・・親に迷惑を掛けたくないと」
一刀「そっか。それは良い事だけどな・・・力が入りすぎなんだよ。
もっとさ、人生楽しく生きてこうよ・・・な?
悩んでるなんてお前たしくないぞ?」ニコッ
春蘭「///はっ!」
一刀「ははっ頑張れよ?」
春蘭「全身全霊を持って守ります!」
一刀「期待してるよ?じゃあな」
一刀はそのまま屋敷に向かった。
春蘭「・・・そうだな!悩んでるのは私らしくない!」
パンッパンッ
春蘭「よしっ!頑張るぞ!」
木陰
秋蘭「ふふっもう・・・大丈夫そうだな。」
回想終了
カキンカキンッ
一刀「もっと!足のステップを効かせるんだ!」
春蘭「はいっ!」
キュイーンッ
春蘭は獲物に気を張る。
春蘭「はぁーー!」
ザシュッ
春蘭「やった!」
一刀に少しだが、一撃を食らわした。
そして、春蘭は感激の余り、そのまま立ち尽くしていた。
一刀「ホントに・・・強くなったな・・・
今は・・・お休み」
一刀は、直様バックを取り・・・
トンッ
バタンッ
リング外
秋蘭「ホントに・・・良い師匠に巡り合えたな。」
琉流「良い戦いでした。」
レフリー「しっ勝者!北郷一刀!」
観客席『おお!』
パチパチパチパチッ
観客席からは、盛大な拍手が送られた。
VIPルーム
ハン「まったく!良い試合でしたな。」
華琳「(強くなったわね・・・あっちでの経験
が残ってるのかもね。)」
ブラウニー「良い試合だったな。」
華琳「(貴方達も・・・終よ)」
♪〜〜〜
華琳「ちょっと失礼・・・」
ピッ
華琳「どうしたの?」
サリー「マイクが情報を掴んだわ。」
華琳「言って頂戴。」
サリー「そこの、スタジアムの下に
研究施設があるわ・・・Dカプセルと言う
薬も開発したそうよ。飲めば、超人的な力が
手に入る反面、効果は1時間・・・それと
これほど、強力な薬なら・・・肉体変異が
起こる可能性があるわね・・・」
華琳「なるほどね・・・これで、裏は取れたわね。」
サリー「ええ。ハンとブラウニーの証拠も抑えています。
後は、軍事要請をしたので・・・突入決行は任せます。」
華琳「分かったわ。」
ピッ
華琳「(バレないようにしないとね。
後は任せたわよ・・・一刀)」
司会者「では!準決勝戦を始めたいと思います!コンピューター
どうぞ!」
観客席『おお!』
司会者「決まりました!Aブロックは 恋 VS Kだ!
Bブロックは 一刀 VS Rに決まりました!」
ハン「(ふふふ・・・裏で手を回した通りだ。
さあ・・・殺せ!)」
司会者「では!Aブロックから、始めたいと思います!」
レフリー「両者!前へ!」
恋「・・・・・」
K「・・・・・」
レフリー「始め!」
両者、睨みあったまま・・・動かない。
K「・・・・・」
恋「・・・・!」
カキンッ
K「・・・なかなか重いな」
恋「偽物は・・・消す!」
K「ほう・・・やってみろ」
カキンッ
恋の2撃目を弾くと、直様蹴りを入れた。
恋「クッ」
K「まだまだ行くぞ!」
カキンカキンカキンッ
恋「・・・(強い!)
数十合打ち合い・・・
カーンッ
1Rが終了した。
K「ドクター・・・薬を2錠もらうぞ」
ドクター「いいだろう」
薬を飲んだとたんに・・・筋肉の発達が早くなった。
K「クッ・・・力が溢れそうだ。」
月下「大丈夫ですか!」
月下はタオルで顔拭き、出血を止める。
月下「目元が少し切れてますね。」
月下は直ぐ樣、止血の塗り薬を塗り、恋は驚く事を発言した。
恋「・・・あれ・・・刃を潰してない」
月下「えっ」
カンッ
恋「行ってくる」
レフリー「第2ラウンド!ファイッ!」
K「悪いが・・・早く終わらせてもらうぞ」
恋「来い!」
カキンッ
K「(見えるぞ!次の攻撃が!)」
恋「!」
シュッシュ
スカスカッ
K「ふははは!終わりだ!」
恋はガードを取ろうとするが・・・
K「お見通しだ!」
Kは下から斬撃を入れた・・・
ザシュッ
恋「クッ!」
恋の両足に切りつけたが
幸い勘のおかげで深手ではないが・・・
K「まだ!」
月下「タオルを投げます!」
恋「ダメ!」
ザシュッ
恋「かはっ」
雪蓮「恋!」
一刀「もういい!ギブアップしろ!」
恋は一刀の言葉で・・・
恋「・・・恋のま・・・け」
バタンッ
カンカンカンッ
K「止めだ・・・」
一刀「・・・やめろ」
刃物がKの首に突き刺さっていた。
K「いつの間に!」
一刀「次の試合・・・お前の唯一大切な者も
同じ運命にしてやるぞ・・・」
K「っち!」
Kはそのまま去って行った。
一刀「恋!」
恋「・・・ごめん・・・負けた」
一刀「いいんだ!いいんだよ!」
雪蓮「出血がひどいわ!急いで病院に!」
炎蓮「後は任せておけ!お前は次の試合の事だけ!考えろ!」
一刀「・・・頼む!」
ぎゅっ
恋「ご主人様・・・勝って」
一刀「ああ!」
琉流「行きましょう!」
一刀「・・・琉流」
琉流「はい?」
司会者「さあ!気を取り直して!準決勝2回戦!
Bブロックの試合開始だ!」
レフリー「両者!前へ!」
一刀「・・・・」
R「・・・・」
レフリー「ファイ!」
カーンッ
R「・・・行く」
一刀「・・・・」
ザシュッ
スッ
恋「・・・!」
カキンッ
一刀「・・・もう、切れてるよ?」
ブシュッ!
R「クッ」
K「R!」
一刀「お前がした事を今からしてやるよ。」
ザシュザシュッ
K「やめろ!」
観客席
霞「ゴクッゴクッぷは〜・・・どっちが悪だかわからんな〜」
風「ですが、野放しにもできません〜
ある程度体力を削ってもらうしかないですしね〜
恋ちゃんのクローンなので止めるのが大変になります〜」
霞「せやな・・・うち?」
風「ぐぅ・・・zzzz」
霞「寝るなや!」
風「おおっ!」
リング上
一刀「ほう・・・お前にも感情があったんだな?」
R「くはっ」
K「クッ」
ザシュッ
一刀「自業自得って知ってるか?
・・・じゃあな」
ザシュッ
R「・・・ごめ・・・ん」
バタンッ
K「恋ーーー!」
一刀「お前がその名を呼ぶな!」
ボクッ
R「クッ」
一刀「・・・次はお前だ。」
一刀は控え室へ去って行った。
K「・・・お前に何が分かる!
・・・殺してやるよ・・・」
控え室
一刀は横になっていた。
♪〜
一刀「どうした?」
雪蓮「恋は大した事はないけど、
しばらくは体が動かせないだろうって」
一刀「よかった・・・次がラストだ」
雪蓮「いよいよね。」
一刀「ああ。奴は生きててはいけない存在だ・・・
試合に勝って・・・殺しに行く。」
雪蓮「・・・無理しないでね」
一刀「おう!」
ガチャッ
琉流「水です。」
一刀「じゃあ、そっちは頼むぞ」
雪蓮「ええ。」
ピッ
一刀「ありがとう。」
一刀は琉流のおでこにキスをした。
琉流「いえ///」
社員「一刀様、お時間でございます。」
一刀「行くか!」
琉流「はいっ!」
リング外
K「薬を沢山くれ!」
ドクター「・・・いいでしょう」
K「Rは大丈夫なんだな?」
ドクター「ええ。」
司会者「それでは!決勝戦を始めます!
これに勝って!世界の格闘技の覇者に
なるのは誰なのか!」
男「何だ!あいつは!」
女「気持ち悪い。」
子供「ママー!怖いよ」
母「よしよしっ」
レフリー「りっ両者!前へ!」
一刀「ほ〜う、それが薬の効果か」
K「そうだ!貴様を倒す為にな!」
既に、体は変異していた。
レフリー「ファイ!」
カーンッ
カキンカキンカキンカキンッ
K「俺は知っているぞ?お前の全てをな。」
一刀「ほう。」
K「お前は、北郷家に生まれ、武を学び、温厚に育ち、
美しい娘達と結婚をし、子供もでき、会社も大きくなり、
幸せに暮らしているとな!そして、世界からは英雄と言れ、
慕われているともな・・・知ってるぞ・・・
外史と言う三国志の世界に行ったこともな!」
一刀「なっ!」
k「驚く事はない、俺はお前だぞ?俺にも記憶が流れてきて居るからな。」
一刀「何!」
カキンッ
一刀「クッ」
K「俺はどうだ!殺戮マシーンとして作られ、
毎日バイオカプセルの中に入れられ、
毎日お前を殺す為の勉強もさせられ、
毎日毎日毎日だ!」
シュッ
ザクッ
一刀「っち、腕が切られたか。」
kの攻撃が一刀の左腕を切り落とした。
k「片腕では何もできまい。」
一刀「ふふっ・・・やってみろ。」
K「何!」
一刀「お前なぞ、片手で十分だ。それに、ただの逆恨みだろ?」
K「貴様!」
カキンッ
一刀「子供だな・・・」
K「うるさい!死ね!」
カキンカキンカキンカキンッ
一刀「薬の力でその程度か・・・」
K「何!」
一刀「力は確かに互角だな・・・お前は俺には勝てないな・・・
俺とは場数が違うからな。ループの数と実績って言えばいいか?」
K「戯言を!」
カキンッ
一刀「・・・・」
シュッ
カキンッ
K「クッ」
一刀「どうした?その程度かな?」
K「っち!」
一刀「薬を飲んでみろ。いいぞ?反則にしないから」
K「!」
Kはセコンドに行き、薬を10錠程飲みこんだ。
K「ぐ・・・」
kの体は変異を遂げていた。
観客席
男「化物だな・・・」
女「気持ち悪いわ・・・おぇ〜」
子供「怖いよ〜」
父親「見てはいけない!」
霞「ホンマ、酒飲んどる時には見とうないな〜」
風「ぐぅzzzz」
霞「まあ・・・そのままにしとくか」
風「お越してくださいよ〜」
霞「おっ起きたな」
風「むむむ〜・・・何がむむむですか〜」
霞「まあ、勝負はついとるが・・・」
風「はい〜もしもの時は出てください〜」
霞「まかしときぃ!」
リング上
K「ハァハァハァッ」
一刀「グロデスクだな」
スッ
一刀「!」
カキンッ
K「その程度か?」
一刀「クッ・・・なんてな」
シュッ
K「何!」
一刀「そろそろかな・・・フンッ」
フワッ
一刀は力を解放した。
K「クッ!すごい威圧感だ!」
一刀「俺は北郷流現継承者、
北郷一刀だぞ?お前は誰だ?」
K「クッ・・・くそ!」
カキンッ
一刀「無理だな・・・」
ザシュッ・・・ザシュザシュッ
K「かはっ・・・」
一刀「紛い物よ・・・安らかに眠れ。」
K「(俺は・・・偽物・・・そうさ・・・紛い物さ・・・
・・・強い・・・俺の上を行く強さ・・・)」
k回想
研究員「ついに!できたぞ!」
一同『おお!』
ハン「直ぐに!バイオカプセルに!」
バイオカプセルの中で急成長させ
K「貴方が・・・お父さん?」
ハン「そうだよ・・・君は俺の息子だ」
俺にも妹もできた。
R「お兄ちゃん?」
K「そうだよ!」
ハン「お前達はこれから武を学ぶんだ。」
1週間後
ハン「すごいな・・・たった1週間で
ここまで強くなるとは・・・」
研究員「はい。脳の発達もすごいスピードで
成長しております。」
ハン「もっとだ!最強にして、殺人鬼
にするのだ!」
FBI「くはっ」
バタンッ
K「こっちは終わったな。」
R「・・・こっちも」
K「何か食べに行こうか」
R「コクッ」
屋台
キャスター「ニュースをお伝えします。またもや、
北郷グループは、麻薬集団を一挙に検挙した模様です。
北郷グループ社長北郷華琳氏のインタビュー映像が
ありますので、ご覧ください。」
キャスター「今回もお手柄でしたね!」
華琳「ただ、賊を退治しただけよ。
民に被害が及ぶなら容赦しないわ。以上よ」
K「綺麗な人だな〜」
R「#」
ギュッ
K「痛いって!・・・ごめん」
一目惚れであった。
k回想終了
K「(そうか・・・俺は・・・嫉妬していたんだな。)」
Kは華琳の方を見たが・・・kじゃなく、一刀の方を向いていた。
ザシュッ
K「かはっ」
バタンッ
ドクター「立て!立つんだ!」
一刀「いや・・・終わりだ・・・レフリー!」
レフリー「はっはい!勝者!北郷一刀!」
観客『おおーーーー!』
ドドドドドドドッ
霞「なんや!」
VIPルーム
ハン「脱出するぞ!」
ブラウニー「ああ!予定通り、外にヘリが
ある・・・」
パキューンッ
ハン「なっ!」
バタンッ
ブラウニー「さらばだ・・・親友」
華琳「それはどうかしらね。」
華琳が扉から軍隊と入って来た。
ボイマン「お前を国家反逆罪で逮捕する!」
ブラウニー「クッ・・・ならば!」
ポチッ
ドドドドドドドドッ
華琳「自爆装置!」
ブラウニー「今だ!」
琉流「逃しません!」
ドゴーンッ
ブラウニー「かはっ」
バタンッ
華琳「琉流!どうしてここに?」
琉流「兄様に言われて来ました。」
華琳「そう。至急避難警告を!」
隊員「はっ!」
リング上
K「一つ頼んで・・・いいか?」
一刀「何だ?」
K「・・・Rを・・・恋のクローンを
守ってやって欲しい・・・」
そこへ
R「にいにい!にいにい!」
K「すまんな・・・どうやら・・・お迎えのようだ・・・生きろ」
R「にいにい・・・」
K「後は・・・この人に・・・任せる・・・言う事
・・・きく・・・んだ・・・首をき・・・てくれ!」
バタンッ
R「にいにい!」
一刀「後味・・・悪いな・・・
じゃあな・・・もう一人の俺」
R「・・・・」
一刀「お前はどうする?」
R「・・・にいにいの為に・・・生きる
・・・約束」
一刀「・・・そうか・・・」
霞「一刀!はよせい!」
一刀「先に行っててくれ・・・この子も連れてな」
霞「なにゆうとんねん!」
一刀「後始末が必要だ!こんな事を二度と起こさせない
ようにな!」
霞「・・・必ず、戻ってきいや」
一刀「ああ」
霞はRを連れて脱出した。
一刀「・・・・・・」
ザシュッ
一刀「・・・」
ボトッ
Kの首を切り・・・燃やした。
一刀「さてと、後始末に・・・これは部品?・・・まあ、持ってくか。」
ドゴーーーーーーーーンッ
ドームは崩れ去った。幸い軽傷者だけだと言う。
華琳「一刀は何処!」
ガラッ
ドゴーンッ
一刀「ぺっぺ!砂が口に入っちまったじゃないか!ぺっぺっ!」
華琳「一刀!腕が・・・」
ギュッ
一刀「すまんな、腕は取り敢えず、持ってるけど・・・やつらは?」
華琳「全員捕まえたわ。」
一刀「そうか・・・・」
バタンッ
霞「一刀!救急車や!」
一刀はそのまま病院へ
華琳「先生、どうなんですか?」
医師「衰弱が激しいですね・・・
腕の方もなんと言えばいいか・・・。
華佗と言う医者なら、治せるかもしれません。」
華琳「華佗ね!」
冥琳「なら、連絡は私が取っておこう。」
華琳「助かるわ。」
一週間が経ち・・・一刀が目覚めた。
一刀「回復!」
華琳「回復!じゃないわよ!・・・心配させないで!」
一刀「悪かったな。」
琉流「兄様!」
鈴々「お兄ちゃん!」
ボコッ
一刀「ぐへっ」
華佗「腕も完全に完治しているが油断は禁物だ。」
一刀「すまんな、華佗」
華佗「気にするな、血は少し採取させてもらったがな。」
一刀「華佗になら、何時でもやるぞ?
世界で信頼できる医者だからな・・・昔も今のな。」
華佗「嬉しいこと言ってくれるな、異常が出たら直ぐに言えよ?」
一刀「ああ。サンキュー。」
一刀達は騒いでいたが・・・
華琳「はいはいっ喜びは後で。一刀・・・よく聞いて。」
一刀「何かあったのか?」
華琳「実はね・・・関羽らしき人物が訪ねてきたそうよ。
・・・体と記憶を持ってるわ。間違いなく本人でしょうね。」
一刀「まじかよ・・・ボイマン」
ボイマン「なんだい?」
一刀「後は任せていいか?」
ボイマン「OK。また、何かあったら協力してもらうぞ?」
一刀「ああ!」
パンッ
お互いの手のひらを叩き、そのまま退院した。
一同は我が家へ
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