真・恋姫†無双〜不信の御遣い〜 第二話 |
「どこだ?ここ?」
目が覚めると、そこは真っ白な世界だった。
僕は、死ねなかったのかな。
するとそこに、
「目が覚めたか?」
という、厳かな声が聞こえてきた。
「はぁ。おはようございます」
「ケロッとしておるのう。それが、お前さんの性格なのかな?」
苦笑混じりに失礼なことを言われた気がする。
「儂が話しかけて驚かなかったのは、お前さんが初めてじゃ。」
「別に、驚かなかったわけじゃありませんよ。僕は、感情が表に出にくいんです」
笑顔は特に、とは口では言わない。
「ふむ」
「あの」
僕はこの声の持ち主に質問をしてみることにした。
「ん?なんじゃな?」
「質問があるんですが、いいですか?」
「もちろん」
「ありがとうございます」
さて、何から質問しようかな。
「まず一つ目。僕は死んだんですか?」
「ああ。自殺を遂げてな」
ああ。やっぱり、僕は死んだんだ。
「二つ目。ここはどこですか?」
「生と死の狭間の世界じゃ」
ふ〜ん、そんな世界があるのか。でも、何故そんな所に?
普通、死んだら天国か地獄に行くんじゃないのかな?
「三つ目。あなたは誰ですか?」
「それには、質問が終わったあとに答えよう」
「分かりました」
あらら……。
「では最後です。何故僕はこの生と死の世界にいるのでしょう?普通死んだら、天国か地獄に
行くんじゃないんですか?」
当たり前の疑問をぶつけてみる。
すると、その声の持ち主は驚くべき事実を僕に告げた。
「儂の一存じゃ」
「はぁ?」
僕の頭がフリーズした。
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第二話です。 | ||
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まぁ〜、そうなるよね〜(スターダスト) まあ〜、そうなるわな。(劉邦柾棟) |
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