真・恋姫†無双〜不信の御遣い〜 第五話
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「と、いうことです。すいませんね。せっかくのご好意を無駄にしちゃって」

 

口調をもとに戻して言う。

 

「いや、なんというか・・・・・・。言葉がでてこないのじゃ」

 

「そうでしょうね」

 

転生すると思っていたようだからね。当たり前か。

 

「でも、何度でも言わせてもらいますよ。僕は、転生する気はありません」

 

「そうか・・・。じゃが、『自殺』は罪じゃ。それだとお前さんは『地獄』に行くことになるぞ?

 

よいのか?」

 

「構いません」

 

当たり前の選択だといえる。

 

だって、よく考えて欲しい。

 

 

 

生きたくないから。

 

死にたいから。

 

裏切られたくないから。

 

これ以上、人を信じたくなかったから。

 

 

 

だから僕は、自らの命を自らで断つという行動を起こした。

 

それなのに。

 

僕の痛みも気持ちも知らないのに。

 

転生させてやる、なんて言われても、納得できるものじゃない。

 

『自殺』は罪?

 

知ってるさ、そんなこと。

 

でも、罪を犯しても。

 

僕は。

 

生きたくなかったし。

 

死にたかったし。

 

裏切られたくなかったし。

 

なにより。

 

これ以上、人を信じたくなかった。

説明
第五話です。
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コメント
仏教ではまた別の考え方があるようですね。 まあ自殺が罪ってことは変わらないようですが。(M.N.F.)
毎回楽しく読ませていただいています。自殺が罪という考え方は、キリスト教からではなかったでしょうか細かいことなんで、別にどうってことはないんですか(笑)(イマ)
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真・恋姫†無双 オリジナル主人公 

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