真・恋姫†無双〜不信の御遣い〜 第六話
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「分かった……。お前さんの覚悟がそこまでなら、儂はもう何も言わんよ」

 

諦めたように、ゼウスさんが言う。

 

「ありがとうございます」

 

「変な奴じゃな。儂に恨みが有りはせんのか?」

 

「別に。これでやっと、本当に死ねるんですから。」

 

恨みなどない。

 

そんなもの。

 

後悔した者がもつ感情だ。

 

「そこから、飛び降りればいいんじゃ」

 

ゼウスさんが指差したそこは、どす黒い大きな穴があった。

 

「なるほど。あれが「地獄」の入口ですか。」

 

言いながら頷く。

 

「本当にいいんじゃな?あそこに入ったら、二度と戻って来れんぞ?」

 

「ええ」

 

僕は頷いて。

 

その穴の淵に立ち。

 

ここに来た時と同じように。

 

全くの後悔もなく。

 

一切の躊躇もなく。

 

飛び込んだ。

説明
第六話です。
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コメント
一話は短いし神様との掛け合いは六話まで続くしもうね……(たるると)
小分けに連投するよか、1話分にまとめて投稿したほうが読みやすいしいいのでは?(ataroreo78)
↓うはwwホントだww(九十九一二三)
うわ〜、嫌な予感がしまくりだよ。  ゼウス氏は「そこから飛び降りればいいんじゃ」っと「頷いた」だけで、その穴が『地獄行き』だとは一言も言っていないぞwwwww!?(劉邦柾棟)
まあこのまんま終わらすわけないしね。うん。続き、楽しみです^^(M.N.F.)
うわー穴に落ちるなんてテンプレを地獄って偽りやがった・・・また騙された・・・(デーモン赤ペン)
ん?・・・・・この展開・・・・まさか・・・・この神謀ったなwwwwwwwwwwwwwwwwwwww(スターダスト)
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