魔法少女リリカルなのは DevilStrikerS ー機動六課の休暇 その3ー |
なんとか時間通りにホテルに着き、夕飯にありつけたバルダ達。
(当然、スバルとエリオによる大食い対決が繰り広げられた)
そして部屋の振り分けをして皆で風呂に入るところである。
ちなみに部屋の振り分け はというと……
1.なのは、バルダ、ヴィヴィオ
2.フェイト、エリオ、キャロ
3.はやて、ヴィータ、リイン
4.シグナム、シャマル
5.スバル、ティアナ、
6.ギルバー
(本人が一人でいいと言った為こうなった)
「本当に一人でいいの?ギルバー」
男湯と女湯で別れる所でスバルが聞いてくる。
「いいさ。お前はティアナと一緒に落ちついてな。俺は一人でまったりとしてるよ」
ギルバーはそう言ってスバルの誘いを断った。
「うーん、けど一緒の方が楽しいんだけどなぁ。よし!お風呂上がったら私とティアでギルバーの部屋に遊びに行くよ!!」
スバルは名案とばかりに言った。
「いや、別に俺は「ねぇ!いいでしょ!?」……ああ、わかったよ」
ギルバーはスバルの押しに負けた。
すると……
「いいですって!一緒に入らなくても!!」
「いいじゃない。親子になるんだからその親睦を深めたいし」
バルダがなのはに何やら一緒に入ろうと誘われていた。
「しかし俺は男湯に入りたくてですね……」
「バルダお兄ちゃんは一緒に入らないの?」
「うっ…」
ここでヴィヴィオの追加攻撃!!
ヴィヴィオに逆らえないバルダは困り果てた。
「で、でもそれじゃあエリオさんが……」
と言ってエリオに助けを貰おうとするが……
「ちょ、キャロ!何で僕も女湯に!?」
「ふえ?エリオ君も入るんじゃないの?」
既に遅かった。因みにエリオはフェイトとキャロに誘われていた。
「(くっ!もはやこれまでか!!)」
と思った時、
「(いや、いた!もう一人いた!!)」
ギルバーの存在を思い出した。
「けどそれだと兄さんが一人になります!!」
そこに
『ちょっとバルダ!!助けてよ!!』
と、念話が聞こえてきたが気にしない。ギルバーはいきなり話を振られたので驚いたが
「俺の事は別にいいぞ。二人とも人の好意はありがたく貰っとけ。それじゃ皆さん、俺はこっちなんでそれでは…」
とトドメを刺して先に脱衣場に向かっていった…
(もちろん男湯に)
「(兄さんのアホーーーーーー!!)」
心の中でそう叫んだバルダであった。
そしてエリオ共々女湯に 連行されたバルダは、なのは達にもみくちゃにされていた。
「うわ〜バルダのお肌ぷにぷにだね〜」
「ぷにぷに〜」
「ちょ…なの、いや母さん!くすぐったいよ。それにヴィヴィオも!」
「むぅーそろそろ慣れてよー。でないと〜…」
「ひゃあ!?どこ触ってるんですか!!」
「なんかはやてみたいだな…なのはの奴…」
「そうですね」
「私がどうかしたか?ヴィータ…リイン」
「うわっ!!はやて、いつ居たの!?」
「ひゃー!はやてちゃん、びっくりしたですぅー!」
「いつ居たかって?最初から居ったわーーー!!」
「わあ!はやて、くすぐったい!」
「にゅふふ〜。相変わらず良い抱き心地やな〜ヴィータ」
「あっちは賑やかだね〜。ね?エリオ、キャロ」
「はい!!」
「はい/////(うう…やっぱり恥ずかしいよ)」
一方のこの話に出てきていない組は…
「どうした、スバル?もう限界か?」
「いえ!まだまだいけますよ!!」
「そうか。ならとことんいくぞ!!」
「はい!!」
シグナムとスバルはサウナに入っていた。
「ふうー気持ちいいですねーシャマルさん」
「そうねーティアナ」
そしてシャマルとティアナはマッサージを受けていた。
まあ、各自堪能したということで……
「みんな遅いな…一応全部の風呂やサウナを堪能して来たのにも関わらず、俺が一番早いとは。ふう、コーヒーでも飲んで暇を潰そう」
そしてギルバーは一人、ティータイムを堪能するのだった。
そしてしばらくすると、やけにやつれたバルダとエリオが先に出てきて、肌がつやつやになったなのは達が出てきた。
「(一体何をしてたんだ…)」
思わずそうツッコミそうになったギルバーだった。
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三十一話目です。 | ||
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