真・恋姫†無双〜不信の御遣い〜 第十一話 |
何が、起こった……?
あの少年の声が聞こえた瞬間。
奴らの身体は。
地に倒れていた。
俺の隣で見ていた恋も何が起こったのか分からない、という顔をしている。
その元凶である少年は。
こちらの視線に気づくと。
斧を担いで。
ニヤッっと。
天使のような。
悪魔のような。
間違いなく。
人間のものではない。
笑みを。
浮かべた。
ふう……。
自分で言っちゃうのも変な話だけど。
決まったなぁ〜、あれは……。
目丸くしてたもんね。あいつら。
おや。あの可愛らしいお嬢さんが、僕の袖を掴んでいる。
たどたどしい様子で、僕に聞く。
「あのおじちゃん達。お兄ちゃん、殺したの?」
ビクビクしながら、僕に質問してくる。
「大丈夫だよ。気絶してるだけだ」
「……ホント?」
「ホント、ホント」
僕は基本的に嘘つきだが、こういうシリアスな場面では、正直に話すことが多い。
まぁ。
多いというだけで。
ないわけじゃないけど。
すると、そのやりとりを見ていていた茶髪の少年が僕に言う。
「えっと……。とりあえず、その子を助けてくれてありがとう。
俺の名前は北郷一刀。君は?」
北郷一刀か。なるほどこの男の子がねぇ……。
クラスの男子が、「一刀、滅びろ!!!」とか物騒なこと言ってたなぁ。
でも分かるなぁ〜。モテそうな顔してるもの。
そこにいる只者じゃない雰囲気をまとった女の子も僕のほうをまさに興味津々、といった
様子で見ている。
「僕の名前か……。君たちみたいな人たちに名乗るには、ふさわしくない名前だけど、
まぁ、『高順』とでも呼んでくれればいい。」
そして僕は、一拍おいて。
僕と一刀君を見ていたアホ毛の女の子に聞いてみる。
「それで、君の名前はなんというのかな?『力を振るうことを、恐れているお嬢さん』?」
「!?」
一刀君も。
その子も。
驚愕して。
僕を見た。
スイマセン。前回の回で、一刀も恋も原作からかなり離れたキャラでしたね。
改めてお詫びします。
この作品は、作者の都合でキャラ崩壊が起きやすい作品です。
基本は原作に従ってやりたいと思いますが、キャラが原作にそぐわない描写が
これからもあると思います。
ですが作者は作者なりに、一生懸命頑張っていきますので、
これからもよろしくお願いします。
説明 | ||
第十一話です。 |
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コメント | ||
まぁ〜キャラ崩壊はある程度なら許されますが、それ相応の理由が必要になってくるので程ほどに。(スターダスト) | ||
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真・恋姫†無双 オリジナル主人公 | ||
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