真・恋姫†無双 〜鬼が支えし者〜 |
・・・今和弘は、東屋にいる。
桂花と荀コンさんが来るまで時間がある。
その時間を利用してある物を書いている。それは、俺の居た世界の『農業書』だ。
まだこの国の文字はかけない、なので俺の居た世界の文字で書いている、早いうちにこの国の文字で書き直すつもりだ、何故この農業書
を書いているかと言うと、簡単に言うと、「飢えるのはイヤ!」だからだ。
俺の居た世界でも飢えはあった、大体の理由は災害や他にも色々ある、まぁそんな訳でこの農業書を作成しているのだ、後、塩の造り方
の書も作っておこう、これは本当に私的な理由だ、この国と俺の居た世界では料理の味の濃さだ、元々俺は濃い味のほうが好みだ、この
国の味は薄味が多い、それに塩事態、中央が管理している為、値段も高いしなかなか手に入らない、それに塩で財が築ける、それを財で
元の世界では出来なかった事を俺が先にやろうと考えていた、そんな事を考えながら農業書を書いていると、二人が来ていた。
荀コン「アラアラ、何を書いているのかしら♪」桂花「そうよ!教えなさいよ!」
と言ってきた、それにまだ教える訳にはいかないので、
和弘「まだ教える訳にはいきません、でも完成したらお渡しします!」
と和弘が真剣な顔で応え頭を下げた、この姿に二人は引かざるえなかった、すると桂花が「完成に必要な物があったら言いなさい、準備
するから」と言ってくれた、その言葉が嬉しかったのか和弘は笑顔で「ありがとう」と応えた、その顔を見た二人は、「アラアラ〃〃」
「フ、フン!〃〃」と言いながら顔を赤らめていた。
二人が来たので書の作成を中断して本題に入った。
以前、桂花と二人で話した事、そう「義勇軍を造り街を出る事」そして資金を出して欲しい事、担保に俺の世界の酒造法と二本の刀を出
す事、そして刀は酒の利益が上がれば返して貰う事、
その話を聞き荀コンは、驚いた、しかし直ぐに目を瞑り思考をめぐらせている‥‥
どの位時間がたったのだろうか、和弘は荀コンを見つめていると、フッと荀コンは目を開け和弘にたずねた、
荀コン「‥‥和弘君、貴方は何故義勇軍を作ろうとするのかしら、」
その言葉に桂花も和弘を見ている、そして、
和弘「‥‥‥自分がこの国の行く末を知っているから‥じゃ、理由になりませんか、」
荀コン「ええ‥‥」と言うと荀コンは周りを見渡し誰もいない事を確認しまたこたえた、
荀コン「ハッキリ言って下さい、周りは誰の目もありません、でないと此方も良い返事は返せないわ、」
和弘「‥‥分かりました、でも1つだけ約束して下さい、今から喋る事は誰にも口外しないで下さい、特に‥‥中央には知られないで下
さい。」
その言葉に二人は、「ええ」と頷いた、それを見て和弘は語り出した、
‥‥4年後位から徐々にこの国が乱れ始める事、そして大乱になる事、その後この国の中央の腐敗が浮き彫りになり群雄割拠の時代が来る
事、そして国同士の争いの末、国の滅亡‥‥‥
‥‥和弘の語る歴史に二人は目を開き驚愕する、今回ばかりは理解の範疇を越えていた、
先に我に返ったのは荀コン、ではなく桂花だった、そして和弘に聞いて来た、
桂花「‥‥‥ヒロが義勇軍を立ち上げる理由が少し分かった気がするわ‥‥それでヒロはこの国を建て直す為、その足掛かりとして義勇
軍が必要だ、そう言う事ね、」
桂花の言葉に和弘は首を横に振り否定した、
桂花「なっ!!ならなんで義勇軍が必要なのよ!!」
ようやく我に返った荀コンが和弘に尋ねた、
荀コン「桂花ちゃんの言う通りだわ、和弘君が語った歴史が本当ならこの国を建て直す事が可能な筈です」
そして和弘は一息入れて語り出した、
和弘「荀コン様なら分かる筈です、国の腐敗は古来よりある事を、それを建て直すのは無理なんです、もし建て直そうとすれば10年イヤ
数十年掛かるでしょう、下手をしたら桂、荀イクの代で「桂花でいいわ、」でも!」
桂花「桂花でいいわ、それより先を続けなさい、」
和弘「‥分かった、下手をしたら桂花の代でも無理かもしれません、それだけ腐敗の根は深すぎるんです、‥なら建て直すのではなく一
度壊して造り直した方が早いんです、」
「「ナッ!!」」その言葉に二人は驚いた、そんな二人を他所になおも語る、
和弘「確かに全ての役人、太守が腐敗してるとは言いませ、中には自分の国だけはそうしないよう努力する者や、これからそれを変える
為に立ち上がる方も出て来る筈です、今自分が言った壊して造り直す事に反感を持つ者もいるでしょう‥‥でもそうしないとこれから
先、腐敗のせいで乱が起きそれを鎮圧する、その負の連鎖は無くなりません、そのしわ寄せは何処に向かうのか分かりきった事です、」
桂花「建て直すにしても民にしわ寄せが来る事に変わりわないわ!」
和弘「確かに今の民にしわ寄せは行きます、「なら!」そのしわ寄せがそこで止まるか、これから先もしわ寄せと言う名の負の連鎖が続
く、どっちが民の為、国の為になるか桂花なら分からない訳じゃないよね、」
「それは、」と桂花は言うと黙りこんだ、
和弘「そして、二人には聞いて欲しいんです、」
荀コン「何をかしら、」桂花は和弘を見て、
和弘「これから話す事は自分の居た世界の自分の居た国の歴史です‥‥‥」
そして和弘は自分の居た国の歴史を語り出した‥‥‥‥‥‥‥
説明 | ||
こんばんは♪ さて、今回のお薦め作品は、 『至誠一貫』です。 この作品も違うサイトに掲載されています。 今回も相変わらずの駄文ですが、お付き合い下さい。 今回は本当に駄文です、ご了承下さい。 |
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