IS.B 馬神 弾という名の操縦者 2nd break 第一章 黒煌編 ?ep.6 完全と最強の対立? |
勝斗side
海岸 上空
俺は…あの時から完全で有り続けている。
思い返すは…俺がIS.Pの新人だった時…
幾多の訓練を乗り越え、まだ全戦全勝だった。
だが…
終焉の機神 ラグナロックが突然、IS.Pを襲い、俺が守ろうとした処でラグナロックに敗れた…
無論、作戦としては滞りなく動いた。
が、あと少し…俺が最後であろう止めを刺そうとしたら…
読まれたかの様に、敗北した…
そこからか…俺が完全に有り続けようとしたのは…
作戦だって強さだ。
あの5人を行かせないのも…当然だ。
ラウラとシャルロットは勿論、セシリア・鈴・まゐはそこの浜で動かなくしている。
この雷光の剣撃を食らったからな…
ん? 急に雲行きが怪しくなった…
「?? あいつは!!!」
俺の目に映ったのは、俺の知っている紅いISだった。
side out
弾side
『お願いです! アルバトリオンの討伐の許可を!!』
俺は悪魔の龍神 アルバトリオンの討伐の許可を織斑先生に貰おうとも…
『今行こうとしても勝斗に止められるだけだ』
許可は降りるも…
勝斗の勝利を見なくとも確信していた。
だが、俺は勝斗と勝ち負けを決めるつもりはない。
ただ、激しい激突にはなる…
俺は外へ出て、ライジング・アポロを展開し、上空へ向かう。
上空
「いた!!」
海岸の方向に向けると、勝斗が空中で仁王立ちしていた。
違うISだが、間違いない。
「……うそ…だろ……」
下を見ると、海岸で五人がISを展開して寝そべっていた。
その五人は勿論…
「セシリア…鈴……シャルロット…ラウラ………まゐ……」
嘘だ……
……何で…?
何故、勝斗はあんなに無傷だ…
思わず、手が震え出す。
『弾!! 気持ちは何時だって同じだ』
『俺らがお前の背中を押してる、だから…』
『威圧に呑まれないで下さい、共に戦える仲間がいます』
「皆…」
そうだ、一人で戦っちゃダメだ…
ライジング・アポロだって…ミラバルカンもアマツマガツチもいる。
「………行くぞ!!!!」
俺は勝斗に向け、「指定アタック」で向かう。
side out
勝斗side
「やはり来たか? 馬神 弾!!!」
「指定アタック」で加速したか…
だが、加速して何になる…加速のリスクは痛い筈だ。
「お前のした事が…もう終わりだ」
「雷光を纏った剣で落とされるだけだ?」
「何?」
まさか…読まれたか…
じゃあ…
剣で止めようも、炎を切るだけだった。
「ほう、少しは増したか……さっきのは炎で出来た分身みたいなものか…」
まっすぐ前にいた弾に言う。
「何でまゐ達を止めたんだ!!」
弾は真剣な目をして、俺に問う。
「当然だ…IS.Pの命令が来るまで待機させようとしただけだ」
「くっ…勝斗、何としてもお前を抜く、絶対だ!!!」
「ふ…笑わせてくれるな…やってみろ!!! 形態変換!!! 《光の二大神龍》!!!」
本気で止めてやる!!
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とても良かったです!(ST響鬼) | ||
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