真・恋姫†無双 〜鬼が支えし者〜
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‥‥‥和弘は語り出した、島津家にとって、最悪にして最後の戦‥‥‥

 

‥‥‥『関ヶ原の戦い』を語り出した。

 

島津家は西軍についた事、本来、島津家は東軍に付く予定であったこと、

 

和弘「島津家は東軍との合流場所の城に着いたんだが、その城の守備大将をしていたのが東軍大将の側近だったらしい、

 

そして島津家が東軍と合流する為に来たから城に入れてくれ、と使者と証拠の文を出したが断られたんだ、」

 

桂花「‥‥何となく守備大将の気持ちは分かるわね、大戦の前に味方に来ましたから城に入れて下さい、と言って入れる

 

者はいないわね。「違うよ」は?」

 

和弘「家の書物にはこう記されていたんだ、」

 

〈殿がいちいち片田舎の勢力を頼る筈がなかろう、そもそも、こんな戦ごとき我が軍だけで勝てる〉

 

和弘「と、記されていたんだ、」

 

桂花「なっ!何よそれ!只の馬鹿じゃないの!戦の意味を知らない馬鹿よ!」

 

声を荒げる桂花を宥め話を続けた、

 

和弘「そして、そうこうしている内に西軍が到着し、島津家は西軍に付く事になってしまったんだ。

 

ここまでで分からない事は‥なら続きを話すよ、」

 

和弘は色々な質問も受付ながら、話しはクライマックスへ、

 

‥‥‥‥・‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥・‥そして、

 

和弘「どうでしたか、これが島津家の、御先祖様の歴史、」

 

余りにも壮絶過ぎる、なのに生涯、民や兵達は付いて来ている、

 

そしてなにより戦では、鬼人の如く働き窮地に立つても

 

部下が大将を、大将が部下を、普通ならあり得ないが‥‥

 

そんな事を桂花は考えていると、隣の荀コンは和弘に最後の質問の答えを促した。

 

荀コン「何故、建て直すではなく、壊して造り、のですか?」

 

和弘「壊す者・造る者・導く者・‥壊す者は今、この国にいる人々には無理な事です、「出来るわよ!」

 

いや、無理だ、言葉では可能でもいざ実行に移そとすると、体が動かないんだ、「なんでよ?」

 

簡単さ、桂花はこの国に生まれた、でも俺は‥‥‥‥」

 

そこまで話すと和弘は荀コンを見た、

 

荀コン「‥‥‥確かに無理ですね、」

 

桂花「母様!何故ですか!」

 

荀コン「この国に生まれた者はどんな形であろうと漢の事を教えるわ、‥‥それが枷になってしまうと言う事ですね、」

 

そこまで話すと桂花は黙った、それもそうだ、これは国に対して、謀叛を起こすのだから、

 

和弘「そう、桂花それが当たり前の反応なんだよ「え、」どんな形にしても反旗を翻す事は簡単な事ではないんだ、もし

 

先の荀コンさんの言葉を聞いてもまだ出来る、なんて言ったら3日前に言った事を取消させてもらってたよ。」

 

荀コン「アラアラ、なんの話しかしら、」

 

和弘「3日前に義勇軍の立ち上げの話しを桂花に先に話したんです、もしそうなった時、付いて来て欲しいと、たからこ

 

の3日間考えて欲しいと言ったんです、」

 

荀コン「アラアラ、そんな話しをしてたの、」

 

和弘「スミマセン、本来は親である荀コン様に先にお話するべきなのに、」

 

そう言うと和弘は立ち上がり荀コンに頭を下げた、

 

荀コン「いいんですよ、これは、和弘君と桂花ちゃんの話しだから、」

 

すると和弘に頭を上げさせ、桂花に話し掛けた、

 

荀コン「桂花ちゃん、よく考えて返事をしなさい、でないと後々に後悔するわよ、‥‥和弘君、もう少し桂花ちゃんに考

 

える時間をあげて欲しいのだけど、どうかしら、」

 

和弘「はい、僕も直ぐに返事をするつもりもありませんので‥‥桂花、ごめんね、でもよく考えて欲しいんだ、俺も桂花

 

に後悔して欲しくないから、」

 

と、言うと桂花の頭を優しく撫でていた、

 

桂花「なっ!何やってんのよ!!」

 

顔を赤らめながら和弘に威嚇するように怒鳴る桂花を見て荀コンは、

 

荀コン「(アラアラ、桂花ちゃんたら、でも‥満更でもなさそうね、)」

 

と一人心の中で呟きながら、和弘に喋りかけた、

 

荀コン「和弘君いいかしら、私の答えを聞いて貰えるかしら、」

 

その言葉に桂花と和弘はじゃれあいを止めて姿勢を正して聞き始めた、

 

荀コン「本来なら和弘君の話しに私は、いえ、荀家として和弘君を捕まえ首を取らないといけないわ、

 

でも‥私個人的な意見として‥賛成します、」

 

桂花「ツ!なら荀家は!」

 

荀コン「桂花ちゃん話は最後まで聞きなさい、私はなにも荀家としてとは言ってないわよ、私個人と言ってるのよ、」そ

 

う言うと話を和弘に戻し、

 

荀コン「私個人として出資いたします、そこまで多くありませんがそれなりに兵は揃えれると思います、私個人が出来る

 

事はここまでです、後、出来る事があれば言って下さい、協力出来る事なら致します。」

 

和弘は立ち上がり

 

和弘「ありがとうございます!!」

 

礼を述べると、和弘は酒造の為に必要な窓のない部屋、米を100kと勉強の時に陣形が載った兵法書を貸して欲しいと言

 

うと荀コンは、了承してくれた。

 

荀コン「勉強は初日に言った通り桂花ちゃんが、酒造に必要な物は‥二日後には準備出来るわ♪」

 

と喋り終えた時、庭の入り口から侍女がやって来た、

 

侍女「荀コン様、荀イク様、お二人にお客様です、いかが致しますか、」

 

荀コン「なら此処に通して下さい、桂花ちゃんは?「私も此処に」ならお願い」

 

そう言うと侍女は礼をして直ぐにお客を通した、すると和弘の前に二人の女性が目に入った、

 

光「荀コン様、桂花さん、お久しぶりです、」

 

荀コン「アラアラ、李厳ちゃん元気にしていたかしら、」

 

桂花「光、お久しぶりね‥で、そっちは?」

 

と言うと光は廖化に挨拶を促した、

 

廖化「初めまして!僕は姓・廖、名・化、字・元剣と言います!」

 

これが和弘と、二人の出合いだった‥‥‥‥‥

説明
こんばんは♪
前回、ようやくオリキャラが出せました、
けど、なんかイメージの固定 が自分の中で出来てない為、
グダグダになると思います、御了承下さい。
特に歴史語りはあまり関係ないので飛ばしています。
それでは、駄文劇場の始まります。
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