なんか神の不手際で転生するらしい
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「オース」

 

「ウィース」

 

「おう、」

 

 

 

今日も今日とて学校、とりあえず教室の扉の近くにいた狩谷に挨拶、そして……

 

 

 

「あ、おはよう伸君、刃君!昨日はすごかったらしいね」

 

「伸君、昨日は助けてくれて・・・・その・・・・・ありがとう」

 

「ま、まぁお礼ぐらい言ってあげてもいいわよ・・・・・その、ありがと・・・・刃」

 

「いいよ気にしなくて」

 

「偶然だっただけだ。」

 

 

 

と、高町達と軽く挨拶をしながら席に着く。高町が知っているのは・・・・まあ、いいか。言いふらすような奴じゃないだろうし、とりあえず机の中に教科書を入れようとしたら。何か入っていた。

 

 

 

「?」

 

 

 

入っていたのは手紙だった。とりあえず中身を見ると「一時間目が終わったら屋上に来てください すずか」と書かれていた。不意に月村の方を見ると顔が赤面している。ん?よく見るとバニングスの方も刃を見ながら赤面してるな…なんだ?

刃の方を見ると、刃にも手紙のようなものが握られていた。どうやら俺と同じようだ。

 

 

 

(内容なんだったんだ?刃?)

(二時間目の終わりに屋上に来なさい!だって)

(お前もか・・・・)

(じゃあ・・・)

(ああ、俺も一時間目にな。)

 

 

 

とりあえず何事もなく朝の時間を過ごした。また例によってテンプレのごとくあの馬鹿二人組に絡まれただけだ。

 

 

 

 

 

 

屋上

 

 

「で?なんのようだ」

 

「あ、あのね・・・・・(うう〜、いざ伸君の前になると緊張しちゃうよ。昨日あれだけ予行練習したのに……)」

 

「・・・・・・なるべく早くしてくれ。」

 

「昨日の誘拐の時に助けたくれたでしょ?だから、こ、コレ」

 

 

 

手に持っているのは包み紙だった。手を後ろにしているから何かと思ったがコレを持っていたのか・・・・別にそう言うつもりで助けたわけじゃないんだが・・・・・断ったらアレだな・・・・KYじゃないんですよ。俺は

 

 

 

「・・・・・・・まあ、そういうことなら・・・・」

 

 

 

そう言って月村の持っている包み紙を受け取ろうとしたとき――――

 

 

 

 

 

パシッ

 

 

 

 

 

「うめぇーーー!!」

 

 

 

何処から現れたのか、((馬鹿一号|聖火))が現れその包み紙を横から盗っていき包み紙を開け中に入っていたクッキーを食ってしまった。・・・・・・もう言葉も出ないぞ。どうでもいいけど、中身クッキーだったのか・・・・・

 

 

 

「俺のために作ってくれてありがとうな!スゲェ俺好みだったぜ!流石は俺の嫁になるすずかだぜ!!……おい!モブ!!ちゃんとそれ片付けとけよ!!!」

 

 

 

そう言って馬鹿は去って行った。後に残ったのは包み紙だけだった。

・・・・・・・・・もう殺していいよな?俺基本沸点限りなく高い方だけど、沸点が無いわけじゃないからな?

 

 

 

そう考えていた時―――――

 

 

 

キーンコーンカーンコーン

 

 

 

「チャイムか・・・・・・・おい、月む・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・チッ・・・・・・あのKY野郎・・・・今度会ったら血を全部抜き取ろうかな・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

(゚Д゚;)!!!!!!!!!!!!!!??????????????

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・今のは・・・・・・きっと幻聴だよな。うん、そうに違いない。だって普段あんなにも大人しい月村が舌打ちした挙句KYと言いつつ血を抜き取るだなんて物騒なこと言うわけがない。だからきっと幻聴だよ・・・・・ドス黒いオーラが見えるけど・・・・俺の魔力光より禍々しいんじゃないか?このままだと―――

 

 

 

「・・・拘束制御術式」

 

 

 

なんかさらにヤバイ単語が耳に入ったんですけど!?怖ええ・・・・とにかく何とかせねば・・・・・・あれ?ひょっとしてジュエルシードの時より必死じゃね?俺・・・

 

 

 

「あー、月村、俺は別に気にしてないから・・・・ホラ・・」

 

 

 

そう言って手を差し伸べる

 

 

 

「あ・・・・」

 

「このままだと授業遅れるから・・・・な?」

 

「う、うん(温かいな〜伸君の手・・・・それにぶっきらぼうだけど優しいし・・・・うう〜、胸の奥がドキドキする・・・・・伸君のこと考えると顔が赤くなるよぉ〜)」

 

 

 

その後、教室の前まで手をつなぎ(手を離したとき月村が何故かすごい名残惜しそうな感じだったな・・・・・)先生が教室に入る前に無事、無事に何とか席に着くことができた。と、ここで刃から念話が入ってきた

 

 

 

(どうだった?)

 

(・・・・お前サーチャーで見てたろ?)

 

(あ、バレた?テヘ☆)

 

(キモいからやめろ・・・・別に怒りもしないが・・・・俺も見させてもらうしな)

 

(りょうかーい、でも最後だけは何故かサーチャーが壊れちゃったんだけど・・・・何かあったの?)

 

(・・・・普段大人しい人の恐ろしい片鱗を見ただけだ。)

 

(そ、そうか。それにしてもあのバカここにきて『俺の嫁』宣言か・・・・・)

 

(救えないな・・・・殺したいところだが((向こう|神))にも向こうの事情があるだろうからな・・・・我慢する。)

 

 

 

正確には怒る気も失せたんだがな。

さてさて、二時間目も無事に終了し俺はお返しとばかりにサーチャーを使った。

 

 

 

(どれどれ・・・・・『うお!これマジ俺好みじゃんか!んだよ、俺の好み知ってんじゃんかよ

相変わらずのツンデレだなぁ!まあそこがいいんだけどな!俺の嫁は』)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「またか!!」

 

「ふぇえ!?ど、どうしたの?伸君・・・・」

 

「ああ・・・・いや、なんでもない。高町」

 

 

 

サーチャーで様子を見てみたらちょうど、((馬鹿二号|皇魔))が横取りして、食べている。コイツ等ホント救いおうねえな・・・・思考回路まで同じかよ・・・・今更か・・・

ん?なんかアリサがなんかブツブツ言っているな・・・・写輪眼で見てみるか・・・何々・・『エオルー・スーヌ・フィル・ヤルンサクサ・・・・』ちょっと待て!それダメだろ!!声同じだからってそれはダメだろ!てか、お前魔法使えないだろ!!

あ、刃が慌てて止めてる。皇魔の奴はもう教室に帰ってきてるし・・・・あ、刃達も帰ってきた。

 

 

 

(どだった?)

 

(いろいろとヤバかったね・・・・)

 

(その割にはそこまでダメージなさそうだが・・・)

 

(うーん、生であのツンデレボイスが俺に対して二回使われたからかな?)

 

(そうか・・・・)

 

 

 

こっちは危うく死の川を見る羽目になったがな。

 

 

 

 

 

 

Side:刃

 

 

 

あ〜あ、アリサの手作りビスケット食べたかったな〜畜生、あの下種野郎・・・前世も含めて初めて家族以外での女子からのプレゼントだったのに・・・・だがまあ、伸の言うことも一理あるから今はこれで鬱憤晴らして我慢するしかないな。今日は幸い俺が当番だし。

え?何やってるのかって?それは――――

 

 

 

 

 

 

グオオオオオオオオオオ!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

無人世界でのリアルモンハンだよ。

因みに今の俺の姿及びバリアジャケットは諸バルバトスです。普段は神父なんだけどね。俺のデバイスのマグナは武器大量に出せるからね。と言っても銃剣がほとんどなんだけど、ちゃんと((斧|ディアボリック・ファング))もある。

 

 

 

「喧しい!!ジェノサイドブレイバー!!!!」

 

 

 

((手加減|非殺傷設定))した一撃でク○パもどきを気絶させる。

 

 

「蒐集しろ」

 

『蒐集』

 

 

 

俺が命じると共にカメ魔獣からリンカーコアが出てきて闇の書に吸収され、ページが埋まる。

 

 

 

「四行かよ。相変わらずしょっぺぇな・・・・あ〜、なんかイラツク・・・・もうここ全部吹っ飛ばすか・・・・・一発で沈めてやるよ。」

 

 

 

そして魔力を込めそして・・・・・

 

 

 

「ワールドデストロイヤー!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

20XX 年、無人世界はワールドデストロイヤーの炎に包まれた!!(※炎じゃないけど)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もうほとんどストレス発散的な感じで放ったけどな。後悔はしていない。

 

 

 

「蒐集しろ」

 

『し、蒐集』

 

 

 

今なんか闇の書がどもった気がするけど気のせいだな。さて今日はまだまだ行くぞ〜次はフラゴル・マクシムスと紅蓮の業火でストレス発散だ〜えーめん

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・流石にやりすぎたな・・・・」

 

 

 

今俺の目の前にはRPGのラスボスみたいな平たく言うとデスタ○―アやデス○サロみたいな生物が倒れていた。

 

 

 

「ページもかなり埋まったし、なんか「この世界を我々の手で三分割してそれをお前にやろう」とか命乞いされたし、こいつ親玉だったんじゃね?」

 

『それを倒したお前・・・・魔王』

 

「マグナ・・・・この世界で魔王という単語を俺たちが使っちゃいけない気がする」

 

『そうか・・・・』

 

 

 

八神家にて

 

 

「とても反省しています。申し訳ありませんでした」

 

「全くや!」

 

「でも後悔はしていない!」

 

「なんでや!」

 

「33−4」

 

「なんでや!阪神関係ないやろ!」

 

「てか、一人で((世界制覇|一世界分蒐集))って何考えてるんだよ!」

 

 

 

イライラしてやった。そのかわり(俺の憂さ晴らしで)ページ二百まで稼いだんだ。感謝してほしいね。

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おまけ、その頃の神々

 

 

 

 

 

神「ローン!リーチ一発、タンヤオ、平和、一盃口で8000の親で12000てーん」

 

神兄「畜生!」

 

神姉「あーあ、またあなたがトップね」

 

神母「それより貴方どうしてあんな危険牌を?」

 

神兄「国士張ったから」

 

神「メシウマ状態!!」

 

神兄「テメエもう一度だ!!兄より優れた妹などいないことを教えてやる!」

 

説明
第十七話:あ、ありのままに(ry
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コメント
神兄よ、その台詞は敗北フラグだ。(神木ヒカリ)
学校でできた二人の男友達です(博)
4行目に出てきた狩谷って誰ですか?(hall)
神家族ェ、何故に麻雀しとるんじぁ(頭翅(トーマ))
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