真・恋姫†無双〜不信の御遣い〜 第十四話 |
嬉しかった。
恋のことを。
痛みを。
気持ちを。
分かってくれた。
何故だろう。
すごく。
ドキドキする。
「君は、違うんだから」
……本当?
「それを吹き飛ばせるような。
『力』があるんだから。
なにより。
君には、君のことを心配して、信頼してくれる人がいるんだから」
……信じて、いいの?
そう思った瞬間。
でも、と。
言葉がついて出た。
「……でも恋は、恋は……」
ダメ、こんなこといったら……。
「……それでも、『人』が、自分の『力』が、怖い……!!!」
ダメ、また嫌われてしまう……。
イヤ。
もう、嫌われたくない……。
でも。
「大丈夫さ」
そう言って、全く変わらない表情をこちらに向け、少年は言った。
「大丈夫さ」
アホ毛のお嬢ちゃんは、ハッとして僕を見る。
お嬢ちゃんは、一瞬嬉しそうな顔をしたけれど、すぐに顔を悲しそうな顔に戻した。
それを確認し、僕はお嬢ちゃんに言う。
「どんなに。
自分が辛い目にあっても。
人の幸せを願い。
人の不幸を悲しむことのできる君を。
嫌う人間なんていない」
それにね。
と、続ける。
ああ。
彼女は僕と。
似ているんだ。
だから。
こんなに。
似合わない事を、言っているんだなと。
ボンヤリ。
思った。
「『孤独』を知らない人間というのは魅力がない、って僕は思うから」
お嬢ちゃんは、何を言われたのか、わからないという顔をしている。
言葉を続ける。
「だから君は。
とても魅力的な女の子だと、僕は思うよ。
ね?
可愛らしいお嬢さん?」
そう言った瞬間。
何故か彼女は。
ぽっと。
頬を染めた。
はて?
僕はなにか。
おかしなことを、言ったのだろうか。
説明 | ||
第十四話です。 | ||
総閲覧数 | 閲覧ユーザー | 支援 |
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コメント | ||
改行し過ぎ(gt) お〜いwwww・・・・一刀が居るんだろうwwwwwてか主人公も何気に無自覚で口説いてんじゃねえwwwwwwwwwwww恋を奪うつもりかよwwwwwww(スターダスト) |
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真・恋姫†無双 オリジナル主人公 | ||
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