なんか神の不手際で転生するらしい |
はてさて、あれから少したってね。いろいろあったね。陸上競技とか、いろいろと・・・・陸上競技についてはテキトーに手を抜いて陸上すべて4位という快挙を成し遂げたよ。だって目立たないじゃん?陸上競技の1位はあのバカどもだと思うだろ?違うんだ1位・・・・というより2位と3位もだがそのポジは全部戦国陸上部が掻っ攫っていったんだよ。あとは球技大会もサッカー部門は超次元サッカー部、バスケ部門は世紀末バスケ部が・・・・俺は・・・サボった。・・・・てか、アイツらもう人間やめてるだろ。ゴールキーパーから須佐能乎みたいなの見えたぞ。
魔法に関してはもう、概ね・・・・7〜8割くらいはできたかな?ミネルは相変わらず食って寝て起きて風呂入って食って寝て起きて・・・を繰り返している。心なしか少し大きくなっている気がする・・・・本なのに。
そんなこんなでもうすぐ12月!いや〜今年も平和に年を越せ・・・・・
ヒュン!
「るわけないか・・・・」
「ほう、今のを見切るとはな――」
「((お散歩|買い出し))中に襲われるようなことをした覚えはないんだけどな。この結界はお前が―――」
「いや私の仲間だ。」
後ろを振り向いてみると、騎士甲冑のようなバリアジャケットを着たピンクの髪をポニーテールにしている女がいた。そういえば守護騎士どもに俺のこと伝えるなって刃に行っていたからな、しかたがない。視線がぶつかった……
「我はヴォルケンリッターが将シグナム。そして我が剣レヴァンテイン――恨みは無いが貴様の魔力を貰うぞ」
すでに名前知ってるけどねー
「世の中はギブ&テイクで動いている。俺の魔力1につき20万いただこうか・・・・」
「お前の言い分は分からなくもないが、あいにくとそんな金は持ち合わせておらん。」
「うん。むしろ承諾したらどうしようかと思った。」
「ならじっとしていろ。案ずるな、命までは取らん」
そう言って、剣を構え再び俺に突撃しようとしたとき
ピリリリリリリリリリ
「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
「あの・・・・」
「いいぞ・・・」
何が起きたのかというと、俺の携帯が鳴ったのだ。
「すんません・・・・もしもし・・・・」
『あ、伸君?』
「月村か・・・いったいなんだ?今取り込み中なのだが」
(月村?確か主はやての友人だったな・・・・)
『あ、ゴメンね。あのね、あの時のお礼ちゃんとできなかったから・・・・』
「別に俺は気にしてないのだが・・・・」
『そっちが気にしなくてもこっちが気にするよ。それにはやてちゃんも来るし』
「八神もか・・・・」
(今主の名を!?コイツまさか主の友人?前に主の話に出た一人か・・・・)
「わーたよ、行けばいいんだろ。行けば・・・・」
『ふふふ、じゃあまたね♪』
ピ
「というわけで急用ができた。」
女子からの食事のお誘いと無意味な命がけの戦い・・・・・どちらを取るかは秤にかけるまでもない。てか、今試しに八神の名を出してみたけど、案の定動揺したな。その証拠に瞳孔が開いたし、魔力流が少し乱れたし
「それは構わんが、魔力を置いて行ってもら……」
シグナムが言葉の途中で止まった。
「済まない、こちらも急用が出来た。決着はいずれ付けよう」
シグナムの足元に三角形の魔法陣が展開して・・・・・・・・転移した。そもそも闘ってすらいないけどな。
「さて、それじゃあさっさと月村の家に行きたいところだが――――」
面倒なお邪魔虫を消しておかねば。とりあえず記録無効結界は維持しておいて
「さっさと出てこい」
その言葉と同時に背後から蹴りを入れられるが、神威を発動して実態を異空間へ。
「!!?」
おそらく奴は攻撃がすり抜けたように感じただろう。まあ、この仕組みが分からない限りはそう感じるだろうね。
「いきなり攻撃とは随分だな・・・・あと、もう一人出て来い。」
すると今度は、魔力弾が飛んでくる。物理攻撃がダメなら・・・・・てか?
だが、その魔力弾も当然すり抜けそれが最初に蹴りをしてきた仮面の男にぶつかる。
「カッ・・・・」
「・・・・貴様・・・」
すると最初に攻撃してきた仮面の男と瓜二つのもう一人の仮面の男が現れた。
「同士討ちは多対一での基本戦術だ。恨まれる覚えはない。それから俺に変装の類は通じんぞ・・・・・・子猫さん」
「「・・・・・・・・・・」」
その言葉に偽りがないと悟ったのか変装を解いた。
「何が目的だ?」
「君が星天の書の真の主ね。星天の書を渡しなさい。」
「・・・・断る。」
やはり管理局の奴らアレを目当てでここに来たのか。しかし、どういうことだ?仮主である刃を真主に仕立て上げたはずなのに・・・・なぜ俺が真主だと知った?
「これ以上、無関係な子供がアレに手を出す事はやめなさい。死にたくないでしょ?」
コイツ等・・・・自分たちが今まで何をしてきたのかわかってないのか?
「ムカつくな・・・・」
「「?」」
「口先だけの屑共が何を言おうが意味はない」
「っ!?お前!!」
「クライド・ハラオウン」
「「!!」」
その言葉に二人は驚きを隠せない。まあ、一般人の子供である俺が知っているとは思わないだろうな。
「さしずめお前たちは、ギル・グレアムの使い魔だろう。十一年前は大変だったな?」
「お前!どこでそれを・・・・」
今の言葉から察するにどうやらコイツ等は星天の書の力が闇の書の抑止力でしかないと思っているようだな。
「知りたければ、今度はお前たちの主を連れてこい。」
「ま――――」
「それから―――」
誰に対して口聞いてると思っているんだ?
「「!!!」」
「お前らは今俺の気まぐれで生かされているだけだ。俺の機嫌一つで貴様らごとき瞬殺することぐらいたやすいんだよ。そのことを覚えておけ。たかが飼い猫ごときが図に乗るな!!次、飼い主を連れて来ずに俺のもとに現れたら――――――消す。」
そう吐き捨て俺はそのまま月村の家の前に転移した。
「なんというか・・・・また」
「えへへ・・・ごめんね」
月村邸は簡単に言うと猫豪邸だ。そして今俺の頭の上で小さい黒猫がマリモみたいな感じで寝ている・・・・地味に首に来る・・・・
・・・・うん、さっきの猫よりもこっちの方がかわい気があるな。
「ようこそお越し下さいました、麻井様。私、この屋敷のメイド長を務めるノエル・K・エーアリヒカイトと申します。以後、お見知りおきを・・・」
「こちらもお邪魔しております。麻井伸です。」
猫が頭の上に載っているからお辞儀ができない・・・・・そして地味に重い・・・。
「あ、伸く・・・・」
此処ではやて登場、そして
「プッ・・・・ハハハハハ!!なんやそれ!?頭の上にマリモが・・・・黒マリモがwww」
「・・・・・・・・・・・―――――――――――――――([∩∩])」
「すいません・・・・もう笑いません。ですからそのSU☆MA☆I☆RUだけは勘弁してください。」
「分ればよろしい」
それにしてもSU☆MA☆I☆RUか・・・・いい名前だ。
その後は猫オン・ザ・ヘッドの状態で食事(離れてくれなかった)や雑談、猫弄ったりして家に帰ってきたのは深夜だった。そういえば刃の奴も高町達と交戦していたな。念話で話したし、その時に「人が必至こいて蒐集しているのに、この野郎・・・・・」って言われたが、「ジュエルシードの時の礼だ。ありがたく受け取れ。」と言っておいた。まあ、基本闇の書を持つシャマルの護衛だったが・・・・・・・アイツも俺と同じで目立つのは好きじゃないしな。
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第十八話:最近のサッカーて凄いね。え?もっと重要なこと言えって? | ||
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ニコニコ静画でこれを打つとすぐにわかりますよ!(博) そういや[∩∩]って元ネタってなんなんでしょうか?地味に気になるので教えて欲しいです!(神薙) |
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