魔法少女リリカルなのは〜箒と拳の魔法使い〜
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第1話  転生

 

 

 

 

 

唐突だがオレは、今真っ白い空間にいる……。オレの名前は『小鳥遊(たかなし) 紫苑(しおん)』決して小鳥遊びではないぞ。っと話がそれたな。オレは死んだはずなんだが……

 

「はっはっは、その疑問私がなくしてやろう」

 

突然、声が聞こえたと思ったら目の前が光って全身包帯の残念な女性が現れた。全身といったけどちゃんと顔は見えている。

 

「……。あっ、結構です」

 

全身包帯の女性の質問に対してのオレの対応であった。

 

「むっ!!君、今私の体を見て答えたな」

 

全身包帯の女性は、そう言いながらオレに近づいてきて

 

「じー……」

全身を見始める。その後オレに向かって

 

「結婚しないか?」

 

唐突のプロポーズであった…………が

 

「丁重にお断りします」

 

そう、丁重に断った。丁重に断った筈なんだが

 

「では、誓いのキスを」

 

「ちょ、待てオレは、断っ、ん…くちゅ…んん」

 

この女舌入れてきやがった。

 

「ぷはっ、君最高にいいな。」

 

「テメ何すんだ!?」

 

流石にオレでもキレる。温厚なオレでもキレる。うっ、でも恥ずかしくもある

 

「何とは、キスだが?まぁ私も初めてだからな」

 

そう言うと体を絡めてくる。そして、オレの耳元に顔を近づけ

 

「君は死んだ……的確には私が呼んだ」

 

オレは、この女の言葉に耳を疑った。

 

「ん〜いい加減に名前教えないとな〜女呼ばわりされてるし」

 

「読心術か?」

 

「そうだよ。なんせ私は、神だからね」

 

その言葉を耳にした瞬間オレは

 

(……危ない人だ)

 

そう直感した。

 

「君、信じてないね…」

 

「ははは、信じてるよ……でもあんた、ちょっと頭がダメみたいだね。うん、いい医者紹介するよ」

 

オレは、この残念な人に優しく言った

 

「ハァ〜もういいや、小鳥遊 紫苑……お前は、私が殺して、此処に連れてきた。そして、先程契約させてもらった。」

 

自称神は、意味不明なことを話してきた。そして、純粋に契約について疑問を持った。

 

「契約?どんな?っていゆかいつしたんだ?」

 

オレは、自称神にそう質問した。

 

「自称神は、止めろ…私の名前は、アイだ。それと、契約は、お前が転生するということだ。方法は、先程のキスだ。これで質問には、答えた。後は、お前に能力を勝手に付けて転生させるだけだ。」

 

突然、転生と言われて頭での処理が追い付けない。オレは、自称……ではなくアイに

 

「待て待てアイ全然話しが掴めない。転生って輪廻転生のことか?「ふむ、そうだが」どこに転生させるんだ?「魔法が使える世界だ」……魔法、し、仕方ないな〜転生してやろうじゃないか「……お前」違うぞ、いや違わないけど……その…ま、魔法ってのを使ってみたいんだ……」

 

オレは、恥ずかしがりながら、アイにそう呟いた。

そしてオレは、顔を赤くしながらうずくまった。

 

(キューン!!!な、なんだこの可愛い生物は、気が強いと思ったら、急にもじもじし始めて……うむ、流石にそろそろ話しを進めんと)

 

「うむ、それでは転生したいと思うんだが」

オレは、その言葉を聞いて顔を上げた。

 

「うっ///そ、それでは転生といきたいが……し、紫苑の要望も聞いても良いぞ///」

 

???アイは、何故か顔を真っ赤にしてるけど……

 

「じゃあ魔法=箒でしょ、だから最高の箒の魔法が欲しい!?」

 

(コイツは子供か?いや、天然っぽいけどSっ気もあるし……先程の可愛い///)

 

「えっとアイ聞いてるのか?」

 

「んっんん、ちゃんと聞いてるぞ。いいだろ私が紫苑の要望を叶えてやる。」

 

オレは、アイのその言葉を聞き

 

「やった〜〜!!」

 

盛大に喜んだ。

 

「君は本当に高校生か?」

 

アイが何か言ってるようだけどそんな事はどーでもよくなった。

 

「では、紫苑こっちに来い」

 

アイは、オレを呼ぶ。オレは、言う通りにアイに近づく。そしてアイは、またオレに

 

『汝に 祝福を』

 

キスをした。今キスをしたアイは、僅かに顔を赤くしていた。そこでオレの意識はなくなった。

 

 

 

説明
魔法=箒と思っている主人公が転生!?そんなお話です。

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主人公 リリカルなのは 魔法使い 魔法少女リリカルなのは 魔法 転生,チート,アンチ?ヘイト,マジコ 

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