君思うとき6
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前回のあらすじ

新たな仲間?と出会い水蓮に誤解されつつも新たな日々が始まるが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

君思うとき6

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「おはよう瑠玲......いだだだだだだだ!!」

 

目を開けて目の前にいる大切な人の名前を呼ぶと頬をつねられた。

 

「一刀さんなんて嫌いです」

 

「ごめん『水蓮』これで許して?」

そう言って頬にキスをする。

 

「ぜんぜん物足りないですけど許してあげます」

 

おいおい朝からナニさせる気だったんだよ。と心の中で呟きながら苦笑い

 

ちらっと見た水蓮の手元に荒縄があった。............ほんとにナニさせる気だったんだよ!?

 

自分のためにも深く考えないでおく。

 

「とりあえず朝餉にしようか。客人もおなかをすかせているかもだしね。」

 

「ぐぅ........」

 

「客人は食欲より睡眠欲が勝ったらしいな。」

 

と扉のまえに力尽きた程cさんを見てつぶやく。

 

「おはようございます主よ。」

 

「おはよう星。その主っていうのやめない?」

 

「なぜです?」

 

「痛いんだよ心が......視線とか視線とか視線とかで」

 

後ろにいる水蓮のね

 

「ではなんとお呼びすれば?」

 

「とりあえず主様以外で」

 

「.............旦那様?」

 

「痛い痛い痛い!!!水蓮もう心とかじゃなく物理的に痛い!!」

 

完璧に後ろを取られて関節技を決められる。片手に荒縄........

 

だから俺をどうしたいんだ水蓮!?

 

「まだ別の呼び名が良いですかな?」

 

「もう主でいいです.........」

 

一刀はこうして敗北した。

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騒ぎを聞きつけてきた郭嘉も起きてきたところで朝餉を済ませる。

 

「さて星はともかく君たち二人はどうするんだい?」

 

「そうですねぇ〜とりあえず旅は続けるのですよー」

 

「仕官先も決まってないですからね。」

 

程cと郭嘉はそういうが、

 

「程cさん程cさん、俺の膝の上でそんなこと言っても説得力がないよ?」

 

「ぐぅ......」

 

「この子都合悪いと寝るよね。」

 

「えぇまったくその通りですよ。ほら風、こっちにちゃんと座りなさい。」

 

「お兄さんが嫌だといえばやめますよ?」

 

いつの間にか起きていた程cさんがささやかな抵抗。

 

出来ればどいてくれるとうれしいなぁ......じゃないと雑念的なあれがこう....ムラっとね?と心の中で呟く。

 

「おうおうにーちゃん、それ以上発情すると痛い目見るぜ!」

 

..........シャベッタァァァァァァァァァァァァ!!!

 

「程cさん頭の上のそれどうなってんの!?喋った上に読心術まで使いやがりましたよ!!」

 

「これ宝慧ちゃんとあいさつしないとだめなのですよ?」

 

「おうにーちゃん宝慧ってんだ。よろしく頼むぜ!」

 

ツッコんだら負けなんだろうなぁ........

 

「てか結局降りてくれないのかよ!?」

 

わかりましたよ......あっちでにらんでる水蓮さんからのO☆HA☆NA☆SHIは甘んじて受けましょう......

 

そんなにぎやかな朝餉のなか村人が訪ねてきた。

 

「おはようございます。北郷さん」

 

「おはよう一体どうしたんだい?」

 

「それが官軍の方々がお見えになっていまして......」

 

「官軍?わかった。すぐ行くよ。」

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そういうと一刀は客人たちに家で待っているように言ってその場に向かったのだが

 

「なぜいる星、水蓮」

 

「おもしろ.....ゲフンゲフン。主についていくのは家臣の務めですから。」

 

「私は監視と....監視です。それに私は客人じゃありません。」

 

「星は本音が隠しきれてないぞ。水蓮、隠す気すらなかったね!!」

 

半ばあきらめながら二人を連れていく。

 

少しして百騎ほどの集団が見えてきた。そのうちの一騎が駆けてくる。

 

そのうちの一騎がこちらにかけてきた。俺たちの前まできたその騎馬には綺麗な女性が跨っていた。

 

???「貴殿がこの村の長であるか?」

 

「いえ村長は先の賊の襲撃で命を落としました。なので臨時で代表を務めております。」

 

俺はそう言い頭を下げる。

 

???「そうか...」 女性はそう呟くと騎馬からおりて

 

???「我々が間に合わなかったばかりに済まなかった!!」

 

謝罪の言葉とともに頭を下げた。

 

「........っ!!」

 

水蓮が何か言いたいのをこらえているのが分かった。

彼女たちのせいではないと頭では理解していても、あなた達のせいだと罵ってしまいたい行き場のない怒りが彼女の中でグルグルと渦巻いているのだろう。

 

「頭をあげてください。一番悪いのは結果的に賊たちですから。」

 

???「そう言っていただけると助かる。自己紹介がまだだったな。我が名は華雄、董卓様にお仕えしている身だ。」

 

董卓というと.....あの暴君として知れている董卓か?いや決めつけるのはよそう。大まかな歴史は一緒だが俺が知っていることと違うこともいくつかあることだし......

 

「どうかしたのか?」

 

どうやら思考がトリップしていたらしい

 

「すみません、ボーっとしてました。華雄将軍でございましたか。先ほど申し上げた通り代表の北郷にございます。」

 

「そうか。それにしてもいったいどうやって賊を撃退したのだ?村人たちが言うには通りすがりの旅人と北郷、お前のおかげと言っていたが...」

 

「実は村で自警団を作り私が隊長として訓練をさせていたからです。」

 

「ほぅ。それで旅人というのは?」

 

「それは私が説明しよう華雄よ。」

 

「うん?おお、趙雲ではないか!!久しいな。とすると旅人というのは趙雲か。」

 

「ご名答。ついでに北郷殿はわが主ですぞ。」

 

「なに?遂に見つかったのか。良かったではないか。」

 

「あぁやっとな。」

 

......二人とも何やら会話が弾んでらっしゃる。

 

「なぁ星?二人とも知り合いなのか?」

 

「えぇ旅をしていた時の知り合いの一人です。路銀が尽きて雇ってもらったことがあるのですよ。」

 

「そうなのか。じゃあ華雄様の隊の方々もこんなところにいてもらうわけにもいかないから屋敷のほうに来て貰おう。出来れば復興の手伝いもしてもらいたいし。」

 

星にそういうと会話が聞こえていたらしく

 

「様はいらんよ。その代り私も北郷と呼ばせてもらう。それと復興のことはできる限り手伝おう。」

 

「わかりました、華雄さん。では私は先に戻って受け入れの準備をしておきます。星後は頼んだよ。」

 

「かしこまりました主殿。」

 

そう少しおどけたように答える星。

 

「そういうわけだから水蓮さきに戻るよ。」

 

少しうつむいていた水蓮の手を取り連れて行く。

 

こうして俺たちは屋敷に戻っていったのだった。

 

 

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お久しぶりです。また間が空いてしまいました......

 

やっと時間が空いたのでまた投稿を再開していきたいです。

 

 

 

 

 

水蓮「ワタシノデバンスクナイデスヨ?」

 

作「ヒィ!?すみません!!作者の文才のなさが原因ですぅ!!」

 

水蓮「ほんとどうしてくれるんですか!!」

 

作「次の話からはうまく絡んでいけると思うので;」

 

水蓮「頼みますよまったく。また新しい女性が出てるし......ブツブツ」

 

作「なにぶつぶつ言ってるんですか。まぁ華雄さんが出てきたことでやっと物語が動くといったところですかね。」

 

水蓮「え?それってどういう....」

 

作「おっとこれ以上は言えないな。それではまた次回に。」

 

水蓮「え、ちょ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一刀「あれ俺の出番は?」

説明
ここの一刀君は武将たちと打ち合えるくらい強化しています。オリキャラも出します。
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コメント
続きは…まだか?(デューク)
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 水蓮 外史 オリキャラ 恋姫†無双 一刀 真・恋姫?無双 

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