なんか神の不手際で転生するらしい
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「・・・・できた・・・」

 

『長かったな』

 

「・・・・ああ」

 

『ついに念願の○○○○を手に入れたぞー!』

 

「殺してでも奪い取「ピピピピ」・・・・ん?メールか・・・高町からか・・なになに『今日、遠くの海外にいた私の友達が2人翠屋に来るけど来ない?あ、もちろん皇魔君と聖火君は来ないよ。』ん〜、暇だしアイツら来ないなら行くか・・・」

 

『・・・・ずいぶんと丸くなったな』

 

「自覚している。だが、こんなの作っているあたり結構外道だと思うぞ?」

 

『そうだな』

 

「それよりもさっさとコレ、インストールするぞ。」

 

『認識した』

 

 

 

 

 

 

カランカラン

 

 

 

「いらっしゃ・・・・あら、伸君」

 

「どうも・・・・久しぶりです。あの時はありがとうございました。」

 

「いいよ。来たかったらまたいつでも来てくれ」

 

「あ、伸君!こっちこっちー」

 

「ああ、今い・・・・」

 

「あ、」

 

「あ」

 

 

 

そこには以前ジュエルシードを渡した金髪ツインテールの少女・・・・フェイトが二人いた

 

 

 

 

 

 

・・・・いや、わかっているけどね。復活させた張本人だし。

 

 

 

「あれ?伸君、フェイトちゃん・・・・知り合い?」

 

「う、うん、ちょっとね」

 

「コイツの探し物をたまたま俺が見つけただけだ」

 

「へぇ〜そうなんだ『それってもしかしてジュエルシード?』」

 

「う、うん『そうだよ。でもあの時は何も起きなかったし特に何かあったわけでもなかったよ』」

 

「もしかして、高町の新しい友達って・・・・」

 

「フェイトちゃんとそのお姉さんのアリシアちゃんだよ。」

 

「んじゃあ、改めて自己紹介するか・・・・麻井伸だ。」

 

「フェイト・テスタロッサです。」

 

「その姉のアリシア・テスタロッサだよ」

 

「よろしく・・・・」

 

「・・・ねえ」

 

「なんだ?」

 

 

 

いきなり姉の方が話し掛けてきた。妹と比べるとずいぶんとアグレッシブな感じがする・・・・

 

 

 

「どっかであったことない?」

 

「・・・・さあな。他人の空似か何かじゃないか?妹さんにならあったことはあるが・・・・」

 

 

 

なんでこうも女の勘とやらは的確についてくるのだろうか・・・・・

 

 

 

「そっか〜」

 

「(なんでだろう?こうして改めてみるとマダラさんと雰囲気が何処となく似ているような・・・・)」

 

 

 

その後、プレシアさんとリンディさんにリニスさんだったか?・・・・・は桃子さんと士郎さんに引っ越しの挨拶を、高町達は外でお茶会をしている。てか、プレシアさんどうやって契約したんだ?あと若くなったな〜あれか?病気完治したからなのか?・・・・・完治してるのか知らないけど、パッと見30・・・・・いや20代だぞ。そして、二人が聖祥大付属小学校へ転入することが決まった。

ちなみに俺はどちらでもない、何故って?だって―――――

 

 

 

「相変わらずフェイトはかわいいな」ニコ

 

「そう言えばアリシア携帯持ってるのか?持ってないなら俺が買ってあげるぜ」ニコ

 

 

 

あのバカ男共がやってきたからだ。アイツら限定で言うなら俺の感知レベルものすごいことになっていると思うね。

それにしてもすげぇぜアイツ等?だって会って早々テスタロッサ姉妹に笑顔向けながら頭を撫でようとしたんだからな。しかもその時の姉妹の顔を見て『オイ聖火おめえフェイトが嫌がってんじゃねえか!モブ!!』『何言っているこれは照れ隠しだ!てめえこそアリシアがメチャクチャ嫌がっているのに気が付かねぇのか!これだから踏み台のモブは・・・・』って周りの迷惑・・・・特に店側の迷惑考えずに喧嘩したんだぜ。その後高町たちが注意しても『心配しなくてもお前たちも撫でてやるよ。なんせ、俺の嫁だからな!』見事にハモって喧嘩したし・・・・幸い高町たちは外にでてお茶会していたから俺は死角になるいつもの場所にいる。しかしフェイトとアリシアも初端から大変だな。あれ完璧に嫌がっているぞ。他の三人もメチャクチャうんざりしてるし・・・・おい、五人とも俺に助けを乞うような視線を送るな。(※席のほうからなら少しだけ外の様子が見えます)

 

 

 

「はい、サンドイッチとホットコーヒー」

 

「どうも・・・・」

 

「すまないね」

 

「いえいえ、そちらに非はありませんから・・・・アレと関わるとメンドイんで・・・・」

 

「そう言ってくれると助かるよ。それにしても刃君はこれなかったんだね。」

 

「なんでも外せない用事があったらしく・・・・・」

 

 

 

それを聞いた時のアリサの落胆具合が凄まじかったな。本人はメッチャ否定してたけど

 

 

 

「まあ、ゆっくりして行ってくれ。」

 

「ええ・・・・」

 

 

 

それにしても久しぶりだな、年末まで誰かと一緒にいるなんて・・・・妹が死ぬ前の年以来じゃないか?それに前世のこと・・・・ほとんど思い出せないでいる。家族のことは今でも覚えているけどそれ以外の友達や世話になった人の顔すら思い出せなくなっている。そう思うとやっぱりおれはこの世界の住人・・・・・なんだろうな。

まあ、何故か最近新魔法開発・・・・・というより他作品の技術をこちら側に変換させることに生きがいができている気がする。最初に天鎖斬月を自分で作った時の感動は今でも忘れていない。

 

 

 

 

 

 

Side:刃

 

 

 

「グラーフアイゼン!・・・・じ・・・・イグニス!そっち行ったぞ!」

 

「あいよ・・・・・デウス・イラトゥス!!」

 

 

 

因みに、このデウス・イラトゥス、原作では雄叫びなのだが、此処ではデバイスから発せられる特殊な振動で起こすようになっている。

 

 

 

「蒐集」

 

『蒐集』

 

「どうだ?ヴィータ」

 

「5行だ。まあ、さっきのよりはマシだな。」

 

「前は一行だったからな。とりあえずこの前の白いのとあの((バカ|聖火))のおかげでもうすぐ400越えか」

 

「・・・・なあ」

 

「ん?」

 

「なんでそこまでして付き合うんだ?そりゃ、闇の・・・・夜天の書について教えてくれたことには感謝するけどよ・・・・これはアタシたちの問題だぞ?」

 

「まあ、一つはこのまま放っておいて暴走を起こしてもらっても困るから。二つ目は円滑に進めるには自分の目で直接見たほうが確実だから。そして・・・・」

 

「?」

 

「はやては・・・・俺の数少ない友人の一人だからな。友達・・・・それも女の子が苦しんでいるのに見て見ぬふりはさすがにできないね。特にどうにかできる力を持っているならなおさらね。」

 

「不器用な奴・・・・結局最初の二つはどうでもいいじゃんかよ。」

 

「自覚しているよ。だが、どうせ選ぶならハッピーエンドのほうがいいだろ?」

 

「あったりまえだろ!!さっさとはやてを救って静かに暮らすんだ!」

 

「んじゃ、もう少し頑張って後5ページいこう。」

 

「おー、でもアタシの前でアイツの話はやめてくれ・・・」

 

「あ、やっぱり嫌い?」

 

「あっったりまえだろ!!!!アイツ、アタシのことを・・・・・」

 

「エターナルロリータ」

 

「言うなぁ!!!!!!!!」

 

説明
第十九話:女の勘って怖い
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