なんか神の不手際で転生するらしい |
「さて皆さん!実は先日、急に決まったんですが今日から新しいお友達が三人、このクラスにやってきます♪」
「先生!女子ですか!?女の子ですか!?Girlですか?・・・・・・まさか野郎三人だけはやめてくださいよ。」
即座に反応する男子………というかそれ女だけなのか・・・・ん?三人?
「両方よ。しかもとびっきりの美少女! さらに双子!!」
「「「「「「「フォオオオオオオオ!!!!!わが世の春が来たーーーーーー!!!!!」」」」」」」
男子スゲェテンションだなオイ
「後の一人は男の子です」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
テンションの落差酷いな・・・・てか、担任絶対狙っていったろ。女子?女子は9割がたバカ男共の手に堕ちているからとくに反応なし。
「どうぞ」
「「失礼します」」
声の後に扉が開かれ目の前に立ったのは………
「えっと………フェイト・テスタロッサです」
ピンクのリボンでツインテールにしたフェイトと。
「フェイトの双子の姉のアリシア・テスタロッサです!よろしく・・・」
フェイトと瓜二つだが髪型をツーサイドアップにして緑のリボンで結んでいるアリシアがいた
「凄いソックリ……」
…しかし、二人とも妙に元気がないな。と思ったらその理由はすぐに分かった。もう一人の転校性の視線だ。アレ確実に品定めするようないやらしい視線だ。高町達を見た瞬間気味悪い笑み浮かべているし・・・そしてそのもう一人は青髪のイケメンオッドアイ君がいた。え?名前言わないのかって?だって来て早々『この世界の美女は俺の嫁だから手を出すな!!』って言ったからな。名前言う価値なし。その後バカ男共と口論になったのは言うまでもない。
因みに席はフェイトが俺の隣(高町と逆隣)、アリシアはその前だ。なお、この際男子が凄まじい勢いで隣をのけ者にしようとしていたため急遽席替えしたので今の俺たちとその友人及び((アイツ等|バカ男共))の席位置は
月 窓
廊下 金 青 狩谷 フェ 俺 高 窓
銀 アリ 刃 バ 窓
と、まあこんな感じだ。いやガチで刃が近くにいてくれてよかったと思った。ここひとりとか精神的に死ねる。ちなみにアイツ等は、席のことについてはそこまでとやかく言わない。前に一度狩谷が聞いたらしいのだが「誰が隣だろうとアイツ等は俺にゾッコンだから問題ねぇよ。むしろ寂しがってると思うぜ。だけどほかの女子も構ってやらないと寂しくて死んじゃうかもしれないからな!!」って言ったらしい。相変わらずの勘違いぶりだが、そこは素直に感謝したね。おかげで高町たちが話しかけてこない限り突っかかってくることないから・・・・そして休み時間になり。
「フェイトちゃん、アリシアちゃん!」
「何?なのは?」
「どうしたの?」
「一つ言っておくけどあの二人がいるときに伸君と刃君に声をかけちゃダメだよ」
「?どうして?」
「あの二人が絡んできて今日一日、絶対話を聞いてくれなくなるの」
「う、うん。わか――――」
「「なのは、フェイト、アリシア、アリサ、すずか!今日も――――」」ニコ
「フェイトさん、アリシアさん!前はどこに――――」
「「オラァ!モブ共!俺のフェイト達に手ぇ出すんじゃねぇぶっ殺すぞ!!離れてろ!!」」
うん、今日も平和だ。まあ、別にアイツ等が高町達に絡んでくること自体は別に構わないし・・・・
「おい」
「ん?」
見ると、今日転校してきた青髪オッドアイ君がいた。
「なんだ?」
「席変われよ」
「は?」
「席変われって言ってんだよ!このモブ野郎!!」
・・・・・・・・アイツ等より面倒臭いタイプだなコイツ。そしてこいつは糞転いや・・・・・下種転確定。
「何故変わらなければならない?ここは席替えで公平にくじによって決めたんだ。お前にとやかく言われる筋合いはない。」
「モブがオリ主の俺に楯突くんじゃねえ!!」
ドゴォ!
「ッ!!」
「伸君?」
「ちょっとアンタ・・・・」
「いいか?俺はオリ主だ!だから当然俺はなのは達と席が隣じゃなきゃいけねえんだよ!」
「何言ってるの!?」
「いい加減に・・・」
キーンコーンカーンコーン
「チ!いいか、次の時間にはちゃんと変われよ!」
「伸君大丈夫?」
「ああ・・・・・」
「信じらんない!ちょっと先生に・・・・」
「・・・・やめろ、面倒事は嫌いなんだ。」
「でも伸君・・・・」
月村や高町が心配そうにのぞくが、問題ない。既にああいうタイプ専用の報復方法はすでに確立している。
―――――――そして
「では次は運動会の出場種目を決めますが、阿部先生」
「うむ」
この人は副担任の((阿部美楽|あべびらく))先生だ。
この学校、何故か運動会だけは毎年時期が違うのだ。狩谷曰く、去年は入学式から一ヵ月後だったとか・・・・
「今年、我々は白組なのだが知ってのとおり我々白組は毎年負け越している。ここで負ければ向こうの3連勝が確定してしまう。それだけは避けねばならぬ。」
「阿部先!ちゃんとあの種目は俺となのは達と一緒だからな?」
「聖火それは俺のセリフだ!後、俺はフェイトとアリシアとも当然一緒だよな?」
「モブ共だまりやがれ!それはこの覇堂神雷のセリフだ!」
また言い合いになった。てか、イケメンオッドアイの名前は皆こうなのか?
Side:三人称
「黙れ!!!」
「「「!!!!?」」」
此処で堪忍袋の緒が切れたのか。阿部先生がキレた
「毎年白組が負けてんのはお前達の意見取り入れているからなんだよ。今までは大目に見ていたが今回ばかりはもう我慢ならん!だから今回はこっちで全部決めた。」
「「なん・・・だと?・・・」」
珍しく、黙る二人・・・というのもこの人の前だけは男子限定で全員逆らえない。何故って?・・・・・狩谷曰くあの二人最初に舐めた態度とってイロイロあったらしい。
しかしこの一言に反発するものが一人。
「ふざけんな!このクソ教師!!」
「教師に向かってその言いかたと態度はなんだ!!転校生!!!!」
「んだぁ?その言いぐさは?オリ主のこの俺様に向かって・・・・親に言いつけるぞ!」
「やってみろ。自分じゃ何もできないが餓鬼が・・・・」
「いいだろう・・・・・もしもし・・・今クソウゼェ先公が・・・・うん・・・だから・・・・まかせた「ピ」これでテメエは終わりだぜ!!」
その直後、いきなり教室に取りつけてあるテレビがついた。ちょうど首脳会談が行われていた。その時誰かの携帯が鳴った・・・・総理の携帯だった。そして・・・・
「私だ、オビトだ。総理、今年はいくら回せる?」
シーーーーン
この瞬間世界が凍った。
「まあ、それは冗談なのだが・・・・実は覇堂財閥が・・・・・そう・・・だからマルサの女を・・・ダメだ。今すぐにだ・・うむ、まかせた。」
そして数分後
「臨時ニュースです!なんとあの覇堂財閥が税金を・・・・・さらに・・・・」
プツン・・・・
(ナイス、ゼイオン。やはりお前に電話機能つけておいてよかった。)
(褒めるな。照れるだろ。)
その後、今日一日アイツは突っかかってこなかった。因みにあのオッドアイもニコポナデポを持っていたがあの二人のほうが各上だったので、効果がなかったのは別の話。
説明 | ||
第二十話:([∩∩])<ダイジョウブダイジョウブオレチットモオコッテナイカラ | ||
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コメント | ||
転生者哀れwwでもオッドアイの転生者がこんなキャラばっかりだとあれだなぁ、出来ればマテリアル+ユーリにはまともな古代ベルカ血統なオッドアイ転生者と良い仲になって欲しいなぁ(霧ケ峰 リョク) | ||
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