魔法少女リリカルなのは〜箒と拳の魔法使い〜 |
第3話 転生後にぃ
前回のあらすじ
小鳥遊 紫苑ことオレ転生
身体縮む
アイと戦闘
アイがネガティブモード突入
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「で、もう大丈夫なのか?」
オレは、先程までネガティブモードだったアイに質問する
「すまないな私としたことが見苦しいところを見せてしまって」
僅かだが目に涙が見えた。
そんな、泣くもんか?
純粋にオレは、思った。するとアイが話しを変え、オレの能力について話し始めた
「紫苑、君の能力は3つある。質問は、後で受け付けるから最初は聞いてくれ。1つ目は、君が要望した箒魔法だ。箒魔法はそのまんまで箒の魔法だ。箒の魔法といっても箒草の1本1本が筋肉繊維のごとくパワーを持ち100tの物体も持ち上げられる。更に様々な形に変えられることが出来る。といっても相当な集中力が必要だがな。2つ目は、拳魔法だその名の通り拳の魔法だ。しかし相手を殴った連続の回数で強さが変わる。100コンボだと凄いことが起こるぞ。3つ目は、治癒魔法だ。生命の生死や魔力の回復はできんがそれ以外は出来る。例えば脳死などの人を治すこともできる。しかし、重い怪我、病気などは、体に反動が来るがな。さて、質問を聞こう」
「えっと、取りあえずこの床を直して」
オレが陥没させた床を直してもらえるか質問してみた。
「今度は、私がキレていいか?」
はい、そうですよね能力の話ししてたのに床の話しになるのはね〜
「と、言いたい所だが直そう」
「へ?なんで?」
「しばらく私もここに住むからだ。」
「私も?ってことはオレも?」
オレは、そう質問する。
「では、お前は、どこに住むのだ?」
「ココ?」
とオレは、疑問げに言う。するとアイは
「そうだ。お前も私もここに住む」
まあ、そういう事になった。
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「それじゃあ、当番でも決めよう」
唐突にアイが提案する。
「何の当番?」
オレは、アイにそう質問する。
当たり前のことだ突然言われて何の当番を決めるか何て考えられない。………まあ、考えられるとしたら
「勿論、料理当番だろう」
やはり、そうなるだろう。オレは、そう思った。
「オレは、届かないぞ?」
さっきあったことを思い出して……
「っていうか、お前さっき届かない事知っていってるだろう!?」
「勿論、知っているぞ」
笑顔で答えやがったぞコイツ……
「なんせ、お前の困っている姿は、最高でな……っとのろけは、どうでもいい」
コイツ帰らないかな?
「コイツ帰らないかな?「声に出てるぞ本音が」別に隠すつもりは、無い。後、料理当番だがローテーションでいいだろ「ふむ、いいだろ」……アイはいつ帰るんだ?「お前ホント私の事が嫌いなのか?まあ、1年ぐらいこちらにいるだろう」そうか……」
そこで会話が切れる。
するとアイが
「紫苑に渡さなければならないものがある。」
そう言うとアイは袋らしきものから箒と宝石みたいなものを取り出し
「お前の箒とデバイスだ。」
「……?……デバイス?」
「そーだった。お前にこの世界について話していなかったな。この世界は『魔法少女リリカルなのは』というアニメの世界だ。まあ、デバイスは、魔法補助的なものだ」
「魔法少女?アニメの世界?っていうかアニメの世界に転生したの!?」
オレがテンパっていると
『マスター落ち着いて下さい』
デバイスというものが喋った
「うわぁ、喋った!?」
『マスターそんなに驚かないで下さい。』
「ご、ごめん。というかデバイスは」
オレが質問しようとするとデバイスが
『マスター、私はデバイスという名前じゃありません。』
「えっ?じゃあなんていう名前なんだ?」
『ありません』
オレは、顎に手を当て
「……。ふむ、どうしろと?」
まずアイに質問する。
「名前をつけろと言うことだ。」
アイの答えを聞いた後、デバイスの方を向く
『そうして下さい。なんせあそこにいるネガティブ神は、そう要求してますよ?それに私としてもマスターに……これから共に過ごすマスターにつけてもらいたいんです』
「まあ、いいけど……名前ね…。少し考えさせてくれないか?」
オレそう言う
『いいですよ。マスターが私の名前を決めてくださるんだから』
了承を貰いしばらく考える。
「私が造ったデバイスのくせに何という奴だ」
『私を造って下さったことには感謝します。……しかし、アナタは私をあの袋の中にどれほど閉じ込めてたんですかね?』
「閉じ込めてた?私としては大事に閉まっていたんだぞ。それにあの袋は貴重なものだ。その中に入れたんだそれだけでよしとしようではないか?」
『アナタはとんだバカですね?あ〜スミマセンアナタは、バカ神ですからね?』
「お前……解体されたいのか?それとも廃棄処分されたいか?」
『アナタがそんな事出来るのでしょうか?ネガティブでバカな神様ですからね?』
「そろそろ、キレてもいいか?いいんだよなそんな挑発して」
『そんな怒らないで下さい。バカっぽい顔が更に磨きが掛かりますよ。それにシワも出来ますよ。』
「忠告ありがとうと言っておくべきなのか。だが余計なお世話だ。私は、まだ十分に若いんでな」
『いえいえ、アナタは、十分に年老いてますよ?なんせ神様なんでしょう。一体どれくらいの年なんでしょうか?後、そろそろ黙って頂けないでしょうか?マスターがアナタのせいで集中出来ないでしょう。』
「その言葉そのまんま返すぞ。お前が五月蝿いから紫苑が集中出来ないんだぞ。まあ、お前の名前が考えられないだけだがな。後、私は……」
何やら舌戦をしていたようだがオレは、
「えっと、名前が決まったんだけど……いいかな?」
オレは、恐る恐るに1人と1機に質問する。
『はい、マスターいいですよ。いいに決まってるじゃないですか。こんなミイラになんて質問しなくていいのです。』
「ミイラ!?……ははは、流石にこれは笑っては済まされないぞ。」
『全身包帯巻きの女をミイラと呼ばないでなんと呼ぶんですか?』
どんどん舌戦がエスカレートしていく……
こんなに仲が悪いもんなのか?
オレは、そう思った。
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