シャーリィ・フェンネスの物語漂流記―ファンタジア篇―
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―灯台の街ウェルテス

 

 

 

「突然だけどお兄ちゃん、私旅に出かけようと思うの」

 

「また随分急だな…そもそも一人じゃ危険だ、俺も行く」

 

「ううん…私一人じゃなきゃダメなの。いつまでもお兄ちゃんを頼ってばかりじゃいられないよ」

 

「ダメだ!危険すぎる!……大体旅に出るって一体どこに行くつもりなんだ!」

 

「トーティス村だよ」

 

「えっ」

 

「えっ?」

 

「いや……すまんが聞いたことのない場所だ。そのトーティス村とやらは」

 

「ファンタジア世界でクレスさんとチェスターさんが住んでる村のことだけど…」

 

「ファンタジア世界…?クレスとチェスター…?いや本当に何処だ。そして誰だ」

 

「この『物語の珠』を静の海に繋がる昇降機にセットすることで対応した世界に行く事ができるの。ちなみにこれは『幻想の珠』だよ」 ゴソッ

 

「そんな外伝作品のキーアイテムみたいな物と設定は俺達の世界になかったと思うんだが」

 

「じゃあお兄ちゃん、私行ってくるね!」

 

「お、おい!な…何がなんだかわからないが、もっとわからない場所にシャーリィを一人きりで行かせられるか!俺も行くぞ!」

 

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―灯台の街ウェルテス 灯台内部

 

「ここに珠をはめて…」 ガゴンッ

 

「降りだしたか(そもそもその珠は何処で手に入れたんだ…)」

 

「扉が開いたらもう世界は変わってるからね、お兄ちゃん」

 

「あぁ…(そもそもこの謎の世界間移動の仕組自体どうなっているんだ)」 ダンッ

 

「扉が開くね…!」

 

 

 

―トーティス村

 

「森に囲まれた長閑な村だな…」 キョロキョロ

 

「向こうの建物からは掛け声がきこえるね…」 キョロキョロ

 

「ん…君たち、どうかしたのかい?」

 

「あんたは…?」

 

「僕の名前はクレス。クレス・アルベイン。このトーティスで道場を開いているんだ」

 

「クレス…クレス!あのクレスさんなんですね!」 ハッ!

 

「(歴史の英雄を見たような感銘を受けた顔をしている…が、何で知っているんだシャーリィ)」

 

「あの…クレスさん。私、あの、よろしければ、あのセリフを聞いてみたいです…!」

 

「あぁ、アレだね。構わないよ。じゃあ…行くよ?」

 

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「………!」

 

「………?」

 

「僕は絶対……ダオスを倒す!」

 

「(;ω;) ブワッ」

 

「(何 故 泣 い た)」

 

「私…感動しました……短い言葉ながらに込められた確かな想い、その全てを力へと還るクレスさんとそれを信じる仲間の皆さんのとの絆…それらが胸に染み渡るみたいです」

 

「確かに力強さと並々ならない決意は感じたな…剣と拳、力の在り方は違うが俺達の進む道は似ているのかもしれないな」

 

「はは、そう言ってもらえると嬉しいよ。君たちも背負う物があるみたいだね。ついさっき会ったばかりの仲だけど君たちにこれを受け取って欲しい」

 

「これは…木刀ですか?」

 

「あぁ。道場で使ってる物なんだけど、エターナルソードという剣をモチーフにして作られたんだ。名付けてエターナル木刀。木刀としても良い物だけど、追加効果で時間を移動することもできる優れものさ」

 

「いやそれ優れすぎだろ」

 

「ありがとうクレスさん!私、大事にしますね!」

 

「(そういえばクロエが似た名前の武器持ってたな…)」

 

「じゃあ…お兄ちゃん。名残惜しいけど帰ろっか?」

 

「あぁ、そうだな…最後の方は俺も感化されてた気がしないでもないが…」

 

「君たちとまた出会えることを願うよ。良い旅を!」

 

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―灯台の街 ウェルテス

 

「クレスさん、とても良い人だったね」

 

「あぁ、ツッコミたいことは山程あるがそこは確かだったな」

 

「それで、次の珠は…っと」 ゴソゴソ

 

「待て待て待て!そもそもその珠とやらは一体どこで手に入れたんだ!」

 

「グリューネさんに貰ったんだよ、お兄ちゃん」

 

「グリューネさん!?」

 

「うん。『違う世界の神様達に貰ったのよ〜。シャーリィちゃん、はいコレ♪』って言って私にいっぱいくれたんだよ」

 

「かなりどころじゃない大層な物なのにそんな軽いノリだったのか…」

 

「ちなみにお兄ちゃんが言ってた何故知ってるのかって鋭いツッコミは、この珠を見ることでその世界の出来事や人物のことが知れるから…だから私はクレスさん達のことを知ってたんだよ」

 

「冷静に言われると真っ当なはずの俺が凄い恥ずかしいんだが」

 

「じゃあ…次はどの世界に行こうかな」 ゴソゴソ

 

「それも…なんとか世界とかいう所に行くやつなのか?」

 

「うん!こっちが『再誕の珠』でこっちが『心の珠』だよ」

 

「シャーリィはどっちにしようと思ってるんだ…?」

 

「『再誕の珠』の世界にはお兄ちゃんと気が合いそうな人がいるし、『心の珠』の世界には私と同じで、お兄ちゃんを持つ(義)妹の人がいるから、どっちにしようかな…」

 

「(俺はすでに確定要員なのか…いや流石にシャーリィ一人にできないが)」

 

「よし!決めたよお兄ちゃん!次に行くのは――」

 

 

 

 

 

 

シャーリィ・フェンネス 現在装備

 

E:コウボウの筆

E:シャーマンドレス

E:エターナルソード(木刀レプリカ)

 

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「本当に好きなら不満を垂れていないで自分で産み出せ」

 

どこかでそんな言葉を目にしたので一番好きなキャラクターで一つ生み出そうとしてみましたが、果たしてこれが本当に好きな人間のすることかと疑問が尽きません

 自分の検索ミスじゃなければこの作品での投稿なかったような気がするのでこんなの放り出していいのかそもそも完全SS形式じゃねーかと思いながらやっぱり投稿しました

 メモ帳でやれな内容をTINAMIに投稿したようなものなのでサーバー汚し的なものに抵触するなら削除削除アンド削除で行こうかと思います

 

説明
正直ただのSS形式です
そしてキャラ崩壊気味
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テイルズ レジェンディア ファンタジア シャーリィ セネル クレス 

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