IS 最強の異端の力
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統夜サイド

 

俺は篠ノ之の話が終了すると、ベットに横になったが今一寝付けずに机の前にある席についた。

 

「やはり、感情というのは良く解らん部分が多いな。篠ノ之が俺に向けていたのは好意っというものなのか?」

 

先ほどの篠ノ之の言葉を思いながら、感情というものを考える。昔の日々のおかげで俺の感情というは殆どが消え去ってしまった。束さんのお陰である程度は戻りつつあるが未だに理解出来ない部分が多い。俺が束さんを見つめている時に感じる胸が締め付けられるような感覚もだ。

これは束さんに抱いている感謝の感情とは違うのは理解出来るが、どんな感情なのかは解らない。

俺が人間と言えない理由の一つでも合う。そして、欠落している記憶。俺は異端の力を持っているから両親に捨てられ、様々な国に狙われてきた、そして束さんと出会った・・・それに間違いはない。

 

だが、何故これは本当の記憶なのかと疑問に思ってしまう事がある。俺の相棒である『オルゴン・ヴァルス』に使った技術もそうだ、俺はそれを当然のように相棒に組み込んだが、これはオーバーテクノロジーというレベルの代物ではない。俺は一体・・・

 

「・・・あぁもう・・・寝よう」

 

俺は考えるのをやめて、ベットに横になった。するとマドカが俺に抱きついてきた。

 

「おにぃさまぁ〜・・・大好きですぅ〜・・・」

 

俺はその言葉に顔を柔らかくして、穏やかに眠っているマドカの頭を撫でた

 

「なぁマドカ・・・俺は一体、どういう人間なんだろうか・・・」

 

当然だが、マドカは俺の言葉に返答する事などなかった。だがマドカの囁かな寝息と天使のようにも見えてしまう寝顔は、考えることで煮詰まってしまっている俺の頭を冷まさせてくれるのには十分だった。

 

「そうだよな、俺が何であろうとお前とくー、そして束さんは何があろうと俺が死守するからな。それが俺の存在意義だからな」

 

俺はマドカを抱きしめてそのまま目を閉じて、眠りに着いた。マドカの温もりは俺に強い眠気を誘発させてくれ直ぐに眠り付けそうだ・・・

 

 

「・・・???様、此処に居らしたのですね」

 

「?。ああ、貴方でしたか。ええここであれを眺めていました」

 

「ふふふ、本当で此処がお好きなのですね」

 

「まあ良い眺め目ですからね、それより私をお探しでしたのですか?」

 

「ええ、今日の会合で最終決議が終了致しました。例の案は予定通りに実行されるそうです」

 

「そうですか。では私は彼の地の赴く事になるのですね?」

 

「ええ。ですが其れは暫く蹟の事でしょう、それまでは・・・ね?」

 

「致し方ありませんね、お付き合い致します」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・はっ!?目を開くと、そこには普段と変わらない天井が見えていた。今のはなんだ?夢なのか?まったく、意味の解らん夢だ・・・現在時刻は・・・まだ午前3時か、もうひと眠りするとしよう・・・

 

・・・だが何故だ・・・なんなのだ、この異様な懐かしさは・・・

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マドカ「マドカと!」

アルト「うp主(作者)の!」

マドカ&アルト「後書きコーナー!!」

アルト「っつわけで、統夜の謎がまた一つ出てきましたね」

マドカ「まったく、何が何だか解らなくなってきたぞ・・・」

アルト「おや?また何か言ってくると思ったのですが?」

マドカ「言った所で理解はしないというを理解した。はぁ・・・取り敢えず現状で分かっているお兄様の謎を上げるぞ」

 

・謎の異端の力・炎、氷、風、雷を支配していると言っても過言ではない力と、それらを統括演算能力。

 

・自らの肉体を異常なまでに変化させる『狂気の領域』。統夜曰く、感情を捨て、心を捨てた醜き人の姿。

 

・『オルゴン・ヴァルス』に使用されているオーバーテクノロジー

 

・統夜に関係していると思われる謎の人物。統夜は何らかの形で接触している可能性あり

 

アルト「・・・っという所ですね」

マドカ「ああ、これらの点がこれから明らかになるという事なのだな?」

アルト「さぁ?それはどうでしょうね」

マドカ「はぁ?」

アルト「ふふふ・・・唯の戯言ですよ、聞き流して貰って結構です」

マドカ「な、なんだ・・・気味の悪い」

アルト「それはひどいですねぇ・・・それでは皆さん、作品を読んだら感想をぜひ送ってくださいね、これを習慣にして頂けると私としては助かります。感想は私にとって、最高の栄養剤のような物なのですから、感想が来ると創作意欲が湧くのでよろしくお願いします」

マドカ「さ、作者が丁寧すぎる・・・」

説明
この世界にただ一人、真の最強の名を欲しいままにする力を持った男がいた。 が、彼の持つ力はほかの人間にはない、異端の力。その力を彼はどのように使うのか?
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