第7話「決戦!CP9と麦わら海賊団!!」
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いよいよ塔に乗り込んだ俺達は、急いでロビンのいる場所に向かいたかったのだが・・・

 

フランキー「イッテテテ・・・おい!お前ら無事か!?」

 

ルフィ「よっしゃ〜!!着いた〜!!怪獣のバーさんありがとう!!おいオメェ等!さっさと立ち上がれ!!こんなもん平気だろ!!!!」

 

○○「おいおい、もう少し優しい言葉はないのか・・・よっと!」ドシーン

 

ナミ「アイタタタッ・・・」

 

○○「大丈夫か??」

 

ナミ「ありがとう○○。あなたがいなかったら、私は危うく潰されるとこだったわ!!(^o^)」ギュッ

 

サンジ「よくやった○○!!(^^)d」

 

ルフィ「早くロビンを助けに行くぞ!!」

 

俺達は、ロビンを助けに奥に進もうとした時、声が聞こえた。

 

??「待て。」

 

一同「!?」

 

ルフィ「誰だお前?」

 

フウロウ「チャパパパ・・・!俺はフウロウ。お前達もうここにはニコ・ロビンはいないぞ!既にルッチが正義の門に連れていったからな!!」

 

 

サンジ「何だと!?」

 

フウロウ「後、因みにこのカギがなければ、ニコ・ロビンについてる手錠は外せないぞ。」

 

ルフィ「じゃあ、それをよこせ!!」ドゴォン

 

ルフィのパンチを、避けたフウロウ。

 

フウロウ「落ち着け。このカギが本物とは言ってない。」

 

一同「何だと!?」

 

○○「そのカギが本物かはわからないけど、ロビンのカギは2番ではない。その番号の鍵は、CP9の一人ジャブラの居る部屋にあるからな。」

 

フウロウ「な、何でアイツの名前を知っている!?しかも、使ってない手錠の番号まで知ってるなんて!?」

 

○○「ちょっとは情報通でね♪(^^)」

 

フウロウ「ま、まぁいい。取り合えず鍵が欲しければ、俺達を追ってこい!じゃあな。」ビュッ

 

ルフィ「待て!!」

 

追いかけようとしたルフィに、ゾロとソゲキング(ウソップ)が抑える。

 

ゾロ「落ち着け!!」

 

ルフィ「離せ〜!!アイツを追いかける!!」

 

○○「まぁ待て、ココロ婆さんが言った通りあの門を通られたら終わりだ。だから、俺とルフィはロビンを追いかける。残りは鍵を奪ってほしい。」

 

サンジ「そうだな。ロビンちゃんが連れて行かれたら、俺達はもう手の出し様がね〜。ルフィと○○は急いでロビンちゃんを追ってくれ!!残りのメンバーは、鍵を集めるぞ!!」

 

ゾロ「負けは時間のロスだ。全員必ず勝てよ!!」

 

一同「おぉ!!」

 

作戦は決まり、俺とルフィはロビンがいた場所を目指して走った。

 

ルフィ「ロビン待ってろよ!今助けに行くからな!!」ダダダダッ

 

○○(ロビンはもう上にいないんだけどな・・・しかし、あんまり口出ししない方が良さそうやな。)タタタタッ

 

俺達は二階に上がったが、当然ロビンは居るはずもなく戻る事になった。

 

ルフィ「クソッ!!ロビンはココにはいないな。もしかしてもう正義の門に連れて行かれたのか??」

 

○○「まだ大丈夫だ。しかし、早くいかないと不味いな。」

 

正義の門の行き方を考えていたら、向こうからチムニーとゴンベがやって来た。

 

チムニー「麦わらの兄ちゃん!!バットの兄ちゃん!!こっちに来て。何か秘密の入り口があったの!!」

 

ルフィ「ホントか!?ならさっさと追いかけるぞ!!」

 

俺達は、チムニーの後に続いてスパンダム達が通った通路に向かった。

 

 

・・・秘密?の通路・・・

 

 

チムニー「ここだよ!!あの付き人?の人達はここを通ってったよ。」

 

○○「サンキューチムニー。しかし、この扉どうやって開けるかだな。」カタカタ

 

ルフィ「お前ら、少しどいてろ。」

 

ルフィはそう言うと、あっという間に分厚い扉を壊した。

 

チムニー「麦わらの兄ちゃんスゲ〜!!」

 

ゴンベ「ニャニャ〜!!」

 

ルフィ「よし!!追いかけるぞ!!」ヨチヨチ

 

チムニー「って何で小さくなってんの!?」

 

○○「さっきの技の後遺症だ。それよりチムニー達は早くココロ婆さんの所へ戻れよ。」タタタッ

 

俺はチムニーと別れて、ルフィの後を追い掛けた。

 

○○「さて、このまま進めばルッチがいるはずだ。」

 

ルフィ「なら、お前は先に行ってロビンを助けてくれ」

 

すると、ルフィ達の目の前に、CP9のリーダーのルッチが現れた。

 

ルッチ「・・・よくここまでたどり着いたな。」

 

ルフィ「ハトの奴だ!!」

 

すると突然、何処からかロビンの声が聞こえた。

 

ロビン『皆逃げて!!バスターコールがかかったわ。早く逃げないと皆殺られるわ!!』

 

スパンダム『テメェ〜誰の許可で喋ってんだ!!』ブツッ

 

ルフィ「何だ今のは?ロビンは何処から話してんだ!!」

 

ルッチ「この先だ。」

 

○○「・・・ルフィ、ここはお前に任せてもいいか?俺は先に行ってロビンを助ける。」ヒソヒソ

 

ルフィ「わかった。先に行け!!」

 

ルッチ「・・・お前を止めろとは言われてないからな。」

 

そのまま俺は、ロビンを追って正義の門に向かって走った。

 

○○(早く正義の門に行かなきゃロビンがホントに不味い。取り合えずあのスパンダムは一回このバットで打つか。)タタタッ

 

スパンダム「ハハハッ!!とうとうやたぞ!!とうとう開通だ!!おおっと、何処にいくんだニコ・ロビン。逃げても無駄だ。」

 

ロビン「私はここから離れない!!」

 

スパンダム「コイツ!?手すりに噛みつきやがった!!」

 

驚きながらも、スパンダムはロビンを引き離し、そのまま正義の門に向かって歩いていった。すると、後ろから声をかけられた。

 

スパンダム「おぉルッチ!!麦わらの小僧はやっつけたのか?」

 

ルッチ「えぇ、案外手応えがありませんでしたが。」

 

スパンダム「ハハハッ、麦わらの小僧も呆気ないもんだな〜!!」

 

高笑いするスパンダム。すると、突然バットで大きくかっ飛ばされてしまった。

 

スパンダム「ぶべら〜!!何を・・・するんだ・・・ルッチ」

 

ルッチ?「ルッチ?誰の事言ってんだ?俺はルッチじゃないぞ?」ベリベリ

 

ルッチらしき人物はそう言いながら、なんと顔を剥ぎ取り始めた。

 

???「相変わらずアホだな。漫画やアニメで見た通りの奴だな。」ポトッ

 

その剥ぎ取った顔から現れたら人物は・・・

 

ロビン「・・・○○!!」

 

○○「よ〜ロビン!!助けに来たで。」

 

なんと○○だった。

 

スパンダム「お、お前〜!!助けに来たみたいだが、お前一人でこれだけの海兵を相手にはできまい。」

 

○○「確かに俺だけだと厳しいな。けど、ここには俺以外にもちゃんといるぞ?」

 

スパンダム「何!?ぶは〜!!」

 

突然スパンダムの顔か爆発した。スパンダムだけではない、海兵達も次々やられていった。そして、そこに聞き慣れた声も聞こえた。

 

???「ん〜・・・スーパー!!」

 

○○「遅いぞフランキー。」

 

フランキー「ワリ〜な○○!!だがしかし、この通り鍵は揃ったぜ。」

 

○○「それじゃあ、さっさとロビンの手錠を解除だな。」カチャッ

 

ロビン「○○!!」ギュッ

 

手錠が解除と同時に、ロビンは俺に抱き付いてきた。久々だが、相変わらず胸が・・・

 

フランキー「おいおいお前達、イチャつくのはコイツらを片付けてからにしな。」

 

○○「そうだな。ロビンいけるか?」ブン

 

ロビン「任せて。手錠さえ外れれば、こちらも抵抗出来るわ。」

 

ゾロ「んじゃ、ルフィ達が来るまで踏ん張るぞ!!」

 

サンジ「あぁ!!ロビンちゅわ〜ん!!あんまり無料しないでね〜!!」クネクネ

 

ウソップ「相変わらずだなお前。」

 

ナミ「そんじゃ、向こうの船を奪うわよ!!」

 

一同「おう!!」

 

こうして、かなりな数の海兵を相手に、戦闘が開始された。

 

○○「ナミ、ウソップ!!俺に何でもいいから武器になりそうな物投げつけろ!!」

 

ナミ「そっか!!いくわよウソップ!!」

 

ウソップ「おぉ!!必殺流星群!!」

 

○○「きたきた〜♪4番レフト、バレンティン!!おりゃ〜!!」カキーン

 

海兵「ぐわ〜!!」

 

○○「4番ファースト、清原!!」ガキーン

 

海兵「うぎゃ〜!!」キラーン

 

色々と投げられた物を打ち返し、海兵達に当てていく。しかし、普通の人間には効くが能力者には効かない。すると、俺の目の前に1枚の紙が降ってきた。見ると手紙のようだ。

 

『だいぶ苦戦している様なので手紙を書いた。お主がやられた時に能力を付けておいた。勿論自然系の能力者にも攻撃出来るぞ。その名は咸卦法。』

 

○○「咸卦法?何処かで聞いたよな・・・」

 

その名前に聞き覚えがあったがそのまま手紙の続きを読んだ。

 

『この名前に聞き覚えがあるじゃろ?お主の部屋にあった漫画、魔○先○○ギ○!じゃ。それの技じゃ。後、瞬動術と陰陽師が使える。例えば、人形に切った紙にお主の名前を書けばお主の分身が出来るぞ。つまり、お主はこの世界で最強になったんじゃ。誰もお主には勝てないから。後、もとの世界に戻りたければワシの事を呼べばよい。それでは頑張れよ。神より。』

 

○○「なんじゃそりゃ〜!!」

 

何が神よりだよ。訳がわからなかったが、取り合えず俺が読んでたネ○ま○のカ○ハ○の技を使えるとはね。なら、存分にロビンやナミの為に力を使いますか。

 

○○「ナミ、ロビン!!二人とも下がれ。俺が片付ける。」

 

ナミ「アンタ一人で叶うわけないでしょ!!」

 

○○「ま〜見てろよ。左腕に魔力・・・右腕に気。合法!!避けろよ海平さん。豪殺居合い拳!!」ドゴン!!

 

俺の放った居合い拳で俺の直線上にいた海兵達はあっという間に吹き飛んだ。てか、威力半端ね〜!!振り替えると、ナミとロビンが今までの見たことのない顔をしていた。

 

ナミ「なっ・・・なんなのよあれ!!」

 

ロビン「・・・流石の私も驚きを隠せないわ。」

 

○○「だよな〜・・・ま、色々あったんだよ。色々な。」

 

ナミ「色々って・・・ハァ。」

 

ナミは呆れたようにため息をついた。

 

○○「向こうも決着がついたか・・・しかし、状況は未だに最悪だな。」

 

ルフィとルッチの戦いは終わっていたが、ルフィは動けずさらに軍艦が俺達を囲むようにしていた。

 

ウソップ「おおおお、おい○○!!お前のさっきの技で何とかしてくれよ!!」

 

○○「流石に今の状態でこの軍艦の数は厳しいな。でも、もうじき迎えが来るさ。・・・噂をすればなんとやらだな。皆海へ飛び込め!!」

 

ナミ「何言ってんのよ○○!!海に飛び込んだら死ぬに決まってるでしょ!!」

 

○○「落ち着けナミ。けどな、俺達にはまだ仲間がいたろ?」

 

俺の一言に気が付いたのか、他の連中も海に飛び込み始めた。俺は、ロビンとナミを抱えてそのまま飛び込んだ。すると、そこにはゴーイングメリー号がいた。メリーは最後の力を振り絞って俺達を助けに来てくれた。

 

海兵「どうやって潜り込んだんだ!!」

 

海兵2「砲撃しますか!?」

 

中将「駄目だ!!ニコ・ロビンがいる!!」

 

○○「お〜お〜。海兵達驚いてんな〜!!」

 

ナミ「何呑気なこと言ってるのよ!!急いで逃げるわよ!!サンジ君、舵とって。」

 

サンジ「アーイ!!ナミさ〜ん♪」

 

皆慌ただしく脱出の準備をする。すると、電電虫越しに叫び声が聞こえた。

 

スパンダム「逃がすくらいならばニコ・ロビンを吹き飛ばせ!!と、大将青キジよりことずかっている!!全艦砲撃用意!!!」

 

○○「やれやれ、アイツは死んでもらわなきゃな。」

 

さっきの技を出そうとした時に、船が突然揺れ始めた。

 

○○「やってくれたなサンジ。」

 

サンジ「あぁ、お前のアドバイスのお陰だ。」

 

ウソップ「どういう事だ??」

 

○・サ「根性だけで逃げ切れる敵じゃないだろ?」

 

ウソップ「す、すげ〜ぞサンジ、○○!!!」

 

○○「けど、さっさと逃げないと殺られるぞ。」

 

ナミ「そうよアンタ達!!渦の起動が読めるまで耐えて!!」

 

ウソップ「やべぇ!!!打ってきたぞ!!!これは直撃だ!!!」

 

○○「任せな。豪殺居合い拳!!」ドゴーン

 

チョッパー「スゲー!!」

 

ウソップ「すげ〜ぞ○○!!!」

 

ナミ「見えたわ!勝者の道!!チョッパー!!取り舵いっぱい!!九時の方角へ!!」

 

メリーはどんどんスピードを上げて逃げる。すると、またアイツの声が響き渡る。

 

スパンダム「あんなちっぽけな海賊から、たった一人の女を!!!なぜ奪えねぇ!!!」

 

叫ぶスパンダムに、ロビンはハナハナの能力を使おうとしたが俺が止めた。

 

ロビン「○○・・・」

 

○○「ここは俺に任せてくれないか?やっぱ女性の前では格好つけたいからな。」

 

俺は左腕に魔力と右腕に気を溜めて、出来るだけの力でスパンダムに豪殺居合い拳を放った。

 

スパンダム「ぎゃあ〜!!」

 

ロビン「ありがとう・・・○○」

 

○○「なに、気にすんな。」

 

俺はそう言うと、ロビンの頭を撫でた。

 

ルフィ「野郎〜共!!このケンカ・・・俺達の勝ちだ〜!!」

 

ルフィが叫ぶと同時に、メリーが真っ二つに割れた。慌てる皆に、アイスバーグの言葉を代弁して話した。

 

○○「ルフィ・・・もう休ませてやれ。メリーはここまで立派にお前達と航海してきた。たった少しの間だけど、お前達がメリーを仲間と思ってるのはわかっている。この船は・・・見事な生き様だったと思う!!」

 

ルフィ「・・・わかった。・・・メリー、海底は暗くて淋しいからな。俺達皆で見届ける。」

 

ルフィはそう言ってメリーに火をいれた。勢いよく燃えるメリー。すると、上空から雪が降ってきた。それに触れると、皆とメリーの思い出が見えた。皆次第に涙を流していた。ゾロとサンジは、男の別れに涙はいらないと思っているのか、泣くことはなかった。ウソップとチョッパーは号泣していた。ナミとロビンは俺の胸に抱きつき泣いていた。俺は二人の頭を優しく撫でた。すると、何処からか声が聞こえた。

 

メリー「ごめんね。もっと皆を遠くまで、運んであげたかった・・・ごめんね。ずっと一緒に冒険したかった。だけどぼくは・・・」

 

ルフィ「ごめんっつ〜なら!!俺達の方だぞメリー!!おれ・・・舵ヘタだからよ〜!!お前を氷山にぶつけたりよ〜!!帆も破った事あるしよ〜!!ゾロもサンジみアホだから、色んなモン壊すしよ!!そのたびにウソップが直すけど、ヘタクソでよォ!!!」

 

メリー「だけどぼくは・・・幸せだった。今まで大切にしてくれてどうもありがとう。ぼくは本当に幸せだった。」

 

ルフィ「メリー!!」

 

メリー「最後に・・・○○君、君はこれから僕の代わりに皆を支えて上げて。僕は君がここに来たのを知ってるし、いち早く僕の限界に気付いてくれた。お願いするね・・・」

 

○○「あぁ、任せろ。何があっても助ける。必ずだ!!だからメリー、安心して眠ってくれ。」

 

メリー「ありがとう。皆・・・さようなら。」

 

一同「メリー!!」

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