魔法少女リリカルなのはA's ダメ人間の覚悟 |
ハルカ Side
原作通りの日まであと1ヶ月に迫った、透達は順調に蒐集を行っているのだろう彼は学校では物凄く眠たそうにしている。
私達は今アースラの所でリンディさん達の手伝いをしている、といってもあんますること無いんだけどね。来ない日は透の家の訓練施設で特訓をしてるわ。
新しくなったデバイスの調整・制御をしっかりしないとだし、前の戦い以上に強くならないといけない。だってあともうちょっとではやてを助ける為に『闇の書』の管理人格と戦わないといけないと思うし。
そんなある日私達はリンディさん達に呼び出されて、アースラに来ていた。
アリシア「何だろうね?いきなり呼び出されけど」
なのは「もしかして、はやてちゃんの事バレちゃったのかな?」
ハルカ「しっ!それは言っちゃだめよ!大丈夫よ、まだバレてないはずよ」
フェイト「そーだといいんだけど・・・・じゃぁ何で呼んだんだろ」
・・・・どーにも嫌な予感がするんだけど、とりあえず行くしかないわね。
私達はリンディさんやクロノ達がいる部屋に入った。
リンディ「・・・・いらっしゃい、皆」
ハルカ「・・・どうも」
なのは「あの・・・・何で私達呼ばれたんですか?」
クロノ「・・・・白々しい!」
リンディ「クロノ!!・・・・ごめんなさい、でも今日呼んだのはあなた達に関係していることなの」
なの フェイ アリシ アルフ「「「「!!」」」」
ハルカ「・・・・・・」
ヤッッッバイ!マジでヤバいわこれ、この様子だと透達のことがバレてるに違いないわね。
リンディ「あなた達のお友達の透君、彼が今何をしてるか知ってる?」
ハルカ「・・・・・」
フェイト「そ、それは・・・・」
リンディ「『闇の書』の事は?」
アリシア「え〜っと・・・」
ハルカ「知ってるわ、あいつが何をしようとしているのかも」
アリシア「え!ハルカ?!」
なのは「ハルカちゃん?!どうして!」
ハルカ「もうしらばっくれるのは無理っぽいからね、でも何でその事を?」
リンディ「近頃艦内での噂の事は知ってる?」
ハルカ「ええ」
リンディ「それがつい最近になって噂じゃなくなったのよ、理由は2つ」
ハルカ「・・・・」
リンディ「1つはギル・グレアム提督から『闇の書』があなた達が住んでる街にあることが分かったとゆー報告があったこと、2つ目はあなた達と同じ学校に通ってる榊君と緋村君から教えてもらったの」
ギル・グレアムかぁ・・・あの人からの報告だったら信じてしまうのはしょうがないわね、管理局・・・しかもハラオウン親子にとっても信用のある人物だしね。
ハルカ「その提督さんのことは知らないけど、あの馬鹿達の言うことを真に受けるの?」
リンディ「別にあの2人の言ったことを真に受けたわけじゃないわ、ただここ最近のあなた達の行動が少し変だったし透君も見てないから」
しまったなぁ、私はどーかわからないけどまだ小学生のなのは達にポーカーフェイスみたいなことを要求する方が無茶だったかしら。
ハルカ「・・・・で?どうするの?」
クロノ「決まってる、すぐに透のやってる事を阻止し、『闇の書』を回収する」
なのは「え?!で、でも!「なのは」・・・・ハルカちゃん、でも」
ハルカ「いいの、どーせこうなるだろうって予測出来てなかったわけじゃないわ」
クロノ「すまないが、君たちにも来てもらう」
ハルカ「ええ、分かったわ」
アリシア「え?何でハルカ!」
ハルカ「いいから、ここは言うことを聞きましょ・・・それに」
アルフ「それに・・・何さ?」
ハルカ「後で話すわ」
ある意味丁度いいかもしれないわね、この間のリベンジ&特訓の成果を試すいい機会じゃないの。
Side Out
さって今日も張り切って蒐集活動・・・・略して『蒐活』・・・・今上手い事言ったんじゃね?
まぁいいわ、ここ最近管理局の事を気にし過ぎてあんまり蒐集出来て無いんよな。
シグナム「今日はあまり成果が無かったな」
透「ま、そんな日もあるじゃろ」
ヴィータ「でもここんとこずっとだぜ?」
シャマル「しょうがないわよ、管理局が動き出してるんじゃ」
ザフィーラ「焦りは禁物だ」
ヴィータ「そーだけどよぉ・・・・」
透「面倒なことになって蒐集出来んではやてが倒れたら元も子もないけぇな・・・・ま!気ままに・・・!!!神羅天征!!」
シグナム「何!!」
ヴィータ「何だよ一体!!」
いきなり俺らにケージをしかけられそうになったところを神羅天征で吹き飛ばした。魔法を仕掛けられたってことはまさか・・・・
???「そこまでだ、動かないでもらおう!」
俺等の目の前にクロノ、もちろんなのは達もいるわけなじゃけど何でかあの馬鹿どももおるんじゃ?ってハルカが言っとたっけぇ、あいつ等も管理局に入ったって。
クロノ「透!お前、自分が今何をやっているのか分かっているのか!」
透「ピクニックをしとるように見えるんかぁ?」
俺はハルカ達の方を細目で見てみると申し訳なさそうにしとった。ま、ハルカもこうなる事は分っとったんじゃろうけぇな。
クロノ「今やっている事から手を引け、『闇の書』はこちらで何とかする」
透「・・・・それ無理」
クロノ「何故だ!」
透「そっちに渡してもどーせ、上の方に渡っちまうんじゃろ?俺は管理局を信用してないんよ。じゃけぇ答えはノーじゃ」
クロノ「世界が・・・お前達が住むこの地球がどーなってもいいのか?!」
透「悪ぃーけど、俺世界の事なんか眼中に無ぇんよ・・・・・俺はただ友人を助けたいだけじゃけぇ、それを邪魔するんならブッ飛ばすよ?」
クロノ「・・・・お前が管理局を「「オラァーー!!」」!!お前たち!」
なのは「透君!!」
ハルカ「榊!!緋村!!何やってんのよ!」
クロノが喋っちょる最中に榊と緋村の両馬鹿が俺に攻撃を仕掛けてきた。不意打ちにも程があんだろ・・・。
榊「おいクロノ、いい加減こんなモブ潰しちまおうぜ。俺のなのは達が不安がっちまうじゃねぇーか」
緋村「安心しろなのは、あのクソ野郎は俺が消してやるかな・・・・シグナム達も安心しろよ!俺がはやてを助けてやるからな!」ニコッ
こいつ等それ以外無いんか?相変わらず意味のないニコポとかやっちょるし・・・。
シグナム「何なのだあいつらは・・・・」
ヴィータ「訳わかんねぇ事ばっか抜かしやがって・・・・・それに」
シャマル「ええ、透君に不意打ちを仕掛けるような連中を信用出来ないわ」
ザフィーラ「我々も甘く見られたものだ」
透「・・・・・あの馬鹿2人は俺が相手をするけぇ」
シグナム「大丈夫なのか?」
透「すぐ済ます、皆はなのは達の相手をしてくれんか?」
シャマル「え?何で?」
透「ここは戦っとるフリをしてほしいんじゃけど、ついでにあいつ等の修行の成果を見るええ機会じゃろ?じゃけぇ、戦うフリをしてほしいけど真面目に戦ってほしいんよ・・・要は決着を着けんようにしてほしいだけのただの時間稼ぎをしてほしいんよ」
シグナム「成程・・・・前回の戦いで我々にやった作戦を今度は我々がやるとゆーことだな?」
透「正解」
榊「ゴラァーーモブ野郎!!俺のシグナム達に何言い寄ってんだ!!」
緋村「シグナム達が嫌がってんだろうが!!」
相変わらず変な解釈をしとんのぉ、まぁこれで俺に的を絞ったわけじゃけぇいいんじゃけど。
透「んじゃ、しょーゆーことなんでよろしくの?(たぶんハルカから聞いとるとは思うんじゃけど、一応あいつらにも言っといてくれん?)」
俺はシグナム達にそう言い残し榊と緋村に向かって攻撃を仕掛けた、デバイスはライラの籠手で蹴りを繰り出した。
透「お前さん等は俺が相手しちゃるけぇ、倒したかったら付いて来いや」
榊「ハッ、言ってろモブ」
緋村「オリ主の実力見せてやるよ!」
俺は皆の邪魔にならんよう場所を移すことにした。
シグナム「ならば私の相手はフェイト・テスタロッサ!お前とだ!」
フェイト「うん!いいよ」
ヴィータ「アタシの相手はオメェだ!高町・・・え〜とナントカ!」
なのは「な・の・は!だよ!!」
シャマル「私達は前のリベンジね?アリシアちゃん!」
アリシア「今度は前のようにはいかないよぉ!」
アルフ「アタシらも前の続きと行こうじゃないのさぁ?」
ザフィーラ「望むところ!」
クロノ「ま、待てお前達!勝手な行動はするな!」
クロノの言ったこと皆無視して自分達の相手の方に向かって行った。
榊「テメェの相手はこっちだろぉがぁーー!!」
!!まったこいつ等は不意打ちとか・・・・好きじゃねぇ・・・軽くイラッと来るレベルじゃのぉ。
緋村「へへへ、テメェみてぇな奴は瞬殺してなのは達の所に行かなきゃならねぇんだよ」
榊「黙ってろ緋村、それとなのは達は俺のだって何回も言わせんな」
緋村「お前が黙れ!お前なんかご自慢の金の力でそこら辺の女でも遊んでろ」
榊「テメェこそ、妹と遊んでろ!」
そーいやぁクラスの奴らが言っとったなぁ、榊はアリサの所程ではないけどそれなりにデカい会社の御曹司じゃって、緋村はなんか由緒正しい家柄で何かの武術をやっとるらしいとも言っとったけど、あいつが何か武術的な事をして無いところを見ると習ってねぇんかのぉ。
透「喧嘩するんなら他所でやってくれんか?お前らと違って俺は忙しいんじゃ」
榊「ケッ!それはこっちのセリフだ、さっさとテメェを倒さねぇといけねぇんだよモブが!」
緋村「大体テメェは気にくわねぇんだよ!俺のなのは達を誑かして何しようってんだ!!」
透「・・・・とんだ被害妄想じゃのぉ、ホンマに馬鹿じゃの」
榊「・・・・・まぁいい、さっさとブッ飛ばせばいいことだしよ」
緋村「なるはやで消えろや!!」
俺は二人の出鱈目な魔力砲を余裕で避けると、二人に向かって突っ込んだ。
榊「ハッ、馬鹿が!いい的だぜ!!」
相っ変わらずただの魔力砲しか撃たん、馬鹿の一つ覚えしかせんやつらじゃけど・・・・。
ドオォォォン!!
透「ぐっ・・・・っつ!!」
緋村「まだまだいくぜ!!」
緋村がデバイスを構えてくる、何かを撃とうとしとる。
ボシュッ!!
榊「なん、何だと!!」
緋村「な!消えただと!」
俺に影分身があることを忘れとるんかのぉ?ってこいつらには見せてないんじゃった。まぁいいわこの隙に・・・・。
透「 延 び ろ 『鬼灯丸』ぅぅ!! 」
緋村「んな!!」
榊「なぁっ!!」
透「お前の後ろからさっきのお返しをさせて・・・・もらおうかね!!」
ボゴォォォォンっと俺は榊の後ろに素早く回り『鬼灯丸』でおもいっきり横薙ぎに打った。
すると榊は側転の空中版みたいな感じにクルクル回りながら地面に激突した。おりょ?もしかしてやり過ぎた?まぁいいや別に、気にすま。
あとは緋村だけなんじゃけど、さっき出そうとしとったものを俺に向けて放ってきた。
緋村「ゲート・オブ・バビロン!!」
あぁ、さすがに女の子口説く専用の能力だけじゃのぉて、そんな能力も持っとったんか。じゃけど、あの赤い大佐殿も言っとったじゃんか。
透「当たらなければどーと言うことは無い・・・・・『ラシルド』!」
俺は大量の武器をガッシュの盾&跳ね返しの呪文『ラシルド』でほとんどの攻撃を緋村自身に返してやった。
緋村「チィッ!卑怯だぞテメェ!!「いや、卑怯ってお前らのことやぞ」何!!」
緋村が何か言っとる隙に榊の時と同じように俺は緋村の背後に回り、背中の中心を一点集中で思いっ切り突いてやった。するとスゲェ勢いで緋村がどっか飛んでった、ありゃ探すのが面倒になりそうじゃのぉ。
透「・・・・・・卍解、使うまでも無い相手じゃのぉ」
俺は転がっとる榊と飛んでった緋村を見ながらこいつ等相手に「卍解」を使わんかったことを言うと、
白一護『マァ、コイツ等ガ弱カッタダケノ話ジャネェカ』
九喇嘛『こいつ等の実力は今のお前の足元にも及ばん所だからな』
アシュロン『だが、お前が言っていた『闇の書』の防御プログラムの暴走が起こった場合使うかもしれんだろ?』
透「おう、じゃけぇじゃないけど修行は欠かさずやるけん頼むで白一護」
白一護『言ワレナクテモヤッテヤル・・・・ダケドヨ』
透「どした?」
九喇嘛『いつになったら儂等は暴れられるんだ?』
透「あぁ〜・・・・・もうちょい待って」
アシュロン『まぁ我慢しようじゃないか九喇嘛、白、召喚された時は滅茶苦茶暴れたらイイだけの事だ』
いやぁそれもどーじゃろ・・・・まったくこの召喚組は怖い事をさらっと言うけぇビビるわぁ。
ヤクモ『マスター、そろそろ援護の方に行かれては?』
透「ん?あぁ、そーやね」
リコ『あれから5分も経ってませんが、あまり長居しても』
透「わかっちょる、即行離れんにゃぁいけんけぇな・・・・もうちょい無理するけど、頼むで?ヤクモ・ライラ・リコ」
ライラ『何を今更、私達は最後までマスターと共にあります』
嬉しい事言ってくれるやんけぇ、そんじゃまぁ、行きますかいのぉ!!
説明 | ||
第10話 発見と鬼灯 | ||
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コメント | ||
ザマwwww(^o^)(渡部一刀) | ||
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