神次元の外れ者(12) |
「ヤケクソ殺法」(チータ視点)
プラネテューヌ付近・元森林
ブンッ! ブンツ! ガキィンッ!! ブゥンッ!!
チータ
「ウオォォラァァァァァァッ!!」
アイリスハート
「ほらほらぁ。あたってないわよぉ。」
だったら避けんなコノヤロウ。ってか行動を読まれてるのか?何か避けに無駄が無い。
アイリスハート
「今、『行動を読まれてるのか?』って思ってるでしょぉ?顔に書いているわぁ。」
チータ
「勝手にヒトの心を読むなァァァァッ!!!」
アイリスハート
「はぁ・・・・いいかげん飽きたわぁ・・・・・」
ガキィィンッ・・・・
チータ
「しまっっ・・・!」
鞭のような剣で俺の攻撃は弾き飛ばされ、よろめいた。そして・・・・・
ドドドドォォォォンッッ!!!・・・・・バタッッ・・・・・
黒雲から複数の落雷が俺を襲い、俺はうつ伏せになって倒れた。
ガッッグリグリ・・・・・
アイリスハート
「大したことないわねぇ。もう少し持つかと思ったのにぃ・・・・・」
追い打ちにアイリスハートが俺の頭を踏みつけた。それがチャンスだった。
アイツには弱点がある。それは・・・・
ガッ・・・・
アイリスハート
「・・・ッ!?」
満身する事だ!
チータ
「ウオォォォォォォォォォォォォアァァァァァァァァァァァァッッッ!!!」
ブォウンッッ・・・・・ドォォォンッ!!!
アイリスハートの左足をつかみ、立ち上がりながらブン回し、地面に叩き付けた。
そして足を掴んだまま、引っ張り、髪の毛を掴んで頭突きを一発!
ゴッ!!
アイリスハート
「グッ・・・この・・・・」
チータ
「アアアアアアアアアアアッッ!!」
右手の鞭剣を構えたヤツに・・・・・・
ドガァッ!!
振りかぶって地面に叩き付けた。左手には、掴んだ拍子に取れた髪の毛が残っていた。
そんなものはお構いなしと、叩き付けたヤツの顔面を右手で殴る!殴る!殴るッ!
ドッ!ガッ!ガッ!ガッ!ガッ!
そして放り投げて蹴っ飛ばすッ!!
バキィッ!
だて続けに攻撃している時の俺は、ヤケクソだった。体制を整う暇も与えずに、攻撃する。
それしか方法が思いつかなかった。汚いだろう。酷いだろう。荒れているだろう。
しかしこれしかないのだった。さもなくば死ぬだけだ。
拳は真っ赤、服も所々赤かった。
行動が読める?避けられる?だったらわざと隙を見せて、そこから畳み掛ければ良い。
満身の無いデバッカには無理な戦法だ。(つーかアイツは訓練中でもそのままトドメに移行するから命が危うい)
だが相手が圧倒的な強さを持ち、且つ調子に乗りやすいヤツであるならば・・・・
バッキャァッ!
俺は負けない!!例え女神が相手でも!!!
蹴っ飛ばし、宙に浮くヤツに向けて、剣を拾い、走り、飛んで・・・・・
チータ
「ウオォォォォォォオォォォォォォオォォォォォォォ!!!」
アイリスハートをぶった切っ・・・・
ガキィィンッ・・・・・・
アイリスハート
「ンフッ・・・ンッフッフッフッフッフッフッフッ・・・・ンフフフフフフフフフ・・・・・」
勝ったと思っていたが、弾き飛ばされた。そして、本当の地獄を見ることとなる。
後に俺は思い知らされる。
ヤツは女神なんかじゃない、そんな生易しいものではない・・・・
魔王・・・・・もしくは破壊神の類だったのだと・・・・・・
説明 | ||
どこら辺がセーフなんだか、たまにわからなくなる今日この頃。 | ||
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393 | 390 | 0 |
コメント | ||
コメント、ありがとうございます!普段の時でも女神達複数で止める体勢だし、スーパー不機嫌状態ならこれ位はやっちゃうんじゃないかなーと・・・・(ヒノ) byZ あんだけ攻撃したのに逆効果になっちまった・・・もはや女神じゃない・・・。( Z ハデス) |
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