リリカルなのは〜〜転生後の人生〜〜 |
この世界は本当につまらない…
俺こと斉藤宗司はいつもこんなことを考えていた
朝起きると学校へ行き授業を受けそれが終われば帰宅そして寝て朝起きての繰り返し
それがたまらなく嫌いなのであるいつも同じことを繰り返して何が楽しいのか俺には分からないしそんな生活を受け入れている奴らの気がしれない
何も俺は学校生活が嫌いなわけではない…ただずっと同じことを繰り返すのが嫌いなだけである
学校生活を送りその中でたまに刺激がある俺が求めているのはそんな生活である
高校にはいかず就職しようと思っていたが親の反対により俺は高校に行く羽目になった就職できればこの繰り返しの生活が変わると思っていたのだが…
しかしそれも一時の間でしばらくすれば繰り返しが学校から職場へ変わるだけである
なので反対された時はそこまで反発はしなかった
そのせいかは知らないがおれはよくファンタジー物のアニメを見たりゲームをしたりするときがある
自分もそんな生活が送ってみたいと思うことが何度もあった
そんなことを思っていると不意に声をかけられた
「宗司帰ろうぜ!」
声をかけてきたのは太田庄司なぜか俺によくからんできている奴である
「もうそんな時間か…」
クラスを見てみると残っているのはわずかな生徒だけだった
「お前また別の事考えてただろ…それで学年トップの成績なんだから不思議だぜ全く」
そうでもないだろう…俺はただ家で勉強をしていただけであるというのも繰り返す毎日がいやで何か変えようといろいろやっているときに勉強もしているだけである
「勉強すればお前も成績あがるだろ」
庄司は成績こそよくはないが勉強をしないだけでちゃんと勉強をすればできるやつなのである
「俺はお前の言う`繰り返しの毎日`が気に入っているからいいのだよ」
こいつは俺の考えを知っている…つまりはこいつの事も嫌いといったようなものなのだがこいつは逆に絡んでくるようになったのである時何故かときくとそういう考えも面白いとおもったかららしい
庄司の世界は面白いか面白くないしかないらしいそして俺は面白いの部類に入ったらしいことをちょっと前に聞いた
「ならお前転生とかしてみたいと思うだろ?」
「携帯小説とかでたまにやってるやつか?」
「そうその転生だよ」
確かにそんなことができるのならぜひやってみたいがそんなことは現実ではありえないなので俺も「そんなことはありえない」と言ってやった
「相変わらず現実主義だな…」
庄司はつまらなそうに答えたがそうでなければ繰り返しの世界がつまらないという考えには至らないのではと思う
「とにかく帰ろうぜ!」
その言葉を最後に俺たちは教室をでた
「そういえばお前リリなの見たか?」
また始まった…
「見てないよ…というよりはいつも見ないと言っているだろう」
「なんでだよなのはだってお前の好きなファンタジーじゃないか!?」
確かにファンタジーなのかもしれないが『魔法少女リリカルなのは』という名前で少女向きではないのかと思うので見ないのである
「その話も何度もしただろうが」
「そんなの偏見だ!」
この発言からも分かるように庄司はオタクと言うやうに近い(まぁ、俺もそうかもしれないが)
「リリカルなのはについて力説するのはいいがお前の帰り道はあっちだ」
「もう着いたのか!」
あれから庄司の力説を聞き流していると別れの時がやってきた
「くそ!今日はここまでだ…絶対お前になのはを見させてやるからな!」
ちなみに今の庄司の最大の目標はおれにリリカルなのはを見せることらしい
帰ってもまたいつもの繰り返しか…
なんてことを考えていると公園の前までやってきたそこでは子供が無邪気に遊んでいた
俺にもあんな時期があったんだろうが今は全く覚えてないな…もしかすると覚えてないのではなく本当にそんな時期はなかったのかもしれないが…
「危ない!よけて!」
なんてことを考えていると上からそんな声が聞こえてきた何かと思い上を見ると空から植木鉢が落ちてきた
これはよけられないななんて考えているうちに植木鉢は直撃しておれは意識を手放した
皆さんどうも初めまして
今回初投稿となっています至らないところもあると思いますがよろしくお願いします
コメントでアドバイスなどもらえると助かります
説明 | ||
主人公がリリカルなのはの世界に飛ばされます | ||
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コメント | ||
植木鉢こえぇ………(キリヤ) 脱字発見です。 ある何故かときくと→ある時何故かと聞くと(神薙) 少し新鮮味を入れてみました(笑)(Lancaster) 転生トラックではなく植木とは珍しい^^(黄金拍車) |
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