転生先は魔法少女リリカルなのは……何だそれ?
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「ハーンバーグ♪ハンバーグ♪今日のご飯はハンバーグ〜〜!!」

 

高町達との模擬戦から約1週間後の土曜日、俺は彩羽と夕飯の買い出しから帰る途中だ…恥い、周りの奥様方がクスクス笑ってるのが聞こえる

 

「……あっ」

 

「?…どうした彩羽」

 

しかし突然彩羽が立ち止まり、ある店を見る。

 

「……買ってくか?」

 

「うん♪」

 

彩羽は小走りで店に向かう。

 

「すみませ〜ん!これ二つ下さい!」

 

(?……二つ?)

 

疑問を抱いたが取り敢えず彩羽が選んだ物を買い、俺と彩羽は家に帰った。

 

〜翌日〜

 

「彩羽、行くぞー」

「お兄ちゃ、待って!!」

 

日曜日恒例…翠屋の手伝いをする為に俺と彩羽とベスターは家を出る。

 

「彩羽、そのリュックの中身…」

 

「エヘヘ〜今日渡すんだよ〜」

 

「良いのか?」

 

「うん……いっぱい、いっぱいお世話に成ったもん」

 

「龍、彩羽なりの感謝の気持ちなんだろう」

 

「感謝……か」

 

そして漸く翠屋に到着した。

 

「龍君!彩羽!おはよう♪」

 

「なのはお姉ちゃん、おはよう!」

 

「よぉ……珍しいな、お前が居るの」

 

「だって今日は…「お〜龍君に彩羽、おはよう!」あ!お姉ちゃん」

 

「おはようございます、美由希さん」

 

「おはようございます♪」

 

「来たか龍、彩羽」

 

「やぁ龍君、彩羽」

 

中に入ると高町が珍しく翠屋に居た、コイツは管理局の仕事とかで基本的に翠屋にいない、その後に美由希さん、恭也さん、士郎さんと挨拶を交わす。

 

「高町……桃子さんは?」

 

「お母さんは今日一日、家でゆっくり休んで貰ってるよ」

 

「高町家の恒例行事だよん♪」

 

俺の質問に高町と美由希さんが答えてくれる。

 

「あぅ〜〜……」

 

「彩羽?どうしたの」

 

「な!何でも無いよ!……なのはお姉ちゃん、いろは今日も頑張る!」

 

 

「うん♪一緒に頑張ろうね」

 

気を落とす彩羽に高町が話し掛けると彩羽は両手をギュッと握って気合いを入れる。

 

〜なのは視点〜

 

「それじゃあオムライスを二つお願いします」

 

「オムライス二つですね、ご注文は以上で宜しいでしょうか」

 

開店から二時間……例年よりもお客さんが多い、今日は子連れのお母さん達は二割引きの日で、龍君のオムライスが注文の八割を埋めてる。

 

「龍君、オムライス二つお願い!」

 

「更に三つ追加ね!」

 

「もう二つお願いします!」

 

私が厨房に行って龍君に注文を言うと、少し遅れてお姉ちゃんとバイトの人が注文を言う。

 

「一気に七つも……」

 

龍君は今フライパンを巧みに操って二つ同時にケチャップライスを卵に包む…相変わらず器用と言うか…何と言うか

 

「高町!少し手伝え!」

 

「えっ?!私!」

 

「材料を作れ、仕上げは俺がやる」

 

「うん、解った!」

 

「なのは、龍君こっちも人手がギリギリなんだよ!」

 

龍君の指示で私は厨房に入るとお姉ちゃんが声を上げる。

 

「美由希、忍が後十分位で来れるそうだ!」

 

ブゥ〜〜ン!

 

「?……お姉ちゃん!フェイトちゃんが手伝いに来てくれるって!」

 

「それは助かるよ!」

 

お兄ちゃんがお姉ちゃんに忍さんが来る事を伝えた後に私の携帯にフェイトちゃんから【私で良かったら直ぐに行くよ】とメールが来た…良かった

 

〜フェイト視点〜

 

「うわぁ……凄い行列…」

 

私はなのはから【フェイトちゃん助けて、お店が凄く忙しいの!】というメールを貰ったので翠屋に来たら、約40人位の人が列を作っていた…と言っても家族連れが殆どなので二十組位かな?

 

「なのは〜?」

 

「あ!フェイトさん!」

 

「彩羽おはよう…なのは何処かな?」

 

私が翠屋に入ると彩羽が直ぐに駆け寄って来てくれたので、なのはの居場所を聞く。

 

 

「なのはお姉ちゃんお料理作ってるよ〜」

 

「ありがとう彩羽、私も今から手伝うから頑張ろうね♪」

 

「うん!……あ!いらっしゃいませ〜〜!!」

 

彩羽からなのはの居場所を聞いて、私は厨房に向かいました…彩羽はまだ4歳なのに確りと手伝いをしている、普通の子じゃ無理だろうけど……そこは流石龍の妹って感じかな

 

「なのは来たよ〜〜」

 

「フェイトちゃ〜ん!手伝って〜〜!!」

 

厨房に入ると、玉ねぎを切りながら涙を流すなのはとオムライスを作る龍とお皿を洗ってる恭也さんとアルバイトの人が二人程居た。

 

「やぁフェイトちゃん、おはよう…悪いね折角のお休みなのに」

 

「気にしないで下さい、それで私は何を手伝「フェイトちゃ〜ん助けて〜!」「無駄口叩いて無いで手を動かせ」……なのはを手伝いますね」

 

士郎さんと挨拶をして何処を手伝えばいいか聞こうとしたら、なのはの助けを求める声と、なのはを叱る龍の声が聞こえてきた。

 

「よろしくね、エプロンはコレを使うといい」

 

「はい、解りました」

 

そして士郎さんから受け取ったエプロンを着て、手首に付けてたヘアゴムで髪をポニーテールにしてなのはと龍の所に向かいました。

 

「お待たせ、なのは!」

 

「フェイトちゃん、玉ねぎ切るの変わって〜」

 

「う…うん!任せて」

 

「おい!鶏肉減ってきたぞ、さっさと切れ!」

 

「「は!はい!!」」

 

そして龍君に指示されて私となのははオムライスの材料を黙々と作る…それにしても

 

「沢原君!カスタードの味見てくれない?!」

 

ペロッ

「……ちょい甘いっすね、卵黄二個と水…200g入れてみて下さい」

 

「ありがとう!」

 

「沢原君!こっち手伝って!」

 

「五分位待って下さい!」

 

「沢原君!オムライス四人前お願い」

 

「解りました、後そこのオムライス、三番・六番・七番テーブルにお願いします」

 

「解った!」

 

凄い……何か龍が料理長みたいに成ってる。

 

 

「良し……俺は少し外すぞ、お前等は今あるの切り終わったら接客に行け」

 

「うん、頑張ってね龍君」

 

「龍、えっと……ファイトだよ!」

 

「言われなくても解ってるよ」

 

龍は先程ヘルプを頼んだ人の所へと行ってしまう。

 

「それにしても龍は凄いね」

 

「にゃはは、そうだね〜今じゃお店の人皆から頼りにされてるし指示も的確なんだよ……たまに居るよね、人の上に立つ事を平然とやってのける、生まれながらにリーダーの資質を持ってる人って」

 

「うん…何となく解るよ」

 

なのはの言う事に私は納得する…確かに龍は人の上に立つ事に馴れてる様な感じがする

 

「龍は……やっぱりカッコイイね」

 

「私とフェイトちゃんが惚れちゃった位だからね♪」

 

「そうだね♪」

 

そして私となのはは作業を終えて接客をする、同時に忍さんとノエルさんが駆け付けてくれた…これなら大丈夫かな?

 

〜龍視点〜

 

〜数時間後〜

 

「取り敢えず一段落だな…」

 

「そうだね〜…」

 

「まだお客さん居るけど、お茶してるだけだから安心だね」

 

昼のピークを過ぎて翠屋も漸く落ち着いてきた。

 

「フェイトちゃんと龍君はこれからどうする?私今日は夕方まで居るんだけど」

 

「どうしようかな……母さんは遅くまで帰って来ないし」

 

「龍君は?」

 

「俺よりも……」

 

「皆、お疲れ様!」

 

「お兄ちゃ、なのはお姉ちゃん、フェイトさんお疲れ様〜!」

 

「お姉ちゃん、彩羽お疲れ〜」

 

高町とハラオウンと話をしていると美由希さんと彩羽が厨房に入ってきた。

 

「フェイトちゃん、今日はありがとうね!龍君お客さん減ってきたから上がって良いよ、なのはも先に休憩して!」

 

「……美由希さん」

 

「ほい?何かな龍君?」

 

「今日は夕方まで手伝います」

 

「「「えっ?!」」」

 

俺の言葉に高町とハラオウンと美由希さんが驚く。

 

「龍君どうしたの?」

 

「今日だけだ……日頃世話に成ってるからな」

 

「!……そっか…お姉ちゃん!私は大丈夫だから先に休憩して♪」

 

「私も今日は特に用が有るわけでは無いので最後までお手伝いします」

 

クスッと笑い美由希さんに先に休憩してと言う高町と最後まで手伝うと言うハラオウン。

 

「いろはも!「お前は他にやる事有るだろ」…あ………ぅん…」

 

そして右手を上げ自分も手伝うと言おうとする彩羽だが俺の言葉を聞くと、少し恥ずかしそうに両手の人差し指をツンツンとして小さな声で返事をする。

 

「美由希さん、彩羽をお願いします」

 

「OK!それじゃあ家でお昼食べよっか、母さんも居るし」

 

美由希さんと彩羽は一緒に高町家に向かう。

 

「龍君、彩羽どうしたの?」

 

「何か有ったの?」

 

「これから有るんだよ…ちゃんと言えるかは後のお楽しみだ」

 

「「もしかして……」」

 

「おら、お前等夕方まで居るなら昼飯先に食え作ってやる…「「ホント!」」…言っとくがオムライスは却下だ」

 

さて彩羽は桃子さんにちゃんと伝えられるか…根性有るくせに、たまに恥ずかしがる事が有るんだよな……

 

〜彩羽視点〜

 

「彩羽?どうしたの?」

 

「あ!……その…何でも無い!お邪魔しま〜す」

 

翠屋のお手伝いが終わって、なのはお姉ちゃんの家に来ました。

 

「ただいまー!」

 

「あら?美由希お帰りなさい、彩羽いらっしゃい」

 

「お!お邪魔……しますぅ…」

 

「「?」」

 

家に入ると桃子さんが来ました…恥ずかしいけど、ちゃんと言わなきゃ!

 

「桃子さん!」

 

ニコッ

「何かしら♪」

 

「あの…そのぉ〜……お!お腹空いた!」

 

「そう……それじゃあ早速お昼にしましょうね」

 

あぅ〜〜……言えなかった…お兄ちゃが迎えに来るでに言わなきゃ

 

「あっ!お母さん駄目だよ、今日は家事も私達がやるって言ってるでしょ!」

 

「だって暇だったから…」

 

「お昼は私が作るから休んでて!」

 

「そう?……それじゃあ美由希がお昼を作る間に洗濯物畳むわ♪」

 

「お母さんったら……」

 

洗濯物……そうだ!!

 

「桃子さん!洗濯物はいろはが畳むから大丈夫!」

 

「えっ?でも「いろはがやる!」解ったわ、それじゃあお願いします♪」

 

「うん♪」

 

お手伝いが終わったら……言えるかな?

 

〜桃子視点〜

 

〜数時間後〜

 

「桃子さん!」

 

「はい♪何かな」

 

「あの……きょ!今日は!…その………いろは!何でもお手伝いするから!」

 

「はい♪解ったわ」

 

「うん……」

トボトボ

 

お昼も食べ終わって数時間…彩羽が色んな家事を手伝ってくれた。

 

ソワソワ…チラッチラッ

「……」

 

彩羽はソファーに座ってチラチラと私の方を見る…さっきからずっと私に何かを伝えようとしてくれてるけど、恥ずかしがってて未だに言ってくれない。

 

「…ねぇ……お母さん…」

 

「…何?美由希…」

 

「…彩羽、もしかして…」

 

「…ダメよ、彩羽が自分でじゃないと…」

 

「…それはそうかも知れないけど…」

 

私はテーブルで美由希と小声で話をする…美由希も気付いてる、彩羽が私に何を伝えようとしてるのか…それはきっとあの子が一生懸命考えて出した答え…だから私は待ってないと…

 

「桃子さん!」

 

「はい♪」

 

「あの……おトイレ」

 

う〜〜んもう少し時間が掛かるかしら?

 

〜龍視点〜

 

今は夕方の6時……翠屋の手伝いも終わり士郎さん、恭也さん、忍さん、ノエルさん、バイトの人に挨拶を済ませ俺とハラオウンは高町と共に高町家へ向かった。

 

「ただいまー!」

 

「「お邪魔します」」

 

そして高町家に到着し中に入りリビングに向かう。

 

「なのはお帰りなさい、フェイトちゃん、龍君いらっしゃい♪」

 

「三人共お疲れ様〜」

 

「……はぁ」

 

リビングに行くとテーブルの椅子に座ってる桃子さんと彩羽と一緒に台所で何かしてる美由希さんが出迎えてくれたが、俺は桃子さんを見た後にリビングを見渡す……がアレが何処にも無い、彩羽の奴まだ渡してないのか

 

「……」

 

「彩羽!……来い」

 

俺は視線を合わそうとしない彩羽を呼ぶ、すると彩羽は肩を落として俺の所に来る。

 

 

「まだ渡してないな…」

 

コクリ

「…」

 

「はぁ……頑張れ自分で決めた事なんだからな」

 

「うん…」

 

俺の質問に無言で頭を縦に振る彩羽、そして俺が頭を撫でて後押しすると彩羽はソファーに置いてある自分のリュックからアレを取り出し、背中に隠して桃子さんの所に行く。

 

「桃子さん!」

 

「はい♪何かしら」

 

「あの……コレ!」

 

そして彩羽は背中に隠してた物を桃子さんに差し出す、彩羽の手には真っ赤な一輪のカーネーションが握られていた…そう今日は5月の第二日曜日…世間で言う母の日つまり母親に感謝をする日だ

 

「彩羽、私にくれるの?」

 

「今までいっぱいお世話に成って、これからもお世話に成りたいから…あの……ダメですか」

 

「ダメなんかじゃないわよ♪ありがとう彩羽、嬉しいわ♪♪」

 

桃子さんは彩羽を抱っこして笑顔に成る。

 

「あ……」

 

「どうしたの?彩羽」

 

「お母さんの匂いがする……」

 

「私も恭也と美由希となのはのお母さんだから……それに今日は彩羽のお母さんでも有るのよ♪」

 

「…………うん♪」

 

自分の気持ちを漸く伝える事が出来た彩羽……って言うか

 

「うぅ〜〜」

 

「グスン…良かったね彩羽……」

 

「感動だよ〜〜」

 

今のを見て涙を流す高町、ハラオウン、美由希さん…感動は良いけど

 

「美由希さん」

 

「何かな……龍君」

 

「そのビデオカメラいつから持ってたんすか?」

 

「お昼からに決まってるよ…グスッ」

 

涙を流して言う事じゃないですよね

 

「龍君」

 

「何すか?桃子さん」

 

「龍君は何か無いのかしら?」

 

「夕方まで翠屋手伝いました」

 

「それじゃあもう一頑張りしましょう」

 

「?……い゛!」

 

桃子さんが顔を向けた先は台所…そこには今日散々見てきた材料が用意されていた。

 

「お願いね♪」

 

…何て言うか…やっぱり…

 

「はぁ……解りました」

 

この人には頭が上がらねぇ

 

そして晩飯を作ってる途中で恭也さんが忍さんと一緒に帰って来て作る量が増えた。

 

「なのは、また明日ね」

 

「じゃあな」

 

 

「なのはお姉ちゃん!桃子さん!美由希さん!恭也さん!忍さん!さようなら」

 

晩飯を食い終えて、俺と彩羽とハラオウンは帰る事にした…忍さんは迎えが来るまで居るらしい

 

「龍、フェイトちゃん…渡したい物が有るんだが良いか?」

 

「「?はい…」」

 

帰ろうとしたら、恭也さんが俺とハラオウンに渡す物が有ると言う…一体何だ?

 

「これだ」

 

「何すか?コレ」

 

「見たら解るだろ……結婚式の招待状だ」

 

「誰の?」

 

「俺と忍のだ!お前わざと言ってるだろ」

 

まぁそうですけど……って

 

「恭也さん俺「まさか師匠の結婚式に弟子が来ない訳ないよな」……解りました、でも服どうするんすか?」

 

「それは大丈夫よ、私がちゃんと用意するから、それに彩羽ちゃんには、この前ドレス上げたでしょ♪」

 

そういや……成る程直ぐに着る事にってこう言う事か。

 

「あの!結婚式いつですか!」

 

「6月の第三日曜日よ♪」

 

「ジューンブライドですね」

 

興味がかなり有りそうなハラオウンの質問に忍さんが笑顔で答える。

 

「そう!ほんと漸く結婚出来ると思うと今から」

 

あっ……これ絶対長引くな

 

〜フェイト視点〜

 

なのはの家から帰った私は母さんの為に晩ご飯の用意をする…それにしても結婚式か〜

 

「いつか……私も」

 

「ただいま〜」

 

「母さん、お帰りなさい」

 

「ただいまフェイト、あら?良い匂いね」

 

「母さん晩ご飯まだでしょ」

 

「勿論よ……フェイトが用意してくれるって思ってたから♪」

 

「当たり前だよ……今日は母の日だから」

 

「どうせなら孫を早く見せて欲しいわね」

 

「そ!そう言うのはクロノが先でしょ!!」

 

「そうね……フェイトの子は後2〜3年我慢するわ」

 

「もぉ〜〜!!母さ〜〜ん!」

 

それも早すぎるよ〜〜!

〜なのは視点〜

 

「お母さん」

 

「何?なのは」

 

「コレ…母の日のプレゼント」

 

「ありがとう、開けて良いかしら?」

 

「うん♪」

 

龍君とフェイトちゃんが帰った後に私はお母さんにプレゼントを渡す。

 

「可愛いエプロンね」

 

「手作りだよ」

 

「そう……大切にするわ」

 

エプロンを優しく抱き締めてお母さんは笑ってくれた。

 

「お母さん……この前ね龍君がお父さんから聞いた話を教えてくれたんだ」

 

「?」

 

「私が大怪我して、また魔導師として仕事をした日から毎日心配してるって……御免なさい心配ばかり掛けて」

 

私は謝る…龍君に言われるまで気付かなかった、お母さんにどれだけ心配掛けてるか

 

「昔も言ったでしょ…何時だって心配よ、お母さんはお母さんだから、なのはの事が凄く心配…って、そしてその気持ちは絶対に変わらないわ」

 

「うん…」

 

「でも今は少し安心してるわ」

 

「えっ?」

 

私はお母さんの言葉に思わず驚いた。

 

「だって、なのはが危ない目に遭ったら…きっと龍君が何とかしてくれる気がするわ♪」

 

「ぅ〜〜」

 

お母さんの言葉に私は顔が赤く成るのが解る。

 

「恭也も来月には結婚するし……なのはも来年位には」

 

「にゃあ!!無理だよ〜〜!!来年は無理!」

 

「それじゃあ……再来年?」

 

「もぉ!!お母ーーさーん!」

 

「ふふふ♪冗談よ……半分ね」

 

相変わらずのお母さんだけど、私はそんなお母さんが好きです。

 

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神様の雑談…のコーナーです〜

 

今回はほのぼの系な感じでしたね〜

 

ズズッ

 

はぁ〜〜、お茶(リンディ茶)が美味しいです〜

 

では、ゴッドスマイルでリリカル☆マジカル、さよならです〜

 

母の日ですか〜私の母上は大分前に亡くなりました……確か人間の年月で言うと…7000億年前ですかね?

 

説明
第四十五話…今までいっぱいお世話に成って、これからもお世話に成りたいから
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コメント
神に不可能はないww(kikikuya)
↓↓この話を最初から見る限り、(自称)オリ主サマ(仮)(笑)達の所為かと(頭翅(トーマ))
↓リンディ茶などの摂りすぎで、頭が糖分になりつつ・・・(珠さん)
何でこの幼女長生きなのにこんなに残念なんだろうか……?(妖刀終焉)
まず原初の世界の創生、そこから異世界に並行世界が続々と……いや、それにしたって長生きすぎる。その割に幼女だし。(hikage961)
ちょっと待ってくれ。7000億年前に母親が亡くなっているのなら、幼女神は何歳なんだ…?(ディアーリーズ)
成る程、宇宙創世よりまえですか(頭翅(トーマ))
宇宙創世が確か150億年前……(mujina)
最近はおバカ2人が出てこないから、平和だ……(神余 雛)
そうか〜幼女神の母は7000億年前に亡くなっているのか〜・・・って地球生まれたの46億年前ですけど!?それより前の話!?(Hydrogen)
今回の話で気が付いたんですけど、桃子さんって既に彩羽の事呼び捨てにしていたんですね…こうやって見ると何やら感慨深いですね…(神薙)
なんか…今回だけは幼女神が本気で要らないと思えました…俗に言うイイハナシダッタノニナーって感じです…(神薙)
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