神次元の外れ者(17)
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「決着はあっけなく」

デバッカ視点・ラステイション付近・洞窟

不思議だ・・・・体が軽い・・・そのまま思い切り遠くに行けるほどだ・・・・・

とりあえず飛べるんだし、アイツを横切って斬ってみるか。

イメージして、剣を構え、目の前の敵に突っ込む!

 

フッ・・・・・トッ・・・・・

 

クラトス&デバッカ

「「!?」」

アレ・・・・?何時の間に降りたのか?速い、速すぎる。って待て、これ位余裕で反応できる気分がしてきた。

じゃあいきなりだが・・・・やってみるか。俺はさっきの戦法をもう一回やった。今度は足場がいらない。

 

トッ・・・・ザザザザザザザザザザザ・・・・

 

クラトス

「ヌ・・・グゥッ・・・!」

不思議な事に、反応出来てないようだ。【動きがスローになっている】。

相手は本気なのか?何か声までスローに・・・・って待て。【俺がそう感じているだけ】か?

 

ガッ・・・ブシュッ

 

クラトス

「グオォォォォォォォォッ!!」

かすかに反応出来るみたいで、それを頼りに俺目掛けて裏拳を飛ばした。

相手は見えないようだから、置いている感覚なのだろう。だったら騙してみるか。

俺は優々とかわし、腰に掛けてあったライフルを投げ捨て、クラトスの裏拳に当てた

 

バキャァッ!!

 

当然の如くライフルは砕けた。クラトスは手応えありな顔をしていた・・・気がする。

そして俺は、大技の前準備に入る。今だからこそ考え付いた技だ。

俺はクラトスの真上で止まり、回転を始めた。

 

ゴォォォォォォォォォォォォ・・・・・

 

さすがにクラトスも気付く。そしてまたあの技を出すつもりだ。構えが一緒だ。

俺は準備が終わってる。さあ、撃ってこい。

クラトス

「これで・・・・終わりだァッ!!!」

デバッカ

「お前がなァァァァァァァァァァァァッ!!!」

 

ブゥオォォォォォォォォォ・・・・ズバァァァァァンッッ!

 

俺が放った斬撃の回転ノコで・・・・クラトスは、自分が放った技ごと両断された・・・・

デバッカ

「【((刃飛ばし|はとばし))・((駒切れ|こまぎれ))】・・・・・」

苦戦を強いてきた強敵は、満足そうな顔をして、あっけなく倒れた。

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チータ視点・プラネテューヌ付近・森林跡地

アイリスハート

「アアアアアアアアアアアアアアッ!!」

黒雲からの雷が、奴に集まっている・・・・・このまま勝負を決めるつもりだ・・・・

剣を構え、俺は今アイリスハートがやってるみたいに武器に力を込めた・・・・

勝負はこれで決まる。決まった後は、無防備になるだろう。

 

ダッッ!!

 

先に走り出したのは俺だった。もちろん全力疾走だ。

後からアイリスハートも走り出す。お互いの距離が縮んでゆく・・・・・

そして・・・・

チータ

「ウォォォォォォォォォォォォォォォッ!!」

アイリスハート

「ハァァァァァァァァァァァァァァァッ!!」

 

ガキィィンッ!!!・・・バキッ・・・・・・

 

チータ

「え・・・・・・・・・」

俺の剣が折れた・・・・そしてそのまま・・・・・・

 

ギャギャンッッ!ドォウゥゥンッ!!

 

Vの字を描き、空間ごと引き裂き、爆ぜた・・・・・・・が。

 

ガッ

 

アイリスハート

「なッ!?」

既に俺は回り込んでホールドしていた。そして・・・・・・

チータ

「ウォォォォォォォォォォォッ!!!」

 

ドオォゥンッ・・・・・

 

ジャーマンスープレックスをかましたのだった。そして今度こそ倒れたかどうか確認した。

 

ポテッ・・・・・

 

プルルート

「ぷぅ〜〜〜りゅ〜〜〜〜」

チータ

「ふぅー・・・・・・・」

目を回しているのを確認した安堵感からか、仰向けに倒れた。

その時見た空にある黒雲が消えてゆくのがはっきり分かった。

大げさかもしれないが、世界は救われた事を確信して、少しの間に昼寝をするのだった・・・・・

教会役員視点・プラネテューヌ・教会

イストワール

「う・・・・うーん・・・・(;一_一)」

イストワール様が意識を回復なされたちょうどその時、黒雲が消えてゆくのを確認した。

教会役員

「あの方は・・・・・やってくれたのですね・・・・・・」

さあ、街の復興と、この事件の核心についての隠蔽に、森林の植林活動の準備と、仕事が山積みだ。

生きているという実感が湧いている。

この実感を胸に、今日も明日も生きるのだ。

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???視点・超次元・プラネテューヌ付近・草原

さて・・・・目の前の暴走候補生が突っ込んで来たので・・・・・

???

「((光子刃|フォトン・エッジ))!」

 

ブゥンッギャンッ!

 

両腕・両脚に光の刃を付けて、敵の凶刃を受け流した。

この術は、人体に直接付加する事は出来ない。手足とかに付けたい場合は、手袋だとか靴だとかを必要とする。

俺はそのまま刺突を喰らわそうとすると、ビームを最大出力にして薙ぎ払おうとしてきた。

そこを上昇して、脚部の刃を・・・・

???

「((光子槌|フォトン・ハンマー))」

 

ドォォゥゥンッッ!!!

 

槌にして、かかと落としで吹っ飛ばした。

???

「起き上がった後、周りを見回し、『な・・・何!?』と言う。」

ちょっとした予言をした。今年が旬というか・・・・・作者曰く、ずっとやってみたかったとか。

パープルシスターは起き上がった後、周りを見回した。5本の剣で出来た方陣の中心にいたのだ。

自分の周りには剣が浮いていた。その光景に・・・・

パープルシスター

「な・・・何!?」

予言通りの言葉を発した。その時!!

 

ドドドドドドドッ!!

 

パープルシスター

「・・・ッグゥッ!!」

浮いていた15本の投剣が一斉に敵の身体を突き刺した。

そして・・・・

???

「方陣変更、シェアアウト10((%|パー))!」

地面に張っていた方陣の内容を変更して・・・・

???

「シェアアウト・75%+10%、85%!!」

この術は、女神のシェアをただの思いに変換し、設置1本で2%直刺し1本で5%放出させる術だ。

今の場合は設置5本で10%、直刺し15本で75%、合わせて85%だ。

これは、育ての親が仕事の合間に教えてくれた術でもある。思い出の護身術だ。

女神の生命維持には、((信仰|シェア))が必要だ。これが少なくなると、体調が悪くなってしまう。

さて問題、体内にあるシェアが急激になくなった時、その女神はどうなる?

 

バシュゥゥゥンッッ・・・・・

 

パープルシスター

「ウ・・・・ァ・・・・・」

 

バタッ・・・・・

 

答えは簡単、今の候補生のようにショックを受けて、昏睡状態となる。

本来は5本だけ使って、逃げる時の時間稼ぎに使うものだ。

しかしこれ、考えてみれば使い方によっては全ての女神を滅ぼせるぞ、この術。

パープルハート

「ネプギアー!」

っと。お寝んねしたみたいだし、これにて世界の危機は一応救われた。

女神達がまた何かやらかさない限り、世界はしばらく平和だろう。

長居は無用という事で、俺はその場を後にして、帰還するのであった・・・・・

説明
締め方は結構適当になるかも
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コメント
コメント、ありがとうございます。HP一定以下で羽が、感情昂って手足に装甲が出てきた。では、もし状況が両方重なったら・・・?なんちゃって☆(ヒノ)
byZ デバッカくんは体力が少なくなると強くなるとくせいを持っているのかのようにノワールの仇を取った。チータくんは下手していたら死んでたかもしれないほどの苦戦をしてたがぎりぎりで勝てた。主人公は・・・楽々で余裕に解決できた。ワーオ!!グッドb!!( Z ハデス)
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