リリカルなのは〜〜転生後の人生〜〜第4話 |
「さて、今日は何をしたものかな…」
昨日の夜まで続いた訓練を終えると簡単に飯を作ってすぐに寝てしまった。(特にすることもなかったからな)
格闘は中国拳法を中心に行くことに決めた。そのための人形を創りだし、訓練を続けていた。それに伴いブラッドはガントレットフォームになった。
いくらチートがあっても格闘はどうにもならないからな…
「そういえばこの世界には魔法は普通に知られてるのか?」
『魔法は存在しますがこの世界では知られてないようです。ミッドチルダという世界では普通に知られてますよ。ちなみにこの世界からもいけます』
「そうか…」
そんなこといつの間に調べたんだよ。
『この世界のことが気になるなら図書館にでも行ってみてはどうです?訓練はその後でもできますし』
「図書館か…行ってみるか」
そして俺は家を後にした
――図書館にて――
「なるほど…」
どうやら俺のいた世界とはほとんど変わらないようだ。ブラッドの言った通り魔法は普通の人には知られてないみたいだしな。
しかし見た目10歳くらいの子供が歴史書やらを見ているのはなかなかない構図だよな
俺は調べたい内容も分かったので本を戻して帰ることにした。
「う〜ん、届かへん〜」
関西弁?
俺が帰ろうとした時にその関西弁は聞こえてきた。どうやら車いすで高い所が届かないらしい。
「あとちょいや…」
他の奴も助けてやればいいのに…
周りを見ると関わりたくないのか目を合わせないようにしている。
ひっどい連中だね…
見過ごすのも後味が悪いのでその関西弁の子を助けてあげる事にした。
「この本か?」
「え?あ、どうもありがとうございます。あの、よかったらちょっとお話しませんか?」
展開が急だな、まぁ、これと言って用があるわけでもないしいいか…
「別にいいよ」
そして俺は少女の車いすを押して席に座った。
「見た感じ歳はおんなじくらいやね…うち八神はやていいます。ひらがな3文字ではやてってかわっとるやろ?」
「そうでもないだろ…俺は雨宮リンドウ。カタカナ4文字でリンドウだからな。俺の方が変わってるだろ」
「そうなん?案外うちら似たもの同士かもしれんね」
「そうかもな」
車いすでここに一人で来てるってことは親はいないのか?もしそうだったら俺と同じだな
「…?どうかしたん?」
ずっと見てる俺を不思議に思ったのか八神がそう聞いてきた。
「別になんでもない…もしあれなら家まで送ろうか?」
「そんなんええよ…そこまで迷惑かけられんし」
「そうか?なら別にいいが」
初対面で無理強いするのも悪いしな。
「雨宮君はy「リンドウだ」え?」
「リンドウでいい…名字で呼ばれるのは慣れてないんだ」
というよりは雨宮という呼び方そのものがなれてないんだよな。みんなリンドウって呼んでたから(ゴッ○イーターで)
「ならうちもはやてでええよ。リンドウ君はよくここにくるん?」
「そうでもないさ。今日はたまたまだ」
「そうなん?なら、たまにでええからここに来てくれへん?うちはようここに居るさかい」
「まぁ、たまにでいいなら…」
「ほんま!?約束やで!?」
「あぁ…」
「ほんならうちは帰るな」
「おう」
そう言ってはやてはご機嫌で図書館を出て行った。なんだかよくわからん奴だったな。俺も帰って訓練でもするかな。
――夜、リンドウ家――
{助けて…}
「ん?なんだ?」
夜、訓練をおえて少しゆっくりしていると声が聞こえてきた。
{この声が聞こえる人…お願いします}
空耳では…ないな2回も聞こえたわけだし
「なぁブラッド、変な声が聞こえるんだけど…」
『おそらく念話ですね、この近くに魔力反応があります』
魔力反応?てことはこの念話?もその魔力反応とやらと関係があるのか?だったらちょっと行ってみるか…
『場所の特定はできてますよ?』
俺の考えを知ってか知らずかブラッドがそう言ってきた。
「だったら少し行ってみるか」
楽しくなってきた。
そして俺は家を後にして魔力反応がするであろう場所へ向かった。
さて今回は原作突入です。(最後の方だけだったけど)
今日はいけたらもう1話いこうと思っています。
次回はいよいよなのはとの遭遇です。これからもよろしくお願いします。
感想などもどんどん書き込んでくれるとありがたいです。(作品の面白さ向上のために)
説明 | ||
今回はやっと原作突入です。(ここからが大変だな…) |
||
総閲覧数 | 閲覧ユーザー | 支援 |
3056 | 2863 | 7 |
コメント | ||
テンプレ乙(トッシー) | ||
タグ | ||
アニメ チート 転生 リリカルなのは | ||
Lancasterさんの作品一覧 |
MY メニュー |
ログイン
ログインするとコレクションと支援ができます。 |
(c)2018 - tinamini.com |