なんか神の不手際で転生するらしい |
「もう!なんやねんアイツ!」
皇魔が翠屋を出て行った後、はやてが憤慨した様子でいった。
「本当反吐が出るくらいの勘違いぶりよね!」
「アイツ等がいるだけで学校生活楽しくないし・・・・」
「男子も距離取っちゃうしね。」
「それより茜雫ちゃん大丈夫?」
「あ、は、はい・・・・はうぅ〜」
若干涙目になっている麻美
((((((ヤバ!写真とって永久保存したい))))))
そう思うが流石にアレなので自重。そして、なのはが母親である桃子に質問した。
「ねえ、お母さんこの子誰なの?」
「ん?・・・・・知り合いの娘さんなの♪今日少し遠出するからそれまでの間、預かってって言われてね」
「へえ〜そうなんだ。」
「それより茜雫ちゃん。少し向こうで休んでいなさい。」
「は、はい・・・・」
「私たちもそろそろ行こう」
「そうだね・・・・結構混んでいるし」
「私たちが長居してもまずいよね」
「じゃあ、私の家でお茶会はどう?」
「お、ええな。それにまた猫さんと遊びたいし・・・」
「じゃあ、鮫島に迎えよこすわ」
そう言って、執事の鮫島に迎えをよこし数分後迎えが来た。
「「「「「「じゃあね!茜雫ちゃん!」」」」」」
「あ、はい」
その後は特に問題なく終わった。
Side:伸
ふう、疲れた。
「お疲れ様♪」
「いえ、こっちも久々にやって楽しかったですから。」
「それにしても・・・・・くwwwwダメだ!笑いが・・・・」
「なのは達、誰も気が付かないんだもの♪」
まさかあそこまで気づかないとはな・・・・隣に座った時に気づかれると思ったのだが。
回想
「ちょっとこの、ロングヘアーのカツラ着て、女装してくれないかしら?」
「ちょっと桃子・・・・すまないね伸君」
「あら、だって似合いそうなんですもの♪」
「だからって」
「・・・・・・・いいですよ」
「ちょ・・・いいのかい?」
「ただし・・・・驚かないでくださいね?」
「「「?」」」
『・・・・く・・く(笑いを堪えています)』
数分後
「お、お待たせいたしました」
「「・・・・・・・・・・」」
一瞬硬直・・・・そして
「「あの・・・・失礼ですがどちら様でしょうか?」」
「あ・・・・えっと私です。伸です」
「嘘おおおおお!!?」
「そ、そんなまた〜どうせ冗談だろ・・・・・なあ桃子?」
「事実よ♪」
「・・・・・・」
「いや〜まさかここまで変わるとは思いもしなかったわ♪」
「いやお母さん!これ変わりすぎでしょ!見た目どころか、声も人格まで変わっているわよ!!」
「あ、あの〜いけなかったでしょうか?」
「あ、いやそんなことはないわ(むしろグーよ!)」
「なんか本人曰く、女装している間は別人になるらしいわ。・・・・でね、今日、伸君にはこの姿で接待と料理やってもらおうと思うの♪」
「そりゃあ・・・・料理はまあいいとして・・・・・」
「私はいいと思うな〜面白そうだし・・・・」
「はあ〜わかったよ。それにしてもすまないね・・・・」
「あ、い、いえそんな・・・・それから今の私は伸じゃなくて茜雫でお願いします」
回想終了
「いや〜それにしてもすごかったわね。」
「茜雫ちゃん入れただけで普段の売り上げの10倍よ!10倍。おまけに料理もすごく上手だし。」
「恐るべし!茜雫ちゃん!!」
「それはどうも・・・・」
「同一人物とは思えないね。」
「それは俺が一番自覚しています。」
「なんだったらこれからまたバイトするときは・・・・・」
「・・・・いいですよ。」
「本当〜♪」
「それにしてもアイツ本当に見境ないな。」
「もう見た目女ならだれでもいいんじゃないかな?」
美由希さん、それはさすがにないと思いたい。
え?なんで女装するのに抵抗ないかって?だって修行時代、神に無理やり何度かさせられたからだよ。今じゃメリハリつけてやっているぞ。
当然だが頼まれた時だけの話だ。俺にそんな趣味は無い。しかし最初録画映像見たときは驚いたな。今でこそ女装中の記憶もあるが、昔は完璧にトランス状態だったからな。しかも性格がほとんど妹と同じだったし・・・・・
妹の性格?親がいたころはどこにでもいる明るく活発な子だったが、殺された後は完璧に正反対の対人恐怖症の内気な少女だったな。アレ以来、外へ出て大人・・・・というより人を見るとよく後ろに隠れて手を握って震えていたし、学校でも大人を見ると恐怖で体が震えていたらしいからな・・・学校の先生たちにはとても迷惑かけたものだ。なんせ友達すら信じられないくらいにアイツの心に傷をつけたからな。おかげで、兄である俺に依存レベルの重度のブラコンになったな。しかも性格変わったことを面白がってか男子生徒に虐められてそれが原因で精神的に参ってそれで社交不安障害に発展して最後に・・・・・あれだったからな・・・だから、死んだ後、アイツが次の人生を幸せに生きていることが知れて本当によかったと思っている。
ん?虐めた奴?後日両手両足へし折った状態から全歯抜いてやったぞ。おかげでちょっと問題になったがどうでもよかったなあの時は、相当キテいたからな・・・・注意だけであまりお咎めもなかったし。だってしょうがないじゃん?あの当時、「両親を殺され、妹のために必死に働く元中学生」ってことでマスコミ共が面白がって取材に毎日来ていたんだからよ・・・インターホンの音が煩くて、煩くて・・・・しかもある意味それが原因で妹が俺に遠慮がちになって、身体の悩み事や心配事全部自分一人でため込むようになって結果的に病に侵されたことすら背負い込んで死んじまったんだからよ・・・・あの時は相当に荒れていた記憶があるな。他人の不幸は蜜の味とはよく言ったもんだ・・・・いや今思うとホント俺、よく普通の社会人になれたと思うぞ。
おまけ・・・・
姉神「はーい、では、決闘を申し込んでおきながら逆に返り討ちに合い犬神家状態になっているモズク(姉神が転生させた転生者の名前、転生した世界はSAO)5000ペリカで落札です!」
司会神「はい!姉神様ありがとうございました!!皆様待ちに待ったメインイベント!!では!お願いします!」
神「ハ〜イ!ではここからメイ〜ンイヴェ〜ント!まず一つ目は〜・・・・上目づかいで何名様か聞く翠屋の制服を着た茜雫ちゃんの写真!!最低価格は50万ペリカ!」
「55万!」
「60万!」
「70万!」
「100万!!」
神「他にはいませんか?ならこれは―――」
「・・・・1億」
「「「「!!!!?」」」」
神「ハイ他にはいませんね〜じゃあこの写真はショタ神様のものです〜(いや〜儲かりますね〜流石は男の娘パゥワーです〜おかげで今、彼(彼女)はこの神界のアイドル!!神賞受賞回数は100にも上る!!もう、他の神のお気に入りとは格も次元も違いますよ!!そして私のお小遣いもうなぎのぼり!!!え?ちゃんと私のは限定版シークレットで保存していますし永久保存版も当然ありますよ?あの人たちの前世にあった2枚しかない究極嫁みたいな感じに・・・それにしても久しぶりに見ましたが相変わらずかわいいですね〜(ジュルリ)おっといけない、よだれが・・・・やっぱり修行時代に調k・・・ゲフンゲフン・・・教育した甲斐がありました。)」
ショタ神「茜雫タンハアハア・・・・これで一ヵ月は勝つる!!!・・・・・グフッ!」
司会神「ああ〜と!受け取った瞬間!!ショタ神様が円環の理に導かれてしまった〜!!!」
「畜生!!いやまだだ!まだオカズは出てくるはず!!」
神「では続きまして〜今、流行の遊戯神より〜・・・『翠屋制服の茜雫ちゃん』!ウルトラレア、アルティメットレア、パラレルレアバージョンの通常版3枚組(神のはシークレットホログラフィック3D仕様の特許取得の特別チートカード仕様)!最低価格は1500万ペリカから―――」
「10億ペリカ!」
「いや、25億ペリカ!!」
「いや3ちょ―――」
因みに神界では自分が送り出した正規転生者の写真やカード等によるオークションが今の金稼ぎの流行にしてもっとも儲かる方法です。
続く・・・・かも?
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第二十九話:〇〇爆誕(後編)「衝撃の真実」 | ||
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神様たち何してるんだオイ!?なんだか危ない人間に見えてきた・・・(HIBIKI) god auction!?(アサシン) |
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