ソードアート・オンライン ロスト・オブ・ライトニング 第十六話 絆VS命令 |
デュオ視点
キリト「で、あの戦闘で何か分かったか?」
ユイ「はい。」
あの戦闘。と言うのは勿論、先程の対ガーディアン戦である。
ユイによると、ガーディアン一体一体はそれ程の強さで無いものの、ゲートへの距離に比例して増える湧出数が、異常だと言うことだった。
最接近時には秒間十二体と言う、異常な数値だったらしい。
キリト「要は、集団によって出来た撃破不能難易度の巨大ボスって訳か・・・」
ユイ「はい・・・」
ユイがしょんぼりと俯く。
キリト「大方、ユーザーの挑戦心煽るだけ煽って、ギリギリまでフラグ解除を引っ張るつもりなんだろうな・・・」
ユイ「ですが異常なのは、パパ達のスキル熟練度も同じです。瞬間的な突破力だけならばあるいは・・・」
ユイが言うと、少し考えてからキリトが言った。
キリト「すまない。もう一度俺の我儘に付き合ってくれ。」
デュオ「今更何言ってんだよ。どこまでも付き合ってやるさ。」
シリカ「そうですよ。困った時はお互い様です。」
エルフィー「2人の言う通り。私だってアスナとまた会いたいもん。」
ガッシュ「俺もバスターズのみんなには早く会いてぇしな。」
リーファ「ここまで来たからには、行かなくちゃね。」
レコン「リーファちゃんが行くなら、僕も付き合います。」
全員がそれぞれの言葉で、キリトに答えた。
俺はハッカ煙草を取り出すと、口に咥えて息を吸い込む。
それを見たガッシュが、からかうように言ってくる。
ガッシュ「それが最後の一服かもな。」
俺はガッシュを見ると、言い返した。
デュオ「これが最後の1本だ。」
そう言って煙草を口から離すと、シリカの頭の上でピナが物欲しそうにこちらを見ている。
視線を追ってみると、煙草を見ているようだ。
俺は煙草を見てから、それをピナに咥えさせる。
ガッシュ「ははは、最後の一服はお預けだな。」
デュオ「そのようだな。」
そんなやり取りをした後、門に近づいて世界樹挑戦のフラグを立てる。
俺たちは、今一度石像の問いに、はいと答える。
キリト「それじゃ、良いか?」
リーファ「うんっ!」
レコン「はいっ!」
エルフィー「もちろん!」
シリカ「大丈夫です!」
ガッシュ「いつでも良いぜ?」
デュオ「行けるぞ。」
キリトの真剣な問いに答え、リーファとレコン以外の全員がそれぞれの武器(ガッシュはクラッシュボルティック)を構える。
大扉が低い音を立てて開く。
キリト「・・・行くぞ!!」
一気に7人は、ドームの中へと飛び込んだ。
ドーム内に光が灯り、ガーディアンたちが出現を始める。
俺、キリト、エルフィー、ガッシュの4人は全速力飛行し、ガーディアンを斬り倒しながら進む。
すると、ガーディアンが一斉に出現を始め、天井に壁を作る。
デュオ「行くぜ、ガッシュ!
ガッシュ「おう!」
俺が声を掛けると、キリトが一歩下がり、俺とガッシュは武器を後ろに引き絞る。
そして、接近するガーディアンを限界まで曳きつけてからエクストラ攻撃を発動。
デュオ「ウイングエクスプロージョン!!」
ガッシュ「デストロイスラッシュ!!」
俺の剣からはオレンジの羽根が、ガッシュの斧からはドームの端から端まである巨大な三日月形の真空波が飛び出した。
真空波は当たったもの全てを切り裂いてまっすぐ上へと進む。
それに乗って舞い上がった羽根が、真空波を避けたガーディアンを爆発させて吹き飛ばす。
これによって、天井を覆いつくしていた肉の壁は完全に消滅した。
デュオ「ガッシュ、武器を槍と盾に換えろ。ここから先は、大振りしてると一瞬で叩き落される。」
ガッシュ「ああ、わかった!」
ガッシュは斧を戻して、サラマンダーバーニングとプロテクトクラウンを装備する。
俺たちは再び天井を埋め尽くしたガーディアンに、突進する。
キリト「うおぉぉぉぉ・・・!!」
デュオ「てぃぃぃぃやぁぁぁぁ・・・!!」
ガッシュ「おりゃぁぁぁぁ・・・!!」
エルフィー「せぇぇぇい!!」
シリカ「はあぁぁぁぁ!!
俺たちは、迫り来る敵を薙ぎ払いながら高みを目指して飛んで行く。
その時、キリトの足に光の矢が刺さった。
見ると弓を構えたガーディアンたちが、こちらに無数の矢を放ってきた。
放たれた矢は、俺たちを素通りして上空に向かうと、重力に従って俺たちに降り注ぐ。
ガッシュ「みんな下がれ!!」
ガッシュが叫ぶと、俺たちはガッシュの後ろに下がった。
俺たちが後ろに回ったのを確認すると、ガッシュは盾を前に突き出す。
ガッシュ「バリアスプラッシュ!!」
ガッシュの声に反応してプロテクトクラウンが光を放ち、矢を掻き消した。
さらにリーファたちの魔法で、俺たちのHPが全快する。
その途端、ガーディアンたちはリーファとレコンに狙いを定めた。
これまでのモンスターは、自身の反応圏内に敵が侵入するか、弓やスペルで遠距離から攻撃されない限りはプレイヤーを襲う事は無かった。つまり、ヒールや支援演奏は特に問題なく可能だったのだ。
しかしこいつらの場合、回復魔法であっても、その効力が発動した瞬間にそれを起こしたプレイヤーに向かって牙をむく。
つまり、後方でキリトの突撃をサポートするリーファ達にも護衛が必要と言うわけだ。
下の方にいたガーディアンが2人へに向かって行く。
だが、今度はそれをシリカとエルフィーが迎撃して叩き落す。
デュオ「ガッシュ!!サポートを頼む!!俺とキリトはこのまま突っ込む!」
ガッシュ「わかった!!」
ガッシュは防御に専念するため槍を戻すと、俺たちへの攻撃を防いで矢を無効化していく。
俺たちは戦闘に意識を集中させる。
攻撃は全てガッシュが防いでいくので、俺とキリトは最低限の通り道を作るべくガーディアンを倒す。
しかし、どれだけ倒してもガーディアンの数は減らない。
寧ろ増えているのではないかとさえ感じられる。
ガッシュ「一体、何体いやがんだ!?」
デュオ「さあな。でもこのままじゃジリ貧だな。」
キリト「それでもやるしかない!」
そういう会話をしていると下から何か叫び声が聞こえる。
さすがに視線を向けるほどの余裕はないため確認はできない。
すると、下から炎の奔流が飛んできて俺たちのまわりの騎士が消し炭になる
ガッシュ「な、何だ・・・」
さらに続けて後ろから緑の閃光が走る。
俺たちが後ろを振り返ると見知った顔が2つと、その後ろにシルフのプレイヤーと、巨大な竜に乗ったケットシーのプレイヤーがいた。
リーファ視点
それは、尾から頭の先までを灰色のうろこと金属製の鎧で包んだ飛竜の集団だった。
背には鞍にまたがった騎士たちが、しっかりと鎖のたずなを握っている。
ケットシー族の最終戦力((竜騎士|ドラグーン))隊に間違いない。
これまでスクリーンショットすら公開されたことがなかった、この世界においては伝説とすらされる戦士たちである。
その姿を確認すると、2人の女性があたしの隣に舞い上がってきた。
リーファ「サクヤ、アリシャさん!!」
サクヤ「すまない、遅くなった。」
アリシャ・ルー「ごめんネー。レプラコーンの鍛冶匠合を総動員して人数分の装備と竜鎧鍛えるのにさっきまでかかっちゃって。黒と赤の彼から預かったユルドも含めて全部使い切っちゃったから、もうウチもシルフも金庫はすっからかんだヨ!!」
サクヤ「これで全滅などすれば、両種族とも破産確定だな。」
そうこう言っている間に、シルフ部隊は大人数でキリト君とデュオ君の援護を行っていた。
確認したサクヤ、そしてアリシャさんが一斉に叫ぶ。
サクヤ「エクストラアタック用意!!」
アリシャ・ルー「ドラグーン隊、ブレス攻撃用〜意!!」
あたしたちを囲むようにホバリングしていたワイバーン達が、一斉に首をもたげる。
同時に、シルフたちも剣を上に向けてエクストラアタックの発動準備を行う。
アリシャ・ルー「撃てぇぇぇぇ・・・!!」
ギリギリまで引きつけたところで、突如、巨大な爆発が守護騎士たちの中心に連続して起こった。
ワイバーン達のファイアブレスが、一斉に発射された。
これによって、守護騎士の壁が大きく凹む。
それを修復しようと、周りから別の守護騎士たちが集まってくる。
サクヤ「放てぇぇぇ・・・!!」
次の瞬間、サクヤの掛け声とともにシルフのプレイヤーたちがエクストラアタックを発動する。
ドラゴンのブレスのように爆発はしないが、代わりに電撃が迸り守護騎士たちを貫く。
それでも、守護騎士たちは無限に溢れ出してキリト君たちの行く手を阻む。
その時、キリト君たちのところへ飛んでいく人影を見つける。
あたしは、それを見て目を疑った。
リーファ〈レコン!?いつの間にあんなところまで・・・・!?〉
驚くことに、レコンはコントローラ無しで飛んでいる。
しかも、今のところ致命的なダメージは受けていない。
しかし、いくら速いスピードで突っ込んでいったからと言って、守護騎士達を弾いて飛んで行く訳ではない。
迎撃の為に振り上げられる大剣によって、叩き落とされるのが落ちだ。
そう思っている間に、先頭の守護騎士が凶悪な光と共にその剣を振り上げる。
その時、レコンは一瞬だけあたしの方を見て、覚悟を決めたような笑みを浮かべた。
すると、レコンを中心に空中に紫色の巨大な円形魔法陣がいくつも展開される。
それはすぐに守護騎士達をも飲み込み、最早完全な円形だともとれるほどたくさんの魔法陣が展開された時、それが一気に中心にいるレコンに収縮される。
次の瞬間、ズガァン!!という天地が砕けたかと思うほどの音と共に、大爆発を起こした。
リーファ「!?」
あたしは息をのみ、エルフィーとシリカも驚愕する。
大爆発と共に上がった黒煙がはれると、レコンの周囲に展開していた守護騎士達は綺麗に消え失せ、守護騎士達は天街付近までラインの後退を余儀なくされていた。
凄まじい威力だ。
単一、あるいは貫通魔法ならばともかく、範囲攻撃魔法でこれほどの威力を誇る魔法は、風はおろか威力の高い火属性の魔法にも存在しないはずだ。
レコンの奴、いつの間にこんな隠し技を習得していたのだろう。
心の中で快哉を叫びながら、あたしはレコンにヒールをかけようとして再び絶句した。
そこにはレコンの姿はなく、代わりに黄緑色のリメントライトが小さく瞬くだけだったからだ。
リーファ「自爆魔法・・・!?」
自分で呟いてから思い出した。
闇系統の魔法に、たしかその手の魔法があると聞いた事がある。
しかしあれは、使用すると同時に通常の数倍のデスペナルティを科されるいわば禁呪。
すなわち、レコンは自分が努力した時間を犠牲にして魔法を使用したと言う事だ。
リーファ「レコン・・・」
先程の随意飛行で彼が見せていた、必死な顔を思い出す。
最早撤退は許されない。
一人の少年が、自分達の為に大きなものを犠牲にして突破口を開いてくれた。
シルフの精鋭たちも、レコンの行動に敬意を感じていたし、同種族としてある意味では誇りすら覚えていただろう。
ケットシーの戦士達もまた同様に、一種の尊敬のような感情を抱いているようだ。
しかし、そんな彼に感謝の言葉を伝える間も与えまいと、守護騎士たちはまたも無数に生み出されようとしている。
アリシャ・ルー「ファイアブレス・・・」
サクヤ「フェンリルストーム・・・」
だが、妖精たちも守護騎士のこれ以上の増殖を許すつもりはない。
サクヤ&アリシャ・ルー『撃ぇぇぇっ!!』
間髪いれずに、ドラグーン隊のブレスと、シルフ隊のエクストラアタックが一斉に放たれ、生み出されたばかりの守護騎士達に殺到する。
着弾し、炎が彼らを焼き、深緑色の光が白い巨体を貫くのを確認した瞬間、軍団の中から2つの影が天頂に向かって凄まじいスピードで飛び上がった。
言うまでも無い。キリト君と、デュオ君だ。
二人の眼には、ある種の決意が宿っていた。
また、2種族の一斉攻撃で出来た隙を他の軍団が逃すはずも無くサクヤの号令が響く。
サクヤ「彼らに続けぇぇぇぇ・・・!!」
プレイヤー一同『おおおおぉぉぉぉ・・・!!』
凄まじい声量の鬨の声が、一斉にホール内に響いた。
それに後押しされて、2人は一気に天頂へと駆け上がっていく。
行く先でまたしても守護騎士達が生み出されつつあるが、彼らならきっと突破できる。
あたしはシルフ・ケットシーのみんなに続いてキリト君とデュオ君の援護に回った。
デュオ視点
俺とキリトは、シリカ、エルフィー、ガッシュ、リーファ、そしてシルフとケットシーの部隊の援護を受けて弾丸のように飛翔する。
キリト「うおぉぉぉぉ!」
キリトの気合いとともに振られる剣によって、騎士が数匹纏めて砕け散っていく。
俺は、キリトが剣を振った後の隙を埋めるように騎士を斬る。
キリト「後、少し!!」
キリトが目前に迫った扉を見て叫ぶ。
だが、ガーディアンたちもおいそれと通してはくれない。
最後の悪あがきのつもりなのか、俺たちの行こうとする先に密集して守りを固めている。
デュオ「退けぇぇぇぇ・・・!」
俺はフレア・シフトを発動させてガーディアンを斬り裂き、その衝撃で爆発を起こして周りのガーディアンを倒していくが、全くガーディアンの数が減らない。
デュオ〈これは間違いなく、突破不可能難易度に指定されているな。〉
そう考えた瞬間、須郷に対する怒りが一気に膨れ上がった。
己が欲望のために他者を利用し、その挙句俺の友達を深く傷つけたあの男を、それを守っているこいつらを許すことは俺には出来なかった。
その怒りが殺戮衝動に変わると、俺はそれに身を任せた。
デュオ「「排除・・・」」
2つのノイズが重なったような声でそう言うと、俺の視界には敵しか映らなくなり、同時に敵の破壊以外を考えられなくなる。
俺は視界に入ってくるガーディアンを一撃で破壊し、エクストラアタックで確実に道を作っていく。
ガッシュ「キリト、デュオ!!避けろ!!」
ガッシュの叫び声が微かに聞こえた直後、巨大な斬撃が滅茶苦茶に飛んできてガーディアンを斬り裂いていった。
間違いなくクラッシュボルティックのエクストラアタックである。
しかし、ガッシュは筋力値が不足していてあの斧をまともに振り回すことが出来ない。
そのため、パーティーを組んで戦う時に使うと敵より先に味方を全滅させられる可能性もあるほどだ。
俺とキリトは飛来する斬撃の嵐を避けながら上を目指す。
ガーディアンの壁はすでにガッシュの斬撃で断ち割られ、そこからはゲートが確認できる。
ガーディアンたちは急いでそこを塞ごうと集まってきた。
デュオ「「させるか!!」」
俺は剣を振り被り、唯一MPを消耗するエクストラアタックを放つ。
デュオ「「プロミネンス・ドラゴン!!」」
剣を振り切るとMPが0になり、刀身から炎の竜が飛び出しガーディアンを一掃する。
俺は正気に戻ると、キリトに叫ぶ。
デュオ「行くぞ!!キリト!!」
俺とキリトは一気に加速し、天井のゲートを目指す。
キリト&デュオ『うおぉぉぉぉ・・・!!』
天地を揺るがすその雄叫びが、まるで吹きあがるコロナの如く発射された。
その勢いは最早、機械的なシステムアルゴリズムに止められるような生易しい物ではない。
全てを飲み込む闇の如く、また全てを焼き尽くす劫火の如く、眼前に屹立する全てを消し飛ばし突き進む。
そしてついに、突破不能の壁を打ち破り、ゲートへ到達した。
サクヤ「全軍反転!」
俺たちがゲートに到達すると、サクヤはそう叫ぶ。
その瞬間、シルフ、ケットシーのプレイヤーが撤退していく。
俺はそれを見送ってから、ゲートを開こうとキリトのいる方に向き直った。
しかし、一向にゲートは開こうとしない。
キリト「どうなってるんだ?」
キリトの問いに答えるようにして飛び出したユイがゲートに触れる。
ユイ「パパ。」
さっと振り向き、ユイが早口で告げる。
ユイ「この扉は、クエストフラグによってロックされているものではありません!!単なる、システム管理者権限によるものです。」
キリト「ど・・・どういうことだ!?」
デュオ「まさか・・・!?」
ユイ「この扉は、プレイヤーには絶対に開けられないということです!!」
キリト「なっ・・・!?」
デュオ「嘘だろ!?」
俺たちは絶句した。
つまり、俺たちが目指していた空中都市は、須郷の悪意によって守られた侵入不可能の要塞だった。
いや・・・そんなことをする時点で、空中都市など存在するかどうかも疑わしい。
俺たちが立ち尽くしている間に数を揃えたガーディアンたちが俺たちを取り囲んでいる。
いつ、攻撃してきてもおかしくは無い状況で俺はあることを思い出した。
デュオ「キリト、世界樹から落ちてきたあのカードを使え!俺は時間を稼ぐ!」
キリトは目を見開いて顔を上げると、こちらを見て来る。
デュオ「必ず助け出せよ。」
それだけ言って俺はガーディアンたちと戦闘を開始した。
少しすると、キリトとユイの姿が消える。
どうやら、無事に上へと入ることが出来たようだ。
それを確認したまさにその瞬間、装備していた腕輪が震え、中央の宝玉が青い光を放ち始める。
デュオ「こっちも行くとするか。」
俺は、左手を掲げると叫んだ。
デュオ「ノイズチェンジ!!」
俺の声に反応して、腕輪が消えると俺の体やHP表示など全てにノイズが走り始め、同時にMPの下に5:00という表示が出る。
デュオ「制限時間5分。あの時と同じだな。」
俺そう呟くと、ゲートへと飛行する。
当然ながらガーディアンは俺を排除しようと襲ってくるが、それは俺に触れた途端消滅していく。
これは、カーディナルがガーディアンをバグとして認識し、削除しているからである。
俺は大剣を振り被り、思い切りゲートを切り裂いた。
すると、ゲートを塞いでいた石版にノイズが走り、そして消滅する。
俺はその硬い口を開けたゲートに飛び込んで行った。
あとがき
ついにドーム突破です。
デュオが使っていたのはALOにログインする前に製作していた腕輪です。
あれはデュオとその装備品に触れたものにノイズやバグを放出し、そのデータをカーディナルにバグであると誤認させるというものです。
ただし、一定以上のバグをチャージしないと使えません。
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ドーム突破戦です。 | ||
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コメント | ||
スターダストさんへ その時は、まだノイズのチャージが完了していなかったため、腕輪の能力を発動できなかったんです。(やぎすけ) え〜と・・・IDカード使わなくても最初から斬ってれば良かったんじゃね?見られたら何か不味い事でもあるのかな?(スターダスト) 本郷 刃さんへ これが無いと、あることが出来ないので異常と知りながらも書いてしまいました。(やぎすけ) サバイバー達の無双がすげぇwww 特にデュオのバーサーカーが半端じゃない、しかも腕輪が異常だwww(本郷 刃) |
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