超次元の外れ者・リメイク(1) |
「聞いてしまった真実」
7歳・・・・
僕の両親は忙しかった。学校のある日でも、無い日でもそうだった。
それでも、時間がある時は一緒にいたし、朝食は皆一緒だった。
休暇をとって遊んでくれた事もあった。ごく普通の幸せな家庭だ。
父
「じゃあ、行ってきます。すぐ帰るから。」
母
「来週は遊園地に行く約束もあるからね。頑張らなきゃ!」
しかし、何時まで経っても両親が帰ってくる事は無かった。それどころか一週間後・・・・・
教会役員
「貴方のご両親は忙しくて、代わりに私が預る事になりました。」
どうやら女神様の為に働いていて、忙しいので僕の事を預るように頼まれたようだった。
僕も家から離れる事になった。教会が経営している施設で暮らす事になった。学校は、その時から行ってない。
8歳・・・・
学校には行って無いとは言え、勉強は施設でやる事になった。だけど、退屈でも無かった。
けんかしたりそれで怒られたり、遠目で施設を隠れて見ていたモンスターと仲良くなったり、色々あった。
友達も出来たし、それが元で色々知る事が出来た。
そんなある日、院長と小さな本の妖精さんの話を好奇心で隠れて聞いた。それは衝撃の事実だった。
両親は新しく出来た市民団体(ニュースで見た)という団体の一員で、捕まっていた事。
市民団体に入っていた理由は、「女神に頼っていたら何も出来なくなるから」という事。
そして、僕が施設に入る事になっていた時には、既に病死した事。
院長
「これは?」
妖精
「彼のご両親が書いた、彼と彼を預る人に宛てた手紙のようです。」
院長
「内容は何と・・・?」
妖精
「それはまだ・・・・」
バッ・・・!
身体が勝手に動いた。嘘つきとか、何で騙したんだとか、言う事もあったけど、それよりも先に・・・
院長
「・・・ッ!ユウザ!?」
妖精
「え!?まさか話を・・・」
手紙を奪った。それが家族が僕に残した物だから・・・だと思う。とにかく無意識だった。
そして施設を飛び出した。逃げ出したといった方がいいかもしれない。
騙されたという事から、両親は死んだという事から・・・・
もう、両親が何やったかなんてどうでも良かった・・・・・
しばらく走った後、森の木の下で大泣きした。
説明 | ||
このシリーズの更新予定は未定です。 一応残しておけば、忘れないかと思って・・・・ |
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コメント | ||
コメント感謝!ユウザの人生は、まだまだ続く!ただし!更新の予定は未定!(ココ大切)(ヒノ) byZ ・・・・・・くっ(なんて気の毒・・・)( Z ハデス) |
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