神次元の外れ者(26) |
「駄々っ子の再戦、航海への算段」(チータ視点)
プラネテューヌ付近・海辺
チータ
「くっ・・・・・・・」
アイリスハート
「まさか抱き枕がここまで反発するなんてねぇ・・・」
ブラックハート
「アナタ正気なの?こんな男抱き枕にするなんて・・・・・私の方が・・・・」
イエローハート
「どろぼーめ!!もう逃げられないぞー!!」
困ったなぁ・・・・・前には三大魔王、後ろには海か・・・・
泳げないわけじゃない。だが考えて欲しい。魔王が一人、アイリスハートは電気を操る。
つまりだ、泳いで逃げると電撃ダメージが来るのだ。水は電気を通すと良く言うし・・・・
アイリスハート
「ちょうど良いわぁ・・・・あなた・・・あたしのお気に入りのお人形さんの一つにしてあげる・・・」
ブラックハート
「趣味悪いわね。こんなのをお気に入りにしたら他の人形がかわいそうよ。ピーシェにあげたら?」
イエローハート
「えーっどろぼー人形やだっ!」
こいつら、何をやっても不思議じゃない!しかも厄介極まりない女神が+2とか!+2とか!(4ではない)
とにかく、応戦せざるをえないよな・・・・さて・・・と。状況の確認ついでに様子見をするかな。
チータVSアイリスハート&ブラックハート&イエローハート FIGHT!
イエローハート
「いっくぞーっ!!」
ゴッ・・・・ズドォンッ!
チータ
「グゥッ・・・!」
人神化してガードしなかったら吹っ飛んでた!なんて馬鹿力だよ!
しかもコイツ、意外と速い!直線的な事しかしなさそうだが、まともに受けたらどうなるか・・・・
ブゥンッ・・・
ブラックハート
「もらったわ!」
チータ
「ッ!!」
右から奇襲!隙あらば叩っ斬るタイプか!だが・・・・
ダンッ! ブォンッ!
チータ
(((あの野郎|デバッカ))よか遅いッ!)
ブラックハート
「えっ!?」
ジャンプして空中前転しながらイエローハートの上を通り抜ける。
アイリスハート
「予想通り♪・・・・チュッ?」
ドバァッ!
アイリスハートがホーミングレーザーを放って来た!避けられない!
チータ
「・・・・ッ!!!(ヤバッ!)」
思わずガード!
ドドドドドォンッ!
全弾直撃した!だが退かない!そのまま前進する!
チータ
「・・・・ッ!!オオオオオオオオ!!!」
ダンッ!ブォォッ!!
俺はアイリスハートに向かって殴りかかった。だが!
ガキィンッ!
信じられない速さでブラックハートが防いだ!
ブラックハート
「・・・・ッ!!あなたっ!女の子に向かって殴るなんて最低な行為よ!」
チータ
「いやいや、俺をいたぶってくるあんた等はどうなんだよ!」
ブラックハート
「私達はいいのよ!女神だもの!あなたとは違うわ!教会の元で働く人は、女神に従うのも当然の事なのに、常識が無いわね!」
理不尽すぎる!アンタは暴君か!しかも、あの急激に力が増したという事は・・・・
チータ
「アンタ、プルルートに惚れてるんだな・・・・・」
ブラックハート
「なっ・・・・!?」
図星かど畜生!!初めから対象外か!失恋してもねーよ!
イエローハート
「どりゃぁぁぁぁっ!!」
チータ
「畜生がァッ!」
ガッ タンッ ズガァンッ!
ブラックハート
「キャァッ!」
イエローハート
「あれ?・・・どしているの?のわーる・・・」
危なかった・・・とっさに大剣掴んで跳んで逆さになって直後に背後に回んなきゃやられてた。
そして・・・・
ブラックハート
「何すんのよッ!!」
ガキィンッ!
イエローハート
「んぎぎ・・・のわーるもてきだな!どろぼー守った!」
とばっちり喰らったのでやり返しているのだけだが、かばって攻撃したように見えたようだ。これは好都合かな?
ドカァンッ! ドゴォンッ! ドォゥンッ!
どうやらブラックハートになると、頭に血が上りやすくなり、若干わがまま化するようだ。
互いに血が上ったまま、そのまま喧嘩勃発だ。(現在リリィランクは0に変動したようなもの)
アイリスハート
「・・・・・・・・・」
チータ
「・・・・・・・・・」
これで、あの時と同じになった。1対1、決闘の時、互いに背を向けている状態・・・・・・
バッ・・・! チャッ・・・ ブゥンッ・・・・
互いに振り向きざまに後退、そして各々の武器を構え、言葉を交わす・・・・
チータ
「いいのか?あいつらこのまま疲れ果てるまで喧嘩しそうだけど・・・・・」
アイリスハート
「止めたら・・・・アンタ・・・逃げるでしょ・・・・」
チータ
「そりゃな。遊んでる暇はない。仕事があるしな・・・」
アイリスハート
「絶対に行かせない。行くんだったら・・・・」
チータ
「今わがままを聞いてる暇はない。どかないなら・・・・」
ダッ! ガキィンッ!
互いに突っ込み、己が武器をぶつけ合う!
チータ&アイリス
「「力ずくでも言う事聞かせる!!」」
ガッ ダダダダダダダ・・・・
先制攻撃は俺が取った。銃に((強化|ブースト))かけて撃ちまくる!!
そこをアイリスハートが全段たたっ切る!!
ドォンッ!!! ダンッ!
そのまま俺の懐に飛び込み、猛ラッシュ!俺も負けじと流す!
ガッ!キィンッ!ドッ!ガッ!ギャンッ!ドォンッ!ダッ!ガキィンッ!
互いに引かずに打ち合い撃ち合う!魔法を!銃弾を!剣を!拳を!脚を!頭を!
そのままの状態が続いた中、俺は競り負けて後ろにのけ反った。そこをアイリスハートは飛び込んだ!
アイリスハート
「アンタはいつもそう!他は違うのにッ!いくらいたぶってもッ!いくらいじめてもッ!」
ガッ!
がっちりとホールドしている。これでは動けないから振りほどこうとするも、離れてくれない!
アイリスハート
「どうしてアタシと一緒じゃだめなの!?どうして!?」
チータ
「どういう事だ・・・・・?一緒にならバイト中・・・」
アイリスハート
「お友達の中でも初めてだった・・・・・一緒にいてくれるお友達の男の子は初めてだった!」
う・・・・もしかして・・・・駄々っ子か?一緒にいてくれる男は初めてだった・・・か・・・・
ってことは、一緒に寝たかっただけなのか?コイツにとって、友達なら当たり前だったからか?
まぁ・・・・男の中でもここまで女神と関わってるやつって言うのも珍しいが・・・・けど・・・・
チータ
「悪いが、俺も助けないといけない奴がいるんだ。友達・・・・ではないけど、仲間だ。だから・・・」
アイリスハート
「アンタは・・・・アタシと寝るの・・・・・」
バチバチィッ!バチィィッ!!
【EXフィニッシュ=ブレイク・・・・バーストスパーク】
チータ
「ガッ・・・・」
確か軽いスキルだっけ。なのにこの威力・・・・駄々っ子・・・・恐るべし!だけど・・・・
ググググ・・・・グオッ・・・!
アイリスハート
「・・・ッ!?」
チータ
「俺にも、男ゆえに・・・・・意地があるんだよォッ!」
固めたホールドを無理矢理こじ開けた。そして向かうはもう一つの戦地!
いま思いついた!大きな博打をッ!仕掛ける!!
アイリスハートも俺を追いかける!だがしかし!俺の狙いはもう完了する!!
イエローハート
「ガードストライクーッ!」
チータ
「どけっ!」
ドガッ! ドゴォッ!
ブラックハート
「えっ・・・・」
チータ
「グァッ・・・・」
ブラックハートを押しのけ、俺はイエローハートの渾身の突きをあえて受けて吹っ飛んだ。
そして俺は【狙い通り】リーンボックスへと吹っ飛んだ。
力勝負ならイエローハートが圧勝する。そして苦戦したブラックハートは波打ち際に追い込まれる!
そこを利用して、リーンボックスまで【運んでもらった】。
アイリスハート
「・・・・・ッ」
ドォンッ!
追いかけて来るが遅い。銃弾が飛行機に勝るように、俺はアイリスハートとの距離を離していった。
・・・・・後で、一緒に寝ようかと思った。下心はない。ロリコンではないから。
ルウィーにもそんな理由で出て行ったのだから。さて、実はリーンボックスは生まれて初めてなんだよな。
ベールさんもいる事だし、巨乳が多くいるかもしれない!わくわくが止まらないぜ!!
任務への気だるさと、新しい地への好奇心と、ほんの少しの下心とロマンを抱き、いざ、行かん!リーンボックスヘ!
説明 | ||
ぼちぼちやります。 | ||
総閲覧数 | 閲覧ユーザー | 支援 |
469 | 459 | 0 |
コメント | ||
コメント感謝です!チータ(びふぉ〜)「色々と先人、先神、見てますから、背中には気を付けてますよ、先生。それと、あなたも何時まで傍観者だか解りませんよ…」クリエ「うわっ…何か私でさえ引くほどどんよりしてる…まさか、取り憑かれてる…?」(ヒノ) 空「着実に男の夢を作り出していく主人公達、レイスやら紅夜やらのハーレムを見て来た傍観者からの注意だよ……背中から刺されるなよ」レイス&紅夜「(ぶるっ!)」空「恋する乙女はご注意を、展開によっては、化けるか……ふふっ」レイス「今日の空、こえぇ」紅夜「同感だ」(燐) コメント感謝!チータ(びふぉ〜)「今までアイツは男の友達って奴が初めてらしいからさ・・・色々と加減が効いてないんだと思う。一緒にいすぎたかな・・・・・あと、アイツは俺の事は友達と思っているから、誤解しないでもらいたい。」(ヒノ) byZ やっぱりプルルートとラブラブになった方がいいよチータくんは、ノワールとブランはもうデバッカくんとが濃厚だけどね。もしチータくんとベールがカップルになるとプルルートが泣くよ?( Z ハデス) |
||
タグ | ||
ページ不定 外れ者 駄文 | ||
ヒノさんの作品一覧 |
MY メニュー |
ログイン
ログインするとコレクションと支援ができます。 |
(c)2018 - tinamini.com |