弐話「魔法使い(ビショップ)」
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目の前が爆発した

 

「どわ―――――っ!?」

 

なんだこれ

なんだこれ

 

一体なんだって言うんだ

 

「盾をこの手に!

私たちを護れ!」

 

カナンがそんな事を言うとカナンの前に盾が出現した

コレが夢人が使う「魔法」とやらなのか

それとも「超能力」なのか

 

「………っ!」

 

カナンは厳しい顔をして衝撃に耐えている

 

 

弐話「((魔法使い|ビショップ))」

 

 

「か…カナン?」

 

オレは爆発の衝動に囲まれながらもカナンの盾によって避けられた僅かな空間に居る

だからカナンが苦しそうな顔をするとオレとしても不安になってしまう

 

「………違…う」

 

「……?」

 

「……こ…れは、爆発じゃない!

エネルギーの放出……!」

 

「えと……?それはどう違うんだカナンさん?」

 

カナン曰く

「爆発ってのは一瞬のドン!でしょ?

これは違う

いうなればさっきの私が起こした風みたいなものよ

それ以上のエネルギーがずっと放出され続けてるの」

 

「………………えと、つまり?」

 

「つまり…ッ

これじゃ私がずっと耐える事になるのよ

相手はずっとこんな事出来るけど私の耐久力に限りがあるわ

だから…っ……コレじゃあ負けちゃう……」

 

な、なんだと

くそ、何か手は無いか?

カナンは現状維持に手一杯だからオレがなんとかしないと

………………死んでしまう!

 

「えっと、オレの能力は未知だからイマイチアテに出来ないな……

料理が美味くなるからって盾が強くなるわけじゃないし…

この風みたいなエネルギー放出の対処には―――」

 

「なにブツブツ言ってるの……!

アンタ…アレ?こういうの始めて!?」

 

「あたり前だろ!?日本じゃこんな事起きないしな!だからパニックになるとどうしても口に思考が出るんだ……ああもう、どうしたら」

 

「私が結界を使えたら良かったのに――っ」

 

「な……なんだそれ、どうやって使うんだ?」

 

「アンタには無理!魔法の一種だもの!

今の私は…ソレが不可能な状態にあるのよ―――!」

 

「魔法…なあ、さっきの風の魔法を使ったら勢いを抑えられないか!?」

 

「……だから今の私に魔法は使えないの!

………あ、いや、」

 

「ん!?なにかあるのか!?」

 

望みを聞く為に力強く問う

しかし帰ってきた答えは予想外なものだった

 

「アンタにやってもらえばいっか」

 

 

 

「………はい?」

 

「ホラ、アンタからみて右のポッケにあるから取って」

 

「まて!オレには魔法が無理って!」

 

「ああもう早くー!

持たないからー!

マジックアイテムは知識無い人でも使えるからー!」

 

「それを早く言え!」

 

物凄い勢いでバサバサと衝撃の風にあおられてる上着からポケットの位置を掴んで探す

 

「私だって早く言ったー!

こんな状態でアンタより思考が回るだけマシと思いなさいよー!」

 

ポケットを見つけ、中に手を伸ばす

 

「知ーるーかー!

マシってよりかはおかしいんだよ!!」

 

羽を取り出す

 

「私は正常だー!」

 

「変態って言ったのは何処のどいつだ!

ほら!羽!」

 

「私はドイツ人じゃない!

腕をくぐって盾と私の間に来なさい!」

 

「誰もそんな事言ってねぇぇ!」

 

腕をくぐってカナンの正面に出る

遠近観で見たより場所は狭かった

 

「お前……案外胸デカ…」

 

「はい口に当てる!」

 

言われて俺は慌てて羽を口に当てた

 

「その状態で口から息吐いちゃダメよ?

私がやってって言ったらだからね?」

 

コクンコクンと首を二回振る

 

「アン…ドゥ…トロワ…やって!」

思いっきり口から息を吐く

ソレと同時にカナンが盾を消してオレが衝撃に耐え切れなくなるから抑えてくれた

 

衝撃が弱まって強風だけになった

それでも前には進めない程の風

 

「術者は中心に居る!

行くぞおらぁ!」

 

女性としていささかなのだろうと思う声を上げていたが

声はわりあい可愛い声をしてたのであんまり気にならなかった

 

そしてその風の中をすすんでいくカナン

なんだアイツの筋力オレより無いはずなのに…

どこからあんな身体能力が…

 

「セット・ポーン!」

 

七つの棒がその術者に連続でゴスゴス当たる

そして

 

「&(エン)ルーク!」

 

その七つの棒で一気に追撃

 

見ているこっちが可愛そうになるくらいな痛そうな技だ

 

エネルギーの放出が終わった

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「か…カナン!」

 

カナンを呼ぶとグっと手の親指を立てて

 

「頑張ったじゃない

上出来よ」

 

とお褒めの言葉

 

「飴と鞭ってヤツか?」

 

「あら、私がいつ鞭を使ったかしら?」

 

「はいはい」

 

カナンに歩をすすめる、

 

「相手は?」

 

「んー、多分起きないと思うわよ?

だって………」

 

カナンは相手を飛ばした方向を見て言うのを止めた

 

「おいおい、勝手に殺すな」

 

そんな過度な表現をして白い歯を見せてにやけながらローブを着たいかにも魔法使いといった人間の姿が衝撃の後の砂塵から出てきた

 

「しぶといのね、

確かにちょっと足りなかったかもしれないけど、壁にゴツンで意識飛ぶと思ったのになあ…

残念だわ」

 

「残念だったな

衝撃吸収魔法をやったからね

我ながら頑張ったぜ?」

 

すみません物騒な会話にワタクシ、上郷、ついていけません

 

っていうか声聞いて驚いたけどこの人女だ

 

「私の能力は圧縮する能力だ

そして能力を言ったからには絶対倒させてもらう」

 

え?何コイツ、今能力って言ったよね

って事は何?

能力も持ちながら魔法も使えるってワケ?

バケモノですか?

 

カナンは何か難しい顔をしてる

 

「どうしたんだカナン?」

 

「いえ…魔法ってさ、莫大な知識を頭に入れなきゃならないのよ

彼女は明らかに魔法使いだわ

でもね、知識に埋もれると本能が埋もれる

特に魔法使いってのは莫大な基礎知識を20種類くらい詰め込んでるの

だから魔法使いは本能から生まれる超能力をほぼ併用出来ないハズなんだけど」

 

「錬金術って知ってるかい?

魔法の一種とも言われたそれでちょっと面白いコトをしたんだよ」

 

「………面白い事?」

 

「((魂魄練成|こんぱくれんせい))、多数の人間の命や精神からそれぞれの方向性を回収し一つに組み替え

精神不安定な人間にソレを合成することで複数の精神を持つことを可能にした」

 

「………ッ!?」

 

複数の人間の命を

精神を――!?

 

「おい、オマエ、それっていったいどう言う事だ」

 

「つまりは多数の人間の命と引き換えに私はこの力の併用を可能とした

面白いだろう?人格操作ってヤツさ

カチッカチッってね」

 

なんか―――

なんかなんかなんか――

 

「カナン?」

 

「言いたい事は判るわ

ひっさびさに私も頭に来たコトだし

 

でももしアンタに戦える力があるならそっちの追っ手をなんとかしてくれない?

流石に銃乱射はキツイんだけど?」

 

「おいカナン、銃撃戦に武器も無い人間が戦うのもいささかなものかと思うぞ?」

 

「ーー〜〜…

はいはい、私がそっちねー

もう羽はさっきので品切れだし

これはシビアだわぁ…」

 

「選手交代か?」

 

魔法使いはフードを外して此方を見据えた

 

オレとカナンはすれ違う

その時にカナンが一言吐いた

 

「ダメだったら呼びなさいよ?」

 

「…ありがとう」

 

カナンは走り出す

 

「じゃあ始めようか

生憎、待ちくたびれた

待つなんて、私も御人よしだな」

 

カラカラカラ

 

ローブの中から短めの杖が数十本出てきた

 

……コレが、魔法使いか

 

「……」

 

何か勝ちを掴む策がある訳じゃないが

カナンが任せる事に意味を感じる

今はアイツに託された役目を全うしよう

 

「私の中に眠る神殿は目を覚ませ

その身に眠るは八百万の魔法

その知識は万にして、一を制す」

 

……す…すごい

笑顔で言える

全く判らないっ☆

 

しかし、コレが詠唱ってヤツなら……

嫌な予感しかない

 

「我が身は神と共にありてソレを統べる

Lomst er namuda

Insaiting houdou dabutu」

 

な……なんだ?

なんか洋式と和式が混ざってる気がする

 

これは近寄らない方が……

 

………………怖い

言いだしっぺコレは難だが怖い

 

畜生、脚ががたついて全身が粟立つ……

 

「……no to GO!」

 

地に落ちていた杖が光をまとい、宙を舞い、此方に向かってくる

 

……不味い

不味い不味い不味い

何が起こる何が起こる

杖が多方向に広がって―

 

得体の知れない凶器を百も向けられる感覚

 

あの衝撃くらいのものが起きると想像しただけで

 

生きた心地がしない

 

でも、ここでカナンを呼ぶワケには……

 

「我は((韋夜神|いやしん))に命ず

その身が示す怪物をこの世に招け」

 

呼んだのは和風の神?

 

いや神?

 

魔法使いがそう告げると

魔法使いの背後から

大きな大きな

それこそ巨人と言っていい巨大な人が現れた

 

「ダンダラボッチ

知ってるかい?

韋夜神は是に同等とした形式魔法だ

その神本人ではないし伝承から汲み取ったものだから

((是|コレ))がそれとは言いがたいが

 

まあ、それでも是はそれの役目をこなす

今は私の配下の元だが」

 

こ…このデカイのが配下だと?

 

上半身から出現してるが………………

なんか……胸の辺りで顔すら見えない

こんなの……勝てるわけがない

 

「ダンダラボッチ、そこにいる人間を更地にしろ」

 

その声にあわせて指が近寄ってくる

まるでアリより小さい何かを潰すかの如く、

や、止めろ、

止めろ止めろ止めろ止めろ止めろ止めろ止めろ止めろ止めろ止めろ止めろ止めろ

来るな来るな来るな来るな来るな来るな来るな来るな来るな来るな来るな来るな

 

――オレは左手をポケットに向かわせ、

一本のナイフをとった

 

じゃこっ

と音を立ててその刃があらわになる

 

「こっちにくるなアァアアアアアア!!!!」

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もう自分の目の前にある指とは言えないその壁を

 

ギュイン!

 

 

 

右手で横に叩いた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    え?

 

「え?」

 

こんな大きなものは叩けるわけがないと思って居たのに、自分の目の前に壁のように見えていたのに

隣の建物を破壊して、確かに違う場所を潰している

 

「だ、ダンダラボッチ!

もっと早く潰せ!」

 

再び今度は高速で握りこぶしが落ちて来る

 

――左手でナイフを握り締めて

右手をかざす

 

ヒュッ

音も無く、オレの手で静止した

 

「だ、ダンダラボッチ?

何をしてる?おい!」

 

そのまま、重みの無い巨人の腕を

空気を動かすように、捻った

 

ボキッ!バキバキッ!ベキ!!

そういう音を巨人だから物凄い音を立てて腕が捻じ曲がって行く

 

なんとなく判ってきた

今のこの状態

きっとオレはコイツを思い通りに出来る

 

「………捻れろ」

 

その一言で

巨人はあらぬ方向、あらぬ方向へと身体を腕を腹を曲げ

惨い音を立てていく

 

「あ…あぁぁあ!?

な、なっ何だよ!?術式がハッキングされてるワケでも無いのに!!」

 

「………………なあ

コイツって神様なんだよな?」

 

「あ……あぁ!?

なんだよなんだよ何だよ突然!」

 

「オレの能力って良く判らないけどさ

聖って名づけられててさ

カミサマってやっぱり、聖なるものなんだろ?」

 

「あ………当たり前だろ?」

 

「なら簡単だ

これが、オレの力だ

聖なるものは

オレの手にある」

 

右手人差し指の光は大きく光り、その手を照らしていた

 

「な、な……」

 

「観念しろよ、魔法使い……

まだ脚がガクガク言ってんだよ畜生」

 

「ま……まて」

 

「オマエが奪った

オマエの中にあるその命

そこに何人の精神が入ってる」

 

オレはダンダラボッチを修復し

自分の後ろに立たせた

 

「やめろ、戻って来い、術式中止だ、ダンダラボッチ……」

 

それでもダンダラボッチは戻らない

 

「わかってんだろ?

愛し、憎しみ、悲しみ、喜び

その精神が持っている本当の重みを

その精神を成す為の重みを!

ならばオマエは償えよ

その事を良しとしないで、

その事とちゃんと向き合って

ちゃんと現実を見つめて

オマエが失わせたその感情とその命に!」

 

走りだす

 

ダンダラボッチは手を魔法使いに伸ばす

 

「……止めろ!ヤメロ!」

 

「だったらてめえは――!

そいつらの分の事を―!

償って後悔して何をすべきか自分で!」

 

「止まれェェエエエエ!!」

 

圧縮された空気が暴発し、暴風が吹き荒れる

 

ソレをダンダラボッチの指で防ぐ

「考えてみやがれ!!」

 

暴風がやんだからダンダラボッチの指を上げさせ一気に決して早くない走りで距離を詰める

 

「うるせェエ!!!」

 

感情によって能力は早く発動し

早いサイタルでまた暴風が吹き荒れる

 

「うあっ!!」

 

「そんぐらい考えた!私だって考えたよ!!

そんな大勢が死んで死んで死んで死んで!!

 

みんなの記憶や感情が逆流してくる程辛い事があるんだよ!」

 

エネルギーの放出は勢いを増す

 

「だからって無かった事にするのかよ!!

だからってソレを良しとするのかよ!!!

お前だってそんなの望んじゃないんだろう!!!

魔法使い!」

 

とばされた先にダンダラボッチの手を配置して

ダンダラボッチの指を足場に押し出してもらう

 

「だって、だってだってだってだってあんな大勢の気持ちの衝動はー取り返せない!

無理なんだよ!

私にどうしろって言うの!!」

 

「だからって諦めたらそこで終わる

ソレが嫌なら―――――!

 

足掻いてみろよ!」

 

ダンダラボッチの足場から飛び出す

風圧に息が出来なくなりそうなので

背中を進行方向に向けて飛ぶ

 

「足掻いたよ!でもダメだった!

ダメだったんだよ!!

無理だったんだよ!!」

 

「確かに無理かも知れない

 

――けど!

たったそんなまだ元気に叫べるオレと同じ位の年で!

 

無理だとかほざいてるんじゃ無いぞ!

 

無理と言うなら!

最後の最後までやってから言いやがれ!!!!

 

テメエの未来は

まだ変えられるだろうが!

 

絶望にぶち当たっても

どんだけ困難でも

 

お前がそれで良く無いのに

 

やりもしないで

 

妥協して

 

無理だとかほざく前に」

 

体制を前に変える

 

「しっかりやってから!

 

現実を見て

 

全力で道を切り開きやがれ!」

 

 

拳を―――

 

「こんな中途半端なところで諦めてんじゃねえぞ!

 

魔法使い!!!!」

ふるい落とす

 

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………………ガクッ

 

そのまま地面に膝を着く

 

「お疲れ様

代わりに熱弁してくれるもんだから

あいつらしめたあとにゆっくり見ていちゃったわよ」

 

………………バタッ

 

「ちょ、ちょっと!?」

 

「バカ野郎……

見てるくらいなら、手ぇ貸しやがれ………

こっちはな……必死なんだったんだぞ」

 

「………ハイハイ、じゃあ今から手を貸してあげるから

アンタの家まで案内しなさい

送ってあげる」

 

そういうとひょい、と御姫様抱っこ

 

「だっ!?

ば…バカ!コレは普通女の子がされるやつでな!」

 

「んー?別にいいじゃない、

おんぶは肩凝るもーん」

 

「エエェェ…ェェエエ………………」

 

「ふふふ

何か悪いかしら?」

 

「恥ずかしい!恥ずかしいから降ろせ!」

 

「はい」

 

ホントに放しやがった!?

 

ドン

 

「いってぇ!」

 

「じゃあ送らなくていいですかー?

腰抜けおじちゃん」

 

ニコッと笑ってそんな事を言ってくる

 

「……立てないから普通におぶって送って下さいお願いします」

 

「えー面白味に欠けるわねー…」

 

「じゃあ好きな様に運べ!もう!」

 

「じゃあ御姫様抱っこで☆」

 

「スーパー素敵に拒否します」

 

「いいじゃないにゃー

無傷なんだし、

私なんて銃弾でお気に入りの上着に穴空いてるんだからねー?」

 

「あのな?」

 

「ん?」

 

「たしかにあの戦いで無傷だったけどさ

お前が落ちてきた時に顎切ってるんですよ」

 

「…へ?あっはは〜なんの事かなあ?」

 

じー……

 

上郷さんは知っている

近距離の無言の視線ほど辛いものは無いと

 

「は…ははー!

判ったわよ!おぶるわよ!」

 

ふう、助かった、とりあえず安心かな

 

「いしょ…」

 

すると進まず、「んーっ…」と思案した後に

 

「おこちゃまデスネー」

 

と御覧の弄り様

 

 

 

「やっぱりおぶりも良くねえーーーーー!!!!!!」

  to be continued…

説明
物語より20年前
絶滅的に超能力者は少なくなった時があった
その超能力者はムー大陸という昔あったとされ、忘れ去られた大陸に存在していた
ムー大陸はそこの住民により大規模結界が敷かれ、太平洋上にありながら外界と遮断
「何か」の拍子にその結界が壊れ、太平洋のど真ん中に大きな大陸が現れた
そこの人間は200人に一人が超能力を使い、超能力は研究されていた
ムー大陸からの超能力は全世界を驚愕させた
世界各国は超能力を競うように研究
研究が進んでいる国はムー大陸に一部国を移した
そして現在
研究がすすみ、ソレを実用化しようとした結果、60人に一人が超能力者になれている
超能力に憧れる者が超能力を求め現地、ムー大陸へ移住するようになった
学徒が割合多い
若ければ超能力が発生しやすいらしいのだ
ムー大陸にはもともと住んでいる人が居たが(夢人)その3人に一人は「優秀」な超能力者となっていた

主人公の昊菟は
超能力と思われる力を生まれつき自然発生していた
親の薦めもあって日本列島からムー大陸の日本(日本大陸)に移住していた
(超能力者の差別化が社会問題になってる
それ故に研究の進められてるムー大陸は超能力者が逆に優遇されてるため
超能力者は皆そこに集まり、超能力の無い者、無能力者も超能力に憧れそこに募った)

主人公昊菟は能力を使いこなせていない
いわば半永久暴走状態
常に右手の人差し指から漏れている
能力は世界に一人彼だけの能力
「聖」(ホーリー)
超能力としても異能な能力で超能力かどうかすら危ういそれは
様々な効果をもたらすため聖と抽象的に表現する他無い

未来超能力世界、ソレがこの物語を大まかにまとめた感じだろうか
魔法もムー大陸にあったため化学と連携し、技術も上がっている

――因みに、超能力は細かい情報は出ていない未知なものである


そして作者は文才が無い。まる。
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タグ
魔法 超能力 Atlantis アクション ファンタジー 長編 創作 

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