なんか神の不手際で転生するらしい |
Side:三人称
とある日の放課後、なのは達はアースラーに来ていた。
「今日君たちに来てもらったのは他でもない。君たちに知らせておきたいことがあったからだ」
「クロノ君、知らせておきたいことってなんや?」
はやてが尋ねた
「最近、正規、嘱託関係なしに高ランク魔導師が連続して殺害されていること知ってるだろう。」
「それなら聞いたこと有るわ・・・てか、知らん局員、嘱託魔導師何て居らんのちゃう?」
「確か殺害されたのって、皆高ランクの魔導師何だよね……」
そう、今管理局では正規、嘱託無差別に魔導師の連続殺傷事件が起こっており、本局・地上共に大騒ぎになっているのだ。
「その事件の主犯が判明した」
「本当クロノ!!」
「あぁ…名前はエディア・ラゴニクス、元・・・・いや最近まで管理局に入っていた魔導師だ」
「「「嘘!!!?」」」
(マジでうざってぇな、早く終われ・・・・ん?待てよ・・・・・なのは達がが戦っているときにピンチになってそれを俺が助けて倒せばそれでなのは達は俺の・・・・・オリ主の俺には勝つことが決定づけられているんだし・・・そうだ!これはきっとなのは達を俺のものにするイベントに違いない!!)
(KYクロノめ、下らない話を長々と・・・・俺がいればどうせ解決できるんだから・・・・いや待てよ、だからこそ俺が解決すればなのは達は俺に・・・・・・完璧だな。オリ主である俺が負けるなんてことあるわけねえし)
「最近入ったってどういう意味なの?」
「どうやらこの男、管理局が保管しているロストロギアを盗み出すために管理局に入ったらしい。そのためにいろいろロストロギア関連のことを調べていた痕跡もあったからな。経歴もすべて偽りだったし・・・」
「成る程、それなら高ランクの魔導師を殺害できるんも頷けるわ」
「クロノ君その盗まれたロストロギアってどんなの?」
「それなんだけど・・・・」
そのロストロギアをみてなのはとフェイトは驚いた。それは二人にとってとても出会いのきっかけになり、なのはが魔導師になるきっかけにもなった馴染の深い――――
「「ジュエルシード・・・」」
ロストロギアだったのだから。
Side:フェイト
「ジュエルシードか」
「フェイト、どうしたの?」
「あ、姉さん・・・実は・・・・」
「そっか、ジュエルシードか・・・・懐かしいね」
「そうだね」
「確か私を蘇らせてくれたのは・・・・マダラさんだっけ?」
そう、闇の書事件でここに来たときから、私と姉さんは暇を見つけては彼を探している。どうしてもお礼が言いたかったから・・・・今の生活を送れるようにしてくれたのは間違いなく彼のおかげだ。アルフも彼をいつも探してくれている。母さんは奉仕活動もあってなかなかこっちに来られないけど。リニスに関しては母さんの命令で、今デバイスを作っているみたい・・・・コスト無視で・・・・あの後は全て彼の思惑通りに行ったといっていい。裁判は保護観察処分になったしリニスの残した日記のおかげで代わりに当時の最高責任者たちが主犯となり逮捕されたくらいだ。
だからこそお礼を言いたい。だけど彼はまるで幻のように消えてしまった。まるで最初からいなかったかのように魔力反応さえ・・・・
「でもきっと会えるよ!さ!早く学校行かないと遅刻しちゃうぞー」
「あ、う、うんそうだね」
きっとまた会えることを信じて。
Side:伸
ユーリの件から一か月経ち今は三月、ユーリを含めたマテリアルたちは本人たちの要望もあって俺の家に住まわせることにした。だって、そのまま放置したらアブナイおじさんたちに連れ去られかねないからね。今は小学生でもわかっているこの星の一般常識を学ばせているところだ。
それよりも驚きだったのが、刃が魔導師だとバレたことだ。詳しく聞くと、なんでも水色の流れ弾が自分のほうに向かってきたから反射的に弾き返したことでバレたらしい・・・・魔力弾なら仕方がない。実を言うとあの時、俺とユーリの最後の衝突で時空が歪んで平行世界のユーリを含めたマテリアルたちや他の人も呼んでしまったらしいからな。最もここに来ようとしていたらしい二人の力のおかげで全員が地球に来てしまったみたいだったからその事件のせいでこちらのことが有耶無耶になってくれたのは有難かったが・・・・俺達療養中だったから介入しようがなかったし・・・不可抗力とはいえ、刃にはマジですまないことをした
「普通の日常がここまで続くのも久しいな」
『そうだな』
と、まあ待ちに待った平和な日常を満喫するために今日も学校へ向かった。
「よお・・・」
「よお、ジャギ」
コイツはジャギ・・・あの五人六脚のオンリー男子メンツのときに出てきた四兄弟で出られなかった奴だ。因みにメル友。因みにどうでもいいことだが、コイツには石油発掘の才がある。
「どうだ?昨日席替えして得たその席の感想は?」
「おめえの苦労がよくわかったぜ・・・・」
「だろう?」
「俺二度と席でリア充とか言わねえ」
今の席はこんな感じ
アリ ジャ 窓
高 俺 フェ
月
八 刃 バニ
なので、よくこいつに「リア充炎上しろ!」とか言われたが最近になって周りに女子しかいない過酷さがわかってくれたようだ。因みに刃の前の人は女子だ。そして、刃の奴は今日野球部の助人として今日は公欠・・・・アイツ運動神経いいからな・・・・
そして最後の授業時間
「で、あるからして・・・・」
現在、高町達はいない。さっき早退したからだ。というのも別に珍しいことじゃない。高町・テスタロッサ妹・八神・皇魔・聖火の五人はたまに早退する、今日に関しては、八神は最初から来ていない。家庭事情か何かだそうだ、まぁ俺には関係………有るな。
前に一回だけ高町と皇魔と聖火の三人が居ないときは、いつもとは比べ物にならない位ゆっくりできたのは当然と言えば当然だ。(8話参照)
つか、あいつら自殺願望でもあるのか?わざわざ早退してまで((死地に逝く|・・・・・))とか・・・・普通学生の本分は勉学だろうに・・・・まあ、四人全員でかかれば五分の確率で勝てるな・・・・ありえないだろうけど
『おい、いいのか?結界張ってあるのに気付かないお前じゃないだろ?』
(別にいいだろ・・・俺達には関係ないことだ)
『本当にそう思っているのか?』
(何?)
『魔力からして、4対1で戦っているようだが…魔力が違い過ぎる、4人の方がやられてしまうかも知れないぞ?』
「別に4人連携すれば勝てない相手ではない。」
『それは絶対にないことをわかっているくせに』
「しないほうが悪い。死んでしまっては元も子もないのだからな。命は何であれ一つだ。」
命を溝に捨てるような奴らを復活させるほど俺は優しくないんでな。
『では聞くが、それほどの力が有るのに何故助けに行かぬ、今まで何の為に鍛えて来たのだ?』
「俺の平穏のためだ」
『その平穏の中にアイツ等は入っていないのか?』
「・・・・・・・・・うるせえよ」
大切なものなんて作らないほうがいいに決まっている。
説明 | ||
第三十四話:学生の本分は勉学!危ないことは大人に任せるべき!! | ||
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コメント | ||
確認しましたが確かに似ていましたね。盗作はしていないのですがそう思ってしまったのなら申し訳ありません(博) 某所で今回の話と同様のを書いてた人がいて7−11さんに報告したら特にうるさく言わずにその方に許可出してたこともあったんで、念の為一言断り入れておいたほうがいいと思います、盗作だなんだと批判したがる人は何かといますので(氷屋) 最初の部分が7−11さんの作品に似ていると思ったので 変えたほうがいいかと・・・(蓮) |
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