魔法少女リリカルなのはAfter ダメ人間の覚悟
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俺は恭也さんの体調が回復するのを待つ為待合室のソファーに座って待つことにした。目の前には缶コーヒー(ブラック)を置いて。

 

???「・・・・・透君」

 

俺は後ろから声を掛けられたので振り返ると、そこにおったのは。

 

透「リンディさんっすか、どうしました?」

 

浴衣姿のリンディさんがおった、流石に美人だけあって浴衣姿もかなり綺麗じゃった・・・・・口には出さんけど。

 

リンディ「少しいいかしら?」

 

透「いいっすよ」

 

リンディさんは俺の向かい側に座った。

 

リンディ「本当に久しぶりね、いつ以来かしらね」

 

透「え〜っと、俺が4歳くらいになりますけん、大体〜5年くらいまえじゃないっすか?」

 

リンディ「ご両親は・・・・・」

 

透「・・・・・・亡くなりました」

 

リンディ「そう・・・「管理局に殺されて」え?」

 

透「二人は管理局に殺されたんですよ・・・・リンディ『提督』」

 

リンディ「・・・・・・・・」

 

透「二人が死んだのは、あなたが来た5日後でした」

 

リンディ「そんな・・・・」

 

信じられないって顔しとるねぇ・・・・まぁしゃーないか知らんのんじゃけぇ。

 

透「でも、俺はあなたの事は憎んでませんよ、だってあなたが来たときはデバイスとかそんな物は身に着けていませんでしたから、察知されることはなかったはずです・・・・・つーか両親がそれを無効かする奴を開発してたはずですからね」

 

あの二人、馬鹿やってるように見えて実は相当スゲェ開発者じゃったんよねぇ。

 

リンディ「・・・・・一体誰に」

 

透「おっと、それは知らない方がいいっすよ・・・・じゃないと何も出来なくなりますよ?」

 

リンディ「・・・・・・・」

 

俺はリンディさんに「あなた死ぬよ」と回りくどい事を言った。流石にリンディさんも驚いとるようじゃねぇ。

 

透「じゃけぇ俺は管理局に勧誘された時、断ったんですよ・・・・両親を殺した所に入るなんぞ考えられませんからね、『提督』さん」

 

リンディ「・・・・・・・・」

 

透「ですけど、リンディ『さん』の頼みだったら聞かないこともないですよ?」

 

リンディ「え?・・・・・」

 

透「あなたは母が昔お世話になった、友人なんすっから」

 

リンディ「―――――ッ!ありがとっ!ありがとッ!それと・・・・ごめんなさい」

 

俺はリンディさんが泣いてることを察してお茶を取りに行った、ワザと時間をかけて遅く戻る事にして。

 

そのお陰かリンディさんは普通の状態に戻っていた、俺は持って来たお茶をリンディさんに渡した・・・・渡したその後に問題が発生した。

 

事もあろうかリンディさんは原作同様砂糖を入れようとしとった、俺はアニメを見てはよく1人で「いやいや、それは無いじゃろ」と言っていた・・・・今こそ本人に言うべき時!!!

 

透「ちょ!!ちょい待ったリンディさん!!」

 

リンディ「え?どうしたの?」

 

俺は寸でのところで何とかお茶に砂糖を混入するのを止めることに成功した、じゃけどまだ予断は許されん状態じゃぁ。

 

透「リンディさん、アンタ何をしようとしとんっすか?」

 

リンディ「何って・・・・・それはお茶に砂糖を入れようと「いけーん!!」え!?」

 

透「いけんでしょー?!紅茶じゃないんですから、砂糖はいけんでしょ」

 

リンディ「で、でもお茶に砂糖を入れるのは正しいんじゃ・・・」

 

透「それは紅茶!んでもってこれは緑茶!」

 

リンディ「でもこれ渋いのよ・・・だから」

 

透「それがええんでしょ?!・・・あなたは日本に何を憧れとるんかしりませんけど、それを平気で飲まんにゃぁ日本ファン或いはオタクを名乗る資格はないっすよ!!!」

 

リンディさんの背後に擬音の『ガァーーーン!!』というのが見えてきそうなほどの落胆っぷりじゃぁ。リンディさんは膝付いちょるがな。

 

クロノ「透、恭也さんの体調が・・・・母さん?!どうしたんですか!?」

 

透「大丈夫じゃ、ただ落ち込んじょるだけじゃけぇ」

 

クロノ「・・・・何があったんだ?」

 

透「俺が日本の正しさを説いたら、あまりの現実にショックを受けたらしい」

 

クロノ「すまん、何を言ってるのか全く理解出来ん」

 

透「そーいやぁ、恭也さんの体調が戻ったんて?」

 

クロノ「あ、あぁ恭也さんは先に道場に行くと言ってたから僕が呼びに来たんだ」

 

透「あいよ」

 

クロノ「・・・・なぁ、母さんを放置して大丈夫か?」

 

透「まぁ、軽い眩暈みたいなもんじゃけぇいいんじゃ?」

 

俺とクロノは落ち込んじょるリンディさんを放置して、恭也さんが待つ道場に行った。

 

 

〜道場〜

 

俺は入る前に袴に着替えて行った、折角風呂に入ってまた汗なんぞ掻きたくないんじゃけど・・・・まぁしゃーないじゃろぉな。

 

透「どもっす」

 

恭也「来たか」

 

道場に入ると男性陣が揃っとった。

 

透「なして皆おるん?」

 

士郎「僕は審判をする為だよ」

 

中村父「噂の透君の実力を見ておきたいんだよ」

 

ユーノ「僕も、透の剣以外の戦いって見たこと無いから」

 

クロノ「僕もほぼ同じだ」

 

ザフィーラ「我も改めて見たいからな」

 

透「そっすか」

 

俺はそう受け答えしながら恭也さんの向かい側に立った。

 

恭也「今回は写輪眼と輪廻眼とやらは?」

 

透「使いません、純粋に『こっち』でいきたいんで」

 

俺は拳を目の前でグッ!と握り込んで、ガチンコでやるよっとアピールした。

 

恭也「・・・・・そうか」

 

恭也さんは俺の心情を理解してくれたのか、構えを取り始めてくれた。俺も同じように構えを取った、俺の構えは、やや左肩が見える様に半身になって、右拳を軽く握りながら脚を楽にした。

 

中村父「シャリンガンとリンネガンとなんなんだい?」

 

ユーノ「僕も詳しい事は分からないんですけど、写輪眼は洞察力等が大幅に上がる事と輪廻眼は何て言えばいいんでしょうか、引き寄せる力と離す力があるんです」

 

中村父「ほう、それは見てみたいな」

 

士郎「それでは、始め!」

 

士郎さんの開始の合図と同時に俺と恭也さんは攻撃を仕掛けた。俺は蹴り、恭也さんは木刀で。

 

VS 御神真刀流小太刀二刀流・高町恭也

 

とテレビがあればそーゆーテロップが出て来そうな感じじゃ。さぁて、今の俺がどんだけ恭也さんに通じるんかねぇ。

 

 

なのは Side

 

 

ハルカ「ふぅ〜、いいお湯だったわね」

 

中村母「そうねぇ、偶にはこーゆーのもいいわね」

 

アリシア「晩御飯までまだ時間あるけど、どーする?」

 

フェイト「何かして遊ぶ?」

 

私達は皆揃ってお風呂から出てきました。

 

なのは「そー言えばリンディさん先に出たんだよね?」

 

ハルカ「確かそうだったわよ」

 

私達は旅館の人達から貰った浴衣を着て、皆で自分たちの部屋に向かってる途中で。

 

エイミィ「ん?・・・・ちょ、リンディさん!どーしたんですか!?」

 

エイミィさんが声を上げたので皆驚いて見てみると、膝を付いたリンディさんがいました。近くのテーブルにはお茶と小瓶が置いてありました。

 

リンディ「エイミィ・・・・・・私の信じてた物が壊れちゃったわ」

 

エイミィ「え?え?どーゆーことすか?話がさっぱり見えないんですけど」

 

リンディさんの話によると、さっきまで透君と話してたらしくてお茶に砂糖を入れようとしたら、透君に怒られたそうです。私もアレはどーかと思うの。

 

リンディ「酷いわよね?私はこれが美味しいって思ってるんだから!」

 

エイミィ「え・・・・・えぇ・・・」

 

リンディ「・・・・・ねぇ!皆」

 

全員「・・・・・・・・」

 

リンディさんの振りに私たちは誰一人としてフォローを入れることが出来ませんでした。

 

リンディ「酷いわぁーーーー皆!!!」

 

何も答えない私達に絶望した!みたいな感じでリンディさんは泣き始めました・・・・罪悪感みたいなものがあるんだけど、何か言ったらなんかいけない気がするの。

 

すずか「あれ、そういえば透君はどこに行ったんですか?」

 

リンディ「グスッ・・・・透君だったら、さっきクロノが来て何か言って透君とどこかに行ったわ、何か道場がどーとか言ってたわね」

 

アリシア「何で道場にいるんだろ」

 

ハルカ「まぁ、大体検討は付くけどね」

 

はやて「とりあえず道場に行ってみようや」

 

私達は透君とお兄ちゃんがいると思われる道場に行くことにしました。ちなみにリンディさんはエイミィさんやお母さん達に励まされながら後から付いて来ました。

 

 

 

〜道場〜

 

アリサ「ここが道場よ」

 

アリサちゃんの案内のお蔭で迷わず一直線で道場に来ました。この中に透君が・・・・湯上りの/////////

 

バシィ!!!!っと突然道場の中から大きな音が聞こえてきました。

 

フェイト「何!?今の音!」

 

私達は急いで道場の扉を開けると木刀を持ったお兄ちゃんと構えてる透君がいました。

 

透「ハァッ!・・・・シッ!フッ!ハァッ!・・ッ!ッ!ッ!・・・・・セイッ!ラァッ!ウラァッ!!」

 

透君は勢いよくお兄ちゃんに近づくと、左足で蹴り、続けて右足を左とは反対側を蹴り、右足をそのまま上げ踵落としをした後、左脚で物凄く早い蹴りを連続、そのまま左脚は右足の位置に下ろしてその反動で後ろ向きになりながら右脚で蹴り上げと落としを続けて、最後に1回転しながら右脚で突くように蹴った。

 

なのは「・・・・・凄い」

 

忍「あの恭也と素手でやりあってるなんて」

 

美由希「体格差があるのに、それを感じさせない程の戦い方だね」

 

皆が透君の評価をしていると今度はお兄ちゃんが攻め始めました。

 

恭也「ハァッ!!」

 

お兄ちゃんは素早く3回斬り付けた、普通の人なら見えない速度だけど、これまでの皆の特訓・・・・透君に回避能力を重点的に特訓してもらった時に目をまず鍛えると言われました。

 

鍛えてもらったお蔭でお兄ちゃんの攻撃が見えるようになりました。やっぱりお兄ちゃんって凄いんだなぁ。

 

透君はもちろんお兄ちゃんの攻撃に気づいてお兄ちゃんの左側に回避した。

 

透「首肉!」

 

恭也「ぬっ!」

 

透「胸肉!」

 

恭也「ぐっ!」

 

透「アントン!」

 

恭也「はぁっ!」

 

透君はお兄ちゃんの首と胸と顔を集中的に蹴り始めました。

 

恭也「甘い!!」

 

お兄ちゃんは透君の攻撃の縫い目を縫うようにして、木刀を振り下ろしました。このままじゃぁ当たっちゃうよ!

 

透「古牧流・虎落とし!!!」

 

透君は体勢を低くしてお兄ちゃんのお腹に物凄い速さのパンチを決めました。

 

恭也「ぐはぁっ!」

 

お兄ちゃんは突然の攻撃に対処することが出来ずに透君の高速反撃に当たってしまいましたけど、何とか持ち堪え立ってました。

 

士郎「そこまで!」

 

それまで気付かなかったけど、私達より先にユーノ君達がいた。お父さんは透君達の審判をしていました。

 

お父さんの合図で二人の試合は終わり、二人とも凄く疲れた感じで肩で息をしていました。

 

透君の服装は私達と同じような浴衣じゃなくて、いつも透君が着ているバリアジャケットに似た物を着ていました。

 

試合が終わると透君は熱そうにして、着物をパタパタと風を送り込むようにしていましたが、その時にチラリと透君の胸が見えてしまい私は自分の顔が熱くなるのが分かり、恥ずかしくなり透君を見ることが出来ませんでした。

 

 

Side Out

 

 

士郎「これは引き分けかな・・・・そうだな?恭也」

 

恭也「あぁ、まさか透が素手でもここまでやるとはな、特に最後のカウンターはかなりまずかった」

 

士郎「確かに、見事に決まっていたな・・・・しかし悲しいかな、まだ体が出来てないから決定打とは言い難いな」

 

恭也「アイツが中学、高校くらいであの技を出されたらと思うとゾッとする」

 

何やら士郎さん達が二人で話しとるけど、今は疲れたけぇちょっとどっかに寄りかかりたいわぁ。

 

俺は肩で息をしながら反対側の壁まで歩いていき、背中でよっかかってそのまま座り込んだ。

 

ユーノ「お疲れ様、透」

 

透「ハァ・・・ハァ・・・おーよ」

 

クロノ「大丈夫か?」

 

透「かなり・・・・ハァ・・・・疲れたけど・・・・大・・・・丈夫・・・・じゃ」

 

クロノ「そ、そうか」

 

中村父「いやぁ、しかし本当に強いなぁ君は!あの恭也君に素手であそこまで戦うとはな」

 

透「いーえぇ・・・・まだまだ、発展途上ですって・・・・ハァ・・ハァ・・・今度はちゃんと・・・体が・・・ハァ・・・・出来てからじゃ・・・・ないと・・・」

 

中村父「だが噂は本当だったようだな」

 

士郎「本当に」

 

中村父「おぉ、士郎さん」

 

士郎「透君、大丈夫かい?」

 

透「大丈夫っす・・・少し息を整えれば」

 

士郎「じゃぁ聞かせてもらってもいいかい?最後のあの技は何なんだい?」

 

ユーノ「そうだよ、最後だけ全然見えなかったよ」

 

透「あれは・・・・・俺が前世でやってたゲームのキャラが使ってたカウンター技っすよ」

 

クロノ「ゲームって・・・」

 

透「ええじゃろぉ、別に・・・・俺は前世じゃぁ武術は12歳までやっとったけど、そん時に先生に俺は手での攻撃は合わんて言われてのぉ、そっから俺は足技を重点的に・・・つっても暇なときじゃけど、そんなある日そのゲームのキャラが使うカウンター技がカッコ良かったけぇマネして練習しとったんよ」

 

士郎「成程ねぇ」

 

透「ちなみにアレ以外にあと一つのカウンター技がありますよ」

 

士郎「おや、そうなのかい?」

 

透「でも、さっきの技同様出し所が難しいですから言いませんけどね」

 

士郎「それは残念だ」

 

なのは「透君!」

 

士郎「おや、なのは・・・それに皆も、来てたのかい?」

 

桃子「あなた達男性陣が皆こっちにいるって仲居さんから聞いて皆で来たのよ」

 

ヴィータ「それにしてもお前、素手でもかなりつえぇんだな?!」

 

透「まぁ、デバイスも籠手があるけぇな・・・・それにこれは俺の趣味みたいなもんじゃけぇ」

 

シグナム「しかし、最後のは攻撃したところがまったく見えなかったな」

 

透「あれはカウンター技、相手が攻撃してきたと同時に相手の腹部に素早く右ストレートを決め込むけぇな」

 

アルフ「な!な!それアタシにも教えてくれよ!」

 

ザフィーラ「我にも頼む」

 

透「別にええで」

 

美由希「はいはい!そろそろ晩御飯食べよ!もうお腹減っちゃったよ!」

 

アリシア「賛成!!」

 

透「あ、俺もう一回風呂入るんで先食ってていいっすよ」

 

俺はさっきの試合で汗を掻いたんでもう一回温泉に入ることにした。

 

ハルカ「・・・・背中流してあげようか?」

 

透「いらんわ」

 

フェイト「ハルカ!そ、そんなこと言っちゃ」//////////

 

ハルカ「何言ってるの!好きな奴にはこんくらいしないと、落とせないわよ!」

 

透「人によるじゃろが!?」

 

俺はハルカのトンデモ発言に突っ込みを入れて早々に温泉に入って、適当なところで出ることにした。

 

警戒しながら入ったけど、誰も入ってこなかった・・・・・・いや、別に期待はして・・・・・・・た。特にシグナム当たりなんか・・・・・げふんげふん!

 

あれれ〜まだ風邪治ってないのかなぁ〜・・・・・・って馬鹿やっとらんで早行こ。

 

10分後、俺は軽く汗を流し浴衣に着替えて皆がいる大宴会場に向かっていた・・・・普通この人数で大宴会場は使わんじゃろぉに、まったく金持ちはやることが派手すぎなんじゃって。

 

ガラガラッ!と俺は襖を開けると、皆がいることを確認したんじゃけどどーゆーわけか皆飯に手を付けちょらんかった。

 

アリサ「あ、やっと来た・・・・遅いわよアンタ!いつまで待たせる気なの!?」

 

美由希「もうお腹減ったよぉ〜」

 

透「何で?先食っていいって言ったやんけぇ」

 

すずか「皆透君が来るのを待ってたんだよ」

 

ハルカ「言ったでしょ、これは祝勝会とアンタの快復祝いだって」

 

シャマル「主役がいないことには始まらないから」

 

透「あぁ〜、そーゆーこと・・・・んなら、悪ぃね」

 

なのは「透君、ここ!ここ!」

 

なのはが空けといてくれたんか、なのはの隣を座ることにした。

 

士郎「さて、透君も来たことだしそろそろ始めようと思います!」

 

突然士郎さんが立ち上がり、皆に聞こえるように大きな声で話し出した。

 

士郎「ここは透君に音頭をとってもらおうと思います」

 

透「おあ?」

 

士郎「君はこの1年間で活躍してるそうじゃないか、ならば君にやってもらうのは当然じゃぁないかな?」

 

士郎さんが言ったのを皆も納得しとるようで、皆俺にやれといった目をしとる・・・・単にはよ食いたいけぇって人もおるようじゃけど、まぁええか。

 

透「あ・・・っと、あんま長ったらしいのとか、偉そうなことは言えんのんですけど、とにかくこの1年間は皆の協力あってこその成功じゃと思っちょります!皆お疲れさん!そんで来年もよろしくって事で・・・・・乾杯!!」

 

 

 

 

全員「かんぱぁーーーーい!!」

 

 

 

俺の乾杯の合図でやっと食べられるようになり、そこからは皆食うわ飲むわでの大騒ぎ・・・・っても俺もメッチャ食ってやっちょるけどね。お!この刺身メッチャうめぇ!

 

中村父「おや?ここにはカラオケもおいてあるんだな」

 

突然中村父がステージにあるカラオケの機材を見つけ出した・・・・この人もう酔っとんか。

 

中村父「誰か歌ってみたらどうかな?」

 

士郎「それはいい案ですね!」

 

おいおい士郎さんももう酔っとんですかい?酒飲める男性陣は酔うの早ぇな。

 

美由希「この中で歌いたいって人はいない〜?」

 

ガヤガヤ♪ガヤガヤ♪

 

まぁ皆いないわな・・・・・・。

 

アリサ「透!歌いなさいよ!」

 

透「ハァッ!?」

 

ハルカ「そーね、歌ってみなさいよ」

 

透「おめーよぉ、他人事じゃけぇってそれなくね?」

 

ハルカ「いーから歌いなさいよ苦手じゃないでしょ?」

 

透「・・・・・・まぁ、好きじゃけど」

 

ハルカ「じゃーいいじゃない、それに皆だって聴きたいのよアンタの歌、もちろん私だってね♪」

 

なのは「透君の歌、聴いてみたいな」

 

アリサ「どの程度なのか、聴いてやろうじゃない!」

 

はやて「透君、どんな歌唄うんやろうなぁ〜?」

 

チィ、こやつ等もう俺を助けるどころかフォローすら無ぇんかい。

 

ユーノ「透、何も出来ないけど頑張って!」

 

クロノ「出来る事なら手助けしてやりたい所なんだが・・・・」

 

こいつ等・・・・・・やっぱ野郎のダチは持っててええねぇ・・・・。

 

透「お前さん等のその優しさだけで十分じゃって」

 

んじゃぁ、晒し者になりにと行きましょうか。とりあえずは俺の得意な曲は無いかのぉ〜っと・・・・・何で?

 

忍「それではぁ!歌ってもらいましょう!なのは達のヒーロー透君にぃ!!!!」

 

すずか「ちょ!お姉ちゃん!」////////////

 

何かすずかが抗議しちょるようじゃけど、俺はそれどころじゃなかった。

 

何でこの世界にこの曲があるん?・・・・・・まぁええわ、あるもんはあるでこれにするかいねぇ。

 

俺は選曲すると、ステージの後ろにデッカイ画面があり、その画面にデカデカと曲名が出た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「progress」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

透「♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪」

 

〜♪〜♪〜♪

 

 

 

ハルカ「これって・・・・でも何でこの世界にこの曲があるのよ・・・」

 

なのは「何か・・・・・ゆったりとした曲だねぇ」

 

透「♪〜♪〜♪〜♪〜」

 

 

 

〜♪!〜♪!

 

美由希「曲調が変わったね」

 

透「♪〜♪〜♪〜♪〜」

 

〜♪〜♪〜♪

 

リンディ「それにしても・・・・・・」

 

エイミィ「うまいなぁ」

 

透「♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜」

〜♪〜♪〜♪

 

クロノ「いい歌だ」

 

ユーノ「綺麗な曲だね」

 

〜♪〜♪〜♪

 

透「♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪〜」

 

 

 

 

 

 

 

曲が鳴り止んだ時俺は聴いてくれた皆に対してお辞儀をした、顔を上げると拍手を貰えた。いやぁ、何か前世じゃここまでの人の前で歌ったことが無かったけぇ、余計に恥ずいな。

 

透「どうも、ありがとうございました」

 

恭也「いや、上手かったぞ透」

 

忍「うんうん、よかったよぉ」

 

透「どもっす」

 

なのは「透君、すっごく上手だったよ!」

 

フェイト「透がこんなに上手だったなんて知らなかったよ」

 

アリシア「私もぉ」

 

アリサ「ふ、ふん!まぁまぁじゃない!」

 

ハルカ「アンタ歌上手かったんだ」

 

透「あぁ、俺前世じゃぁ中学にブラバンに入とってのぉ、よく歌も唄わされとったけぇ、そん時に鍛えられたんよ・・・・・そっからじゃのぉ歌が好きになったのって」

 

なのは(でもでも、歌ってる時の透君って何ていうか)/////////////

 

フェイト(何か訴えかけるような歌い方してて・・・)/////////////

 

アリシア(カッコよかったなぁ〜〜)/////////////

 

すずか(それに普段から普通に聞く声でも、歌うと綺麗な声なんだなぁ)/////////////

 

アリサ(何よ!反則じゃない、こんなの!)/////////////

 

はやて(はぁ〜、透君がこない歌上手いてビックリしたわ)/////////////

 

シグナム(唄ってる姿は戦ってる時とはまた別の感じで)/////////////

 

シャマル(何か輝いてるっていうかぁ)/////////////

 

ヴィータ(いつもみたいな凛々しい感じもいいけど・・・)/////////////

 

リインフォース(こういうのもいいものだな)/////////////

 

皆の顔が赤い感じじゃけど、俺の歌ってそんな感動するもんじゃったか?まぁ声変わりしとらんけぇ、基本女性アーティストの歌を歌うことにしとるんじゃけど・・・・あと前世でも女性アーティストの方が歌いやすいけぇってことで歌っとったんじゃけど・・・・・じゃけど、そんなことより・・・。

 

ハルカ「ちょっと、今のってあの人気ゲームの主題歌じゃ」

 

透「あ、気付いたんか・・・・俺も見た時はビビったわ、まさかこの世界でアレを歌うことになるとはの」

 

ハルカ「・・・・神様のイタズラとかね」

 

透「かもの」

 

ハルカ「あ、それと・・・・・・アンタの歌、よかったわよ」/////////////

 

透「・・・・・そ、そうかい」//////////////

 

俺はハルカの不意打ちの褒め言葉に照れて、残ってた飯を急いで平らげた。

 

そして宴会もキリがいい所でお開きとなった。そして、皆自室へと戻り1日目は終了した。

 

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あとがき

 

はい、やっと1日目が終わりました。

 

今回の話でTOXの主題歌を出させてもらいました。これは私がよくカラオケで歌う曲で、非常にいい曲です。

 

さて次回は予想通りかもしれませんが、2日目です。皆さんどうぞお楽しみに・・・・・段々あとがきが雑になって来たのはスルーしてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

説明
第3話 旅行1日目 後半
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コメント
創聖のアクエリオンもいいよ(渡部一刀)
もしかしたら歌詞の部分の削除依頼が来るかもしれないので、バックアップがないのならお早めに……(神余 雛)
progress俺もよく歌う(kikikuya)
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