武器の御遣い |
よっす、カルラこと馬謖だ、俺が転生してから三ヶ月がたった、なに?異端の魔導士と比べると飛んでないけど飛びすぎ?南蛮うろついてて溺れてる孟獲助けて仲良くなった(その際真名を交換した)、行方不明だった黄忠さんの娘さん見つけて届けて知り合いになったり、黄忠経由で厳顔や魏延と知り合って魏延に勝負を挑まれたから完勝したらしたら"弟子にしてくれ!"って言われたから少し手解きしたり、厳顔と飲み仲間になったりしたくらい(その際三人とも真名を交換した)
今は白蓮殿(公孫賛の真名、客将とは言え仕えているので呼び捨てにはしない)の所で厄介になってる、理由?路銀が尽きただけ、何度か戦に駆り出された客将だから黄巾の奴等がちょっとおいたが過ぎたせいで一辺ぶちギレて、二日くらい寝込んで、起きたら星(趙雲の真名)と白蓮殿に問いただされたから説明したらめっちゃ叱られた、心臓に悪いから出来れば余りキレるな!って
んで、現在、劉備一行が訪ねてきた、そろそろ原作の始まり、星は白蓮の後ろの方で気配消して隠れてる、俺?俺は
天井に足の握力でぶら下がってる、勿論気配消して、位置的には扉のすぐ近くの壁際(白蓮殿と星には気付かれてるけど)
現在関羽達の紹介
劉備「この愛紗ちゃんと鈴々ちゃんはねぇ、とぉっても強いんだよ!私胸はって自慢しちゃう!」
白蓮「へぇ〜桃香の胸程の後押しが有るなら安心かな?取り敢えず自己紹介してくれるか?」
関羽「我が名は関羽、桃香様の一の槍!」
張飛「鈴々は張飛なのだ!すっごく強いのだ!」
北郷「俺は北郷一刀、世間じゃ天の御遣いとか呼ばれてて桃香達の主君的な立場やってる」
白蓮「へぇ〜、これが天の御遣いねぇ〜、強いのか?」
北郷「ここに三人強い人が居るじゃないですか」
白蓮「それは北郷と関羽と張飛のことか?」
北郷「いやいや、俺は愛紗や鈴々よりも弱いよ。それに、公孫賛さんの後ろに居るじゃないですか」
星「おや、バレてましたか」
ふ〜ん、星に気付くか、なかなかやるな
白蓮「!? 星!?脅かすな!」
星「いやはや、まさか気付かれているとは、貴殿もなかなかに読めぬお方だ」
北郷「偶然ですよ」
劉備「あの〜白蓮ちゃん?どなた?」
白蓮「あぁ、こいつは趙雲子竜、うちで客将やってる」
星「よろしく、それでも、三人とは、貴殿もまだまだですかな」
あれ?これ俺のこと気付かなかったから言ってるのか?
関羽「貴様!ご主人様を侮辱するか!」
あらら、関羽が怒っちゃった
星「落ち着かれよ関羽殿、侮辱をしているわけではない、やはり気付かぬかと思っただけだ」
関羽「気づかなかっただと!」
星「おや、貴殿も気付いておられぬか」
関羽「何にだ!」
怒りっぽいな〜
星「やはり気付かぬか、もうよいだろカルラ、降りてこい」
『やっぱり気付いてたか』
スタッ
関羽「!? 何者だ!」
いきなり降りてきた俺に関羽が驚き、星に向けていた青龍偃月刀を俺に向ける
『やれやれ、こいつは脳筋の猪か?子供の張飛ですら何もしないと言うのに』
張飛「鈴々子供じゃないのだ!」
関羽「おのれ!私の武を侮辱するか!」
何に怒ったのか分からんが、敵と判断されたらしく、関羽が斬りかかってくる
『全く、何故直ぐに手が出るのか、だから脳筋の猪なのだ』
苦無を取り出して偃月刀の攻撃を受け止める
ガッキィィィィィィン
『っ〜〜〜〜なんて馬鹿力』
関羽「まだ言うか!」
『お前こそ、現状の自分の立場を分かっているのか?』
関羽に向けて殺気と覇王色の覇気を少し(と言っても一般人が喰らったら即気絶する威力を)放つ
関羽「っ〜〜〜〜〜〜!?」
いきなりの殺気と覇気に萎縮する関羽
張飛「っ!?」
北郷「!?」
劉備「っ〜〜〜〜〜〜〜〜!?」(ガタガタガタ
どうやら他の三人にも被害が及んだらしい、そこに
白蓮「馬鹿!あれほど実戦以外で殺気を出すなと言っただろうが!お前の殺気は心臓に悪いんだよ!」
そう言って叱る白蓮殿と
星「そうですな、しかも先ほどの殺気は一般人が喰らったら即気絶する威力でしたしな」
震える劉備の背を擦り、恐怖を和らげている星
『む、そんなに威力高かったか?』
星・白蓮「「高かった!」」
『う〜ん、俺的には一番低い威力のつもりだったんだが』
白蓮「尚よ悪いわ!馬鹿者!」
星「全く、少しは自覚したらどうだ?取り敢えず謝っておけ」
『むぅ、反論できんな、劉備殿、関羽殿、張飛殿、北郷殿、少々頭に血が上っていたようだ、申し訳ない』
劉備一行に向き直って頭を下げる
関羽「あ、頭をあげてください!」
北郷「愛紗、落ち着け。それで公孫賛さん、こちらの方は?」
白蓮「あぁ、そういえば紹介してなかったな」
星「関羽殿が勘違いしてからのいきなりの攻撃でしたからな」
関羽「い、言わないでくれ、思い返すと恥ずかしい」
張飛「何でもいいから早く紹介してほしいのだ〜」
北郷「こら、鈴々」
『子供の言うことだ、それをいちいち咎めるほどうちの主の器は小さくない』
張飛「鈴々子供じゃないのだ!」
『そうか、ごめごめん』
白蓮「こいつは馬謖幼常、星と同じくうちで客将をやってる」
北郷「趙雲に加えて馬謖ねぇ〜」
白蓮「一言忠告しておくぞ、絶対にカルラを怒らせるなよ」
関羽「何故です?」
星「怒らしたら先程の数百倍の殺気と共に鬼のような形相になり、多種多様な武器を振り回して我を忘れて斬りかかってきますからな」
北郷「随分詳しいのですね、経験がおありで?」
星「いや、((某|それがし))はないのだが。ちとな」
白蓮「星、もしかしてお前が言ってるのは((あの時|・・・))の事か?」
星「白蓮殿もお分かりでしょう?あれ以来、私が初めて"この者だけは怒らせまい"と心に誓ったのですから」
白蓮「だな、あれは怖かった」
『もう、あの時の事は俺も反省してる』
関羽「い、一体何があったので?」
『あぁ、あなた方が来る前の賊討伐で俺がぶちギレただけ』
劉備「そ、それだけ?」
白蓮「あの時のカルラを見ればわかるさ、流石にあの殺気は心臓が35割の確率で止まるかと思ったぞ」
劉備「さ、35割!?どれだけ怖かったの!?」
『三回心臓が止まってさらに5割の確率で心臓が止まるかもしれない位』
関羽「いやいやいや!例えが怖すぎです!」
星「ハッハッハッ!その程度で怖がっていては((公孫賛軍|ここ))の鍛練に着いていけませんぞな何せカルラが直々に鍛練しているのだからな!」
『たまにだけどな』
と、その時
バタン!
兵「公孫賛様!先ほどの殺気は何事ですか!?」
なんか俺の殺気に反応して城内巡回の兵達が玉座に集まってくる
『あ〜〜お前ら、今の殺気は俺のなんだが』
兵「そんなことは分かっております!((何故|なにゆえ))殺気が出たのかと問うております!」
おぅふ、((公孫賛軍|ここ))の兵達も俺がなんの前触れもなく殺気を城内で出さないとわかっているらしい
白蓮「大丈夫だ、関羽達がどれくらいやれるかカルラが勝手に試したんだ、その事を今叱ってたんだ」
まあ、現状俺は絶賛正座中であるから、誤魔化すことは出来るな
兵「そうでありますか、ではこれにて失礼します」
バタン
白蓮「ふう、いいな!カルラ!これからは絶対に城内で殺気を出すなよ!」
『む、そんなに怒鳴らなくてもわかっている』
星「ククク、カルラよ、それを口にするのは何度目だ?」
『は、8回目だ!』
星「馬鹿者、37回目だ」
『うぐ。そ、そんな回数を数えるとは、星も暇なんだな』
負け惜しみを言う、が
星「あぁ、暇だ、誰かさんのお陰で戦中より戦後の方が大変なときが多々有るのでな」(ニヤニヤ
『むむむむ』
言い返せない
白蓮「星、それくらいにしておけ」(ニヤニヤ
むむむむむむむ、ニヤニヤしやがって!
『うわー!白蓮殿と星の意地悪が!』
ダダダダダ バタン!
走り去って行くカルラ
関羽「い、良いのですか?」
星「ククク、なに、カルラは弄り甲斐が有るのでな、ついやってしまうのだ」
白蓮「それで鍛練の時に苛められるんだがな、主に星や兵達が」
北郷「な、なんとも楽しそうな所だな」
劉備「だね〜」
張飛「なのだ〜」
それを聞いた白蓮は
白蓮「ククク、カルラが来てからは((公孫賛軍|うち))は賑やかになってな」
そんな会話がカルラが走り去ったあと、玉座であったそうな
後書き
特になし!楽しんで貰えればそれでよし!
説明 | ||
第壱話 カルラ、劉備一行を試すとのこと |
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コメント | ||
了解であります!(^_^ゞ(頭翅(トーマ)) 続き楽しみにしています(ヒナたん) めちゃ楽しいから、連載がんばって下さい。(^_^ゞ(東文若) |
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