貴方と人生を共に 最終章 本編3
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長安

 

璃々「やって来ました長安〜ぱっといく?です。」

 

梨花「誰に話してるんです?」

 

璃々「なんとなく。」

 

一刀「着いたな。」

 

千登里「近くの宿屋を取ってきます。」

 

陽「ご主人様、お水です。」

 

一刀「ありがとう(本当月に似てるな。)」ニコッ

 

陽「へぅ〜///」

 

恋「月に似てる」

 

陽「おば様に?」

 

恋「月は一刀の奥さん・・・恋も」

 

陽「そうなんですか?」

 

一刀「そうだよ。子供も居るしね。」

 

陽「・・・うらやましいな・・・おば様」

 

鎌「陽もお嫁さんになれば良い」

 

陽「へぅ〜///」

 

梨花「路金も少なくなってきていますので、働きましょう。」

 

一刀「まさに、ビンボー一座だな。」

 

千登里「否定できないのが悔しいですね。」

 

陽「でも、こう言うのも良い物ですね。」

 

梨花「何処か良い働き口を探さないといけませんね。」

 

一刀「う〜ん・・・持ち物を売るってのも手だけどな・・・

 

俺が持ってるのは、ボールペン、携帯、非常食のカンパンくらいかな。」

 

陽「まずは、宿屋に行きませんか?」

 

一刀「だな。最終手段としてボールペンを売れば路金は出来ると思うしな。」

 

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宿屋

 

千登里「人数分は確保できました。」

 

一刀「ありがとう。次は働き口だな。」

 

梨花「方法は無くはないですが・・・」

 

一刀「どんな方法?」

 

梨花「私の予知で競馬で稼ぐと言う方法がありますが・・・

 

はしたない事言ってすいません。」

 

一刀「・・・働こうよ。」

 

こうして、職活動が開始された。

 

翌日

 

一刀「さて、どこで働こうかな〜」

 

一刀達は現在物色中である。

 

亭主「はぁ〜・・・はぁ〜・・・」

 

一刀「あの・・・どうかしました?」

 

亭主「売上が下がってね・・・もう、閉めようかとも考えてるんだよ。

 

あそこの店のおかげでな。」

 

一刀「(やべっ、あの店は俺が考えたメイドカフェじゃない?)

 

なっなるほどな・・・もう一度立て直してみようか?良いアイディアがあるんだ。

 

俺に任せてくれないか?」

 

亭主「いや、構わんが・・・どうせ畳むんだしな。」

 

一刀「千登里、直ぐに服屋に行って・・・を頼む。」

 

千登里「・・・それ・・・誰がやるんですか?」

 

一刀「皆!人肌脱いでくれ!」

 

陽「わっ分かりました!」

 

恋「一刀の為に良い」

 

鎌「鎌も」

 

梨花「私もやります!」

 

千登里「私は・・・私もやります。」

 

一刀「俺は執事で女性客を引っ張るよ。」

 

千登里「女性客が増えそうですね・・・」

 

梨花「はい・・・」

 

一刀「?」

 

こうして・・・コスプレ喫茶計画が実行される事に。

 

亭主「これは///」

 

一刀「亭主!準備は良いか!」

 

亭主「へい!新しい採譜の準備も万端です!」

 

一刀「開店!」

 

梨花「いっいらっしゃいませ///」

 

梨花 チアガール

 

千登里 厨房 接客 体操服

 

陽 スク水

 

恋 テニスウェア(正史で接客を学んでいる。)

 

鎌 薪割り

 

一刀 執事権厨房

 

恋「恋もブルマが良い」

 

千登里「体操服と呼んでください!」

 

一刀「いらっしゃいませ。」ニコッ

 

女性1「あっはい///」

 

一刀「こちらにどうぞ」

 

梨花「いらっしゃいませ。ご案内します。」

 

男「////」

 

一刀「ご注文は何にしましょう。」

 

女性1「あっあの!このから揚げ定食とちゃわんむしをお願いします。」

 

一刀「かしこまりました。から揚げ定食、ちゃわん一丁!」

 

亭主「へい!」

 

梨花「こっちは玉子カツ丼3個!」

 

恋「・・・すき焼き定食とカツ丼一丁」

 

千登里「から揚げ定食!玉子カツ丼上がりました!」

 

亭主「ちゃわん、すき焼き定食上がったぞ!」

 

一刀「お待たせしました。こちらがから揚げ定食とちゃわんむしになります。

 

失礼します。」

 

ペコリッ

 

女性1「はい///」

 

男「うひょ〜可愛い〜」

 

噂は広がり、お客が入り切らなくなるくらい繁盛したとか・・・

 

閉店

 

亭主「おお!これで店を閉めなくて済む!」

 

一刀「かなり繁盛したな。」

 

千登里「ええ。」

 

亭主「あの〜もしかして、北郷様ではないですか?」

 

一刀「いや、人違いだろ。」

 

亭主「へぇ・・・そうだ!これが今日の給金だ。」

 

ジャラッ

 

一刀「こんなにも!良いんですか?」

 

亭主「貴方達にはお世話になったしな!

 

本格的にここで働かんか?お城から太守様もお忍びで来られるそうだし・・・」

 

一刀「ごめんなさい。俺達は明日旅立とうと思ってるんです。

 

今は戦乱の世・・・やることが山積みなんだ。」

 

亭主「そうですか・・・この国をよろしくお願いします。」

 

一刀「・・・ああ。」

 

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宿屋

 

恋「おかえり」

 

一刀「ただいま〜路金は稼げたし、明日旅立つ。」

 

千登里「そうですね、気づかれる前に行きましょう。」

 

鎌「ご主人様・・・外・・・殺気」

 

恋「コクッ」

 

一刀「ああ、気づいてるさ・・・

 

ちょっと酒家でも行ってくるよ。」

 

梨花「コクッ」

 

恋「恋も・・・行く」

 

鎌「zzzzz」

 

一刀「じゃあ、行こうか。」

 

2人は外へ

 

一刀「何か食べた物はあるか?」

 

恋「そこを曲がった所に隠れ屋台がある」

 

一刀「じゃあ、行くか」

 

2人はそのまま細い道へ

 

タタタッ

 

暗殺者「居ない!」

 

一刀「へぇ〜徐進の刺客だよな?」

 

暗殺者「何!」

 

一刀「振り向く必要はないよ。」

 

ボトッ

 

胴が半分に切られた。

 

恋「こいつらも見つけた・・・毒塗ってあった」

 

一刀「さすが恋だな。」

 

恋「早く立った方が良い・・・」

 

一刀「だな。周りに迷惑が掛かるしな。」

 

恋「コクッ」

 

翌朝

 

一刀「皆、良いな。」

 

梨花「そろそろです。」

 

一刀「?」

 

パカラパカラパカラッ

 

???「ヒヒーンッ」

 

一刀「黒天!」

 

恋「赤兎も居る」

 

黒天「ぶるるるっ」

 

赤兎「ぶるるるっ」

 

恋「乗れって」

 

一刀「久し振りだな・・・ここに居たのか。」

 

なでなでっ

 

 

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長安

 

王座の間

 

タタタタタタタッ

 

兵士「申し上げます!先代北王様と恋様の馬が突然暴れだして、城門を突破しました!」

 

関平「何だと!北王の馬が!誰にも懐かなかった馬なんだぞ!」

 

未来「良い!・・・主の元に帰ったのじゃろう・・・そのまま見送ってやれ。」

 

関平「それって・・・」

 

美羽「主様が戻ってきてるのかぇ!?」

 

未来「(一刀・・・お帰り)この事は他言無用とする!

 

良いな!それと、十字隊にだけは知らせてやってくれ・・・

 

アイツらは喜ぶじゃろう。」

 

関平「・・・はっ!(北王が帰ってきてる・・・会いたいな・・・)」

 

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十字隊部屋

 

十字兵1「前北王が帰ってきているって知ってるか?」

 

十字兵2「ああ、さっき兵士から聞いた・・・会いたいな。」

 

十字兵3「前北王はそんなにすごい人なんですか?」

 

十字兵1「お前は新しく入ったんだったな、前北王が居れば、

 

こんな事にはならなかっただろうな・・・北王の強さはおそらく大陸一だぞ。」

 

十字兵2「ああ。怖い教官だったな。」

 

十字兵3「俺も会いたいな・・・」

 

十字兵1「お前も一回しごかれると良い。」

 

十字兵2「だな。いつか会える日まで、俺達で長安を守るぞ!」

 

十字兵3「がっ頑張ります!」

 

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一刀「俺の後ろには誰が乗る?」

 

梨花「私が乗りましょう。」

 

千登里「#私でしょうね。私は奥さんなのですから。」

 

梨花「私!」

 

千登里「私です!」

 

ビリビリビリッ

 

璃々「璃々が乗る〜」

 

トスッ

 

一刀「良いぞ、それと・・・この子は?」

 

恋「赤兎と黒天の子供」

 

鎌「コクッ」

 

2人「OTZ」

 

一刀「じゃあ、鎌に乗ってもらおうかな。」

 

鎌「ん・・・ありがとう・・・名前黒兎」

 

恋「陽・・・乗る」

 

陽「ありがとうございます。」

 

千登里「梨花・・・乗って下さい・・・」

 

梨花「・・・はい・・・はぁ〜」

 

一刀「次は何処に行けば良いんだ?」

 

梨花「そろそろ赤壁に行きましょう。」

 

一刀「分かった。行くぞ!」

 

一同『おお!(ん!)』

 

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とある邑

 

一刀「少し休憩してくか。」

 

梨花「路金も十分ありますし、ここで休憩にしましょう。」

 

茶屋

 

亭主「いらっしゃい。」

 

一刀「ゴマ団子とみたらし10個・・・いや、30個ずつ頂戴。」

 

亭主「へいっ」

 

千登里「ここら辺は平和ですね〜」

 

一刀「だな。そう言えばさ、陽はどれくらい月の事知ってるんだ?」

 

陽「そうですね・・・小さい頃に遊んでもらったりしてましたね。

 

料理とか洗濯とかも月おば様から習いましたよ。」

 

一刀「あれ?確か董卓って男だったよな・・・」

 

陽「いえ、女ですよ?詠おば様も御使い様に付いてったって聞きました。」

 

一刀「・・・どう言う事だ?」

 

梨花「私の推測ですが、一刀様が月様達と出会う外史の記憶と、

 

偽物が居た千登里さん達の外史の記憶がすり替わっていると考えるべきですね。」

 

一刀「って事は、偽物の部分だけ消えたと考えるべきかな?」

 

梨花「総長から聞いた事があります。

 

外史が最近不安定になってるって。」

 

一刀「・・・俺さ、思うんだけど・・・

 

かなり大規模な戦いになりそうな予感がするんだ。」

 

梨花「・・・・」

 

千登里「梨花・・・何か知ってるんですか?」

 

梨花「私が見た未来なんですが・・・」

 

一刀「言わなくて良いよ。運命は変えられる・・・だろ?」

 

梨花「はいっ、その通りです」

 

千登里「私みたいに運命は変えられる・・・ですね。」

 

梨花「はいっ」

 

一刀「変えてみせるさ。」

 

恋「・・・お腹いっぱい」

 

鎌「鎌も」

 

一刀「もう良いのか?」

 

2人「「コクッ」」

 

一刀「じゃあ、行こうか。」

 

村人「熊が出たぞ!」

 

熊「グガーー!」

 

子供「助けてーーーー!」

 

ブォンッ

 

バシッ

 

ギュッ

 

熊の攻撃を片手で受け止め、力を込めた。

 

一刀「おイタはダメだぞ。」ギロッ

 

熊「ガクガクガクガクッ;;」

 

一刀「じゃあ、山に帰れるね。」

 

熊「ペコリッ」

 

ドドッドドッドドッ

 

一刀「さて、行くか。」

 

千登里「お見事です。」

 

陽「ぽっ///」

 

恋「一刀は優しい」

 

鎌「コクッ」

 

梨花「(運命は変えられる・・・それですね・・・変えてみせます!)」

 

 

 

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恋姫†無双 北郷一刀 

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