魔法少女リリカルなのはAftre ダメ人間の覚悟 |
響子からの騒動から1ヶ月がたった・・・・ん?何で響子って呼んじょるかって?それがね、響子がさぁ。
響子「ぜひ!透さんには響子って呼んでもらいたいんです!!」////////////
なんて言い出してね、まぁ断る理由も無いし言ったらいきなり悶えだしてねぇ・・・・・ちょい引いたわ。
そんである日響子は俺とクロノとリンディさんを連れて緋村邸に呼んで、自分が管理局に勤める事と魔導師になることを自分の母親に言う為付いて来て欲しいと言われ緋村ママさんと話す羽目になった。
緋村母「・・・・それでうちの娘は、そちらに行くというのですね」
リンディ「はい、ただこれは本人の意志次第ですので、親御さんの御判断もと思うのです」
緋村母「・・・・・・・響子」
響子「はい」
緋村母「あなたは何故管理局という所に入りたいのですか?」
響子「私は自分を助けてくれた、こちらの井上 透さんのお役に立ちたいと思ったからです!」
緋村母「井上 透さん?」
透「あ、初めまして井上 透っていいます」
響子「この人に私は2度も助けられました、だからそのお返しがしたいんです!」
緋村母「それで管理局に・・・・響子、あなたには緋村流槍術・薙刀術の稽古があるのですよ、そこを忘れてはいませんね」
響子「はい!」
緋村母「そっちはどーするのですか?」
響子「両立します!」
緋村母「はぁ・・・・そんなこと出来るわけないでしょ」
響子「してみせます!」
緋村母「ではもし倒れでもしたら、どうするのですか?」
響子「そ、それは・・・・」
緋村母「あなたは自分だけの主張だけで相手の事をまったく考えていません、それがどれ程迷惑なことなのか・・・・わかってますか?」
響子「・・・・それでも、私は」
リンディ「お母様、響子ちゃんはそちらのお兄さん同様潜在的な能力を持っております、もし暴走してしまえば身近にいらっしゃるお母様に被害が出てしまいます」
緋村母「それは分かってます、ですがこのままそちらにやっても迷惑になってしまいます・・・・それに家の長男も所属してるというのは初耳ですが」
あの馬鹿、仮にも親に何の報告も無しで勝手に管理局に入ったんかい・・・・。
クロノ「それは、こちらの不手際でした。申し訳ございません!」
透 リンディ「「!!!」」
俺とリンディさんは面食らっとった、あのクロノが俺等ならまだしも今日初めて会ったばかりの人に頭を下げちょるんじゃけぇ・・・。
緋村母「・・・・・まぁあの子は私達家族のことなど、考えてはいないので気にしていませんが」
リンディ「本当に申し訳ありません」
緋村母「ですがこの子に関しては別です、この子は歴代で最も優秀だと思っております・・・・そんな子を訳も分からい所で働かせるなんて、そんなこと「俺護ります!」・・・はい?」
透「俺が護ります、この子の危険な時に俺が駆けつけます・・・それに俺だけじゃぁありません、俺の仲間もこの子に協力してくれます!」
緋村母「・・・・何故そこまで言い切れるのですか?」
透「何でって・・・・・そこは信じてもらうしかないっすねぇ」
緋村母「・・・・・・・・・・」
すると緋村母は立ち上がり部屋を出ようとした。
緋村母「透君・・・でしたね、付いて来なさい・・・響子もお二人もご一緒に」
俺等は緋村母に付いて行くと道場に行くよう指示され、皆で待っとった。
そんで緋村母が遅れてやってきた、その服装は変わっとってさっきまで和服じゃったのが、袴姿に変わっとった。この流れってまさか・・・。
緋村母「そこまで言うのであれば、今ここで私にその実力をみせなさい!あなたが本当に人を護れるだけの力があるのかを!」
俺はクロノとリンディさんを見て、「いいの?」とアイコンタクトで聞くと「しょうがない」みたいな感じで返ってきた。
透「分かりました」
俺はこの場にジャージを持って来てなかったので、デバイスを起動させた・・・・ちなみにヤクモね。
緋村母「それが魔導師であるあなたの姿?」
透「まぁ俺の姿なんてちょっと特殊なんで、あんま気にせんでください」
ちなみに響子は・・・。
響子「あぁ〜黒い着物に身を包んだ透さんもカッコいい〜〜」/////////////
クロノ リンディ「「・・・・・・・・」」
緋村母「ではあなたの力を私に示しなさい」
そう言うと緋村母は、持ってた薙刀を俺に向けて構えた。俺も刀を抜き構えた。
透「行きます!」
俺は緋村母に向かって斬りに掛った・・・・・あ、ちゃんと非殺傷にしとるで。
流石響子の師匠にして、現緋村流槍術・薙刀術の正統後継者なだけあるわぁ・・・・普通に恭也さん並にスゲェ強ぇぇわ。普通に斬り合うんじゃぁ、もしかしたら勝てんかもしれんのぉ。
緋村母「どうしました?!その程度ですか?私はあなたの『本気』を見たいのですよ!」
・・・・ホンマに敵わんわぁ、もう俺が本気じゃないって見抜いとる・・・・・・・ま、当たり前かねぇ。
ほいじゃぁ、響子も決心しとんじゃけぇいっちょやりますか!!
透「ほいじゃぁ行きます!!」シュンッ!
緋村母「!!!」
俺は『瞬歩』を使って緋村母の背後に回り込んで攻撃をしようとしたんじゃけど、これは防がれた。
緋村母「・・・驚きました、まさか『縮地法』を使えるとは」
透「ん〜ちょっと違うんですが、ね!!咆えろ『蛇尾丸』!!」
緋村母「な!!くぅ・・・・・!!」
俺は『蛇尾丸』をしようした、俺の刀の形が変わったことに緋村母は驚いて防御に回ってしもうた。
緋村母「・・・・・」
透「・・・・・まだやりますか?」
緋村母「いいえ、あなたの実力は分かりました」
透「そっすか」
緋村母「あなたの攻撃は迷いがありませんでした、いいでしょう許可します」
響子「ほ、本当?お母さん・・・」
緋村母「ええ、この子なら信用出来ます・・・・ですが、いいですか?これからの稽古はこれまで以上に厳しくしますからね?」
響子「は、はい!!」
響子は嬉しそうに飛び跳ねとった、これで晴れて響子も管理局入りかぁ・・・・・兄貴と上手くやれりゃぁええんじゃけどな・・・・。
リンディ「それでは私達はこれで」
クロノ「試験の事はまた後日に」
緋村母「はい、ではよろしくお願いします・・・あ、透君ちょっと」
俺等は緋村邸から帰ろうとしたら、俺は緋村母に呼び止められてしもうた。
透「はい、何でしょう?」
緋村母「これからもここには遊びに来てもいいですからね」
透「はぁまぁ、暇があれば」
緋村母「それと、この子の事よろしくね?」
透「ええ仲間と一緒に頑張りますよ」
緋村母「それと、家のお婿さんとして来ない?」
透「はぇ?」
緋村母「さっきのはこの子の見込んだ子がどれ程の子かってゆーのと、この子が惚れた相手が相応しいかってのを確認するものだったのよ」
透「・・・・えぇぇぇ・・・」
緋村母「結果あなたは相応しいわね、これからも家の子をよろしくね」
響子「本当?!お母さん!」
緋村母「ええ、他にも彼に惚れる子がいるかもしれないけど、頑張るのよ?」
響子「うん!!」
透「・・・・・・・・」
本人そっちのけで勝手に話進めちゃってくれちゃってんだろうね。
まぁそんなこんなで響子はなのは達同様なのは達と一緒に管理局に入り、アースラでの手伝いをしとるらしい。
響子も最初はあんな感じでなのは達にぶつかっとったけど、今の所皆仲良くやっとるらしい。いやぁえがったえがった・・・・って俺もアイツのデバイスを仕上げんにゃぁいけんかった。
響子の魔力制御には俺も立ち会って、一緒に指導してやった・・・・・っても俺は基本暴走した時の対処としてじゃけどね。俺は人に何かを教えるなんぞしたことないし、前世でも人に教えるのは下手なんじゃけぇ、そこら辺はアイツ等任せ。
まぁそれでも響子は喜んどったけどなぁ。
さらに月日が流れて、9月頃・・・。
俺等はなのはの家の『翠屋』に来とる、なんかハルカから重大発表があるらしい。
ハルカ「皆集まったわね?」
透「どしたんハルカ、急に呼び出したりして」
ハルカ「今日はねちょっといい知らせがあってね・・・・」
透「おぉ、それは聞いたわ・・・・んで何なんそれは」
するとハルカが響子を呼び、響子はハルカの横に立った。
ハルカ「実はねなんと、響子が私達と同じ嘱託魔導師になったのよ」
透「え?でも響子はまだデバイスを持ってないじゃろぉよ」
ハルカ「まぁリンディさん達の計らいでってのもあるんだけど、それ以上に響子は槍とか薙刀をやってたから身体能力が高くてね、すんなり合格しちゃったわよ」
透「はぁ〜そーなんじゃぁ・・・・おめでとう」
響子「あ、ありがとうございます!!」//////////////
透「あぁ〜ほいじゃぁ、俺も報告っつーか響子に渡したいものがあるんよ」
響子「え・・・私に?・・・・あ!もしかして「ラブレターとかそんな類のもんじゃないけんな」・・・うぅ」
はやて「それで透君、一体何なん?」
透「ん、結局遅うなって祝いの品みたいになったけど、響子のデバイスが出来たけぇそれを渡そうと思っての」
響子「え?私の・・・・デバイスですか?」
なのは「やったね響子ちゃん!」
響子「はい!・・・・・あの、ありがとうございます!!」//////////////
俺は響子に調整したインテリジェントデバイスを手渡した。
透「起動方法は――――じゃけぇ、あとはバリアジャケットはイメージすりゃぁええけぇ、あと名前は決めちょらんけぇ自分が決めぇや」
響子「はい・・・・」
響子は何かを念じる様にしてデバイスを握っとった。
響子「よし・・・・・行きます!」
バリアジャケットのイメージも付いたのか響子はデバイスを起動させる準備にはいった。
響子「我、使命を受けし者、雷鳴に轟け、闇夜を照らせ、我と契約し、その力を解放せよ!」
響子「オーディーン!!セットアップ!!」
オーディーンかぁ、いきなり北欧神話に出て来る奴をデバイスの名前にするとはねぇ、まぁアイツも槍をやっとるけぇしゃーないわな。
しばらく響子を光が包んどったけど、すぐに光が収まった。そこにおったのは。
死覇装を来た響子じゃった。
ハルカ「響子、アンタそれって」
響子「はい!透さんの格好と一緒です!」
すずか「でも響子ちゃんって透君の格好はいつ見たの?」
響子「この前母に管理局に入れるように透さんにも来てもらってその時に見せてもらったんです!」
あん時で死覇装を記憶したんかぁ・・・・・大したもんじゃのぉ。ちなみに持っとるもんは槍にしといた。
透「ほいじゃぁ、次は俺個人の就職祝いを送ろうかねぇ」
アリシア「え?さっきデバイスあげたじゃん」
透「デバイスは他から上げられんかったし、俺が元々持っとった奴を調整して渡しただけじゃけぇ」
はやて「じゃぁ何を渡すん?」
透「それは俺の斬魄刀を渡すんよ」
なのは「えぇ?!」
シグナム「だがどーやって渡すというのだ、それに・・・・・・」
シャマル「自身のデバイスの能力を他人に渡すなんて聞いたこと無いわ」
ハルカ「クロノみたいにグレアムさんが待機状態の物を渡すのは知ってるけど」
透「そこは俺のレアスキルの出番じゃのぉ」
ヴィータ「あ?透のレアスキルって、確か『写輪眼』とかじゃなかったか?」
透「あれは言ってみりゃぁ特異体質みたいなもんなんよ、俺のレアスキルは『譲渡』」
フェイト「『譲渡』?」
透「そ、読んで字の如く相手に渡すって意味なんよ」
ユーノ「成程、そのレアスキルを使えば透のあの剣の能力を響子に渡すんだね?」
透「正確には響子のデバイスにの」
響子「・・・・・・・・・」
透「お前も前見たじゃろ?響子、アレを・・・・・・おい聞いとんのか?」
響子「・・・・・・・・・」
透「お〜〜〜い、響子さ〜ん」
響子「・・・・・・・・・」
シグナムが響子の近くに行き、顔を覗き込んで様子を確かめてみると・・・。
シグナム「・・・・・・駄目だ、気を失ってる」
全員「何でぇ!!??」
もしかして俺からプレゼントが貰えるって聞いて、嬉しさのあまり気絶したってわけじゃぁないよのぉ。
皆は気絶しとる響子を介抱する為、スペースを作ったりして結構忙しそうにしとった。
俺は気絶しとる響子からデバイスを取り、俺のデバイスを響子のデバイスにかざした。
透「・・・・・・・」
すると俺のデバイスと響子のデバイスが光り出して、光はすぐに収まった。ちょうどその時に響子も目を覚ました。
響子「う、うぅん・・・ここは・・・って、ハッ!!そうだ確か透さんからプレゼントを貰おうとして・・」
透「それならもう終わったで」
アリサ「一体いつの間にやったのよ」
透「響子が気絶しとる間にの」
ハルカ「一体何を渡したの?」
透「それは・・・・まぁ、響子が解放出来る様になってからのお楽しみじゃね」
アリサ「何よもったいぶらないで言いなさいよ!」
透「そーは「分かりました!」・・・・は?」
響子「今ここでお見せします!」
透「い、いや何言ってんのお前・・・・そんなすぐ出来るわけないやんけぇ」
響子「大丈夫です、2つのうち1つは出来ます!」
透「!!」
おいぃぃぃぃぃ!!確かに2つやったけどもね、そんな即行出来るわけないやんけぇ・・・・って言っても2つって言っとる時点でわかっとるってことなんかなぁ。
響子「行きます!!」
響子「 水天逆巻け!!『捩花』!! 」
響子が斬魄刀の解放をすると三又の槍状に変化した、ってぇもうアレを解放出来る様になったんかい!
響子「出来ました!出来ましたよ透さん!!」
透「あ、あぁ・・・・そぉやね・・・・」
もう開いた口が塞がらんようになったようなもんじゃって。
ハルカ「ちょっとアレって十三番隊の元副隊長の斬魄刀じゃないの?!」
透「え?おぉ、そーやけど」
ハルカ「もしかしてアンタ、あの子が槍と薙刀をやってるからって理由でアレを渡したんじゃ」
透「違う違う、『捩花』達が自分から申し出たんよ」
ハルカ「自分から?」
透「そ、じゃけぇ俺はあんま関係ないんよ」
俺はハルカにそう言った後、俺は響子の所に行った。
透「スゲェな、渡していきなり『捩花』を解放するなんてのぉ」
響子「ありがとうございます!」////////////
響子は俺が来たことを確認すると、急にモジモジしだした。
響子「あ、あのぉ・・・・・一緒の格好ですね・・・」/////////////
透「あ?あぁ、まぁ俺のはちょい違うんじゃけど、そうじゃねぇ」
響子「ペアルックってやつですよね?」/////////////
透「いやぁ、それはどーじゃろ」
ピクッ!
響子「それに、もらいものとはいえ同じ変わる武器ですし・・・・・」//////////////
透「まぁ・・・・ねぇ」
響子「これって、もう私達付き合ってるってことなんですかね?」/////////////
透「はぁ?!」
女性陣「それはなぁーーーーい!!!」
アリサ「アンタ、ふざけるのもいい加減にしなさいよね!!」
響子「何でですか?!私は何もふざけてませんよ!」
フェイト「で、でも透の事無視するのは・・・・」
響子「じゃぁ皆さんは透さんのこと好きじゃないんですか?!」
女性陣「・・・・・・・・」////////////
響子「言っておきますけど」
ガシッ!
いきなり響子が俺の腕に抱き着いてきた。
響子「私は透さんの事大好きですから!!」/////////////
なのは「そ、そんな・・・私だって・・・」/////////////
アリシア「私だって好きだもん!!」///////////
フェイト「わ、私だって!!」///////////
はやて「私だって同じや!!」///////////
アルフ「透はアタシんだ!!」///////////
アリサ「そんなのアタシだって!」///////////
すずか「私も!!」////////////
シグナム「私もだ!!」////////////
ヴィータ「アタシだって!!」////////////
シャマル「そうよ!!」////////////
ハルカ「言っとくけど、渡すつもりは無いから」///////////
・・・・・あぁ・・・まぁ今日は・・・というか、これまで結構波乱な日々じゃったけど、まぁこれで一応区切りはついたじゃろう・・・・・・・か?
説明 | ||
第10話 所属と譲渡 | ||
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9001 | 7804 | 13 |
コメント | ||
オーディンはギリシャ神話じゃなくて北欧神話の主神だよ。(劉戒) ほかのメンバーにも斬魂刀を譲渡したりできないかな?いろいろすごいことになる気がしますが(竜羽) すごいハーレムだ。だが、そこがいい。 ただ、なんだか中学生以上の会話のようだ。(ユウジ) |
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