神次元の外れ者(35)
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「白と黒・赤と青」

クリエ視点・プラネテューヌ

見事に私達の攻撃を避けている。強い・・・・あり得ないほど・・・・・

けどおかしい・・・・ベーちゃんが言ってたほどの被害が無い。

建物に当たってもその建物は壊れてない。それに雷は人を避けて落ちてるみたい。

これってつまり・・・・プーちゃん、ホントは暴走してないのかな?

もしそうなら、勝てるかもしれない。

デバッカが言ってた【被害が少ない場所】、最近荒地となったあそこしかない。

先ずはそこに吹っ飛ばそう。ブーちゃんの【ツェアシュテールング】あたりが妥当かな。

当てる方法、まずはそこからだけどね・・・・・

 

デバッカ視点・組織の拠点前・岩場

チータ

「来ると思ってたよ・・・・・デバッカ・・・・だがお前の要件は聞き入れないつもりだ。」

入口前でいきなりそんな事を言われた。まあ、大体は空の上を見れば解ることか。

デバッカ

「何でだ。」

チータ

「見ろ。ここまで雲がかかってるのに、プラネテューヌの外に被害は無い。つまり、アイツが自分から起こしているんだよ。」

デバッカ

「・・・・・どういう事だ。」

チータ

「アイツが無意識だからこそ、あの災害は起きた。このままいっても世界が滅ぶ程にはならないよ。

それどころか国の一つも滅びないよ。あの雷の被害もたかが知れている。待っているんだよ、俺を。」

悟ったような顔でそう言った。これは一筋縄ではいかなそうだ。

デバッカ

「このままじゃ世界が滅びるぞ。」

チータ

「いいや滅びない。賭けても良いぜ。それでも連れてくってんなら・・・・・」

 

スチャッ・・・・

 

チータは銃を構えた。・・・・倒してからという事らしい。

恐らくコイツの言うとおり、世界は滅びないのだろう。だが腑に落ちない点がある。

デバッカ

「どうしてプルルートを避けるんだ。ナンパがしたいからとか、死にそうだからとかじゃないんだろ。」

チータ

「さあ・・・・何のことやら・・・・」

コイツはいつもそうだ・・・・時々掴みどころが無い。特にこういう時は、だ。

単純そうな理由を言って納得させて、話を終わらせようとする。

事を荒立てない為に真実をけむに巻こうとするコイツと、過去の真実を知ろうとする俺・・・・

白と黒、赤と青、俺たちはどうやら対象的な所があるらしい。

デバッカ

「聞き出してやる。」

 

スラァァッ・・・ カッ!!

 

俺は双剣を構えた。それを合図に、互いに人神化をした。

チータ

「ハッ・・・やってみろよ・・・・」

 

ダッ!  ダァンッ!

 

俺は駆け、奴は撃った。俺はそれをかわし・・・・・

 

キィィンッ・・・・・・

 

互いに手に持った武器でつば競り合った。

こうして、黒を纏う赤い瞳の人神である俺と、白を纏う青い瞳の人神のコイツの決闘が始まった・・・・・

 

デバッカVSチータ

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コメント
コメント感謝!デバッカ(ビフォー)「確かにアイツの気持ちは解る。だけど、向きあわないとどうにもならない。」クリエ「だからこそ!私達が……」デ&ク「あの二人を会わせる!!!」(ヒノ)
byZ チータくん本当にプルルートが怖いのも当たり前だもんね・・・。でもプルルートが喜んで欲しいという気持ちもあある・・・。複雑だ。( Z ハデス)
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