真・恋姫無双 無限獄の外史(北郷編) |
間違いない。
あれは、蓮華だった。
北郷はさっきの女性の顔を思い返して、そう確信をした。
しかし、そうだとすると疑問が生まれる。どうして彼女は、あそこにいたのか、だ。
今までの経験で彼女が、ここにいた記憶はない。
「もしかしたら、ここは俺が知っている三國志ではないのもしれない」
それなら、今自分の置かれている状況もわかる。自分の制服がさっきの警備兵に捕られたことも頷ける。おかげで、今の自分はこの世界の住人そのものだ。
「新世界・・・か」
目を閉じて思い出す過去、繰り返される歴史と彼女達。
「ああ・・・・最高だ」
北郷は、そう確信すると笑った。
なぜ、自分はここにいる。
それが最初に思ったこと。気づけば見知らぬ場所にいた。そして、自分が何者なのかを忘れていた。
「とりあえず、歩くみるしかないか・・・」
だから、目の前に見えていた街まで歩く。情報収集かねて。
すると一人の男性が声をかけてくる。男性は自分を見ると何かに気づき、じっくり見てくる。
やがて、男性はここの警備兵らしき男に連れていかれる。でも、しばらくしてから男性は戻って来てこう言う。
「どうして、ここにいるの?」
自分は、何も言えなかった。
彼女は、墓前の前で誓いを立てた。
「蓮華。私は、二度と貴方のような犠牲を生まないために、修羅の道を進むわ。きっと、天の世界には、いけないけど、見ていてね」
彼女は・・・。
説明 | ||
第一部『理想編』 第二.五話 その二(完) 『絶世の美女と狂戦士』 |
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