緑との会合の次の日…

俺は悪徳文官たちを、評定の名目で呼び出した

「あの坊主が、急な評定とは、どういうことでしょうな？」

「さぁ、あの坊主のことだ、

ろくでもないことで呼び出したに違いなかろう」

「違いない、クックックッ」

悪徳文官AとBが、広間に向かって歩いていた

これから、自分たちがどうなるかも知らずに…

〜広間〜

そこでは、星や緑を初めとする武官や、

完全に、俺に忠誠を誓っている文官たちと

数々の悪事を働いている悪徳文官の二つに分けられていた

「それで、殿、今日は何の御用でございますかな」

悪徳文官側の一人が、俺にそう言ってきた

お前らの討伐だよ！！

まぁ、それを言ったらそこまでなんだけど…

「うむ…、近頃、町民を貧困に追いやるために様々な

悪事を働いている者がおると聞いたという話を聞いたのでな、

その件を皆で協議しようと思うてな」

「それはそれは、大変お見苦しい行動にございまして」

遠まわしにお前らの事を言ったんだけど

まだ、自分たちが行った行動に

気付かないんだな

まぁ、それなら

「その犯人を、ここに連れてきたのだ」

「おぉ、左様にございますか、それで、その犯人は何処へ」

「心配せずともよい」

そして、横に置いてあった碁石をとり

それを放り投げた

それが地面に着いた途端

（バタン）

すべての扉が開き

そこから、刀を持った武官たちが入ってきた

「無礼者！！貴様、ここが何処と知っての狼藉か」

「黙れぇい！！我らは、貴様ら悪徳文官共に

制裁を与えてやろうとしているのだ！！」

おぉ、時代劇っぽくなってきた！！

すると、とある一人の文官が近づき

「殿、こやつら、許してはおけません、斬首の刑といたしましょう！！」

「「「「そうだ、そうだ！！」」」」

その言葉を待っていたんだよねぇ〜

「そうだな、斬首とするか」

「おぉ、流石殿、公平な裁きを…」

「但し、貴様ら文官どもをだがな！」

すると、場内にいた、すべての武官たちが、文官を取り囲んだ

「殿、どういうことですか！！」

「冗談でもここまでだと許しませんよ！！」

「黙れ！！貴様らが、城壁の修理だと偽って私腹を貯めていたことも

民から税と偽って金を巻き上げていたこともすべて分かっているのだぞ！！」

「な…、しょ、証拠はあるんでしょうな！！」

そういうと

「もちろんだ、ほれ」

俺は、数十個の竹巻を取り出し

放り投げた

「こ、これは…」

今まで文官たちが行った悪事を、書いた竹巻があった

「沈黙は肯定とみなす

稟、この者たちの処罰は？」

「法と照らし合わしますと…、見せしめでの斬首、の上に

財産没収、というところでしょうか」

おぉぅ、何というか、雰囲気が冷酷だね

何の躊躇もなく、感情を含めずにそれを言いきったんだから

「ヒィィィィ、まだ死にたくねぇ！！」

するとひとりの文官が逃げ出した

「あ〜あ、稟があんなに冷静に分析するから…

まぁいいや、ほいっと」

俺は、偶々、偶々！！そこに置いてあった

槍を取ってそいつに投げた

「グハッ」（バタン）

おぉう、命中させた俺が怖い

あ、文官たちが青ざめてる

「牢に連れてゆけ、この者たちの処罰は

明日を持って執り行う、財産没収のうえ、市場での見せしめの上での斬首だ！！」

「畏まりました、この者を牢にぶち込んでおけ！！」

〜翌朝〜

すべての処理が終了し

今まで滞っていた、政務をやってると…

「失礼しますぞ！！」

「失礼するなら帰って〜」

「ほいほいと、って何でですか！！、

儂は用事があってきたんですぞ」

おぉ、よくわかったな、この新喜劇ネタw

緑はからかうには丁度イイな

「んで、何のよう？」

「あ、はい、此度の処罰にて

文官が大分減りました」

「まぁ、仕方ないでしょう…」

「ですな…、そこで」

（タッタッタ…）

「法正さん早すぎですよ〜」

「おお、スマンかったな」

恋姫で言うと、諸葛亮や、?統のような

ロリっ子？が入ってきた

「緑、この子は？」

「我ら軍師陣の期待の新星ですぞ

ほれ、永久、自己紹介せんか」

「わわわ〜、法正さん、強引すぎますよ〜

って、県令様！？

これはとんだ御無礼を」

なんか、チョット父性本能が…

「私は　姓は司馬　名は懿　字は仲達　真名は永久

法正さんの弟子でしゅ　はぅぅ」